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食品科学科より
1学期の実験(食品化学)
食品科学科では食品製造のほかに食品化学や食品微生物なども学びます。今回は1学期におこなった2,3年の食品化学の実験をまとめました。
1.器具の洗浄(4月)
実験をおこなうには正しい実験器具の洗い方をマスターする必要があります。年度初めの最初の実習では、器具の洗浄や安全な実験方法について確認します。3年生も初心に返りました。
2.希釈のしかた、ピペット類の使い方など
赤と青の色水を使って希釈のしかたやピペット類の使い方を学びました。ただしく操作できたら、きれいな色ができます。
3.ダイズのゲル化
お豆腐ができる原理を学びました。一定の温度(80℃)、一定の時間(10分)を保った豆乳にカルシウムやマグネシウムの入った試薬を入れることで固まります(ゲル化)。固まり方の違いはカルシウムやマグネシウムなどの試薬の違いです!実際に舌触りも違いますよ。
4.ペーパークロマトグラフィ(練習
色素の分離をおこなうための練習(ペーパークロマトグラフィの練習)をおこないました。コーヒーフィルターを好きな形に切って、水性サインペンで点を打ちます(スポッティング)。その後、中心部を水につけてクロマト開始。1つの色がさまざまな色に分離してびっくり!
食品と化学は関係あるの?と思われますが、食品の栄養素のことを知ったり、加工の原理を知るために化学は欠かせません!2学期も食に関する多くの実験をおこないます(*'ω'*)
<食品科学科>出前授業(免疫・食物アレルギーについて)
免疫や食物アレルギーについての出前授業をしていただきました。
日 時:令和7年3月21日(金) 6時間目
該当学年:食品科学科1年生
学習範囲:「食品製造」 食物アレルギーについて
講 師:理化学研究所 生命医科学研究センター 谷内 一郎 氏
授業の様子
食品科学科の学習で学ぶことになる「食品アレルギー」について、深く学ぶことができました。
谷内様におかれましては、食品科学科の生徒のために丁寧な授業をしていただきありがとうございました。今後の学習にも活かしていきたいと思います。
<食品科学科>北陵給食デー
3月の「北陵給食デー」を実施しました。
<概要>
昨年度から、真岡市第一学校給食センターと連携して給食メニューの考案を行っています。
食品科学科の生徒が考えたメニューが3月7日:市内小学校 4日:市内中学校にそれぞれ提供されました。
配布された給食だより
当日の写真
<食品科学科>教科「食品製造」でのキャリア教育
教科「食品製造」
学習単元:第9章食品製造の実践と企業経営 【2】品質管理【4】食品製造の実践
海外事業所にて品質管理や商品開発をされている笠巻氏から、食品メーカーでの仕事についてweb会議にて話をいただきました。
講話内容:①食品業界について ②品質管理の仕事について
③海外事業所での働きについて
笠巻様におかれましては、生徒の学習のため貴重なお話をいただきありがとうございました。今後の「品質管理」や学科の学習に繋げていきたいと思います。
<食品科学科>高校生ものづくり・ことづくりプランコンテスト2024
食品科学科の1年生が「高校生ものづくり・ことづくりプランコンテスト2024」において「アイディア賞」をいただきました。
大会HP↓
https://www.sist.ac.jp/social/monokoto/
分野:ことづくり分野
タイトル:北陵味噌のブランディングによる地域の活性化について
今年度食品科学科の学習として取り組んだ「味噌製造実習」や校外活動として地域と連携して行った「食育活動」に関わる内容となっています。
今後も多くの生徒が、学科の学習を元に様々な活動に挑戦していってほしいと思います。