校長室便り

校長室便り

身近な風景 ~正門脇の桜が開花しました!

全国では、桜の開花宣言が相次いでいますが、佐高の正門脇の桜も開花しました。

正門脇の桜(ソメイヨシノ)は、入学式の時の定番の撮影スポットです。
19日現在では、ぱっと見は咲いてませんが、よく探せば、数輪、開花しているものを見つけることが出来ました。

こんな感じです。

しかし、駐車場脇の桜は、もう少し咲いていました。一分咲きとまではいきませんが、咲いていることははっきりわかります。正門わきの桜との差は、日当たりや樹勢などの違いでしょうか。あと1週間もすれば、満開となる可能性があります。

【高2】クラスマッチ

3月18日(木)1・2限目、高校2年生のクラスマッチが行われました。
種目は、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、サッカー(男女)でした。
体育委員の企画運営で行われていました。2時間という短い時間でしたが、生徒全員がプレーしたり応援したり、楽しんでいました。2年生最後のイベントとして、思い出に残ってくれるといいなと思いました。



第2体育館:バスケットボール(男女)



第1体育館:バレーボール(男女)



校庭:サッカー(男女)

【高1】SGH成果発表会表彰式

3月16日(火)の昼休み、校長室で、SGH成果発表会(3月3日)でステージ発表した6名とポスター発表の上位5名の表彰式を行いました。


こんなふうに、一人一人に表彰しました。ステージ発表、ポスター発表ともに、素晴らしかったです。

<ステージ発表・表彰者>
・篠原彩絢
・中村そのか
・尾花彩華、加藤瞳
・小松崎寛人、関根圭汰、横塚功樹
・荒川成瑠
・笹村色織

<ポスター表彰者>
1位:尾花彩華、加藤瞳
2位:小松崎寛人、関根圭汰、横塚功樹
3位:山口敏弥
4位:小野悠人

【高校】県英語ディベート冬季大会

3月13日(土)、栃木県英語ディベート冬季大会が、Zoomを使ったオンラインで開催されました。最難関のアジアン部門で、佐野Cチームが3位佐野Aチームが5位に入賞しました。おめでとうございます!

佐野Cチーム「岡部豪太君、川俣蒼生さん、新井優平君」(2年生)


佐野Aチーム「横塚功樹君、片柳賀那さん、石塚凛花さん」(1年生)

本校からは、アジアン部門(各スピーチが5分間)に5チームPDA部門(各スピーチが3分間)に2チーム、計7チームが参加しました。

個人賞として、アジアン部門6位:新井優平君、10位:川俣蒼生さん、
PDA部門7位:大澤菜乃さん、が入賞しました。

個人賞:大澤菜乃さん(1年)川俣蒼生さん(2年)新井優平君(2年)


3位入賞した佐野Cチームは、それぞれの自宅からオンラインで参加しました。
宇高、宇東高のチームと対戦し3勝1敗で拮抗していましたが、得点数の差で3位となりました。離れていても心がつながっている3人のチームワークと、自宅でのリラックスした雰囲気の中で、力を出し切ることができたそうです。


普段はこんな風に練習しています。自分たちでジャッジをし、改善点を洗い出しています。

お昼の校内放送

12時20分頃、お昼の校内放送が流れます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、次のことを守ってください。」
この放送は、保健委員会の山本朋果さん(高2-2)が、毎日、自発的に行っています。

放送内容は、いくつかのパターンがあり、当日、何を放送するかは、山本さんが決めています。山本さんが、毎日、どんなことを考えながら放送をしているのか、聞いてみました。

保健委員会からの連絡を聞いていてくれるだけで嬉しいです。さらに、放送で伝えていることを実践してくれたら、もっと嬉しいです。」

*山本さんの放送は、いつ聞いても、耳に残るし、抵抗感なくすっと入ってくる感じがします。それは、誰かに頼まれて、しかたなくやっているのではなく、保健委員会として、みんなに伝えたい、守ってほしい、という使命感を感じるからかもしれません。本当によくやってくれているなあと、いつも感謝しています。そして、放送からは、山本さんの誠実な人柄を感じます。

これからも、校内での感染防止を徹底させるため、お昼の校内放送、頑張ってください。

【高1】課題研究 ~佐野のクリケットカフェ

3月13日(土)・14日(日)、高1の藤倉望妃さん、福地岬さんの課題研究班が、クリケットの認知度を高めることを目的として、佐野駅前に期間限定で開設されている交流拠点「クリケットカフェ」で特別メニューを提供しました。

藤倉さんと福地さん



(3月14日(日)付け「下野新聞」26面より、HP掲載許諾済)
クリケットカフェ.pdf

「クリケットのまちづくり」を課題研究のテーマにしていた2人は、「クリケットカフェ」を運営している(株)セレスポ様と連携し、自分たちで何かできることはないか、考えてきました。そして、「クリケットカフェ」に、若者や家族連れにも人気のあるメニューを用意すれば、より多くの人が集まり、佐野がクリケットのまちであることをPRできるのではないかと仮説をたてました。

そのため、SNSなどで人気のスイーツをリサーチし、昨年はやっていた「いちごあめ」とこれからブレイクしそうな「クロッフェル」(クロワッサンの生地で焼いたワッフル)を、自分たちが作って売ることを、クリケットカフェに提案しました。

そして、この提案が、今年3月で閉店となるのを前に、3月13日~15日までの3日間、実現することとなりました。なお、スイーツの製作、販売は、2人だけでは人手が足りないので、ボート部員でもある藤倉さんのチームメイト4名にも手伝ってもらうことになりました。13日は白井美咲さんと藤倉麻妃さん14日は鈴木愛理さん、堀越紅羽さんが加わりました。

13日は大雨となり客足が鈍りましたが、14日は快晴だったこともあり、2日間で100人以上のお客さんが訪れるなど、大盛況だったそうです。

いじめ・教育相談アンケート結果(3月)

月2日に実施した中高の全生徒を対象に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果について、個人情報に配慮した形で公表いたします。



本アンケートは、いじめをゼロにすることを目指すものではなく、いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるもの、であることから、その早期発見、早期対応を目的としています。
スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。

R3.3.2 いじめ・教育相談アンケート結果(中学).pdf
R3.3.2 いじめ・教育相談アンケート結果(高校).pdf
R3.3.2 いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf

今回は、「友達がいじめられていると感じた」と回答した生徒は、中1、中2、高1で、1名ずついましたので、本人や関係者などから話を聞くなど対応をしています。

*なお、今回のアンケート結果については、本HPのメニューにある「いじめ・教育相談アンケート」に収納しています。

身近な風景 ~菜の花の季節

3月14日(日)、鮮やかな黄色の「菜の花」が目につきました。ウメの花は盛りを過ぎ、菜の花の季節へと移り変わっていました。



これも、「菜の花」(アブラナ科)の仲間です。


ハナダイコン
シベリアから西アジア・ヨーロッパにかけてが原産地で、日本では江戸時代に渡来し、各地で野生化しています。


ブロッコリー
普段、食用にしているのは、花のつぼみの部分で、放っておくと、このように満開となります。


他にも、こんな花が咲いてました。


フキノトウ
食用にするフキノトウは、フキの花の芽です。花が咲いてますので、もう食用にはならないかもしれません。


トウダイグサ


カントウタンポポ


オオイヌノフグリ


ヒメオドリコソウ


種名?
→「ムスカリ」という園芸品種だそうです。このHPをご覧になった方から教えていただきました。


種名?
→これはまだわかりません!

*一月前に比べて、咲いている花の種類や量が目立って多くなってきました。
もう春まっさかり、といった感じです。

身近な風景 ~今日は啓蟄です

3月5日(金)は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫、のことです。啓蟄とは、寒さが緩んで春の陽気になってきたことで、土の中から虫たちが出てきて動き出す季節のことを指します。虫は「昆虫」という意味ではなく、蛙などを含んだ小動物全般を表しています。

冬眠から覚め、繁殖のために出てきたニホンアカガエル
(半分目を閉じて寝ていました。2月28日)

今週は、3月2日(火)と5日(金)に雨が降り、両生類の活動が活発になってきました。3月6日(土)朝、ニホンアカガエルがいた場所では、新しい卵塊が2つありました。おそらく、2日の雨の後、産卵が行われたのではないかと思います。



3月5日(金)19:30、降雨がきっかけとなり、トウキョウサンショウウオの繁殖行動も活発になりました。


3月6日(土)8:30 昨夜、オスが集まっていた場所に新しい卵嚢がありました。


この日までの産卵数は、岩盤に産み付けられている卵嚢が12、水底にあった卵嚢が23、合計35卵嚢を数えることが出来ました。ここでは、まだまだ序盤戦です。

水底にあった23卵嚢

ついでに、繁殖のために降りてきているオスを捕獲し、個体数を確認しました。

捕獲できなかったものも含めると、約40個体が産卵場に集結していました。
まさに、蟲が這い出てきた、という感じですね。この日は「啓蟄」日和だったのかもしれません。

【中3】高校へのアプローチ

3月4日(木)、今日は本校の高校教員が、中学3年生に模擬授業を行いました。

国語:横山先生


英語:川俣先生


数学:松井先生

中学3年生が、高校生になる自覚を持って、学習の方法を身に付ける良い機会となるよう、国語、数学、英語の3教科の模擬授業を一日かけて行いました。

国語では、大学入試の制度が変わったことや、評論、小説、古文、漢文など、高校で学ぶ国語について、具体的な例を示しながら、わかりやすく教えてくれました。


英語では、実際に使っている高校の英語の教科書(コミュニケーション英語)を使って、中学とどのような違いがあるのかを、実際にActivityを行うことで確かめていました。「If there were no corona viruses, what would you do? もし、コロナウイルスがなかったら、あなたは何をしますか?」という仮定法過去の例文に、それぞれが自分の答えを作り、ペアワークで発表しました。


数学では、今年度から導入された「大学入学共通テスト」では、どのような問題が出されているのか。そして、それを解くためには、どんなことを学ぶ必要があるのか、などについて、実際に問題を解きながら説明してくれました。それらを通して、松井先生が伝えたかったのは、数学って楽しいんだよ、というメッセージでした。


今日の高校の先生の授業を受けた感想を校長室掃除に来てくれた中3生に聞いてみました。

「高校では、数学が週に6回あると聞いてびっくりしました。」
「私は数学が好きなので、10回でも受けたいと思いました。」
「高校では勉強のレベルが高いことがよく分かりました。レベルが高いことを勉強するのはとても楽しみです。」
「勉強が難しくなりますが、難しいほどわかった時の喜びは大きいと思います。」
「高校の勉強についてなんとなく不安がありましたが、こういう勉強をするんだということがわかり、楽しみの方が大きくなりました。」

など、全員がとても良い体験ができた、高校で勉強するのが楽しみ、と前向きに受け止めていました。中高一貫ならではの授業であり、やってよかったと思いました。