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校長室便り
校長室便り
【中1】図書館のオリエンテーション(北堀先生)
4月21日(水)4限目、中学1年1組の「国語」の授業(北堀先生)で、図書館で本の借り方などを体験しました。
新入生に対して、毎年、国語の授業を使って、図書館のオリエンテーションを行っています。
北堀先生から、図書カードを使った本の借り方の説明がありました。
司書の神長さんからは、どこにどんな本があるかについて説明がありました。
読みたい本(一度に3冊まで)が見つかったら、カウンターで借りる手続きをしてもらいます。
「はらぺこあおむし」の英語版です。
ほとんどの生徒が、3冊借りていました。読んでみたい本が見つかってよかったですね。本校の図書館は、蔵書が3万9千冊ほどありますので、1日1冊ずつ読んだとしても、全部読み終わるには100年以上かかります。他の中学・高校の図書館と比べると、はるかに多くの蔵書があり、新しい本もどんどん入っています。
昼休みや放課後は、図書館で過ごしてみてはいかがでしょうか。
【高3】化学の授業見学(茂木先生)
4月20日(火)5限目、高校3年4組の「化学」(茂木先生)の授業を見学しました。
この時間は、HR教室でした。単元は、「電解質水溶液の化学平衡」ですが、PHの説明では簡単な演示実験を行っていました。
この時間は、HR教室でした。単元は、「電解質水溶液の化学平衡」ですが、PHの説明では簡単な演示実験を行っていました。
この単元は、計算が多いので、まずは身近なものを使って、PH(酸性、アルカリ性)について、考えさせることから始めました。
サンポール、キッチンハイター、ドメスト、ポカリスウェット、のそれぞれについて、酸性と思うか、アルカリ性と思うか、生徒に聞いてみた後、くじで指名された生徒が代表で、PH試験紙を使って、PHを調べました。
簡単な実験でしたが、これで、PHについて、ぐっと身近に感じられました。
生徒の集中力も高まってきました。
茂木先生は受験指導のベテランですが、難しい計算だけをやるのではなく、生徒のやる気を引き出す授業の工夫が随所にみられます。
生徒も、化学の授業が楽しみになるのではないかと思います。
【高2】化学基礎の授業見学(笠倉先生)
4月20日(火)4限目、高校2年2組の「化学基礎」(笠倉先生)の授業を見学しました。
単元は、「第1章 物質の構成」の中の「クロマトグラフィー」でした。この時間は、HR教室で行っていますが、教室内で、簡単なクロマトグラフィーの実験を行いました。
単元は、「第1章 物質の構成」の中の「クロマトグラフィー」でした。この時間は、HR教室で行っていますが、教室内で、簡単なクロマトグラフィーの実験を行いました。
まず、小さな濾紙に折り目を付け、水性のインクで、濾紙上に印を付けます。それを水を入れたペットボトルのキャップに入れて、そのまま放置しておくと、水が濾紙を伝わって上がってきます。
水性インクは水に溶けますので、水の上昇にともなって、インクも濾紙を上昇します。その際、インクの成分により、上昇する速度が違ってくるので、色が分かれてきます。
一つの色だと思っていたのが、実は何色かのインクがブレンドされて、目的の色になっていたことが分かります。(インクの種類によっては、色が分かれないものもありました。)
簡単な実験ですが、身近な材料で、クロマトグラフィーの原理がわかりました。
生徒も興味を持って取り組んでいました。実験に使ったペットボトルのキャップは、生徒が集めてくれたものだそうです。
笠倉先生は、毎回、授業プリントを用意してくれており、生徒に聞いてみると、とても分かりやすいそうです。
そして、毎時間の最後には、生徒は「学習振り返りシート」に授業の感想や質問などを書いて提出しています。
笠倉先生は、一人一人に簡単なコメントを付けて、次の時間に生徒に返しています。こうした丁寧な指導とともに、アットホームな楽しい授業の雰囲気は、生徒のやる気を引き出していると感じました。この調子で頑張ってください。
また、生徒の皆さんは、来週の「元素記号のテスト」頑張ってください。自分たちで決めた合格点を全員がクリアできることを期待しています。
【高1】コミュニケーション英語Ⅰの授業見学(川俣先生)
4月20日(火)3限目、高校1年1組の「コミュニケーション英語Ⅰ」(川俣先生)の授業を見学しました。単元は、Lesson1「 When Words Won't Work」(言葉が機能しない時)です。
本校の英語の授業は、英語科の先生方が作り出した「授業の流れ」に基づき、プリントに沿って進めています。このため、先生によって授業のやり方が違うということはありません。
授業は、SectionごとのGoal(目標)を定め、
1 Words& Phrases(単語とフレーズ):発音確認、日本語→英語、英語→日本語
2 Listening Quiz :本文を読んで、流れを確認
3 T or F(True or False ):本文を読んで、文章の正誤を判断
4 Grammar :重要な文法を確認
5 Q & A :ペアワークで、一方が内容に関する質問をし、もう一方が答える。
6 Reading Practice :新出単語やフレーズを使って、文章を完成させてながら読む。
という順番に進めていきます。これは、どこの学校も同じと思われるかも知れませんが、実は、本校の英語科の先生方の教材研究と試行錯誤によるもので、プリントもオリジナルです。本校生の英語力の向上は、みなさんの頑張りはもちろんですが、英語科の先生方の頑張りも大きいと思います。
5 Q&A のペアワークです。
6 Reading Practice のペアワークです。
生徒たちは、こうした授業の進め方に慣れてきたようで、非常にスムーズにペアワークが行われていました。また、川俣先生は、昨年度は中学3年生の英語の授業を担当していたので、中学生がどのような英語の授業を受けているのかを熟知しています。
高校の英語の授業に向けて、生徒の意識を変えながら、授業内容を無理なくレベルアップしていることを感じました。
【高1】数学ⅠAの授業見学(大宮先生)
4月20日(火)3限目、高校1年3,4組(2クラスを3分割、大宮先生)の「数学ⅠA」の授業を見学しました。単元は「一次不等式」。先生の説明や小テストの後、2人1組のペアになり、お互いに教え会いながら、問題を解いていきます。
ペアワークを行うことにより、分からない問題を分からないままにしておくことがなくなり、なんとかして理解しようと、知恵を出し合います。また、分かった生徒が、もう一方の生徒に解き方を説明することで、より理解が深まります。
どうしても分からないときは、先生にヒントを教えてもらいます。
解けた問題は、ペアの2人が黒板に書いて、みんなに解き方を説明します。
数学の問題を解くというと、孤独な作業をイメージしますが、授業の中では、みんなで理解しようという前向きな気持ちが感じられました。みんな、頑張っていました。
【中2】技術の授業見学(粂谷先生)
4月19日(月)6,7限目、中学2年1組の「技術」の授業見学(粂谷先生)をしました。今日が、一人一台パソコンを使う最初の時間です。パソコンのセットアップから始めます。
①セットアップが済んだら、「teams」を起動します。
↑上から3番目が「teams」のアイコンです。
②「技術2-1」のフォルダをクリックします。
③次に「課題の表示」をクリックします。
④課題が表示されました。
⑤課題に直接入力します。この時、ネットで調べたことをコピペして貼り付けることもできます。課題は、「グリーンカーテンについて調べよう」という内容です。
⑥調べたことをパワーポイントで、自分の出席番号のページに貼りつけます。
クラス全員で、一つのパワーポイントのファイルを完成させます。このように、チームで一つのファイルを作成できるところから、」teams (チームス)と呼ばれています。
⑦授業の最後に、「forms」を使って、授業の振り返りを行います。アンケートに答えるイメージです。
⑧入力すると、クラス全体の結果が自動的に集計されます。頼んでもいないのに、勝手にグラフまで作ってくれます。
⑨コメントもこのように、エクセルにまとめて表示されます。
*一人一台パソコンによって、このようなクラス全体で協働作業を行うことが出来ます。
今日は、中高の先生方も見学に来ていました。生徒も先生方も、慣れるまでは大変ですが、生徒の方が呑み込みがよさそうです。
身近な風景 ~那須岳(茶臼岳)
4月16日(金)~18日(日)にかけて、「なす高原自然の家」で中1の「ふれあい宿泊学習」が行われました。

「なす高原自然の家」から望む那須連山(4月18日10時)
「なす高原自然の家」から望む那須連山(4月18日10時)
4月18日(三日目)の活動に午前中から参加しました。この時の天気は快晴でした。
那須岳(茶臼岳)、朝日岳など、素晴らしい眺めです。
自然の家の職員の田崎さんから、ここから見える山の名前を教えていただきました。
この日は、通常はなかなか見ることができない「飯盛大滝」もよく見えました。
(上の写真で、「飯盛大滝」がどこに位置するか、確かめてみてください。)
しかし、13時頃から、雲と風が出てきて、風花(雪)が舞ってきました。
山の天気は変わりやすいです。
今回の「ふれあい宿泊学習」の目標の一つに、「自然の大切さを学ぼう」というのがありました。2日目の「オリエンテーリング」で、野外で自然を体験する予定でしたが、あいにく、2日目は暴風雨で、外出できませんでした。
そこで、退所式の挨拶では、「自然の大切さを学ぶ」という観点から、4年前(平成29年3月27日)に高校山岳部の「那須雪崩事故」が、自然の家から見える場所で起こったことを話しました。雪崩事故があったことは、ほとんどの生徒は知っていました。
(自然の家で展示されているパネル)
さらに、佐野高校山岳部は、昭和25年12月30日に、谷川岳で雪崩に遭遇し5名の尊い命が奪われています。(私が新採で佐高に赴任した際は、山岳部の顧問として毎年追悼登山に行ってました。)
人間は、科学技術の進歩等により、自然そのものを改変したり、コントロールしようとしたりしていますが、大きな自然現象の前では、無力な存在です。台風や地震などの自然災害は言うまでもありません。
人間は地球46億年の歴史の中では全くの新参者で、地球の支配者というわけではありません。地球に生きる生物の一つに過ぎないことを理解した上で、環境を守ることや、自然の大切さを学ぶことは、とても意義のあることだと思います。その延長線上に、田中正造の「真の文明」という考え方があり、SDGsの目的にもつながってくると思います。
今回の「ふれあい宿泊学習」が、「自然」について考える際のきっかけになってくれればと思っています。
【高校】野球部、春季南部地区予選
4月17日(土)、とちぎ木の花球場(栃木市総合運動公園)で、野球部の春季南部地区予選が行われました。対戦相手は、足利高校でした。
今日の試合は、今年度の新チームとしての初の公式戦だったのではないかと思います。
昨年度、3年生が引退した後は、単独チームが組めず、足利清風高校との合同チームで新人戦を戦いました。
今年度は、1年生が7名入部し、合計17名の部員となり(うち、マネージャー4名)、単独チームで出場することが出来ました。
今日のスタメンは、
1 センター:若田部君(2年)
2 ショート:佐山君(3年)
3 ピッチャー:古橋君(2年)
4 ファースト:松本君(2年)
5 ライト:阿部君(3年)
6 キャッチャー:猿橋君(2年)
7 セカンド:大門君(1年)
8 レフト:鯉沼君(3年)
9 サード:小林君(1年)
でした。
試合は、3回までは互角でしたが、4,5、7回に追加点を奪われ、結果としては9対2で敗れました。
本校の守備は手堅く、いいプレーがたくさんありました。やるべきことはできていたと感じました。
しかし、それ以上に相手の打者に力があり、強いチームでした。
今日が新チームの船出ということでしたが、いいチームになると思いました。
応援しています。
【中2】理科の授業見学(中村先生)
4月15日(木)4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。
今日の授業は、「炭酸水素ナトリウムを加熱して発生する気体の正体を探る」ことが狙いです。
今日の授業は、「炭酸水素ナトリウムを加熱して発生する気体の正体を探る」ことが狙いです。
まず、実験器具をセットし、炭酸水素ナトリウムを加熱し、発生する気体を水上置換法で、試験管に3本集めます。その気体を、①石灰水を入れる、②線香を近づける、③リトマス紙の反応、などから、気体が何かを考察します。
中村先生からは、試験管内に発生した水滴が、水であることを確かめるために、「塩化コバルト紙」を使う方法の説明が追加されました。実験道具をかたずけた後、最後にプリントをまとめます。実験の方法、結果、考察などを、工夫しながら自分の言葉で書いていきます。考察も感想ではなく、論理的になぜ、そう判断したのかが具体的に書かれています。
(↓こんな風に)
そして、プリントを提出して、授業が終了します。
ここまでの、実験の準備、実験、記録、後片付け、プリントのまとめ、という一連の作業を生徒たちは、何も言われなくとも、とてもスムーズにこなしていました。
ここまでを45分の授業の中で、きっちりできる生徒たちは、凄いと思います。
遊んでいる生徒は一人もおらず、皆集中していました。お見事でした!
その証拠に、当日提出されたプリントの一部(選んだわけではありません)を以下に紹介します。これからの授業も楽しみです。
【中学】伝統文化教室の講師の方々
附属中では、茶道や華道など、日本の伝統文化について学ぶ探究活動を行っています。
今日は、茶道の荒井佳子(宗佳)先生と、華道の清水克江(一克)先生が、学校にご挨拶にお見えになりました。

(左から、清水先生と荒井先生)
今日は、茶道の荒井佳子(宗佳)先生と、華道の清水克江(一克)先生が、学校にご挨拶にお見えになりました。
(左から、清水先生と荒井先生)
今年度の伝統文化教室は、2年生が4月20日から、1年生が5月18日から始まります。生徒たちは、とても楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
緊急情報
特にありません。
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