校長室便り

校長室便り

高3「フードデザイン」の授業見学 ~重ねカツレツ

今日のフードデザインのメニューは、「重ねカツレツ」と「みそ汁」です。
「重ねカツレツ」は、豚肉に、シソの葉・チーズ・梅干しを載せ、重ねて2つ折りにしたものを油で揚げたものです。

今回のメニューのポイントは、森戸先生によると、①豚肉に衣を付ける順番と、②揚げ具合、だそうです。
そして、忘れてはならないのが、③キャベツのせん切りですね。確か、11月中には「せん切り」の実技テストがありましたよね。



2人組のうち一人は、「キャベツのせん切り」から始めます。


そして、もう一人は、カツレツです。まずは、豚肉に塩コショウで味付けします。
味付けした豚肉の上に、シソの葉、チーズ、梅干しを載せ、二つ折りに重ねます。


次は、衣をつける作業です。順番を間違えないことがポイントでしたよね。
最初は、小麦粉です。


次は卵。


最後はパン粉です。


皆さん、手際よくやっていますね。


次は、ポイント②揚げ具合です。一応、4分ということになっていますが、火加減によっても変わりますので、きつね色に揚がった頃を見計らいます。これで、味や食感が決まります。




さて、もう一人の「みそ汁」は、どうなってるでしょうか。今日の「みそ汁」の具は、カブと油揚げです。カブは、煮過ぎないことがポイントだそうです。

最後に、味噌を入れれば、ほぼ出来上がりです。



皆さん、味には大満足でした。
今回の料理で一番難しかったところとして、「キャベツのせん切り」をあげていた生徒が多かったですね。とにかく、細く切ることが難物のようでした。
でも、全体的にずいぶん手際よくなってきたな、という印象がありました。

速報!ボートの関東大会→全国決定!

本日、関東高等学校選抜競漕大会の第2日目(準決勝、決勝)が行われ、女子舵付きクォドルプルで、「佐野A」チームが、準決勝2位、決勝3位と大健闘しました。その結果、関東大会を勝ち抜き、来年3月に行われる「全国選抜大会」出場という快挙を成し遂げました。「全国選抜大会」は、佐高のボート部創設以来「初出場」だそうです。    おめでとうございます!!

11月8日
10:30 
 男子シングルスカル(準決勝)
   → 内田君6位
11:20
 女子舵手付きクォドルプル(準決勝)
   → 佐野A(2位)  →  決勝へ
     佐野B(4位)
13:50 
    女子舵手付きクォドルプル(決勝)  
     →    佐野A(3位) →  全国へ


https://youtu.be/qG807pcLOkQ





女子舵手付きクォドルプル
「佐野高等学校A」
監督 戸田 圭一
 C       岡部 華林 (2年)
 S  松浦 はるか(2年)
3  船渡川 優衣(2年)
2  生熊 里彩 (2年)
 B     川田 有紗 (2年)

*全国選抜大会は、3月20日頃、静岡県の天竜川を会場として開催される予定です。

速報!ボートの関東大会→準決勝進出

本日、関東高等学校選抜競漕大会の第一日目(予選)が、戸田ボートコース(東京)で行われました。
女子舵付クオドルプルで「佐野A(2着)と佐野B(3着)、男子シングルスカルで「内田絃心君(3着)が、予選を通過し、明日の準決勝に進出しました。

明日の準決勝のためのリギング(艇のオールを漕ぐためのセッティングです)

女子クオドルプル「佐野A」


女子クオドルプル「佐野B」


女子シングルスカル「藤倉望妃」さん


男子ダブルスカル

【中学・高校】教育実習終了

先週末で、今年度の教育実習は終了しました。
8名の実習生の皆さん、教員目指して頑張ってください!

<実習期間2週間:10月19日~10月30日>
→尾城和樹くん、小西翔くん、出口枝里さん(3名)
<実習期間3週間:10月19日~11月6日>
→江田委織くん、包勉潔さん、古川将くん、新井龍之介くん、小倉景くん(5名)

11月6日の放課後、3週間組(5名)の実習終了に合わせて、2週間組(3名)がサプライズで集合しました。同期の実習生の絆は強いですね。

せっかくですので、全員、校長室に集まってもらい、教育実習の感想を一人ずつ話してもらいました。以下、実習生の感想や思いを紹介します。これから、教員を目指そうと考えている人は参考にしてください。

「大学では模擬授業をやっていましたが、実際に体験して初めて分かったことがたくさんありました。生徒とのコミュニケーションなど、すべてが学びでした。」

「オールイングリッシュで、こちらから主体的に話しかけることを心掛けました。簡潔で明確な指示、スピード、強弱に加え、心を込めることが大切だと思いました。また、今、目の前の子供たちが日本を創っていくことを考えると、未来への責任を感じました。」

「最初は、自分ならできると考えていましたが、うまくいきませんでした。しかし、何とか自分のやり方を通そうと思い、自分なりの授業ができたことは良かったです。実際に、教え方は一つではなく、多様であることを実感しました。」

「教える難しさを実感しました。教えるには、まずコミュニケーションが大切で、それがないと、教えることが生徒には入っていかないと思いました。徐々に生徒と話ができるようになってきて、ようやく授業を聞いてもらえるようになりました。すごく勉強になりました。」

「2週間、授業準備がすべてでした。自由にやっていいよと言われましたが、最初は担当の先生の模倣でした。でも、模倣だと自分が伝えたいことが伝わっていないことに気付きました。そこで、まず自分が何を伝えたいのかを考えるようになりました。また、授業では、単に知識を伝えるのではなく、資料を使った演習などにより、生徒に身に付けさせたい力をつけることが大切なんだと思いました。」

「人とかかわることの難しさ、大切さを感じました。また、どうすれば伝わるか、教え方が重要だと改めて感じました。」

「最初は大学で教わった通りに授業をやってみましたが、全然うまくいかず、何がいいのか全く分からなくなってしまいました。やっていても、生徒の力になっているのかなと不安でした。でも、やっているうちに、少しずつ生徒との信頼関係ができてきて、こちらの想像以上に生徒が反応してくれるようになり、感動しました。生徒の力になれる教師になりたいと思いました。」

「生徒にとって、教師の影響力はとても大きいことがわかりました。教師になれるよう頑張ります。」

*教育実習生の皆さん、お疲れさまでした。それぞれ多くのことを学んでくれたようです。教育実習は、未来の教室を支える教師を育てるため、多くの先生方のお力で成り立っています。今回の教育実習で得たものを、ぜひ未来の教室で返してくれるよう、期待しています。