校長室便り

校長室便り

【高2】主権者教育(佐野市選挙管理委員会)

3月11日(金)7限目、高校2年生を対象に「主権者教育」が行われました。佐野市選挙管理委員会の職員による講話を校長室から各教室にオンライン配信しました。


クイズ形式で出題するなど、わかりやすく説明してくださいました。


教室では、こんな風に見えていました。



高校2年生は来年度18歳となりますので、選挙権を持つことになります。
今年は、参議院議員選挙も予定されていますので、今日の主権者教育を参考にして、皆さんの一票を有効に活用してください。

【高1】「ハンセン病問題に関するシンポジウム」出演

3月27日(日)に開催される「第21回ハンセン病問題に関するシンポジウム」(人権フォーラム2022)本校生(高1)が出演します。3月2日(水)放課後、校長室に、そのことを報告に来てくれました。

左から、磯部詩葉さん、黒田紗良さん、清水健成君、坂田公希君、大山育夢君、若林仁瑛君の6名

本シンポジウムは、厚生労働省、法務省、文部科学省、全国人権擁護委員連合会の主催で、「国立ハンセン病資料館」から、オンライン開催(ライブ配信)します。


ハンセン病に関する予備知識(国立ハンセン病資料館及び佐賀県のHPより引用)

ハンセン病とは?
→ハンセン病は「らい菌」という細菌に感染することで引き起こされる感染症の一種です。かつては「癩」と呼ばれていましたが、差別的なイメージがつきまとうことから、現在はらい菌を発見したアルマウル・ハンセンにちなんで「ハンセン病」と呼ばれています。

発症の原因
→ハンセン病の原因となる「らい菌」は発症させる力が弱く、菌が体の中に入っても多くの場合は免疫機能により発症することはありません。しかし、乳幼児の時期に治療をしていないハンセン病患者に繰り返し接触した人が、免疫機能の低下により発症することがあります。栄養状態や衛生環境が悪い条件のもとでは免疫機能の低下を招くので、発症のリスクが高まります。

ハンセン病問題とは?
→ハンセン病問題とは、近代以降の国の間違ったハンセン病対策が原因で、患者、回復者およびその家族の方々の人権が侵害され、はなはだしい偏見差別にさらされた人権問題です。

隔離政策の開始
→近代以降の国のハンセン病対策は、患者の隔離を基本とするものでした。1907(明治40)年に明治40年法律第11号(通称「癩予防法」)が成立し、療養の方法がなく屋外で生活している患者(放浪患者)を療養所に隔離することが定められます。その背景として、多くのハンセン病患者が物乞いをしながら屋外で生活しており、それが「国辱」とみなされたことがあります。
 その後、1931(昭和6)年に「癩予防法」が改正され、全ての患者を本人の意思にかかわりなく強制的に隔離できるようになります。「強制隔離」はここから始まりました。
 1953(昭和28)年、「癩予防法」は「らい予防法」に改正されました。しかし、治療薬が普及しているにも関わらず強制隔離を続け、退所規定が設けられませんでした。一度療養所に入所したら一生そこから出ることができなかったのです。

患者や家族への偏見・差別
→ハンセン病患者は療養所に入所してからも、家族に迷惑をかけないようにと実名を捨て、偽名を名乗る人もいました。また療養所内では断種政策が行われていたため、結婚しても子どもを産むことが許されなかったり、家族や故郷とのつながりが途切れてしまったため、病気が治っても親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができなかったり、故郷の墓に埋葬してもらえなかったりという生活を、ハンセン病患者は長い間強いられてきました。

隔離政策の終わり
1996(平成8)年、「らい予防法」が廃止がされ、ハンセン病患者の隔離政策が終わりました。1998(平成10)年、入所者などによって、らい予防法違憲国家賠償請求訴訟が提起されました。「らい予防法」は日本国憲法に違反するものであるとして国家賠償を求める裁判を起こし、2001(平成13)年に原告の訴えを認める判決が熊本地裁から出されました。国は控訴断念を決めるとともに、患者、元患者に謝罪しました。また、佐賀県知事も療養所を訪ね、国の隔離政策に県が協力してきたことについて謝罪を行いました。
 さらに、2019(令和元)年には、ハンセン病元患者の家族に対しても、隔離政策により極めて厳しい偏見・差別が存在したことを国が認め、謝罪しました。「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律」が施行され、補償金の支給や名誉回復が図られることとなりました。

ハンセン病問題はまだ終わっていない
→約90年にもわたる誤った国の政策によって「ハンセン病は恐ろしい、治らない」という誤った認識が人々に植え付けられ、今なおハンセン病に対する偏見や差別は根強く残っています。隔離政策が終わってからも、療養所で生活をされている入所者は、すでにハンセン病は治っていても、高齢であることや後遺症による身体障害があり介護を必要とする人が多くなっていることから、療養所を出て生活することが困難になっています。また社会では今なおハンセン病に対する偏見や差別が残っているために、療養所の外で暮らすことに不安を感じている人もいます。

プログラム.pdf

このシンポジウムは、今回で第21回と、回を重ねていますが、その目的は、「ハンセン病に対する正しい理解をシンポジウムを通して深め、差別や偏見がなく、すべての人が「ともに生きる」、より良い社会づくりに貢献すること」です。

本校生6名は、シンポジウムの第1部高校生によるハンセン病回復者とそのご家族への聞き書き」の発表を行います。

6名は、「Sanoグローカルクラブ」のメンバーでもあり、高久先生から、やってみないかと声をかけられたとき、手を上げた人たちです。

1月末に、「ハンセン病の聞き書きプログラム」の講習を受け、両親と姉がハンセン病に感染し差別に苦しめられたという60代の男性を対象に、2月13日(金)と2月26日(金)、Zoomを使って2回のインタビューを行いました。それぞれ1時間半から2時間半かけて実施しました。インタビューは録画し、6人で手分けして、正確に文字に起こします。変換アプリを使えば、話言葉を文字に変換することも可能なのかもしれませんが、一言一言を聞き、そこにどんな思いが込められているかを感じながら、文字を打ち込むこと自体に価値があります。その内容をもとに、3月27日のシンポジウムで発表します。

Q1:なぜ、このプロジェクトに参加しようと思ったのですか?
→・参加すべき貴重な機会だと思って参加しました
 ・最初は軽い気持ちで、一緒にやってみるか、という気持ちでしたが、やってみて、その重要性に気がつきました。
 ・「聞き書き甲子園」というのがあり、聞き書きそのものに興味があったのがきっかけです。
 ・ハンセン病、という言葉は知っていましたが、あまりよくは知らなかったので、知的好奇心から始めました。
 ・自分は、女性問題という差別について研究していたので、差別という点で、共通するものがあるかもしれないと思い、参加しました。
 ・みんなに誘われた、というのが正直なところです。

*きっかけはちょっとしたことでもいいと思います。その結果、チャレンジしたことが大事です。

Q2:どのような話が印象的でしたか?
→・これまで、ハンセン病に関する間違った情報が、いかに広められてきたか、そして、そのことが訴訟の場で明らかになっていったこと。
 ・国のトップの判断で差別が生み出されていったこと
 ・自分が結婚するとき、家族がハンセン病であることを言えなかったこと。
 ・差別をした人には謝ってもらいたい、それで初めて救われる、という強い思い。
 ・訴訟に参加した人は500名くらいおり、訴訟の中で、やっと話す機会が与えられた。しかし、名前と顔を公表した人は10名程度であり、未だに差別が残っていること。

Q3:このプロジェクトに参加したことで、伝えたいことや学んだことは何?
→・上からの意見を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることが大事だということ。
 ・ハンセン病に関する正しい知識と人間が犯した過ち。
 ・過去から学べる人になりたい。
 ・本当に正しいかどうかを知るためには、批判的な思考力が大切だということ。
 ・周りに流されない、鵜呑みにしないために必要なことは何かということ。
 ・誰もが心の中に辛いことや嫌なことがあると思うが、そのことを聞いてくれる人がいることが大切だと思う。また、自分もそれを受け止められる人間になりたい。

*プロジェクトは、まだ途中ですが、すでに多くのことを感じたり、学んだりしているようです。3月27日の発表に向けて、頑張ってください。

PS 3月9日(水)放課後、3月27日の発表の内容や役割分担を相談していました。


身近な風景 ~桜の開花予想

3月5日(土)、この春一番の暖かさでした。もしかしたら、桜も開花?と思って、調べてみましたが、まだまだつぼみでした。東京の桜の開花予測は3月20日頃、ということですが、佐野の開花、一番乗りをウォッチングしたいと思います。


駐車場付近の桜の枝です。



職員室前の梅は、だいぶ見頃を迎えています。


梅の木の足下に咲いているホトケノザもよく見ると、複雑な造形をしています。



日向の空き地(格技場の南側)では、ナズナが満開です。

【中1】総合発表会「2030年までにできること」

3月3日(木)2限目、中学1年生の各教室では、3月22日(火)にオンラインで行われる「総合的な学習の時間」の研究発表のリハーサルを行っていました。

中学1年生は、これまで、SDGsについて調べてきましたが、今回の発表会は「生徒それぞれが住んでいる地域の環境問題の課題を、2030年までに解決する」ために、自分たちでどんなことができるかを研究しています。

<1組>






<2組>






<3組>






*自分たちで研究を進め、プレゼンも普通にできるようになってきました。1年間の成長を感じています。保護者の皆様、「オンライン発表会」お楽しみに!

【中1】「技術」の授業見学(粂谷先生)

3月3日(木)4限目、中学1年1組の「技術」の授業(粂谷先生)を見学しました。
単元は「材料と加工の技術による問題解決」ということで、日常の生活の場面で、こういう物があるといい、というニーズをまず考えます。そこで、どんな形状だと、その課題を解決できるか、という視点から、木工作品を自分で設計して、作品を制作します。

一人一人、全部違った物を制作しています。













完成した人は、自分が制作した作品の説明文を入力しています。

皆さん、だいぶ、完成に近づいているようです。

【中1】「美術」の授業見学(梅澤先生)

3月3日(木)4限目、中学1年3組の「美術」の授業(梅澤先生)を見学しました。ペットボトルと紙粘土を使った「ランプシェード」を作っていました。

1年1組と2組は、ほぼでき上がっていました。

皆さん、楽しそうに作っていました。







「いなずま」です。

「くじら」です。




美術室に展示してある「1年1組」の作品です。



同じく、「1年2組」の作品です。



*それぞれ独創的で楽しい作品ばかりですね。実際に、暗闇で点灯するとどんなふうに
見えるのか、楽しみです。

【中3】高校へのアプローチ

3月3日(木)、来年度、佐高に進学する中学3年生を対象に、数学、国語、英語の高校の先生による特別授業が行われました。高校での授業は、中学とはこんなところが違ってきますよ、ということが分かるよう、「高校へのアプローチ」と題して、ガイダンスや模擬授業を実施しました。

数学、国語、英語の3教科の授業を3年1組から3組まで、1時間ずつ、ローテーションで受講しました。

<数学:松井先生>









数学は、主観の入らない客観的・論理的な学問であり、その考え方は、これからの社会課題の解決にも不可欠であることなど、数学を学ぶ意義についても、やさしく説明してくれました。また、中学校で学んだ数学が、高校での基礎にもなっているので、中学の数学を確かなものにしておくことを、今のうちにやって欲しい、というお話がありました。生徒たちは、いままでやってきたこととつながっていることがよく分かったようでした。

<国語:青山先生>









万葉集を題材に、高校での国語ではどのように学んでいくのかを説明しました。国語では、なんとなくこうなんじゃないか、と答えを出すのではなく、論理的に考えて答えを導くことができる、という具体的な話があり、生徒たちはとても納得していました。この授業を受けて安心したという声を何人もの生徒から聞きました。

<英語:木村先生>









木村先生の授業では、シェイクスピアの作品に出てくるものを、図で表してみると、物語を理解しやすくなる体験をしました。また、鍵となる単語(Parrot)の意味が分かることで、物語が一気に見えてくることから、単語を覚えることの重要性を学びました。グループワークなどは中高共通なので、スムーズに授業を体験していました。

*「高校へのアプローチ」は、中高一貫である本校ならではの取組です。今から、高校生になることを意識して、貴重な時間を使いましょう。
生徒の皆さんは、高校入試関係で、3月4日(金)から3月8日(火)までの5連休になりますので、しっかり学習をしてください。

身近な風景 ~卒業式の生け花

3月1日(火)に実施された「卒業式」で飾られた生け花が、正面玄関に飾られています。花の名前は分かりませんが、生け花では、桃や桜が見頃を迎えていました。








桃の花?でしょうか






桜の花のようです。

他にも、こんな花が咲いていました。












【中高】Sano グローカル課題研究成果発表会

3月2日(水)10:00~14:35、「令和3年度 Sano グローカル課題研究成果発表会」を開催しました。感染症対策として、英語演習室からZoomを使って、中3、高1、高2の各教室に配信しました。

司会は、片柳賀那さん(高2年3組)と武藤玲矩君(高2年2組)です。


本日の日程です。


まずは、中学3年の代表班の発表です。


<中3:A 「ブルーギルをおいしく駆除」>



会場の高校1年生から、質問がありました。

きちんと答えることが出来ました。

<中3:B 「佐野市在住の外国人が過ごしやすくなるために」>





高校1年の教室から、Zoomで質問がありました。
質問者の納得のいく回答ができていました。

<中3:C 「食品ロスの削減について」>



ドギーバックの説明が分かりやすかったです。

高校1年の教室からの質問にも答えていました。

続いて、Sanoグローカルクラブの発表です。


<SG:① 「幼児教育の改善による男女差別の撤廃」>



会場から質問がありました。


高2の教室からも質問がありました。
いずれも、なるほどと思える回答ができていました。

<SG:② 「The method to maintain our health in the COVID-19 pandemic 
~Forewarned is forearmed ~」>



体操の実演をしています。


高校2年の教室からの質問に答えていました。

次は、高校1年の発表です。


<高1:① 「CLIL!」>



CLILは初めて聞く言葉でしたが、この班は、英語で他教科の授業をすることで、英語力が高まるかどうかを実証実験していました。

質問にも答えていました。

<高1:② 「Women Rights Matter」>



会場の中学生から質問がありました。


質問にもわかりやすく丁寧に答えていました。

<高1:③ 「Assist Their Chance 」>





発表に中で、ATCという企画を提案していました。それに対する質問もありましたが、その趣旨をうまく伝えることができていました。

<高1:④ 「痩せたいなら食べろ!」>



自分たちを被験者としてダイエット効果を確かめました。


研究の将来構想に関する質問もありました。


各教室では、こんなふうに参加していました。
以上で、午前の部は終了しました。

ここから、午後の部です。高校2年生の4班の発表があります。


<高2:① 「高校生ボランティアで災害復興促進」>



これまでの取組の経緯などを丁寧に説明してくれたので、やろうとしていることが明確に伝わってきました。



<高2:② 「もったいない」が子どもの笑顔をつくる>



校内フードドライブについて、実証実験を行いました。



<高2:③ 「透鏡(レンズ)越しのとちぎ ~イラストを用いた栃木県の宣伝について~>



実際に、佐野市の担当課とも相談していました。



<高2:④ 「余剰米でお肌つやつや計画」>



昨年度の研究を発展させています。



以上で、予定されていた発表はすべて終了です。


最後に、全体を通して、本校の「グローカル教育統括アドバイザー」の大学の先生から、講評がありました。まずは、宇都宮大学副学長 松金公正教授です。

松金先生からは、とてもよく頑張ったことを評価していただきました。そして、「次に進むために」として、具体的なアドバイスをいただきました。

①「人の力をかりる」→先輩や国、論文など、自分たちではない誰かがやっていることを最大限に活用する。
②量的な調査を心がける。→信用できるか、使う事ができるか、などを考慮する。
③先行研究の活用 →先行研究からは、ディスカッションの仕方や分析や整理の仕方なども参考にする。
④枠組み →SDGsに触れてはいるが、生かし切れていない。17の目標だけでなく、さらにその下にある169のターゲット、232の指標に落とし込めると、何をやればいいかが見えてくる。


「社会実装」という考え方を取り入れると、理想的な未来を考えることができる。

続いて、東京海洋大学の小松俊明教授です。

小松先生からは、今、君たちはとても素晴らしい体験をしている、しかし、この瞬間、ウクライナでは学ぶことすら許されない子どもたちがいることを忘れてはならない。こうした学びができる幸せを改めて感じて欲しい、という言葉がありました。
世界中を飛び回っている小松先生は、より現実的な問題として、悲しみを感じていることが伝わってきました。その上で、とても素晴らしい発表であったが、以下の点に留意するともっとよくなるというお話をいただきました。

①タイトルの付け方を工夫しよう →わかりやすいタイトルに!
②大人の力を借りよう →学校の先生はその分野の専門家ではないがファシリテーターではあるので、早い段階で自分からアドバイスしてもらおう。そうすれば、もっとよくなる。
③どうすれば実現できるか →課題研究では、現状分析が9割、その先のことが1割、というケースが多かったが、その割合が逆になるのが理想。どうすれば理想を実現できるかを考える事に時間をかけられるようにしよう。
④英語での発表 →英語で発表する場合は、どうすれば英語でも多くの人に理解してもらえるか、工夫が必要。英語で発表したということで満足してはいけない。伝える、という意味を考えて欲しい。
⑤大人の思い込みや固定観念を打破する、という発想はとても良い。
などのアドバイスをいただきました。

かなりキツイことを言われたように受け止めた人もいたと思いますが、小松先生はSGH以前から皆さんの活動を見てアドバイスしてくれていました。これまでの成果発表会で、他の講評者がどんなに厳しいことを言った時でも、小松先生は、生徒の良さを見出し、温かい言葉で励ましてくれていました。その時は、自分たちもまだまだだということはわかっていても、そう言っていただけるとなぜかほっとしました。
今回の成果発表会は、とても良い研究になったと思えるものがたくさんありました。一方、継続研究ならもっと深められたはず、彼らならこんなもんじゃないはず、と感じたものもありました。
 今回、小松先生が、皆さんがとても頑張ったことは十分認めた上で、さらなる要求を述べられたことは、生徒の皆さんのレベルが「高校生だから、これくらいでいいか」ですましてはいけない、ということを感じたのではないかと思いました。研究者として、大学生や大人に対するのと同じように、こうしたらもっとよくなる、というアドバイスをしなければ失礼だと思ってくれた結果なのではないかと思います。

個人的に、小松先生とは長いつきあいではありますが、ようやく、中学生、高校生であっても、本当に伝えなければならないことをストレートに伝えた方がいい、と思ってもらえるところまで生徒たちは成長し、かつ、自分の身内のように感じててくれているんだなあ、としみじみ感じました。
皆さんも、自分の親からはいろいろ厳しいことを言われたりしますよね。今回、ストレートにアドバイスを言ってもらえたことに、大きな意味を見出してほしいと思います。



今日の代表班の発表は、本当に素晴らしい内容だったと思います。
長い一日でしたが、学ぶものがたくさんありました。

探究することは、これから生きていく様々な場面で必要になってきます。そうした資質・能力を身につけるためのトレーニングの場としても、課題研究に取り組むことには大きなメリットがあります。また、先輩たちの中には、課題研究を通して、将来の職業や、挑戦したいこと、自分がやるべきことが見えてきた人もたくさんいます。
こうしたことに意識して取り組むことで、本校の「Sanoグローカル構想」が目指している「探究力」と「人間力」を身につけることを願っています。

【中3】アメリカの学生との国際交流会

2月28日(月)8:15~9:30、中学3年生の有志生徒22名が、コンピュータ室で、アメリカ(カリフォルニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州)の中学生・高校生・大学生、計17名と、国際交流会を行いました。

今回の国際交流会は「佐野市国際交流協会」の主催で、アメリカ(カリフォルニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州)で、日本語を学習している中学生・高校生・大学生17名と、交流を希望する附属中3年生の有志生徒22名によって、行われました。


国際交流のセッションは、全部で4つ(各15分)ありました。グループごとに、ブレイクアウトルームで会話します。
セッション1:英語のみ
セッション2:日本語のみ
終了後にグループの再編成あり
セッション3:英語のみ
セッション4:日本語のみ





会話のトピックは、
・アメリカと日本の学校生活の様子
・アメリカと日本の文化、等についてです。




*時間はあっという間に、過ぎて行ったようです。参加した生徒の感想をいくつか紹介します。

→・生まれて初めての「英語日本語交流会」だったので緊張していましたが、各グループセッションを通して、楽しい思い出となりました。会話の途中で沈黙があると自分の英語力のなさを残念に思いましたが、「もっと英語が話せるようになりたい!」という目標を見つけることができました。

→・最初は何を話せばよいか緊張していましたが、いざ始まると、みんな優しく積極的に話してくださり、時間が過ぎるのがあっという間でした。バリバリの英語かと思ったら、向こうの学生さんはジェスチャーなどを交えて、ゆっくりわかりやすく話してくれたり、外の景色をみせてくれたり、とても楽しく話すことができました。日本の「うどん」を知っていたり、お寿司や納豆が好きだと話していたことにも驚きました。

→・英語のセッションでは、相手がリードしてくれ、こちらが間違った文法で話してしまっても笑顔で頷いてくれました。一方、日本語のセッションでは、私たちが進んで話しかけることができました。あっという間の15分間で、チーム替えがすごく悲しく感じました。

身近な風景 ~花の蜜を好む鳥たち

2月26日(土)16時頃、校門近くにある満開の「枝垂れ梅」に鳥たちが群れていました。鳥は2種類いて、梅の花の蜜を吸っているようでした。

スズメより少し小さく、目のまわりが白い「メジロ」(写真、上の段2つ)と
スズメより一回り大きな「ヒヨドリ」(写真、下の段2つ)でした。

メジロ
3羽ほどが飛び交ってました。






ヒヨドリ
こちらも2~3羽がやってきています。仲間と会話するように、よく鳴いています。






鳥たちにとって、校門前の枝垂れ梅は、大好きな花の蜜がいくらでも食べられる魅力的な場所なのでしょう。近くに寄っても逃げることなく、夢中になって蜜を吸っていました。

【中3】「英語」の授業見学(廣瀬先生、クロイ先生)

2月24日(木)7限目、中学3年3組(2分割のうちの一つ)の「英語」の授業(廣瀬先生、クロイ先生)を見学しました。「3年前の自分にメッセージを伝えるスピーチをしよう」という授業でした。スピーチに対するクロイ先生との質疑応答があり、パフォーマンステストとして評価を受けました。




一人の発表時間は、クロイ先生との質疑応答の時間を含めて、2分30秒です。それを過ぎるとアラームが鳴ります。かなり緊張しますが、誰一人として恥ずかしがらずに、堂々とスピーチしていました。

























生徒は、各自、以下のような原稿を作成し、先生に文法等の添削をしてもらっています。生徒の中には、ほぼ暗記してスピーチする者もいました。






皆さん、とても素晴らしい出来映えでした。最後に、お互いの発表に拍手を送りました。3学年主任の栗原先生によると「中3でこれだけのスピーチができる生徒はそうはいない」ということでした。

中3生は、3月9日から11日にかけて、校内で「イングリッシュキャンプ」が行われますが、その中で、このスピーチの本番が予定されています。中3生の保護者の皆様には、オンラインで配信する予定ですので、楽しみにしていてください。

【中3】「理科」の授業見学(中村先生)

2月24日(木)4限目、中学3年1組の「理科」の授業(中村先生)の後半を見学しました。単元は、理科の教科書の最後となる「環境 ~自然と人間」の第2章「様々な物質の利用と人間」です。授業では、班ごとに、どのような「新素材」があるかをネットで検索し、調べたことを発表していました。







班の中で、各自が調べた新素材についての発表が終わると、中村先生から指名された3つの班が、代表で発表しました。





3人とも、わかりやすく、説得力のある説明をしてくれました。

プリントの一番下の部分に、調べたことをメモしています。


プリントも分かりやすくまとめられています。




中3生の理科の授業は、いよいよ大詰めです。このあと、高校入試やイングリッシュキャンプがありますので、理科は、あと数時間となってきました。これまで通り、最後まで、しっかり頑張りましょう。

【中2】最後の「華道」体験

2月22日(火)6.7限目、中学2年1組の「華道」体験がありました。今年度最後の「華道」の授業となりました。

今日の花材です。
旭はらん、ガーベラ、カーネーション、スイートピーの4種でした。




これは先生から100点満点をいただいた生徒の作品です。左右のバランスと広がりが完璧だそうです。


お見事でした。







皆さん、素晴らしい出来映えでした。


最後に、先生にお礼の言葉をお伝えし、今年度のすべての「華道」の授業は終わりました。
1年間、ありがとうございました。

【中1】オンラインお茶会

2月22日(火)6.7限目、中学1年生の最後の「茶道」体験がありました。本来は、お茶会で締めくくる予定でしたが、コロナの影響で、お茶室での飲み食いはできないことから、急遽、オンラインお茶会となりました。総合文化室から、茶道の先生方の「お点前」を配信し、生徒は教室で参加しました。




今日のお花は、ウメとアケボノツバキです。ちょうど今、花が咲いている植物ですね。


オンラインお茶会が始まりました。北堀先生がカメラマンです。



教室ではこんな風に見えています。


抹茶をいただくことはできませんでしたが、お菓子はすでに注文していましたので、生徒一人一人に配られました。ウメの花をかたどった餅菓子です。大変おいしくいただきました。




今日は、見て食べるだけでの「オンラインお茶会」でした。1年間の締めくくりとして、各クラスの代表から、お礼の言葉が述べられました。




先生方は、生徒の皆さんの様子を見ることができませんでしたので、どんな反応なのかとても気にされていました。しかし、生徒のお礼の言葉を聞いてくださり、名残惜しそうに、お茶会を閉じられました。
また、来年度の再会を楽しみにしています。1年間、ありがとうございました。

【中学】下野教育美術展「中央審査結果」

2月21・22日の下野新聞紙上で、下野教育美術展の中央審査結果が掲載されました。本校から24作品が出品され、4作品が金賞を受賞しました。おめでとうございます。
<金賞>
中学2年 絵画   根岸園榎さん
中学3年 絵画   山口桃佳さん
     デザイン 嶋崎碧佳さん
          山口桃佳さん
<学校賞>
栃木県PTA連合教育会会長賞
<出品者一覧>

中央審査結果.pdf

【高2】課題研究のプロモーション

2月21日(月)放課後、高校2年生の課題研究班(二つの班)が校長室を訪れ、自分たちの研究成果のプロモーションをしてくれました。自分たちの研究成果をいろいろな場面で実用化したいというアイディアを語ってくれました。
二つの班は、たまたま校長室でばったり遭遇したので、それならお互いに、一緒に話を聞こう、ということになりました。

向かって左側の男子2名は、「佐野高校のイメージキャラクターの制作」が研究テーマで、川島陸久斗君と関根大誠君(2-3)です。


彼らの研究は、鳴瀬穂乃花さん(2-4)が作成した佐野高校のイメージキャラクター(楠かえで、仮称)をモーションキャプチャーで取り込んだ人の動きに合わせて動かし、声をアフレコすることで、動画を作成できるところまで開発しました。



鳴瀬さんが作成した佐野高校のイメージキャラクターです。このキャラクターを実際の人の動きに合わせて動かすことが出来るそうです。声優をしてくれる同級生も決まっているそうです。学校説明会やHPなどでの学校のPRの際、ガイド役として使えるのではないかと提案してくれました。確かに、いろいろな可能性のあるアイディアだと思いました。


一方、向かって右側の女子は、「透鏡(レンズ)越しのとちぎのイラストを用いた栃木県の宣伝について」が研究テーマで、塩原明莉さん、島田翠さん、三田遥花さん(2-1)の3名です。



彼女たちは、自分たちで撮った写真の中に、自作のイラスト(キャラクター)を映り込ませる技術を使って、佐野市や栃木県のPRに使えないかというアイディアを紹介してくれました。

朝日森神社の鳥居の写真に、イラストの高校生が映り込んでいます。

こちらは、城山公園の写真とイラストです。

この写真にもイラストが、違和感なく映り込んでいます。

確かに、イラストのキャラクターが写真に入ることによって、観光地をより身近に感じたり、そのキャラクターの目線から見た風景をイメージできるような気もします。また、これまでは、生きたモデルが風景の中で被写体になっていることはありましたが、モデル自体も風景の一部と脳が認識してしまうと、ありきたりな風景写真になってしまいます。しかし、イラストのキャラクターは、さすがに非日常的なので、風景の中で引き立つことは間違いないでしょう。

いくつかのサンプル画像を作って、佐野市に提案したらどうかと、アドバイスしましたが、実は、すでに、佐野市の「都市ブランド推進課」を訪問し、話を聞いてもらっているそうです。その行動力はさすがです。

二つの班のプロモーションを受け、2つのテクノロジーがコラボしたら、もっと凄いことになる可能性も感じました。例えば、風景写真中のイラストのキャラクターが、動き出して、解説してくれたら凄いなと思いました。

二つの班のさらに具体的な取組内容やアイディアなどは、また、改めて別の機会に紹介したいと思います。

ところで、今日の生徒たちのプロモーションを聞いていて、感じたことを話したいと思います。たまたま二つの班ともに、デジタルツールを使いこなし、アートとコラボして、学校や地域の魅力を発信していこうとしています。

このことは、今、教育の世界で最も注目されている「STEAM教育」そのものではないかと思いました。STEAM教育とは、S(Science  科学)、T(Technology  技術)、E(Engineering 工学)、A(Arts  芸術・教養)、M(Mathematics  数学)の5つの頭文字をつなげた言葉で、実社会での様々な課題は、単独の分野だけでなく、いろいろな分野が関わっています。こうした教科横断的な学びが、多様な能力を育成する上で不可欠とされており、そのほうがワクワクすることが多いのではないかと思います。

本校生は、すでに「STEAM教育」に取り組んでいると言っても過言ではありませんが、本県でも、来年度は、本格的に「STEAM教育」を推進していきますので、本校でも、さらに充実させていきたいと考えています。イメージとしては、例えば、これまで取り組んでいる課題研究に、ICTと何か(STEAM)とをコラボさせ、教科横断的な学びになるようにしたいと考えています。
今回、プロモーションしてくれた二つの班の研究は、まさに、「ICTとアートをコラボし課題解決につなげる」というSTEAM教育の目指す方向性を示していると思います。

それなら、「自分たちもSTEAMしてるよ!」、「うちらの研究もSTEAMなんじゃね」という研究班があったら、是非、校長室まで来てください。どんどん紹介していきたいと思います。チャレンジャーを待っています。

(参考)
お隣の群馬県の広報誌「ぐんま広報」2月号で、「STEAM教育」が特集されていました。群馬県の「知事戦略部メディアプロモーション課」の了解を得て、以下にリンクを張りましたので、参考までにご覧ください。
「ぐんま広報」2月号

 

【高1】「英語表現Ⅰ」の授業見学(川俣、大和、大嶋)

2月21日(月)5限目、高校1年3,4組の「英語表現Ⅰ」の授業(川俣先生、大和先生、大嶋先生)を見学しました。3学期の英表は、SDGsに関連する文章を読み、そのテーマに関してディスカッションを行っています。そこで、パフォーマンステストとして、「SDGsを呼びかけるCM」をつくりました。今日は、その発表会が一斉に行われました。

CMは、2人もしくは3人で作成し、全員が必ず英語でお互いにやりとりをします。
内容は、「現状の課題」「解決策(=提言)」の2つを必ず含めることがルールです。生徒同士でも「内容」「話し方/表現力」の観点から評価を行いました。

その様子の一部を紹介します。
























身近な風景 ~トウキョウサンショウウオの卵嚢②

2月20日(日)今日までに産卵した卵嚢数をカウントしました。2月16・17日が産卵の最初のピークで、合計36卵嚢ありました。例年より若干早い産卵のピークです。2月10日から14日にかけての降水がきっかけになったようです。

2月17日の夜の様子


2月17日の夜に産卵された卵嚢 →これが今日20日にはパンパンに膨れていました。


2月20日(日)に確認した全卵嚢


発生が進んでいるのは、1月16日に産卵された卵嚢。他は、2月16日か17日に産卵

2月16日か17日に産卵された卵嚢




卵嚢の膨らみ具合から2月18日産卵と推定


これらは、2月18日と19日に産卵されたと推定

身近な風景 ~早春の花図鑑

2月19日(土)早春の校庭に咲く花の主役は、何といっても梅でしょう。しかし、梅だけでなく、ひっそりと野草の花も咲いています。気づかないうちに、春は少しずつ着実に進行しています。

梅の花図鑑

校庭の紅梅です。三分咲きくらいです。




校庭の白梅です。一分咲きくらいです。




校門を入ってすぐの枝垂れ梅です。満開に近いです。



職員室前の梅の古木です。まだ、すべてつぼみです。



天神様の鳥居の両側の紅白梅です。特定の木のみ咲いています。卒業式(3月1日)くらいには、参道沿いの梅がすべて咲いているのではないかと思います。







こちらは、野草の花図鑑です。なんという植物かわかりますか?

生徒の皆さんで、もし全部分かった人は、校長室まで来てください。
全問正解していたら賞品を差し上げます。