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校長室便り
校長室便り
【高2】田中美怜さん、ダンス留学へ
5月5日(木)、高校2年4組の田中美怜さんは、ドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」の二次審査(最終審査)に向けて、一人で旅立ちます。
ドレスデン・パルッカ・ダンス大学は、ドイツで唯一の私立バレエ大学で、いわゆるクラシックバレエだけでなく、「コンテンポラリー・モダン」ダンスに力を入れている大学だそうです。
5月7日と8日の2日間かけて、二次審査が行われ、全世界から集まる挑戦者の中から、大学への入学を許可される約20名を決定します。一次審査は、3月中旬にビデオ審査で行われ、4月9日に合格の通知が届いたそうです。(ここで、数百名の中から、数十名に絞られました)
実は、田中さんは、4月9日から16日までの1週間、ベルギーの「モザ バレエスクール」のオーディションも受けており、オーディション終了時点で「あなたは合格」と言われたそうです。
つまり、田中さんは、ベルギーの「モザ バレエスクール」には合格しており、これから挑戦するドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」に合格すればドイツへ、合格できなかった場合はベルギーへと、ダンスで9月から留学することは決まっています。
田中さんは、4歳の頃から、佐野市内の「ロシアバレエスタジオ」でバレエを習い始めました。将来は、ヨーロッパなどのバレエ団のダンサーとして仕事をしたい、という夢を持っており、そのために、英語教育に定評がある「佐高附属中」に入学したそうです。
そして、中学3年の12月、「ジャパン・バレエ・コンペティション(JBC)」のグランド チャンピオンシップ2020に出場し、モダンダンス中1~3男女部門で1位となりました。
さらに、数々の審査員特別賞を受賞した他、全部門の中からただ一人、「JBC奨学金グランプリ」に選ばれ、奨学金200万円を獲得しました。今回の留学もこの奨学金をもとに計画されています。その時のダンスがユーチューブで公開されていますので、以下に紹介します。
JBC奨学金グランプリ 田中 美怜
このことを5月2日(月)に校長室で田中さんから聞いた時、(田中さんはこれまで自分からダンスのことを周囲に自慢したりすることは一切ありませんでした)、実は、日本のバレエ界(特に、コンテンポラリー・モダンダンス)で、とても期待されている若手の実力者の一人であることが初めてわかりました。
そして、それ以上に凄いなと思ったのは、本当に一人で、ドイツまでオーディションを受けに行ってくることです。4月のベルギーのオーディションは、山形の高校生と羽田でおち合って2人で一緒に行ったそうですが、たいていは英語で通じるので、これなら一人でも行けるなと思ったそうです。
不安はないのか聞いてみると、自分がどうしてもやりたいことをやるためなので、不安よりも期待の方がはるかに大きいそうです。(ちなみに、ワクチンを3回打っていて、現地で陰性が確認できれば、今は待機期間なく入国できるそうです。)
バレエの実力に加えて、この行動力には全く頭が下がります。(こんな凄い生徒が佐高にいたんですね。)
今は、ドイツでのオーディションがうまくいくことと、道中の無事を心から祈っています。
【高校】ボート部「戸田レガッタ」出場!
5月3日(火)から4日(水)にかけて、本校ボート部は、埼玉県戸田市「戸田公園漕艇場」で開催された「第72回戸田レガッタ」に出場しました。レガッタとは、オールを使ったボートの競技大会のことです。
「戸田レガッタ」は、今回で72回となる歴史のある大会で、埼玉県ボート協会が主催しています。全国高校総体(インターハイ)や国体とは異なり、高校や大学、一般などでエントリーしたチームが出場する大会です。
しかし、関東の力のある高校はほとんど参加していますので、実質的に、強豪ひしめく関東大会の前哨戦のような競技大会となっており、関東や全国で通用するかの「腕試し」にもなっています。
さて、今回の「戸田レガッタ」では、佐高勢が大活躍しました。
上の写真で、決勝A組の4レーン(下から2番目)で出艇した「女子ダブルスカル」の藤倉・堀越組が、エントリー18艇の中で「準優勝」しました。おめでとうございます。優勝した浦和第一女子高には1秒差(艇の1/3程度の差)まで迫りました。また、決勝B組で、福地・高瀬組も7位と健闘しました。
(注)この大会では、予選のタイムで決勝の組がAから順に振り分けられ、その組の中で順位決定戦が行われます。
また、「女子シングルスカル」の藤倉さんも、19艇中、決勝B組で9位、
「男子シングルスカル」の青木君も、34艇中、決勝C組で13位と健闘しました。
「男子ダブルスカル」の船田君、清水君も実戦の経験を積むことが出来ました。
さらに、本校ボート部顧問の増田萌先生が、「わたらせRC」というクラブチームから「女子シングルスカル」に出場しました。
上の写真の第5レーン(一番手前)から出艇しました。増田先生は、12艇中1位、つまり「優勝」しました。おめでとうございます!素晴らしい快挙です。増田先生は、国体でも活躍が期待されています。
*今回の「戸田レガッタ」出場は、自分がどれくらい通用するのか「腕試し」でもありましたが、それぞれ、大きな自信や成果を得たり、自分なりの課題を見つけたりできたようです。
次なる大会や目標を目指して、頑張ってください。応援しています。
【高校】県高校総体「ボート競技」下野新聞掲載!
5月1日(日)付けの下野新聞9面に、4月30日(土)に渡良瀬川特設会場で行われた県高校総体「ボート競技大会」の結果が掲載されましたので、紹介します。(下野新聞のHP掲載許可取得済み)

ボート 県総体 下野(2022.5.1).pdf
ボート 県総体 下野(2022.5.1).pdf
【中高】吹奏楽部定期演奏会の舞台裏
5月1日(日)、第14回吹奏楽部定期演奏会が開催されました。ここでは、演奏会の舞台裏の表情の一端を垣間見ましょう。

12時20分、この時点で開場を待つ長い列ができていました。
12時20分、この時点で開場を待つ長い列ができていました。
その頃、ステージ上では、本番の最終チェックと写真撮影が行われていました。
2階席から集合写真を撮っています。
楽器を持ち上げたり、思い思いのポーズをとっています。そんな中でも、後ろの子が隠れてしまわないか、気配りは忘れません。
副顧問の先生方にも丁寧に挨拶してくれました。
OB/OGもたくさん来てくれ、緊張感の中にもこれから始まる演奏会を楽しもうという余裕も感じられました。
そして、入り口ではお客様を迎える準備が着々と進んでいました。先生方だけでなく、ここでもOB・OGが活躍していました。
同窓会からのお花も見事です。ありがとうございました。
13時ちょうどに、開場しました。一番乗りの方が入って来られました。
お客様が続々と入って来られます。一人一人、検温をしてから入っていただいています。
お客様には、ホールで座った座席を帰りに報告してもらうカードを一人一枚ずつ配りました。もし、感染者が出た際に、近くに誰が座っていたのか、わかるようにするためです。
先生方や生徒、卒業生もたくさん来てくれました。
配付したパンフレットの残数から、おおよそ500数十名程度の来場者があったそうです。
開演前の緊張する瞬間です。この直後に、校長挨拶の声がかかりました。ちょっと油断してました。
そして、演奏会が始まり、大成功の裡に終了しました。ここは、本編の記事をご覧ください。
素晴らしい演奏会でした!
演奏会からお帰りになるお客様をお見送りする部員たちは、笑顔の中に、時折、涙が混じっていました。
こうして、私も会場を後にしました。中高の吹奏楽部員、そして、OB・OGたちによる青春のエネルギーを感じました。外はかなりの雨でしたが、車まで濡れていくことに何の躊躇もありませんでした。今日まで、お疲れさまでした。素晴らしい一日だったことをここに記録しておきます。
【高校】高校総体兼関東大会予選「ラグビーフットボール競技」
4月30日(土)、高校総体兼関東大会予選の1回戦が、県総合運動公園で行われました。本校は、合同チーム(宇工、足大附、佐高)で参加し、國學院栃木高と対戦しました。全国レベルの強豪校相手に、キャプテンの岩上航君のワントライを含む2トライを奪う大健闘を見せてくれました。試合は14対57で敗れましたが、素晴らしい試合でした。
「対國栃の試合は、50点以上取られ負けてしまいましたが、前半は鋭い出足から航が狙い通りのインターセプトでトライ、後半はFWがしつこく繋いで合計2トライをあげることができました。選手たちは國栃相手に、最後まで諦めない素晴らしい試合をしてくれました。」(以上、石井先生のTwitterより転載しました)
【高校】県高校総体「ボート競技大会」
4月30日(土)、渡良瀬川特設コースで、「令和4年度 栃木県高等学校総合体育大会ボート競技大会」が開催されました。昨夜までの大雨と強風は収まり、快晴の中、競技が行われました。
今日は、風や波のない絶好のコンディションです。
<男子シングルスカル>
・青木瑛久君(3-3):1位
<女子シングルスカル>
・藤倉麻妃さん(3-2):1位
<男子ダブルスカル>
・清水雅裕君(2-4)、船田佳祐君(2-2):1位
<女子ダブルスカル>
・藤倉望妃さん(3-3)、*堀越紅羽さん(3-3)
*堀越さん欠場のため、今年度、新採用で着任した増田萌先生が堀越さんの替わりに出場してくれました。そのため、今回は参考記録となります。
左から増田萌先生、藤倉望妃さん。急なことでしたが、二人の息はぴったり合っていました。
渾身の力を振り絞り、ゴール後に倒れこむ増田先生。お疲れさまでした。
<女子クォドルプル>
・黒尾茉莉さん(1-2)
・福地琴美さん(2-1)
・高瀬綾乃さん(2-2)
・永田さやさん(1-3)
・坂本妃織さん(1-4)
早期入部していた1年生が入ったチームですが、佐野東高の3年生チームに僅差に迫りました。今回、指導に来てくれていた本校OBで、オリンピック選手の蔵田さんからも、「このチームは伸びるね。これからが楽しみ。」という言葉をいただきました。
<表彰式>
表彰式前のひと時。かなりテンション高めです。
本日出艇した選手等
*最後に、部長の藤倉望妃さんが、今日の試合の振り返りと抱負を語ってくれました。
「今日の試合は、それぞれが日頃の練習の成果を発揮できていたと思います。いい腕試しになりました。この結果を一つのステップとして、インターハイや国体を目指して、頑張ります。」
*ボートが専門の増田萌先生を顧問に迎え、ますます活気に満ちたボート部の今後の活躍を期待しています。
【中高】「ももクロプロジェクト」動き出しました!
4月28日(木)放課後、校長室で、石塚凜花さん(高3-4)と石塚彩花さん(中3-1)が、栃木県のデジタル戦略課、佐野市の広報ブランド推進課の担当者とオンライン会議を行いました。
6月17日に、佐野市文化会館で「ももいろクローバーZライブツアー」が開催されるので、そこに来てくれるお客さんに佐野市の魅力を知ってもらうため、二人が考えたイベント企画の実現に向けて相談しました。
栃木県のデジタル戦略課は、ICTなどの専門家集団で、例えば、スタンプラリーもハンコを手で押すのではなく、現地でスマホでQRコードをかざせば、プレミアムスタンプが押せる仕組みなどをいっしょに考えてくれたりします。そうしたバックアップを受けながら、佐野市のブランド推進課のブランド戦略係と、企画の実現に向けて、動いていくことを確認しました。
一方、石塚さんたちは、自分たちの企画をプレゼンするとともに、県や市からの質問にも的確に答えていました。そのため、実際に何を目指していくか、ターゲットをしぼることができました。次回は、5月9日(月)に、関係者が佐高に集まり、対面で打合せを行うことになりました。
石塚さんたちによると、次回までに一緒にやってくれる仲間を募集し、やれることをどんどん進めていくそうです。
このプロジェクトは、中高生が佐野市に直接貢献することができる、またとないチャンスだと思います。学校もできることはサポートしていきます。
我こそはと思う人は、一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?
【高校】「サッカー部」高校総体県予選1回戦突破!
4月28日(木)昼休み、サッカー部の部長、岡本大輝君(3-3)と副部長の橋本晃樹君(3-3)が校長室に、1回戦の報告に来てくれました。
サッカー部は、4月23日(土)に行われた高校総体県予選の1回戦で、強敵の宇都宮南高に1-0で勝利し、明日29日(祝)に行われる2回戦(対宇都宮高)に進出しました。
Q1:1回戦の勝因は何でしたか?
→「宇都宮南高に勝てたことはとても嬉しかったです。相手もまさか負けるとは思っていなかったので、びっくりしていました。宇都宮南高とは、1月の新人戦で戦い、1-4で敗れていたので、マネージャーが撮影していた試合の映像を部員全員で何度も見て、対策を立てたことが役に立ちました。」
Q2:今のチームの特徴(良さ)は何ですか?
→「皆、元気いっぱいで、先輩と後輩が何でも言い合えることが特徴だと思います。その中で、対戦相手の分析や戦略が生まれ、勝利にも貢献できました。」
Q3:次の対戦にはどのように臨みますか?
→「宇都宮高校とはまだ一度も対戦していませんが、宇都宮南高も宇都宮高もリーグ戦の2部リーグに所属している強敵です。(佐高は3部リーグの下の方とのこと)宇都宮南高には初めて自分たちの力で勝てたので、この勢いでプレーを変えずに頑張りたいです。」
Q4:目標とかはありますか?
→「とりあえず、1つ1つ勝っていきたいです。」
*話を聞いてみると、強敵に勝てたのは、相手チームの研究を怠らず、地道に力をつけた結果であることがよくわかりました。明日の宇都宮高戦も頑張ってください。
応援しています。
【中3】学活の見学(富永、粂谷、久保)
4月27日(水)7限目、中学3年生の各クラスの「学活」の時間を見学しました。どのクラスも学級目標づくりを行っていました。
<3年1組>

3年1組の様子。まずは、班ごとにアイディアを出し合いました。
<3年1組>
3年1組の様子。まずは、班ごとにアイディアを出し合いました。
各班から出されたアイディアを最後は顔を伏せた状態で、気に入った学級目標に挙手することで選びました。
<3年2組>
こちらも最後は、挙手で決めました。
<3年3組>
3組も学級目標が決まりました。また、応援歌を考えてきた生徒もいて盛り上がっていました。
3クラスとも、35文字の学級目標を考えていました。一人一文字を担当して全員で一つの目標を完成させるという形式が大人気でした。また、学級目標がクラスの団結のために重要であると考えており、終始、真剣に取り組んでいました。最後は、皆、やり遂げた、という達成感に包まれていました。
【中1】中庭の清掃
4月27日(水)清掃の時間、中庭は中学1年生の各クラスから集まった清掃班が、とても一生懸命に草むしりなどの仕事をしていました。
皆さんのお陰で、中庭はとてもきれいになっています。
【中1】理科の授業見学(中村先生)
4月26日(火)3・4限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物やそこで見つけた動物などの「生き物マップ」を作っていました。

「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。
「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。
生徒たちは、班ごとに校庭内の植物を見つけ、資料集で名前を調べて、プリントの地図上にマッピングしていきます。ある班では、17種類の植物を記載していました。
ここでは、何の植物を見ているのでしょうか?
クチナシの木の根元に生えていた「ユウガオ」を見つけました。
ここでも生徒が集まっています。
まずは、ツツジです。ちょうど満開ですね。
そして、カタバミ
ハハコグサです。よく見ていますね。
ここは何を記録しているのでしょうか。
タンポポが生えていました。
広いグランドで調べている生徒たちもいました。
ヒメジョオンです。
綿毛が生えているこの植物は何でしょうか?
いろいろな場所で、調査が進んでいました。
この班は、タンポポに注目しています。
校庭のタンポポは、一見すると、どれも同じタンポポに見えますが、この班はさらに追求しています。花の裏側を見ると総苞がぴったりくっついているタイプは、在来種とされています。
しかし、このタンポポは、総苞が反り返っているので、明らかに外来種です。
つまり、タンポポの在来種と外来種が、校庭内でどのように分布しているかに注目していました。目の付け所が素晴らしいです。毎年、生き物マップの授業を見てきましたが、私の記憶では、このような視点から調査しているのを初めて見ました。
何気なく生えている植物には、なぜそこに生えているか、何らかの理由があるはずです。その関係性を調べる、という研究は、とても奥が深いと思いました。
今回のフィールドワークで、どんなことが分かったのか、発表する機会があるなら、聞いてみたいと思いました。皆さん、とても熱心に取り組んでいたのが印象的でした。
【中3】「シンカゼミ」班別活動
4月23日(土)宿泊学習2日目、シンカゼミの班別活動の様子を見学しました。
4月22~23日の「シンカゼミフィールドワーク」では、中3の「シンカゼミ」の一環として、地域の課題(栃木県)を発見し、その課題を解決するためのアイディアについて考えました。
そのため、1日目には、栃木県の総合政策部総合政策課の職員から、地方創生に関するお話をお聞きしました。
それを踏まえて、生徒たちには「これからの栃木県をもっと元気にしていくために」として、企画を考えるミッションが出されました。さらに、素晴らしい企画は、栃木県知事にプレゼンして採用してもらおう、ということになりました。栃木県の総合政策課も中学生がどんなことを考えてくれるのか、とても期待しているそうです。
生徒たちは、KJ法などを駆使して、様々なアイディアを出し、班ごとに考えをまとめていました。
まだ完成はしていませんが、あっと驚くような企画がでてくるのを楽しみにしています。目指せ「知事にプレゼン!」
身近な風景 ~那須の自然②
4月23日(土)、中3の宿泊学習で、再び「なす自然の家」を訪れました。1週間前の中1の宿泊学習と比べて、明らかに季節は進んでいました。那須でも、気温は20℃を軽く越えていました。

お天気は快晴でした。
お天気は快晴でした。
1週間前は、あまり発生が進んでいなかった「ヤマアカガエル」の卵は、すでに「尾芽胚」のステージに達していました。
この段階の幼生を見つけた場合、アカガエルの幼生、というところまではわかりますが、これだけを見て、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、判別は難しいです。幼生を育ててみて、歯の生え方などを顕微鏡を使って調べるとわかります。
ちなみに、そこまで調べようという人は、めったにいないです。(私もやりません)
【中2】道徳の授業見学(廣瀬先生)
4月22日(金)3限目、中学2年3組の「道徳」の授業(廣瀬先生)を見学しました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。
この単元は、テニス部の中に、優勝を目指して妥協を許さず練習に命を懸ける「白石君」と、テニス部にそこまで求めてなくて、みんなで楽しくやれればいいという「木戸君」達の間で起こった「テニス部の危機」をどう解決したらよいかを考える、といった内容でした。
授業では、それぞれの考え方や立場を整理し、それではどうしたらよいかを班ごとで考える、という形で進められました。
考えがまとまった班から発表していきます。
各班からは、「部員全員の意見を聞く。意見を伝え合う。人の意見を受け止める心もとう。」という意見や「白石君には退部してもらう。追放。」という極端な意見、「普段は楽しい練習、試合前には厳しい練習を行う」など、さまざまな意見が出てきました。
そうした考えを受けて、自分とは違う考えの人には出て行ってもらうという考えだと、「よりよい集団」にはならないのではないか、といった考えもだされました。
頭の中だけで考えるのと、実際にそういったことが起こった時にどうするのかは、別なのかもしれませんが、まず、みんなの考えを聞くことが、第一歩だと思います。
また、こうした問題には、最初から決まっている正解というのはありません。
しかし、問題解決のために、相手のことを思いやりながら、自由に意見を言い合うこと、言い合える雰囲気は大切だと思います。そうした中でこそ、解決への道筋が見えてくるかもしれません。
今回見学した道徳の授業では、そういうことが出来ていたので素晴らしいと思いました。今後も、様々なテーマで、活発な議論が起こり、そこから学んでくれることを期待しています。
【中2】理科の授業見学(中村先生)
4月22日(金)3・4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「どら焼きの生地が膨らむ理由を探る」というテーマで、どら焼きの生地に含まれている「炭酸水素ナトリウム」を加熱して変化を観察する実験を行いました。今年度、初めての実験ということで、緊張した面持ちて、実験が始まりました。

まずは、実験のポイントを説明しました。炭酸水素ナトリウムの入った試験管を熱するときの角度が、特に重要です。
まずは、実験のポイントを説明しました。炭酸水素ナトリウムの入った試験管を熱するときの角度が、特に重要です。
安全に関することについて、しっかりと注意点を確認していました。
各班で、誰が何を持ってくるかなどを相談しています。ここから先は、すべて生徒が自分たちで実験を進めます。
炭酸水素ナトリウムを熱すると、水滴と気体が発生しています。
発生した気体を水中置換で、試験管内に集めます。ここまでが実験の第一段階です。
発生した気体が何なのか、いろいろな方法で調べます。ここからが、実験の第二段階です。まず、火のついた線香を入れるとどうなるでしょうか?
火は消えてしまいました。
この他、石灰水を入れてみたり、塩化コバルト紙やフェノールフタレイン溶液を使ってみたりしていました。
最後の段階は、今日の実験についてレポートを作成します。どのような実験をして、どんな結果が得られたか、そこからどんな結論を導き出し、「どら焼きの生地を加熱するとなぜ膨らむのか」という問いの答えを導き出します。ここも、生徒の腕の見せ所です。
それぞれ、わかりやすい工夫したレポートを作成していました。
絵が得意な生徒もいます。
まだ作成途中でしたが、努力の跡を感じました。ただし、これが正解、というものはありません。レポートに求められている内容を他の人、あるいは後から自分が読んだ時、なるほどと納得できるものであれば合格です。このことは、将来、大学などで書く研究論文に求められているものと同じです。特に、論理的に結論を導き出すことが重要です。レポート作成は、論理的な思考力を付けるのに、とても有効だと思います。
今日の実験そのものは、どの班もしっかりできていました。後は、最終的に、どんなレポートに仕上がったのか、楽しみです。
【高1】下野新聞「読者登壇」に作品掲載
下野新聞読者登壇のカットに、高校1年3組の山口桃佳さん(美術部)の作品が、4月19日から4月25日まで掲載されています。
【高校】男子バスケットボール部の練習見学
4月22日(金)放課後、男子バスケットボール部の練習を見学しました。マネージャー6名を入れると、全部で30名の大所帯でした。
男子バスケットボール部は、中学の高木先生の指導の下、めきめきと力を付けてきました。昨年度は、県ベスト8まで、昇り詰めました。今年度も、活気に満ちた練習をしていました。
部長の中島君(3-3)と副部長の藤原君(3-1)に話を聞きました。
Q1:今年のチームの特徴はどんなところにありますか。
→「試合中、よく声が出ていることだと思います。どんな時でもコミュニケーションができることが強みです。」
Q2:今年度の目標は何ですか。
→「昨年度、ベスト8だったチームと比べると、大柄な生徒は少ないですが、身体能力は高いと思います。まずは、先輩たちと同じくベスト8をめざし、さらに、その上を狙っています。今、チームはやる気に満ちていて、盛り上がっています。」
*チームの雰囲気はすごくいいと感じました。部長の明るくきさくなキャラクターが、チームの良さを引き出していると思います。そして、しっかり者の副部長が全体を良く支えてくれている、という印象を持ちました。今週末の白鴎足利高、GW中の宇都宮高との練習試合を経て、5月7日(土)の関東大会予選が公式戦の初戦とのことです。ポテンシャルはとても高いと思いますので、力を発揮できることを祈っています。頑張ってください。
【高校】バレーボール部の練習見学
4月22日(金)放課後、女子バレーボール部の練習を見学しました。今年のバレー部は強くなった、その理由を探ってみました。
4/16(土)・4/17(日)の2日間、南部支部地区春季大会では3回戦まで勝ち進みました。去年は、確か、歴史的な1勝を上げたことが話題となりましたが、いきなり3回戦とはびっくりしました。
1回戦 対 小山西 2-0 勝利
2回戦 対 白鴎足利 2-0 勝利
3回戦 対 小山南 0-2 敗北
そこで、部長の藤掛さん(3-4)と副部長の岡田さん(3-2)に、強くなった秘密を聞かせてもらいました。
(左から、副部長の岡田さん、部長の藤掛さん)
Q1:今年、突然強くなったのはどうしてですか?
→「みんなで話し合って、ポジションを変えたことが大きいです。リベロの長島さんをセッターに抜擢しました。長島さんはサーブが得意なのですがリベロはサーブが打てませんでした。セッターになったことで、サーブが打てるようになり、大きな得点源になりました。一方、セッターだった藤掛さんは背が高いので得意なブロックができるようになり、勝利に貢献できるようになりました。つまり、ポジションを変えることで、一挙にサーブとブロックの攻撃力が増加しました。また、チームの雰囲気が良く、明るく楽しく仲が良いことが力を出せる原動力だと思います。」
Q2:今年度の目標は何ですか?
→「今回の大会は南部地区大会だったので、まずは県大会での1勝を上げたいです。また、相手がどんなに強敵であっても、あきらめずに明るく楽しくプレーすることです。強い相手と戦えることを楽しめるようになりたいです。」
*インタビュー中、部長と副部長の強い絆と自信が感じられました。上の写真の笑顔がすべてを物語っていました。5月3日からの総体予選、頑張ってください。応援しています。
【高校】ラグビーフットボール部の練習見学
4月21日(木)放課後、ラグビー部の練習を見学しました。ラグビーが好きな生徒たちが集まり、プレーを楽しんでいる様子が伝わってきました。
整理運動も重要ですね。
最後は石井先生からのお話です。
部長の岩上航くん(3-2)と副部長の寺内音和さん(2-4)です。
去年の11月から、新体制でスタートしています。部活動のモットーは、うまいプレーができるようになることで、全員がラグビーの楽しさを感じられるようにしたい、ということだそうです。また、バックス(フォワードの後ろ)タイプがほとんどなので、少ないタッチでトライにつなげられるよう「キックキャッチからの3対2」などの練習を重視しているそうです。4月30日が今年度最初の試合で、合同チーム(佐高、宇工高、足大附高)で國學院栃木高に対戦します。ディフェンスを意識した「いいプレー」ができるように頑張りたい、と決意を話してくれました。
応援しています。
【高1】英表Ⅰの授業見学(大嶋先生)
4月21日(木)6限目、高校1年3・4組の「英語表現Ⅰ」の授業(大嶋先生)を縁覚しました。海外旅行の経験の有無や行きたい国について、ペアで話していました。
皆さん、とても丈夫なのでびっくりしました。
自分の夢についても、英語で話してくれました。
とても意欲的に授業に取り組んでいる様子が良く分かりました。活気がありました。
緊急情報
特にありません。
カウンター
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