校長室便り

校長室便り

【中高】「ももクロプロジェクト」打ち合わせ

5月9日(月)放課後、校長室で、「ももクロプロジェクト」の関係者打ち合わせを実施しました。プロジェクトメンバーの代表生徒、佐野市のブランド推進課、栃木県のデジタル戦略課が初めて、一堂に会しました。


プロジェクトチーム24名の代表として、4名が参加しました。


佐野市のブランド推進課から2名、栃木県のデジタル戦略課から3名が参加しました。

6月17日のコンサート当日に向けて、スタンプラリーのポイント数やスタンプのイラストのアイディア、さらに、どのように最先端のデジタル技術を活用するか等について、活発な議論が行われました。生徒たちは、先進事例やファン心理などをよく調べており、まさに対等に意見を交換していました。見ていて、非常に頼もしく感じました。

この後、生徒たちは5月10日(火)の放課後、今回の打ち合わせで確認できたことをメンバー全員に伝え、具体化していくそうです。

【高校】佐野市春季卓球大会

5月8日(日)、佐野市民体育館で「令和4年度佐野市春季卓球大会」が開催されました。高校生は「一般男子シングルス」と「女子シングルス」に、男子12名、女子3名が出場しました。

部員の試合を応援する部員たち

「一般男子シングルス」では、クラブチーム等に所属している大人も参加していますので、普段とは勝手の違う戦いに戸惑う生徒もいましたが、すぐに慣れてきて、強敵を撃破していました。かなり盛り上がっていました。





















小宮さんを応援する松本さんと田代さん、女子はこの3名が出場しました。


*卓球部は新入生も入り、大いに盛り上がっていました。部員のみなさんも仲が良く、卓球を楽しんでいることが伝わってきました。卓球のルールや戦い方など、いろいろと教えてくれ、卓球の魅力を知ることが出来ました。

【中学】佐野市春季卓球大会

5月8日(日)、佐野市民体育館で「令和4年度佐野市春季卓球大会」が開催されました。附属中からは「中学男子シングルス」に9名が参加しました。

「佐野市春季卓球大会」は、数年ぶりの開催です。しかし、試合は無観客で行われました。






*佐野市内の各中学は卓球人気が高く、部員も40名を超える学校も多いそうです。それだけライバルも多い、ということですが、附属中の男子卓球部員は毎年上位で活躍しています。今日の佐野市の大会は、上に繫がるわけではありませんが、日頃の練習の成果を発揮していました。

3年1組の明慶空(あきよし そら)君が、中学男子シングルスで3位入賞しました。おめでとうございます。





*久しぶりの公式試合でしたが、皆、よく頑張っていました。

身近な風景 ~GW中に出合った動物たち

4月30日から5月7日まで、部活動やフィールドワーク中に出合った動物たちを紹介します。

雌のイノシシです。生まれたばかりのイノシシの子ども(うり坊)を見つけた飼い主が最初は家の中で飼っていましたが、大きくなってきたので野外の檻の中で飼っていました。この状態で10年以上経ってます。



突然、「野生のウサギ」が山の中から飛び出できて水路に落ちました。水路を5mくらい泳ぎ、土手をよじ登ろうとしています。土手が滑って登りにくく、何度かトライしてやっと登り切り、藪の中に消えていきました。そのおかげで、何とか一枚、写真にとることが出来ました。あっという間の出来事でしたが、ウサギの必死な形相が忘れられません。



渡良瀬川で溺れていた「モグラ」です。ボート部(佐野東高の先生)が救出したそうです。やはり、モグラは土の中で生活しているので、泳げないのですね。不運なモグラでしたが、助かって良かったです。


科学部の調査に同行しました。今年は、トウキョウサンショウウオの県内のすべての産卵地を調査しています。

この時期では、ほとんどの幼生は孵化(卵嚢から出て、周囲を泳いでいる)していました。途中で死んでしまうものも多いのですが、これらの卵嚢は孵化がうまくいっているようです。

孵化している幼生をよく見ると、頭の先に尻尾がでています。これは共食いをしている最中です。こうして、共食いをすることで、エサの少ない環境でも、どんどん大きくなっていきます。

これは、孵化した幼生を集めた写真です。こうしてみると、大きさにかなり差があることがわかります。大きな個体は、おそらく、共食いを重ねている個体です。

一見、共食いすることは、あまり望ましくないことのように感じるかもしれませんが、それは人間の価値観にもよるもので、他の生物に捕食されるより、同じ個体群のエサとなった方が、子孫を確実に残すのに効率的で、理にかなってます。

科学部の生徒は、いくつかのテーマで研究していますが、共食いは個体群にとってどのような影響や効果があるのかについても研究しています。


こちらは、「イモリ」の成体です。お腹が赤いのが特徴ですので、背中側からだと、わかりにくいかもしれません。


トウキョウサンショウウオの産卵地で見かけた「タゴガエル」の卵塊です。岩の裂け目などに産卵するので、卵塊を目にする機会はあまり多くはないはずです。白いのが特徴です。

上の卵塊の近くにいたカエルです。「タゴガエル」(アカガエルの仲間)である可能性があります。


別の場所でみつけたカエルです。こちらは「ニホンアカガエル」と思われます。


池の中では、アズマヒキガエルの幼生が泳いでいました。不思議なことに、蚊柱のように、幼生が一塊になっていました。

これは、アズマヒキガエルの幼生を拡大したものです。まだ、手足は生えていません。

*フィールドワークでは、こうした様々な生物に出会うことが出来ます。どんな場所に、どんな生物が、どのように生活しているかは、生物学、特に生態学の研究の出発点でもあります。研究のテーマは、現場で探すのが一番です。(そういえば、「事件は現場で起きている」なんて言葉もありましたね。)

【中高】「ももクロプロジェクト」チーム結成!

5月6日(金)放課後、高校3年4組石塚凛花さんと中学3年1組石塚彩花さんの呼びかけに応じて、「ももクロプロジェクト」の参加希望者が、中高合わせて22名集まりました。石塚凛花さんから、目的、現状、進行している案、今後の活動に関する説明があり、4つの班に分かれました。

集まってくれたのは、特に「ももいろクローバーZのファンだから」という理由だけでなく、佐野市の魅力を多くの人に伝えることで、地域を活性化させることに関わりたい、というプロジェクトの目的に賛同する生徒たちです。中2(6名)、中3(11名)、高2(1名)、高3(4名)の計22名が集まりました。


以下は、朝のSHRで各クラスに提示された参加者募集の案内です。6月17日(金)に佐野市文化会館で行われる「ももいろクローバーZ祝典ツアー」に各地から来場される方々に、スタンプラリーなど、佐野市の魅力をPRする企画を本校の中高生が中心となって行います。




デザイン・イラスト班スタンプラリー班特設ページ班装飾班の4班に分かれ、話し合いが行われました。イラストが得意な美術部員やパソコンが得意な生徒などもチームに加わりました。







このプロジェクトは、企画に賛同してくれた「佐野市の広報ブランド推進課のブランド戦略係」や「栃木県のデジタル戦略課」と連携して進めることになっています。
来週の月曜日(9日)の放課後代表生徒、佐野市、栃木県の関係者が、本校で一堂に会し、具体的な活動内容やスケジュール等を決定します。

こうした取組は、本校が「Sano グローカル構想」で育成を目指している「探究力」と「人間力」を育むものであり、本県が推進している「STEAM教育」(教科横断型の探究学習)の理想的なモデルケースでもあります。生徒からの提案から始まったこの企画を学校としてもバックアップしていきます。

このような企画やアイディアが、生徒からどんどん生まれてくることを期待しています。本校は、そうした生徒たちに伴走していく学校です。

【中1】理科の授業見学(中村先生)1-2発表資料追加

4月28日(木)7限目、中学1年3組の「理科」の授業(中村先生)の最後の15分間のみ(二班分)見学しました。前回までの授業で「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物などの「生き物マップ」を作っていました。今回は「そこからどんなことが分かるか」の発表が行われていました。

どんな発表だったのか、少し紹介します。



この班は、生息環境を、日当たり〇、△、×に分けて、そこに生えている植物を分類していました。


発表後の質問では、多くの生徒から手が上がりました。

例えば、日当たりの△というのはどういう状態なのか等、かなり鋭い質問が飛び交いました。

それに対して、発表班はきちんと自分たちの考えを伝えていました。


また、別の班は、日当たりに加えて、土の湿り気にも注目して分類していました。







中学1年生にして、発表とそれに対する質疑応答ができている、というのはびっくりしました。とても気合の入ったやりとりでした。

参考までに、発表に使ったすべての班のプレートを紹介します。このように、大きなサイズのホワイトボードを使って、手書きでプレゼン資料を作る体験は、パソコンソフト(パワーポイントなど)を使って発表するのとは、別の価値があると思います。パワーポイントの使い方は、これから習いますが、その元になるのは、自分たちのアイディアを形にすることです。そこに時間をかけ、どうしたら伝わるかを考えながら、考えをまとめています。各班ともに、オリジナリティがあって、見ごたえがありました。








(追加)
中学1年2組の班ごとのまとめを追加します。1年2組は、発表の時間に健康診断が回ってきたため、画用紙にプレゼン資料を作成しました。時間をかけているので、完成度も高いです。




【高2】田中美怜さん、ダンス留学へ

5月5日(木)、高校2年4組田中美怜さんは、ドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」の二次審査(最終審査)に向けて、一人で旅立ちます。

ドレスデン・パルッカ・ダンス大学は、ドイツで唯一の私立バレエ大学で、いわゆるクラシックバレエだけでなく、「コンテンポラリー・モダン」ダンスに力を入れている大学だそうです。




5月7日と8日の2日間かけて、二次審査が行われ、全世界から集まる挑戦者の中から、大学への入学を許可される約20名を決定します。一次審査は、3月中旬にビデオ審査で行われ、4月9日に合格の通知が届いたそうです。(ここで、数百名の中から、数十名に絞られました)

実は、田中さんは、4月9日から16日までの1週間、ベルギーの「モザ バレエスクール」のオーディションも受けており、オーディション終了時点で「あなたは合格」と言われたそうです。

つまり、田中さんは、ベルギーの「モザ バレエスクール」には合格しており、これから挑戦するドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」に合格すればドイツへ、合格できなかった場合はベルギーへと、ダンスで9月から留学することは決まっています。


田中さんは、4歳の頃から、佐野市内の「ロシアバレエスタジオ」でバレエを習い始めました。将来は、ヨーロッパなどのバレエ団のダンサーとして仕事をしたい、という夢を持っており、そのために、英語教育に定評がある「佐高附属中」に入学したそうです。

そして、中学3年の12月、「ジャパン・バレエ・コンペティション(JBC)」のグランド チャンピオンシップ2020に出場し、モダンダンス中1~3男女部門で1位となりました。

さらに、数々の審査員特別賞を受賞した他、全部門の中からただ一人、「JBC奨学金グランプリ」に選ばれ、奨学金200万円を獲得しました。今回の留学もこの奨学金をもとに計画されています。その時のダンスがユーチューブで公開されていますので、以下に紹介します。

JBC奨学金グランプリ 田中 美怜

このことを5月2日(月)に校長室で田中さんから聞いた時、(田中さんはこれまで自分からダンスのことを周囲に自慢したりすることは一切ありませんでした)、実は、日本のバレエ界(特に、コンテンポラリー・モダンダンス)で、とても期待されている若手の実力者の一人であることが初めてわかりました。

そして、それ以上に凄いなと思ったのは、本当に一人で、ドイツまでオーディションを受けに行ってくることです。4月のベルギーのオーディションは、山形の高校生と羽田でおち合って2人で一緒に行ったそうですが、たいていは英語で通じるので、これなら一人でも行けるなと思ったそうです。

不安はないのか聞いてみると、自分がどうしてもやりたいことをやるためなので、不安よりも期待の方がはるかに大きいそうです。(ちなみに、ワクチンを3回打っていて、現地で陰性が確認できれば、今は待機期間なく入国できるそうです。)
バレエの実力に加えて、この行動力には全く頭が下がります。(こんな凄い生徒が佐高にいたんですね。)

今は、ドイツでのオーディションがうまくいくことと、道中の無事を心から祈っています。

【高校】ボート部「戸田レガッタ」出場!

5月3日(火)から4日(水)にかけて、本校ボート部は、埼玉県戸田市「戸田公園漕艇場」で開催された「第72回戸田レガッタ」に出場しました。レガッタとは、オールを使ったボートの競技大会のことです。

「戸田レガッタ」は、今回で72回となる歴史のある大会で、埼玉県ボート協会が主催しています。全国高校総体(インターハイ)や国体とは異なり、高校や大学、一般などでエントリーしたチームが出場する大会です。

しかし、関東の力のある高校はほとんど参加していますので、実質的に、強豪ひしめく関東大会の前哨戦のような競技大会となっており、関東や全国で通用するかの「腕試し」にもなっています。

さて、今回の「戸田レガッタ」では、佐高勢が大活躍しました。

上の写真で、決勝A組の4レーン(下から2番目)で出艇した「女子ダブルスカル」の藤倉・堀越組が、エントリー18艇の中で「準優勝」しました。おめでとうございます。優勝した浦和第一女子高には1秒差(艇の1/3程度の差)まで迫りました。また、決勝B組で、福地・高瀬組も7位と健闘しました。

(注)この大会では、予選のタイムで決勝の組がAから順に振り分けられ、その組の中で順位決定戦が行われます。

また、「女子シングルスカル」の藤倉さんも、19艇中、決勝B組で9位、
「男子シングルスカル」の青木君も、34艇中、決勝C組で13位と健闘しました。
「男子ダブルスカル」の船田君、清水君も実戦の経験を積むことが出来ました。

さらに、本校ボート部顧問の増田萌先生が、「わたらせRC」というクラブチームから「女子シングルスカル」に出場しました。

上の写真の第5レーン(一番手前)から出艇しました。増田先生は、12艇中1位、つまり「優勝」しました。おめでとうございます!素晴らしい快挙です。増田先生は、国体でも活躍が期待されています。


*今回の「戸田レガッタ」出場は、自分がどれくらい通用するのか「腕試し」でもありましたが、それぞれ、大きな自信や成果を得たり、自分なりの課題を見つけたりできたようです。

次なる大会や目標を目指して、頑張ってください。応援しています。

【中高】吹奏楽部定期演奏会の舞台裏

5月1日(日)、第14回吹奏楽部定期演奏会が開催されました。ここでは、演奏会の舞台裏の表情の一端を垣間見ましょう。

12時20分、この時点で開場を待つ長い列ができていました。

その頃、ステージ上では、本番の最終チェックと写真撮影が行われていました。


2階席から集合写真を撮っています。

楽器を持ち上げたり、思い思いのポーズをとっています。そんな中でも、後ろの子が隠れてしまわないか、気配りは忘れません。


副顧問の先生方にも丁寧に挨拶してくれました。

OB/OGもたくさん来てくれ、緊張感の中にもこれから始まる演奏会を楽しもうという余裕も感じられました。


そして、入り口ではお客様を迎える準備が着々と進んでいました。先生方だけでなく、ここでもOB・OGが活躍していました。


同窓会からのお花も見事です。ありがとうございました。


13時ちょうどに、開場しました。一番乗りの方が入って来られました。

お客様が続々と入って来られます。一人一人、検温をしてから入っていただいています。


お客様には、ホールで座った座席を帰りに報告してもらうカードを一人一枚ずつ配りました。もし、感染者が出た際に、近くに誰が座っていたのか、わかるようにするためです。

先生方や生徒、卒業生もたくさん来てくれました。
配付したパンフレットの残数から、おおよそ500数十名程度の来場者があったそうです。






開演前の緊張する瞬間です。この直後に、校長挨拶の声がかかりました。ちょっと油断してました。


そして、演奏会が始まり、大成功の裡に終了しました。ここは、本編の記事をご覧ください。

素晴らしい演奏会でした!

演奏会からお帰りになるお客様をお見送りする部員たちは、笑顔の中に、時折、涙が混じっていました。


こうして、私も会場を後にしました。中高の吹奏楽部員、そして、OB・OGたちによる青春のエネルギーを感じました。外はかなりの雨でしたが、車まで濡れていくことに何の躊躇もありませんでした。今日まで、お疲れさまでした。素晴らしい一日だったことをここに記録しておきます。

【高校】高校総体兼関東大会予選「ラグビーフットボール競技」

4月30日(土)、高校総体兼関東大会予選の1回戦が、県総合運動公園で行われました。本校は、合同チーム(宇工、足大附、佐高)で参加し、國學院栃木高と対戦しました。全国レベルの強豪校相手に、キャプテンの岩上航君のワントライを含む2トライを奪う大健闘を見せてくれました。試合は14対57で敗れましたが、素晴らしい試合でした。

「対國栃の試合は、50点以上取られ負けてしまいましたが、前半は鋭い出足から航が狙い通りのインターセプトでトライ、後半はFWがしつこく繋いで合計2トライをあげることができました。選手たちは國栃相手に、最後まで諦めない素晴らしい試合をしてくれました。」(以上、石井先生のTwitterより転載しました)

【高校】県高校総体「ボート競技大会」

4月30日(土)、渡良瀬川特設コースで、「令和4年度 栃木県高等学校総合体育大会ボート競技大会」が開催されました。昨夜までの大雨と強風は収まり、快晴の中、競技が行われました。

今日は、風や波のない絶好のコンディションです。


<男子シングルスカル>
青木瑛久君(3-3):1位


<女子シングルスカル>
藤倉麻妃さん(3-2):1位


<男子ダブルスカル>
清水雅裕君(2-4)、船田佳祐君(2-2):1位


<女子ダブルスカル>
藤倉望妃さん(3-3)、*堀越紅羽さん(3-3)
*堀越さん欠場のため、今年度、新採用で着任した増田萌先生が堀越さんの替わりに出場してくれました。そのため、今回は参考記録となります。

左から増田萌先生、藤倉望妃さん。急なことでしたが、二人の息はぴったり合っていました。


渾身の力を振り絞り、ゴール後に倒れこむ増田先生。お疲れさまでした。

<女子クォドルプル>
黒尾茉莉さん(1-2)
福地琴美さん(2-1)
高瀬綾乃さん(2-2)
永田さやさん(1-3)
坂本妃織さん(1-4)

早期入部していた1年生が入ったチームですが、佐野東高の3年生チームに僅差に迫りました。今回、指導に来てくれていた本校OBで、オリンピック選手の蔵田さんからも、「このチームは伸びるね。これからが楽しみ。」という言葉をいただきました。

<表彰式>

表彰式前のひと時。かなりテンション高めです。



本日出艇した選手等





*最後に、部長の藤倉望妃さんが、今日の試合の振り返りと抱負を語ってくれました。
「今日の試合は、それぞれが日頃の練習の成果を発揮できていたと思います。いい腕試しになりました。この結果を一つのステップとして、インターハイや国体を目指して、頑張ります。」

*ボートが専門の増田萌先生を顧問に迎え、ますます活気に満ちたボート部の今後の活躍を期待しています。

【中高】「ももクロプロジェクト」動き出しました!

4月28日(木)放課後、校長室で、石塚凜花さん(高3-4)と石塚彩花さん(中3-1)が、栃木県のデジタル戦略課、佐野市の広報ブランド推進課の担当者とオンライン会議を行いました。

6月17日に、佐野市文化会館で「ももいろクローバーZライブツアー」が開催されるので、そこに来てくれるお客さんに佐野市の魅力を知ってもらうため、二人が考えたイベント企画の実現に向けて相談しました。


栃木県のデジタル戦略課は、ICTなどの専門家集団で、例えば、スタンプラリーもハンコを手で押すのではなく、現地でスマホでQRコードをかざせば、プレミアムスタンプが押せる仕組みなどをいっしょに考えてくれたりします。そうしたバックアップを受けながら、佐野市のブランド推進課のブランド戦略係と、企画の実現に向けて、動いていくことを確認しました。

一方、石塚さんたちは、自分たちの企画をプレゼンするとともに、県や市からの質問にも的確に答えていました。そのため、実際に何を目指していくか、ターゲットをしぼることができました。次回は、5月9日(月)に、関係者が佐高に集まり、対面で打合せを行うことになりました。



石塚さんたちによると、次回までに一緒にやってくれる仲間を募集し、やれることをどんどん進めていくそうです。
このプロジェクトは、中高生が佐野市に直接貢献することができる、またとないチャンスだと思います。学校もできることはサポートしていきます。
我こそはと思う人は、一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?

【高校】「サッカー部」高校総体県予選1回戦突破!

4月28日(木)昼休み、サッカー部の部長、岡本大輝君(3-3)と副部長の橋本晃樹君(3-3)が校長室に、1回戦の報告に来てくれました。

サッカー部は、4月23日(土)に行われた高校総体県予選の1回戦で、強敵の宇都宮南高1-0で勝利し、明日29日(祝)に行われる2回戦(対宇都宮高)に進出しました。


Q1:1回戦の勝因は何でしたか?
→「宇都宮南高に勝てたことはとても嬉しかったです。相手もまさか負けるとは思っていなかったので、びっくりしていました。宇都宮南高とは、1月の新人戦で戦い、1-4で敗れていたので、マネージャーが撮影していた試合の映像を部員全員で何度も見て、対策を立てたことが役に立ちました。」


Q2:今のチームの特徴(良さ)は何ですか?

→「皆、元気いっぱいで、先輩と後輩が何でも言い合えることが特徴だと思います。その中で、対戦相手の分析や戦略が生まれ、勝利にも貢献できました。」

Q3:次の対戦にはどのように臨みますか?
→「宇都宮高校とはまだ一度も対戦していませんが、宇都宮南高も宇都宮高もリーグ戦の2部リーグに所属している強敵です。(佐高は3部リーグの下の方とのこと)宇都宮南高には初めて自分たちの力で勝てたので、この勢いでプレーを変えずに頑張りたいです。」


Q4:目標とかはありますか?

→「とりあえず、1つ1つ勝っていきたいです。」


*話を聞いてみると、強敵に勝てたのは、相手チームの研究を怠らず、地道に力をつけた結果であることがよくわかりました。明日の宇都宮高戦も頑張ってください。
応援しています。

【中3】学活の見学(富永、粂谷、久保)

4月27日(水)7限目、中学3年生の各クラスの「学活」の時間を見学しました。どのクラスも学級目標づくりを行っていました。
<3年1組>

3年1組の様子。まずは、班ごとにアイディアを出し合いました。


各班から出されたアイディアを最後は顔を伏せた状態で、気に入った学級目標に挙手することで選びました。

<3年2組>

こちらも最後は、挙手で決めました。


<3年3組>


3組も学級目標が決まりました。また、応援歌を考えてきた生徒もいて盛り上がっていました。

3クラスとも、35文字の学級目標を考えていました。一人一文字を担当して全員で一つの目標を完成させるという形式が大人気でした。また、学級目標がクラスの団結のために重要であると考えており、終始、真剣に取り組んでいました。最後は、皆、やり遂げた、という達成感に包まれていました。

【中1】中庭の清掃

4月27日(水)清掃の時間、中庭は中学1年生の各クラスから集まった清掃班が、とても一生懸命に草むしりなどの仕事をしていました。








皆さんのお陰で、中庭はとてもきれいになっています。

【中1】理科の授業見学(中村先生)

4月26日(火)3・4限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物やそこで見つけた動物などの「生き物マップ」を作っていました。

「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。

生徒たちは、班ごとに校庭内の植物を見つけ、資料集で名前を調べて、プリントの地図上にマッピングしていきます。ある班では、17種類の植物を記載していました。


ここでは、何の植物を見ているのでしょうか?


クチナシの木の根元に生えていた「ユウガオ」を見つけました。


ここでも生徒が集まっています。

まずは、ツツジです。ちょうど満開ですね。


そして、カタバミ


ハハコグサです。よく見ていますね。


ここは何を記録しているのでしょうか。


タンポポが生えていました。


広いグランドで調べている生徒たちもいました。


ヒメジョオンです。


綿毛が生えているこの植物は何でしょうか?


いろいろな場所で、調査が進んでいました。


この班は、タンポポに注目しています。


校庭のタンポポは、一見すると、どれも同じタンポポに見えますが、この班はさらに追求しています。花の裏側を見ると総苞がぴったりくっついているタイプは、在来種とされています。


しかし、このタンポポは、総苞が反り返っているので、明らかに外来種です。

つまり、タンポポの在来種と外来種が、校庭内でどのように分布しているかに注目していました。目の付け所が素晴らしいです。毎年、生き物マップの授業を見てきましたが、私の記憶では、このような視点から調査しているのを初めて見ました。

何気なく生えている植物には、なぜそこに生えているか、何らかの理由があるはずです。その関係性を調べる、という研究は、とても奥が深いと思いました。

今回のフィールドワークで、どんなことが分かったのか、発表する機会があるなら、聞いてみたいと思いました。皆さん、とても熱心に取り組んでいたのが印象的でした。

【中3】「シンカゼミ」班別活動

4月23日(土)宿泊学習2日目、シンカゼミの班別活動の様子を見学しました。

4月22~23日の「シンカゼミフィールドワーク」では、中3の「シンカゼミ」の一環として、地域の課題(栃木県)を発見し、その課題を解決するためのアイディアについて考えました。

そのため、1日目には、栃木県の総合政策部総合政策課の職員から、地方創生に関するお話をお聞きしました。


それを踏まえて、生徒たちには「これからの栃木県をもっと元気にしていくために」として、企画を考えるミッションが出されました。さらに、素晴らしい企画は、栃木県知事にプレゼンして採用してもらおう、ということになりました。栃木県の総合政策課も中学生がどんなことを考えてくれるのか、とても期待しているそうです。



生徒たちは、KJ法などを駆使して、様々なアイディアを出し、班ごとに考えをまとめていました。





まだ完成はしていませんが、あっと驚くような企画がでてくるのを楽しみにしています。目指せ「知事にプレゼン!

身近な風景 ~那須の自然②

4月23日(土)、中3の宿泊学習で、再び「なす自然の家」を訪れました。1週間前の中1の宿泊学習と比べて、明らかに季節は進んでいました。那須でも、気温は20℃を軽く越えていました。

お天気は快晴でした。

1週間前は、あまり発生が進んでいなかった「ヤマアカガエル」の卵は、すでに「尾芽胚」のステージに達していました。





この段階の幼生を見つけた場合、アカガエルの幼生、というところまではわかりますが、これだけを見て、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、判別は難しいです。幼生を育ててみて、歯の生え方などを顕微鏡を使って調べるとわかります。
ちなみに、そこまで調べようという人は、めったにいないです。(私もやりません)

【中2】道徳の授業見学(廣瀬先生)

4月22日(金)3限目、中学2年3組の「道徳」の授業(廣瀬先生)を見学しました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。

この単元は、テニス部の中に、優勝を目指して妥協を許さず練習に命を懸ける「白石君」と、テニス部にそこまで求めてなくて、みんなで楽しくやれればいいという「木戸君」達の間で起こった「テニス部の危機」をどう解決したらよいかを考える、といった内容でした。

授業では、それぞれの考え方や立場を整理し、それではどうしたらよいかを班ごとで考える、という形で進められました。


考えがまとまった班から発表していきます。






各班からは、「部員全員の意見を聞く。意見を伝え合う。人の意見を受け止める心もとう。」という意見や「白石君には退部してもらう。追放。」という極端な意見、「普段は楽しい練習、試合前には厳しい練習を行う」など、さまざまな意見が出てきました。



そうした考えを受けて、自分とは違う考えの人には出て行ってもらうという考えだと、「よりよい集団」にはならないのではないか、といった考えもだされました。

頭の中だけで考えるのと、実際にそういったことが起こった時にどうするのかは、別なのかもしれませんが、まず、みんなの考えを聞くことが、第一歩だと思います。


また、こうした問題には、最初から決まっている正解というのはありません。
しかし、問題解決のために、相手のことを思いやりながら、自由に意見を言い合うこと、言い合える雰囲気は大切だと思います。そうした中でこそ、解決への道筋が見えてくるかもしれません。

今回見学した道徳の授業では、そういうことが出来ていたので素晴らしいと思いました。今後も、様々なテーマで、活発な議論が起こり、そこから学んでくれることを期待しています。