校長室便り

校長室便り

【中1】「総合的な学習の時間」の授業見学(中村先生)

⒍月21日(火)6限目、中学1年3組の「総合的な学習の時間」の授業(中村先生)を見学しました。「身近な環境問題について調べよう」という大きな目標の下、各班で自分たちの研究テーマを設定します。その際、環境という言葉から連想される言葉で、一人一人「マンダラチャート」を作成しています。

お互いのマンダラチャートを見ながら、興味関心が共通する内容に焦点を絞り、課題を設定しています。

この班は、「森林破壊」を連想した生徒が多かったので、森林破壊を研究テーマにすることにしました。


さらに、テーマの吟味を行い、どんな問題が生じているのか、その原因、事例などについて、調べていきます。



ある程度、研究の方向性が固まってきたら、リサーチを開始します。


このようなシートにまとめていきます。



作成したシートをもとにして、発表用のポスターの構成をB4の紙に下書きをします。


最後は模造紙を使ってポスターを制作し、9月3日の旭城祭で保護者などに向けて発表をするそうです。


*とても中1の活動とは思えないほど、システマティックに研究を進めていました。やり方に戸惑う生徒はおらず、班で協力したり相談しながら、研究の内容を考える事に集中しているところが素晴らしかったです。

【中学】「全国ディベート甲子園」予選1日目・暫定4位

6月19日(日)、「第27回全国中学ディベート選手権(ディベート甲子園)」の関東甲信越地区予選がオンラインで行われました。全国大会は、8月6.7.8日に立教大学を会場に行われますが、その前に、各地区で予選が行われています。今回は出場15校による地区内の予選リーグ(予選1日目)が行われ、佐附中チームは、予選リーグを暫定4位で通過しました。(最終的に、地区の上位6校が全国大会に出場することが出来ます。)

6月21日(火)昼休みに試合の報告に来てくれました。
(左から)〇落合宥來、田所桜空、島田琉睦(以上3-1)、秋葉ひなた(3-2)、黒田詩乃(3-1)

 

今回のディベートの演題
「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」
・ここでいうスマートフォンなどとは、テザリング機能を使用せず携帯電話回線を直接使用し、インターネットのサイト閲覧や SNS 使用ができる情報端末とする。
・スマートフォンなどを所有することと、継続的に借用することを禁止する。
・心身の障害など、やむを得ない事情の場合には使用を認める。

 


第1試合
佐附中(51)3-0 女子聖学院中(42)×
( )内の数値はコミュニケーション点です。基本的に、この数値が高い方が勝利します。

第2試合
×佐附中(48) 0-3  開成中(53)〇

→ここまでで、佐附中は暫定7位

上位8校による第3試合
佐附中(58) 3-0  開成中(56)×
*ここでのコミュニケーション点58は、参加15校中の全試合中最高の数値でした。ジャッジからお褒めの言葉をいただきました。

→佐附中は、2勝1敗、コミュニケーション点の合計(157)で、6月19日時点の暫定4位

全国大会に出場するには、さらに予選2日目(7月17日)に、1日目の9~15位(+新たな参加校)の敗者復活戦?の上位4校のいずれかと対戦し、その結果次第で全国決定(4校)! 負けた場合は予選3日目(7月18日)に残りの2枠をかけた試合で決定!

かなり複雑ですね。しかし、今回の1日目で暫定4位となったことで、あと一歩で全国大会初出場が決まります。

今回の試合では、第2試合0-3で敗れた開成中に、第3試合で3-0で勝利できたことが凄いと思いました。これは、選手として出場した生徒が、参加15校中、最高のコミュニケーション点(58点)をとったことと、直接試合にでていない生徒が手分けして、すべての出場校の対戦を詳細に記録し分析していたことが大きいと思いました。つまり、相手がどんな立論をしてくるかが事前にわかっていたため、その立論を封じる作戦を立てることができました。まさに、全員一丸となって情報戦を制したと言えるのではないでしょうか。見事な戦いぶりですね。

中学の日本語ディベートは、年々「シンカ」をし続け、ついに全国大会まであと一歩、というところまでやってきました。リーダーの落合さんによると、この学年(中3)から、生徒が増えていきましたが、それまでは少なかったため、中1から試合に出場し、経験を積めたことが良かった。中2の秋頃から手ごたえを感じるようになってきたそうです。

 

予選2日目(7月17日)も平常心で力を発揮してください。応援しています。

【高2】ラグビーの「レフェリー」デビュー

6月19日(日)佐野市運動公園第1多目的球技場で「第13回佐野ラグビーフットボール会長杯」が行われ、高校2年4組の寺内音和さんが、県内初の女性レフェリーとして、初めての主審を見事に務めました。

主審終了後の寺内さん

寺内さんは、去年の2月に、「スタートレフェリー」の資格を取りました。さらに「C級レフェリー」の資格を取るためには、実際に試合でレフェリーをすることが必要です。そこで、今回、U13の試合(12分×2)の前半は主審として、後半は副審として、デビュー戦を飾りました。




































こうして、見事に主審の仕事をやり切りました。レフェリーの先生方からも大きな拍手が送られました。よくやりました。




試合終了後、「U13の試合だったので、選手が予想外の動きをすることが多く、焦ってしまいました。落ち着いてできるようになりたいです。」と語ってくれました。

*焦っているようには全く見えず、堂々と笛を吹いていたのが印象的でした。
今後の活躍を楽しみにしています。

【中学】ラグビー部女子、念願の「トライ!」

6月19日(日)、佐野市運動公園第1多目的球技場で、「第13回佐野ラグビーフットボール会長杯」が行われました。男子3名は「栃木JrU15」チームで、女子7名は「栃木県Jr女子」チームで参加しました。

男子の「栃木JrU15」チームは、群馬県のシルクスと対戦しました。




女子は、埼玉県の「ハルカス」と対戦しました。

朝からみんな元気です。

相手は格上のチームですが、1トライを決めることを目標に定めました。


相手と互角に渡り合い、力強いプレーが目立ちました。







ハーフタイムになりました。よく頑張っています。

後半、ついに「トライ」を決める瞬間がやってきました。





最後は、藤本優奈さんが、抜け出してトライを決めました。



お見事でした。素晴らしいトライです。

試合は、5-20で敗れましたが、充実感、達成感が感じられました。


石井総監督からは、全員の頑張りをほめるとともに、このトライは一人で達成できたものでなく、みんなでつないだからこそ成しえたものである、というお話がありました。

生徒からは、
「ワントライを目指してきたので、達成できて良かった。」
「今までやってきて良かった。」
「トライできるとは思ってなかった。」
「嬉しすぎた。」
などの感想がありました。

*本当にナイスゲームでした。よく頑張りました。

【高校】「哲学カフェ」第5回

6月17日(金)放課後、寮の1階で第5回「哲学カフェ」が行われました。阿見拓男先生をファシリテーターとして、「友情とは?」といったテーマで対話を深めました。

「哲学カフェ」は、お菓子やコーヒーなどが用意されています。自由な雰囲気の中で、相手の考えを聞きながら、自分の考えを語ったりしています。知らず知らずのうちに考えが深まっていきます。


パソコンで打ち込みながら、考えを整理する生徒も増えてきました。one note を使って皆で共有しています。

毎回、参加している生徒もいますし、ふらっと、初めて参加する生徒もいます。基本的に、テーマはその日ごとに決めて対話を始めます。

参加者は3年生が多いですが、1年生もいます。

「入試で小論文を書く際に、こうした対話はとても役に立ちます。」とか、
「自分は数学に興味があります。昔の哲学者は数学者でもあったので、どんな関連があるのかと思って参加しました。」
「哲学、というと難しいイメージがあるので、「Amiカフェ」としたらどうかな。」

などの言葉が飛び交っていました。
「哲学カフェ」(今のところはこう呼んでおきます)は、毎週木曜日と金曜日の放課後、寮で行われます。気になった生徒は参加してみてください。



【高3】「英語研究」の授業見学(久保田先生)

6月17日(金)5限目、文Ⅱコースの選択授業英語研究」の授業(12名選択、久保田先生)を見学しました。この時間は、イタリアからの留学生「ガブリエル」君に、それぞれが、これぞ My「Cool Japan」として紹介したいものをパワーポイントにまとめ、英語でプレゼンしました。


Iizuka Riko  飯塚莉子さん → 食品サンプル?



Akino Hitomi 秋野仁美さん → お茶



Nakada Shuta  中田脩太君 → ソロバン



Negishi Aina 根岸愛奈さん → お茶のお菓子



Imai Risa 今井莉紗さん → 侍?



Arakawa Naru 荒川成琉君 → 将棋



Okada Harua 岡田 晏歩さん → 墨



Hukuchi Hinata 福地陽向君 → おにぎり




*以上で、今日の発表する予定だった生徒のプレゼンが終了しました。
皆さんのプレゼン、簡潔でユーモアに富んでおり、とても良かったです。
しかし、それ以上にガブリエル君に驚かされました。ガブリエル君は、生徒たちの繰り出す「Cool Japan 」をすべて知っていました。逆に教えてくれたものもありました。ガブリエル君、凄すぎます。

ガブリエル君は、日本文化に強いあこがれを持ち、3年間、日本語を特訓しただけあって、ちゃんとわかっていました。本校に来て、さらに「茶道」と「剣道」に興味を持ったようです。

さて、ガブリエル君にとって「Cool Japan」は何なんでしょうか? 今度会ったら、教えてください。

【中学】ラグビーフットボール部女子

6月17日(金)昼休み、中学生のラグビーフットボール部の女子7名が、試合の報告に来てくれました。6月12日(日)、宇都宮市の西川田で「東日本U15中学生ラグビーフットボール大会(7人制)」が開催されました。

本校は「千葉・茨城・栃木の合同チーム」として出場し、3試合を行いました。

1試合目は、東京都チームと対戦しました。「チームの連携がうまくいかず、こてんぱんにやられた」そうです。

2試合目は、埼玉県チームと対戦しました。この試合は連携がうまくいき、トライ数では同じでしたが、トライ後のキックの差で、10-14で惜敗しました。この試合に出場した部長の森田日和子さん(3-1)は、公式戦で初めてのトライを決めました。これには、部員だけでなく、応援に来ていた保護者の多くも、感極まって号泣したそうです。ラグビー人生での記念すべき初トライ、おめでとうございます。

3試合目は、東北の合同チームと対戦しました。20点以上の大差で勝利しました。


最後に、部長の森田さんに話を聞きました。

Q1:初トライを決めた時の感想を聞かせてください。
→「その時は無我夢中でした。今思うと、とにかくボールを落とさないで前へ出ることだけを考えていました。気が付くと、トライしていて、自分でもびっくりしました。このトライでチームは同点に追いつき、ナイストライ、と言われました。今までラグビーをやってきた中で、1番うれしかったです。」

Q2:練習の成果を発揮できましたか?
→「先生方からは、いろいろなケースでのプレーの仕方を繰り返し教えていただきました。自分でも気づかないうちに、反射的にそういうプレーが出来ていたとしたら、うれしいです。また、試合には負けましたが、合同練習で他県の人と一緒にやれてスキルアップできました。」

Q3:次の大会はいつですか?
→「今週末の19日に、赤見の第1多目的球技場で、「佐野市ラグビー会長杯」の大会があります。前回は負けてしまった埼玉県チームも出場しますので、成果が出るように頑張ります。」

*合同チームで対戦することで、普段の練習では得られないより実践的なことを学べたことは、とても良かったと思います。2本目、3本目のトライができるよう、頑張ってください。

【中高】♬ももクロ 佐野市とコラボ♪

6月16日(木)、本日付けの下野新聞の19面(県南・両毛版)で、「ももクロ 佐野市とコラボ」というタイトルで、明日(17日)佐野市文化会館で開催される「ももいろクローバーZ」のコンサートの紹介記事が掲載されました。

(下野新聞にHP掲載申請済)

 

このコンサートでは、佐野高と佐附中の生徒からなる「ももクロプロジェクト」28名が、佐野市の広報ブランド推進課と県のデジタル戦略課と連携して、デジタルスタンプラリー「めぐるんさ佐野市」を計画しています。

詳細は以下のページをご覧ください。

MOMOIRO CLOVER Z 6th ALBUM TOUR "祝典"
おいでよ佐野市

デジタルスタンプラリー企画
めぐるんさ佐野市

なお、このデジタルスタンプラリーは、コンサートに参加しない人も、誰でも楽しむことが出来ます。

【中高】しもつけ随想「第3の制服」

⒍月15日(水)、本日付の下野新聞の15面「しもつけ随想」に、あしぎん総合研究所主任研究員の野内比佐子様のご寄稿が掲載されました。タイトルは「第3の制服」。本校の取組が紹介されていました。

(HP掲載については、野内様ご本人の了解を得ています。)
下野随想 第3の制服 (R4.6.15).pdf

本日、あしぎん総合研究所主任研究員の野内比佐子様には、取り上げていただいたお礼を電話で伝えました。その際、今年度「第3の制服」を選択してくれた生徒が多数いたことを伝えました。

野内様からは、「第3の制服」があることによって、心地よい学校生活を送れている生徒がいることをもっと多くの人たちに知って欲しいことと、第3の制服を選んでくれた生徒たちが、社会に出て職場に入ったときに、がっかりさせてはいけない、大人たちこそ意識を変えていかなければならない、ということをお話くださいました。

本校から発信した「第3の制服」が、私たちの気づかないところで、少しずつ波紋を広げていることを知りました。社会は、少しずつ変わりつつあるのかもしれないと思いました。

【中3】「英語」の授業見学(富永先生)

6月14日(火)5限目、中学3年1組の「英語」の授業(富永先生)を見学しました。電話でのやりとりに関する表現を学んでいました。

どのホテルに泊まるかで、新たに「Hotel volvox」が加わりました。このホテルでは、Dr.Shinichiro の Volvox のレクチャーを聞くことが出来ます。

*ごく普通の授業風景ですが、生徒が、知識や技能を習得する場面、それを活用して使いこなそうとする場面、そして、新たなシチュエーションを想像する楽しさを感じる場面、などがバランス良く組み込まれており、生徒たちは安心して授業に集中していました。

【中2】「CTP」の授業見学(高木先生、粂谷先生)

6月14日(火)3限目、中学2年3組の「CTP」の授業(高木先生・粂谷先生)を見学しました。CTP(クリティカル・シンキング・プログラム)は総合的な学習の時間とも連動しており、「世界が抱える諸問題の解決に向けて」をテーマに探究学習を行っています。

中1の時の「総合的な学習の時間」は、SDGsの17の目標は、2030年までに達成することとしていることから、「2030年 世界はどうあるべきか①」として、環境問題に焦点を絞った研究をしてきました。

中2では、「2030年 世界はどうあるべきか②」として、世界が抱える諸問題(国際理解)をテーマに、日本と世界を比較しながら、より広い視点で研究することにしています。

CTPでは、こうした探究活動と連動し、必要となる「思考法」や「パワーポイントを使ったプレゼン」などのスキルを身に付けることを目標としています。

例えば、一つのキーワードから思考を広げるため、今回は「マンダラ」という思考法を活用しています。ある班は「アルビノ」という生物に見られる現象がどのような社会問題に関わっているかを「マンダラ」で表現していました。


生徒が作成した「マンダラ」(色や矢印は、後からこちらで書き加えました。大谷翔平が高1の時に、このマンダラチャートを作成していたことが有名です)

このように、「マンダラ」を作り、関連する事項を確認しながら、

①結論(どうあるべきか、提案)
②理由(そう考える理由)
③現状分析(根拠となる資料)
④解決のためにやるべきこと、やりたいこと

といった構成を考えていきます。
これは、とても高度な取り組みだと思います。中2でここまでのことが出来れば、中3や高校では、研究内容そのものをより深めることが出来るでしょう。

その際、高木先生と粂谷先生が、各班にアドバイスをしており、それによって、研究の方向性が少しずつ見えてきていました。

*どのような研究になるのか、とても楽しみにしています。

【中2】「数学」の授業見学(山田先生)

6月14日(火)3限目、中学2年2組の「数学」の授業(山田先生)を見学しました。生徒たちは、お互いに教え合ったりすることで、連立方程式を使った応用問題に挑戦していました。

生徒たちは、このやり方にだいぶ慣れてきているようです。

生徒は、難易度の高い応用問題にひるむことなく、楽しそうに解いていました。

*おそらく、一昔前の授業の様子とは一変する「学びの場」が機能していました。
応用問題ですので、難しい問題も含まれており、数学が苦手な生徒もいることは思いますが、誰一人としてあきらめている生徒がいないことは素晴らしいと思いました。いわゆる、個別最適な学習が行われていると思いました。このやり方は、特に問題演習的な内容で、最大限に効果を発揮するのではないかと思いました。

【高1】国際理解英語弁論大会「優秀賞」!

6月7日(火)、「令和4年度第42回国際理解英語弁論大会」が開催されました。動画による審査の結果、高校1年2組細貝日向さんが「優秀賞」を受賞しました。おめでとうございます。なお、表彰は終業式の日に行います。

 

細貝さんのスピーチのタイトルは「To make the world without disparity 」(格差のない世界を作る)でした。

スピーチの概要
細貝さんは、介護施設でのボランティア活動に参加した際、ベトナム人の従業員に出会い、なぜ、日本で働いているのか不思議に思いました。そこで、ベトナムから来た二人の女性従業員に話を聞きました。ベトナムでは、安定した職業に就ける人は都市部に住む裕福な家庭の人で、その他の人たちは低賃金で働いたり、収入の不安定な農家で働いているそうです。彼女たちは「日本で働いてお金を貯めて、ベトナムにいる両親と兄妹に送ってあげたい」と話してくれました。世界には所得格差による影響が広がっています。特に発展途上国の人々は、不安定な暮らしをし、子どもでさえも生きるために働かざるを得ない状況にいます。

そんな中、この状況を変えるために立ち上がった一人の女性がいます。田口愛さんです。田口さんは、子どもの頃から大好きだった「チョコレート」の生産者に感謝を伝えたいと思うようになりました。しかし、チョコレートの原料のカカオの原産国であるガーナのほとんどの人は、チョコレートを食べたことがない、という事実を知りました。彼女は、不平等な貿易現状を変えるため、ガーナへと向かいました。今、彼女は企業と連携し適正価格でのカカオ豆の取引が行われるよう取り組んでいます。

今、この世界に必要なのは行動を起こすことです。多くの人は所得格差のない世界を望んでいると思いますが、実際に行動に移せる人はほんのわずかです。一人の力は小さくても、企業レベルで活動をすることで、このような格差を減らすことが出来ると思います。もっと多くの人たちがこの問題に向き合うべきだと考えます。

私は学校の課題研究で、貿易上の格差をなくし、正当な価格で取引をするフェアトレードについての研究をしたいと考えています。そして、格差のない平等な世界の実現を目指して、第一歩を踏み出します。

*スピーチの原稿(と日本語訳)を見せてもらいましたが、素晴らしいスピーチだと思いました。実際のスピーチを聞いたら、もっと感動するのではと思いました。
ちなみに、スピーチで出てくる田口愛さんのことは、初めて知りましたが、ネットで調べてみると、「19歳の時に単身でガーナに渡り、その後、4年がかりで高品質のカカオを日本に輸出するビジネスを開始。大手商社が成し遂げられなかった改革を起こそうとしている。22歳がカカオビジネスを変える」という記事がありました。(是非、検索してみてください!)

細貝さんのスピーチは、この田口愛さんからもらったエネルギーで、聞く人の心を動かしたのではないかと思いました。

ところで、細貝さんは、英語が大好きで、中1の頃から、英語のスピーチに挑戦しています。中1では県のスピーチコンテストで3位、中2はコロナで中止、中3では、高円宮盃で県4位、そして高1では、本コンテストで「優秀賞」を受賞しました。
また、現在、SGクラブの英語ディベート班でも大活躍しています。自分が大好きなこと、得意なことをどんどん伸ばしていってほしいと思います。
これからのさらなる活躍を応援しています。

【高校】高校総体県予選「ボート競技大会」

6月11日(土)渡良瀬川特設コースで、「令和4年度高校総体県予選ボート競技大会」が行われました。先週行われた「関東高校ボート大会」で男女のシングルスカルとダブルスカルについては、順位が出ているので、それ以外の男女の舵付クオドルプルのみ、代表を決めるレースが行われました。

特設会場となった渡良瀬川は、昨日の雨で水位もあり、風や波、流れもなく、とても良いコンディションでした。

今回は、ゴール地点でのタイム計測のスタッフとともに見学・応援しました。

<女子舵付クオドルプル>



佐高チーム
S:福地琴美(2-4)、3:高瀬綾乃(2-2)、2:永田さや(1-3)、B:坂本妃織(1-4)、C:黒尾茉莉(1-2)

*2年生2名、1年生3名からなる若いチームです。4月から急成長し、優勝が狙えるところまで実力をつけてきました。今回は、佐野東の3年生チームに阻まれ、悔し涙を流していたのが印象に残りました。しかし、このチームはとてつもなく強くなることを確信しています。いつの日か、うれし涙を見せてくれることを期待しています。


下野新聞の記者から取材を受けるメンバーたち

<男子舵付クオドルプル>


佐高チーム
S::清水雅裕(2-4)、3:船田佳祐(2-2)、2:三田翔愛(1-2)、B:武政虎太郎(1-4)、C:宋 佳修(1-4)

*こちらも、2年生2名、1年生3名からなるチームです。今回が記念すべきデビュー戦でした。県の代表として、これから力を付けてください。応援しています。


<閉会式>


今日の県予選の結果、

男子シングルスカル(青木)、
男子舵付クオドルプル(宋・清水・船田・三田・武政)
女子シングルスカル(藤倉)
女子ダブルスカル(藤倉・堀越)

以上の4種目9名が、8月10~14日愛媛県今治市で開催されるインターハイに出場することが決定しました。おめでとうございます。

<佐高ボート部のミーティング>

今年度は、栃木国体のための強化練習が行われており、今回も10日(金)~13日(月)まで合宿が組まれています。大変かと思いますが、このようなことを経験できる高校生は、めったにいません。悔いのないようにやり切ってください。応援しています。また、今年はたくさん1年生が入ってくれました。一日も早く先輩たちをおびやかす存在になってくれることを期待しています。

【高校】7人制ラグビー県予選「準優勝」!

6月11日(土)佐野市運動公園第1多目的球技場で、「令和4年度第9回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会栃木県予選」が行われ、初の「準優勝」となりました。

準決勝は、宇都宮工業高校に快勝し、7人制全国大会県予選初の決勝に進出しました。
決勝は、國學院栃木高校に大敗しましたが。選手たちは最後まで諦めずにトライを狙いにいきました。部員5名、助っ人2名の7人ぎりぎりで、よく戦っていました。

試合終了後は、決勝を戦った國學院栃木高校の選手とともに記念写真を撮りました。

【高校】総文祭「自然科学部門」

6月10日(金)、本日付けの下野新聞(14面)で、総文祭の出場校が紹介されていました。本校の科学部も昨年度に引き続き、出場します。

下野新聞6月10日付け14面、許可を得て掲載

【中高】ももクロプロジェクト「第4回関係者打合せ」

6月9日(木)16:00~18:00、校長室で、ももクロプロジェクト「第4回関係者打合せ」を実施しました。いよいよ来週17日(金)に迫ったももクロのコンサート当日に向けて、デジタルスタンプラリーの細部のチェックを行いました。

デジタルスタンプラリーの設計を担当した東京の業者とオンラインでつなぎ、佐野市のブランド推進課、栃木県のデジタル戦略課、日本旅行の各担当者と、生徒代表5名(高校3名、中学2名)により、詳細な検討が行われました。

佐野市のHPでも紹介されています。
おいでよ佐野市

新たに詳細が公表されました(6/10)
デジタルスタンプラリー「めぐるんさ佐野市」

↑有志生徒による「ももクロプロジェクト」メンバーが、企画・立案・デザイン作成・スタンプラリーのルールづくり、ポイント設置場所の選定、協力依頼等を自分たちで行いました。デジタルスタンプラリーのプログラムは業者が担当しました。

身近な風景 ~アマガエル

6月9日(木)佐野市在住の草野さんから、アマガエルの写真が送られてきました。梅雨の季節に最もふさわしい生物のワンショットです。

この先には、アマガエルの拡大写真が貼ってあります。両生類が苦手な方は、ここまでにしておいた方が良いかと思います。


こんな顔をしてるんですねえ。何を考えているのでしょうか。かなり密な関係のようです。


金属パイプの中にも、昼間は潜んでいます。


穴からも顔を出しています。


垂直な壁でも、指の吸盤を使えばお手の物です。

【高2】課題研究班ゼミ

6月9日(木)昼休み(12:00~12:30)、校長室で、「再生」をテーマに研究している高校2年生の課題研究班が、進捗状況の報告をしてくれました。

班員それぞれが「再生」に関するテーマを設定し、調べてわかったことを発表してくれました。その内容はチームスで共有しました。今後は、研究の方向性を検討していきます。