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2020年3月の記事一覧

ウニの発生実験・幼生飼育(2019年度冬期)⇒無事稚ウニに変化

臨時休業中ですが、学校で飼育を継続しています。
現在の様子をお伝えします。

◆飼育開始から1か月を過ぎてプルテウス幼生は8腕幼生に変化しました。
◆お茶の水女子大学湾岸生物教育センターより、餌の付着藻類(プラスチック小片)が届きました。(3月3日)
◆幼生を飼育している容器に付着藻類の付いたプレートを沈めます。
 右下角付近にあるプラスチック片に藻類が付いています。

◆この藻類を餌として摂食すると、プルテウス幼生は稚ウニに変化します。
  0.5mmに満たない大きさですが、管足を動かす姿はりっぱなウニです。

(参考)成長について
 「いつ、食べられるようになるの?」という質問をたびたび受けますが、
 ・稚ウニが食べられる大きさになるのは、海で3年ほど育ってからです。
 ・最初0.2mmほど、半年後2~3mm、1年後17~20mm、2年後30mm、3年後40mmに成長します。 

◆動く姿はこちら↓

   Video_uni1.mp4