日誌

2022年7月の記事一覧

進路室コラム

特別活動の意義
1学期が終わりました。
この間、コロナは比較的落ち着いていたので、
気を使いながらも
多くの学校行事が行われました
(現在は第7波が始まったので、
今後の行事がどうなるのかは判断いたしかねます)。

つい最近も
合唱コンクールが行われ、
合唱部×教員有志のコーナーで
私も混ぜてもらいました。
やるからには本気。
歌詞を暗記して舞台に立ちました。
このような形で歌を歌うなんて
何十年ぶりでしょうか。

コンクール翌日の清掃の時間に
進路室担当の生徒に話しかけました。
「合唱コンクールできてよかったね」
その生徒は笑顔を浮かべていました。
窮屈な日常を過ごしている中、
ちょっと一服になったのではないかと推察しました。

体育大会の時もそうでしたが、
私はこのような行事があるとき、
生徒の座席後方から生徒の様子を見るようにしています。
そして気づいたことがあれば、
担任に報告したり質問したりしています。
新採の先生方(教え子の中にいるので)、
教材研究も重要ですが、
生徒を見ることもお忘れなく。

生徒にとって
教室での勉強も大切だけど、
行事も大切。
進路という立場上、
こんな問題を考えました。

「学校教育における特別活動の意義について論じなさい」

学習指導要領を読めば書いてあるのでしょうが、
高校生にはそのようなむずかしい話は抜きで考えてください。
字数制限をつければ小論文の問題になるし、
口頭試問でグループディスカッションのお題にもなる。
教育学部の入試問題にしやすいが、
他の学部でも出題できる
(今年の慶應義塾大学の看護医療学部の小論文の課題文は教育がテーマだった)。

大学の入試担当の先生、
入試問題になりませんかね?

夏休みが始まるにあたり、
振り返ってみました。
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