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2025年10月の記事一覧
水産感謝祭を行いました!
10月24日(金)
水産科実習場で水産感謝祭が行われました。
朝こそ冷えたものの、昼にはすっかり晴れ渡り暑さすら感じる青空の下での実施となりました。
最初に毎年恒例のカレーライスと鮎の塩焼きを食べ、学年対抗の競技へ備えます。
どちらも3年生が朝から手間暇かけて調理してくれたもの、競技の準備も含め先輩たちに多大なる感謝を!
最初は今年初の種目となったクイズ大会。各学年の代表者3名が水産科の先生方の難問に挑みます。
水棲生物に関する問題に対してストレートに聞いたことのある選択肢を選んだら間違えたり、深読みしすぎて間違えたり・・・。当然正確な知識の差が出た問題も。
続いて金魚すくい。各学年の腕自慢が揃う中、3年生が後輩たちを圧倒的スコアで突き放し1位に。
ポイが破れてもまだまだ金魚をすくう猛者もいました。
今年初の種目キャスティング。釣り竿を使って7m離れた的を狙います。普段の釣り竿捌きの見せ所です。
的が思っていたよりも小さくなかなか当たらない分、当たった時の歓声は自然と大きくなります。
釣り勝負。竿が折れたり糸が切れたりと様々なアクシデントが飛び交う中、1匹でも多いニジマスを釣ろうと各学年奮闘します。
こちらでは1年生が先輩たちを抑えて1位をとることができました。
最後は網を使った取り上げ。水の中を走り回り大量のニジマスを取り上げ1年生と2年生が同点に!
陸上からはニジマスの位置報告が叫ばれたり、取り上げ時にはクラス一丸となって喜んだりと非常に盛り上がる試合でした。
5種目の総合優勝は2年生です。1年生と3年生はどちらも譲らず同率2位となり、接戦となった感謝祭でした。
水温が低い予想となっていたため実施を断念した種目もありましたが、今年も最後まで楽しく1日を過ごすことができました。
1学年 河川調査
10月21日(火)に1年生水産科は那珂川の小川地先で河川調査を実施いたしました。
まず、実際に川に入り、生き物調査を実施しました。捕まえた生き物を分類してみると、カワゲラやヘビトンボなどきれいな川に生息している生き物がたくさんいることがわかりました。
その後、川の様子や水質の調査を行いました。水質調査記録用紙に生徒たちは水の色やにおい、川にごみがあるか、川底の感触など調べ、記入しました。検査キットを用いて、pHやCODなどの水質分析も行いました。透視度計で見てみると、1m以上の深さもきれいにみることができ、この指標からも調査した場所の川がきれいだということがわかりました。
生徒はとても一生懸命に活動を行い、いい調査ができました。調査のためにご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
大田原市善勝川自然観察会にアドバイザーとして参加しました
水産科2年 岡本・橋本・平山・星の4名が、10月5日(日)、大田原市ふれあいの丘自然観察館および大田原市理科クラブ主催の自然観察会にアドバイザーとして参加しました。
このイベントは、大田原市民を中心に一般の希望者を対象として、湧水と引用水からなる善勝川の生物調査を行う恒例行事です。参加者は大人から小学生までの10名で4つのグループに分かれ、私たち4名がそれぞれグループに入り、一緒に水生生物の採集を行いました。時には採れた生物の名前、種類、生態などを話しながら、大田原市の素晴らしい自然や生命に触れ、素敵な時間を過ごすことができました。
最後には、理科クラブの先生や僕たちから採集生物と善勝川についての解説を行い、大田原市の自然について振り返りました。普段授業で勉強しているときとは逆の状況で、人前で解説することの難しさを知りました。今度はより幅広い観点から詳しい説明ができるように、もっともっと勉強しようと思いました。
1年生 海洋実習
9月30日(火)に、水産科1年生が海洋実習を実施しました。
海洋実習は茨城県立海洋高等学校の協力のもと行っている行事で、何十年も前から行われている歴史ある行事の一つとなっています。
午前中は「カッター」という手漕ぎのボートで、クラスが2艇のカッターに分かれ、各班12名で漕ぎました。オールは1本4m以上、重さは10kg以上あり、それぞれが持つだけでも大変でしたが、海洋高校の先生方に教えていただきながら漕ぎ方を学び、最後の方はみんなで息を合わせて漕ぐことができるようになりました。
午後はダイビング実習でした。初めはダイビング機材のセッティングの仕方を教えていただきました。実際に使ってみると普通に空気を吸える感覚に驚いたようでした。その後は、実際にプールに入り、素潜りにチャレンジしました。水深10mの場所は水面から見るだけでも恐怖心をあおられるものでしたが、なかなか体験できないことにどの生徒も興奮している様子でした。生徒の中には素潜りで水深5mに到達できた生徒もおり、充実感に満ちていました。
実習が終わった後はどの生徒も全身がきつい様子でしたが、もっとやりたかったという声もあり、帰るのが名残惜しそうな様子でした。
今回の実習にあたり、貴重な体験をさせていただきました茨城海洋高校の皆様、本当にありがとうございました!