日誌

2025年1月の記事一覧

試食会が行われました

1月16日(木)

水産科3年生が最後の水産科行事である「試食会」を行いました。

試食会は、水産科で学んだ食材、調理に関する知識・技術を使い、さまざまな食品を生徒の自由な発想でつくることで本校実習製作品の可能性を探求する目的で行われます。

毎年想像の斜め上をいく料理が作られる行事です。さて今年はどのような料理ができあがってくるのでしょうか。

生徒それぞれが水産物を使って料理を作っていきます。

今年は「アユのアクアパッツァ」や「ザリガニのトムヤムスープ」「ホンモロコの天ぷら」など見た目も美味しそうな料理が出来上がりました。

食品製造の授業で取り組んでいる魚醤を使ったレシピとして「手作りさつま揚げいりおでん」も並びました。

いざ試食!どれも美味しくできあがり、今年はとても平和で美味しい時間となりました。

3年生が登校するのも残りわずかですが、今年の3年生も様々なところでたくさん活躍してくれました。

3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

水産教育講演会が行われました

1月10日(金)

今年は、「宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター 松田勝 教授」をお招きし、「水産へも利用されているDNA研究」という題目で講話をいただきました。

松田先生は、メダカの性決定遺伝子を発見した先生で、(現在性決定遺伝子が発見されているのは、ほ乳類とメダカのみ)生徒たちは講話の内容をとても楽しみにしていました。

遺伝子の基本的な内容から、全国に分布するメダカの遺伝子型や栃木県内に生息するメダカの遺伝子研究の現状などメダカに関する内容について詳しく教えていただきました。また水産で活用されている「マッチョマダイ」の作出で活用されているマーカー遺伝子や「サバからマグロを生む」研究で有名な生殖幹細胞移植の話など、多岐にわたる内容をお話いただきました。

講話の後は質問にも答えてくださり、「好きなことを突き詰める」ことの大切さを改めて実感する機会になったのではないでしょうか。

松田先生、本当にありがとうございました。