校長室便り

校長室便り

【中高】吹奏楽部定期演奏会の舞台裏

5月1日(日)、第14回吹奏楽部定期演奏会が開催されました。ここでは、演奏会の舞台裏の表情の一端を垣間見ましょう。

12時20分、この時点で開場を待つ長い列ができていました。

その頃、ステージ上では、本番の最終チェックと写真撮影が行われていました。


2階席から集合写真を撮っています。

楽器を持ち上げたり、思い思いのポーズをとっています。そんな中でも、後ろの子が隠れてしまわないか、気配りは忘れません。


副顧問の先生方にも丁寧に挨拶してくれました。

OB/OGもたくさん来てくれ、緊張感の中にもこれから始まる演奏会を楽しもうという余裕も感じられました。


そして、入り口ではお客様を迎える準備が着々と進んでいました。先生方だけでなく、ここでもOB・OGが活躍していました。


同窓会からのお花も見事です。ありがとうございました。


13時ちょうどに、開場しました。一番乗りの方が入って来られました。

お客様が続々と入って来られます。一人一人、検温をしてから入っていただいています。


お客様には、ホールで座った座席を帰りに報告してもらうカードを一人一枚ずつ配りました。もし、感染者が出た際に、近くに誰が座っていたのか、わかるようにするためです。

先生方や生徒、卒業生もたくさん来てくれました。
配付したパンフレットの残数から、おおよそ500数十名程度の来場者があったそうです。






開演前の緊張する瞬間です。この直後に、校長挨拶の声がかかりました。ちょっと油断してました。


そして、演奏会が始まり、大成功の裡に終了しました。ここは、本編の記事をご覧ください。

素晴らしい演奏会でした!

演奏会からお帰りになるお客様をお見送りする部員たちは、笑顔の中に、時折、涙が混じっていました。


こうして、私も会場を後にしました。中高の吹奏楽部員、そして、OB・OGたちによる青春のエネルギーを感じました。外はかなりの雨でしたが、車まで濡れていくことに何の躊躇もありませんでした。今日まで、お疲れさまでした。素晴らしい一日だったことをここに記録しておきます。

【高校】高校総体兼関東大会予選「ラグビーフットボール競技」

4月30日(土)、高校総体兼関東大会予選の1回戦が、県総合運動公園で行われました。本校は、合同チーム(宇工、足大附、佐高)で参加し、國學院栃木高と対戦しました。全国レベルの強豪校相手に、キャプテンの岩上航君のワントライを含む2トライを奪う大健闘を見せてくれました。試合は14対57で敗れましたが、素晴らしい試合でした。

「対國栃の試合は、50点以上取られ負けてしまいましたが、前半は鋭い出足から航が狙い通りのインターセプトでトライ、後半はFWがしつこく繋いで合計2トライをあげることができました。選手たちは國栃相手に、最後まで諦めない素晴らしい試合をしてくれました。」(以上、石井先生のTwitterより転載しました)

【高校】県高校総体「ボート競技大会」

4月30日(土)、渡良瀬川特設コースで、「令和4年度 栃木県高等学校総合体育大会ボート競技大会」が開催されました。昨夜までの大雨と強風は収まり、快晴の中、競技が行われました。

今日は、風や波のない絶好のコンディションです。


<男子シングルスカル>
青木瑛久君(3-3):1位


<女子シングルスカル>
藤倉麻妃さん(3-2):1位


<男子ダブルスカル>
清水雅裕君(2-4)、船田佳祐君(2-2):1位


<女子ダブルスカル>
藤倉望妃さん(3-3)、*堀越紅羽さん(3-3)
*堀越さん欠場のため、今年度、新採用で着任した増田萌先生が堀越さんの替わりに出場してくれました。そのため、今回は参考記録となります。

左から増田萌先生、藤倉望妃さん。急なことでしたが、二人の息はぴったり合っていました。


渾身の力を振り絞り、ゴール後に倒れこむ増田先生。お疲れさまでした。

<女子クォドルプル>
黒尾茉莉さん(1-2)
福地琴美さん(2-1)
高瀬綾乃さん(2-2)
永田さやさん(1-3)
坂本妃織さん(1-4)

早期入部していた1年生が入ったチームですが、佐野東高の3年生チームに僅差に迫りました。今回、指導に来てくれていた本校OBで、オリンピック選手の蔵田さんからも、「このチームは伸びるね。これからが楽しみ。」という言葉をいただきました。

<表彰式>

表彰式前のひと時。かなりテンション高めです。



本日出艇した選手等





*最後に、部長の藤倉望妃さんが、今日の試合の振り返りと抱負を語ってくれました。
「今日の試合は、それぞれが日頃の練習の成果を発揮できていたと思います。いい腕試しになりました。この結果を一つのステップとして、インターハイや国体を目指して、頑張ります。」

*ボートが専門の増田萌先生を顧問に迎え、ますます活気に満ちたボート部の今後の活躍を期待しています。

【中高】「ももクロプロジェクト」動き出しました!

4月28日(木)放課後、校長室で、石塚凜花さん(高3-4)と石塚彩花さん(中3-1)が、栃木県のデジタル戦略課、佐野市の広報ブランド推進課の担当者とオンライン会議を行いました。

6月17日に、佐野市文化会館で「ももいろクローバーZライブツアー」が開催されるので、そこに来てくれるお客さんに佐野市の魅力を知ってもらうため、二人が考えたイベント企画の実現に向けて相談しました。


栃木県のデジタル戦略課は、ICTなどの専門家集団で、例えば、スタンプラリーもハンコを手で押すのではなく、現地でスマホでQRコードをかざせば、プレミアムスタンプが押せる仕組みなどをいっしょに考えてくれたりします。そうしたバックアップを受けながら、佐野市のブランド推進課のブランド戦略係と、企画の実現に向けて、動いていくことを確認しました。

一方、石塚さんたちは、自分たちの企画をプレゼンするとともに、県や市からの質問にも的確に答えていました。そのため、実際に何を目指していくか、ターゲットをしぼることができました。次回は、5月9日(月)に、関係者が佐高に集まり、対面で打合せを行うことになりました。



石塚さんたちによると、次回までに一緒にやってくれる仲間を募集し、やれることをどんどん進めていくそうです。
このプロジェクトは、中高生が佐野市に直接貢献することができる、またとないチャンスだと思います。学校もできることはサポートしていきます。
我こそはと思う人は、一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?

【高校】「サッカー部」高校総体県予選1回戦突破!

4月28日(木)昼休み、サッカー部の部長、岡本大輝君(3-3)と副部長の橋本晃樹君(3-3)が校長室に、1回戦の報告に来てくれました。

サッカー部は、4月23日(土)に行われた高校総体県予選の1回戦で、強敵の宇都宮南高1-0で勝利し、明日29日(祝)に行われる2回戦(対宇都宮高)に進出しました。


Q1:1回戦の勝因は何でしたか?
→「宇都宮南高に勝てたことはとても嬉しかったです。相手もまさか負けるとは思っていなかったので、びっくりしていました。宇都宮南高とは、1月の新人戦で戦い、1-4で敗れていたので、マネージャーが撮影していた試合の映像を部員全員で何度も見て、対策を立てたことが役に立ちました。」


Q2:今のチームの特徴(良さ)は何ですか?

→「皆、元気いっぱいで、先輩と後輩が何でも言い合えることが特徴だと思います。その中で、対戦相手の分析や戦略が生まれ、勝利にも貢献できました。」

Q3:次の対戦にはどのように臨みますか?
→「宇都宮高校とはまだ一度も対戦していませんが、宇都宮南高も宇都宮高もリーグ戦の2部リーグに所属している強敵です。(佐高は3部リーグの下の方とのこと)宇都宮南高には初めて自分たちの力で勝てたので、この勢いでプレーを変えずに頑張りたいです。」


Q4:目標とかはありますか?

→「とりあえず、1つ1つ勝っていきたいです。」


*話を聞いてみると、強敵に勝てたのは、相手チームの研究を怠らず、地道に力をつけた結果であることがよくわかりました。明日の宇都宮高戦も頑張ってください。
応援しています。

【中3】学活の見学(富永、粂谷、久保)

4月27日(水)7限目、中学3年生の各クラスの「学活」の時間を見学しました。どのクラスも学級目標づくりを行っていました。
<3年1組>

3年1組の様子。まずは、班ごとにアイディアを出し合いました。


各班から出されたアイディアを最後は顔を伏せた状態で、気に入った学級目標に挙手することで選びました。

<3年2組>

こちらも最後は、挙手で決めました。


<3年3組>


3組も学級目標が決まりました。また、応援歌を考えてきた生徒もいて盛り上がっていました。

3クラスとも、35文字の学級目標を考えていました。一人一文字を担当して全員で一つの目標を完成させるという形式が大人気でした。また、学級目標がクラスの団結のために重要であると考えており、終始、真剣に取り組んでいました。最後は、皆、やり遂げた、という達成感に包まれていました。

【中1】中庭の清掃

4月27日(水)清掃の時間、中庭は中学1年生の各クラスから集まった清掃班が、とても一生懸命に草むしりなどの仕事をしていました。








皆さんのお陰で、中庭はとてもきれいになっています。

【中1】理科の授業見学(中村先生)

4月26日(火)3・4限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物やそこで見つけた動物などの「生き物マップ」を作っていました。

「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。

生徒たちは、班ごとに校庭内の植物を見つけ、資料集で名前を調べて、プリントの地図上にマッピングしていきます。ある班では、17種類の植物を記載していました。


ここでは、何の植物を見ているのでしょうか?


クチナシの木の根元に生えていた「ユウガオ」を見つけました。


ここでも生徒が集まっています。

まずは、ツツジです。ちょうど満開ですね。


そして、カタバミ


ハハコグサです。よく見ていますね。


ここは何を記録しているのでしょうか。


タンポポが生えていました。


広いグランドで調べている生徒たちもいました。


ヒメジョオンです。


綿毛が生えているこの植物は何でしょうか?


いろいろな場所で、調査が進んでいました。


この班は、タンポポに注目しています。


校庭のタンポポは、一見すると、どれも同じタンポポに見えますが、この班はさらに追求しています。花の裏側を見ると総苞がぴったりくっついているタイプは、在来種とされています。


しかし、このタンポポは、総苞が反り返っているので、明らかに外来種です。

つまり、タンポポの在来種と外来種が、校庭内でどのように分布しているかに注目していました。目の付け所が素晴らしいです。毎年、生き物マップの授業を見てきましたが、私の記憶では、このような視点から調査しているのを初めて見ました。

何気なく生えている植物には、なぜそこに生えているか、何らかの理由があるはずです。その関係性を調べる、という研究は、とても奥が深いと思いました。

今回のフィールドワークで、どんなことが分かったのか、発表する機会があるなら、聞いてみたいと思いました。皆さん、とても熱心に取り組んでいたのが印象的でした。

【中3】「シンカゼミ」班別活動

4月23日(土)宿泊学習2日目、シンカゼミの班別活動の様子を見学しました。

4月22~23日の「シンカゼミフィールドワーク」では、中3の「シンカゼミ」の一環として、地域の課題(栃木県)を発見し、その課題を解決するためのアイディアについて考えました。

そのため、1日目には、栃木県の総合政策部総合政策課の職員から、地方創生に関するお話をお聞きしました。


それを踏まえて、生徒たちには「これからの栃木県をもっと元気にしていくために」として、企画を考えるミッションが出されました。さらに、素晴らしい企画は、栃木県知事にプレゼンして採用してもらおう、ということになりました。栃木県の総合政策課も中学生がどんなことを考えてくれるのか、とても期待しているそうです。



生徒たちは、KJ法などを駆使して、様々なアイディアを出し、班ごとに考えをまとめていました。





まだ完成はしていませんが、あっと驚くような企画がでてくるのを楽しみにしています。目指せ「知事にプレゼン!

身近な風景 ~那須の自然②

4月23日(土)、中3の宿泊学習で、再び「なす自然の家」を訪れました。1週間前の中1の宿泊学習と比べて、明らかに季節は進んでいました。那須でも、気温は20℃を軽く越えていました。

お天気は快晴でした。

1週間前は、あまり発生が進んでいなかった「ヤマアカガエル」の卵は、すでに「尾芽胚」のステージに達していました。





この段階の幼生を見つけた場合、アカガエルの幼生、というところまではわかりますが、これだけを見て、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、判別は難しいです。幼生を育ててみて、歯の生え方などを顕微鏡を使って調べるとわかります。
ちなみに、そこまで調べようという人は、めったにいないです。(私もやりません)