活動の記録

活動の記録

【中高】「生徒の主体的な活動」の紹介

本校Webサイト内の「Sanoグローカル構想」 - 「生徒の主体的な活動」に生徒が主体的に活動したものの一部が紹介されています。ぜひご覧ください。このリンクから観ることができます。

※PDFファイルのサイズが大きいため、通信環境のよい状態で閲覧ください。

【中学】「科学の甲子園」に向けた学習会

8月27日(土)に行われる「科学の甲子園ジュニア栃木県大会」に向けて、参加生徒が学習会を行っています。

科学の甲子園ジュニアは筆記競技と実技競技が行われ、本校からは2年生のAチームと1年生のBチームが栃木県大会に出場します。

8月10日(水)には、実技競技に向けた作戦会議を行いました。今年度の実技競技の課題は「ストローを使って1m以上のタワーを作成し、タワーの最上部にLEDの光を灯すこと」です。

それぞれのチームに分かれて、どのようにタワーを作ればよいのかを試行錯誤していました。ただ一つの答えに向けて特定の生徒が引っ張るのではなく、チーム全員で意見を出し合いながら最適解を模索する姿が印象的でした。

 

(2年生のAチーム。左端は応援に来てくれた3年生です。)(1年生のBチームです。試行錯誤の跡がよく分かります。)

※2年生が作成しているタワーは、機密事項ということで撮影禁止でした。

 

夏休み中ということもあり、自宅からリモートで参加した生徒もいました。また、昨年度に県大会で優勝した中学3年生も、忙しい合間を縫って後輩の指導に来てくれました。

 

これまで考えたこともないような問いに対して、チーム全員で協力して楽しみながら課題に挑んでいました。今月末の県大会でもチーム一丸となって頑張ってください。

【高校】宮城県南三陸町訪問

 8月5日から6日にかけて行われた社会科学領域フィールドワーク研修に、学年を越えて8名の生徒が参加しました。

 訪問したのは宮城県南三陸町。「3.11」から十年以上が経ったいま、被災時の様子と町の「いま」を見聞きすることで、各自がそれぞれの考えを深めてきました。

 今回、お世話になったのは「南三陸まなびの里いりやど」さん。こちらは「南三陸研修センター」も兼ねていて、様々な学習プランを提供してくれています。

 昼食を済ませた後、コーディネーターの松村さんに解説をして頂きながら、ビデオ視聴を通して東日本大震災に関する事前学習を行いました。

 今回、当時の様子を自身の経験を交えながらお話してくれたのは、「語り部」の佐藤慶治さん。見ての通りイケメンです。被災当時は高校2年生でした。

 バスは南三陸町旧戸倉中学校へ。高台にあるこの場所をも津波が襲って犠牲者が出ました。低地から浸入した津波はあろうことか、中学校が建つ高台をぐるっと周る形で、中学校の裏手から突如、現れたそうです。津波は校舎の1階を水没させ、ここなら大丈夫だろうと校庭から海側を見ていた人たちの中には、避難が遅れて流されてしまった人たちも多数いました。佐藤さんは当時、所属する陸上部の合宿に参加していて、旧戸倉中の先にある公民館で過ごしていたそうです。公民館には続々と避難してきた人たちがやってきて、佐藤さんたち生徒は顧問の先生と公民館の職員の方たちとともに、避難住民へのサポートにあたりました。帰宅することも叶わず、情報も遮断されて家族の安否が分からない不安の中、懸命に活動していた生徒たちの心境を想うと、胸が詰りました。参加生徒は皆、「自分ならば…」を想像しながら佐藤さんのお話に耳を傾けていました。

 

低地から浸入した津波が…

 

 

 

 低地から浸入した津波は…

 

 

 

 

 

中学校の裏から浸入

 

 

 

高台にある中学校の裏手から浸入 

 

 

 

 

 

 次に訪れたのは志津川地区の復興祈念公園。震災直後、よく目にした旧防災対策庁舎がそこにはありました。何と、庁舎が建っている場所が当時の町の平地。いまは町全体を8メートルほどかさ上げをし、そこに道路が走り、商業施設が並んでいます。因みに、海に面している町の平地に、いまは住宅を建てることは防災上、禁止されているそうです。震災前のようにまちをつくり直すとしたら、湾内に大きな堤防を造る必要があったでしょう。しかしそれでは、景観や海に生きる生物への影響が懸念される。全てを生かすために、町の人たちは高台へと移住する道を選択しました。決して過去を忘れてはいけないけれども、過去に囚われているばかりではなく、町はしっかりと未来を向いて歩んでいるという佐藤さんのお話が、とても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 佐藤さんは現在、「いりやど」のある入谷地区に使用されていない古家を借りていて、若者たちが交流することができる居場所づくりを進めています(冒頭の集合写真はその家の前で撮影)。実はこの日の夜、怪談会が開催されるということで、有志3名の生徒とともにお邪魔しました。メンバーには林業や農業、ワイナリーに携わる町の若者たちの他、その活動に魅力を感じた学生などが集まっていました。その活動の姿からも、確かに南三陸町は未来を向いて進んでいるのだな、と感じました。

 

「語り部の方のお話からも、これからどうするかを考えて、町全体で復興をしてきたということが伝わりました」

「自分のこれまでの知識は浅はかなものだということを痛感し、現地に足を運んで実感することの大切さを学んだ」

「佐藤さんのような行動力を自分も身につけたい」

「自然を受け容れながら前へ進む、自分たちの経験や新しく生まれた環境を次世代にしっかりと伝達する、という気持ちが町全体から伝わりました」

 

 短い時間ではありましたが、参加生徒はこの夏、今後の生き方にも繋がる大切な発見をしたようです。

 佐藤さんをはじめ、企画の段階から丁寧に対応し、温かく迎えて下さった「いりやど」の皆さん、有意義な時間をつくって頂き本当に有難うございました。また、わざわざ仙台から足を運んでくれた東北大学文学部2年の若林大耀さんと同薬学部2年の上岡駿吾さん、夜のOB交流会は大変お世話になりました。この場をかりて、全員の方に改めて感謝申し上げます。

                                              (文責:石田)

【中2】旭城祭に向けたCM作成

夏休み明けに行われる旭城祭に向けて、中学2年生の実行委員が自分たちの発表のコマーシャル動画を作成しています。

動画内容の企画や動画の撮影、編集まで全て生徒が行います。

自分たちの発表に興味を持ってもらうために、意見を出し合いながら作成を進めています。

どんなCMになるのか、完成が楽しみです。

【中学】壮行会

関東大会出場を果たした女子テニス部特設活動水泳壮行会が行われました。

令和4年8月2日(火)、栃木県夏季中学生テニス選手権大会兼関東中学生テニス選手権大会[団体]栃木県予選会に出場し女子団体を制して関東大会出場を果たした女子テニス部と、栃木県総合体育大会水泳競技大会で男子100mバタフライ、女子100m背泳ぎ、女子200mバタフライ、女子200m背泳ぎでそれぞれ上位に入賞し関東中学校水泳競技大会への出場を果たした3名への壮行会が校長室で行われました。

 

各競技の日程と会場については次のとおりです。

 

<関東中学生テニス選手権大会>

日程 

・令和4年8月6日(土)~8日(日)

会場

・東京都八王子市 松木公園テニスコート

 

<関東中学校水泳競技大会>

日程

・令和4年8月9日(火)~11日(木)

会場

・茨城県ひたちなか市 山新スイミングアリーナ

 

 

壮行会のようす

 

<特設活動 水泳>

<女子テニス部>(部代表)

 

<生徒会長による激励の言葉>

<校長先生による激励の言葉>

 

関東大会では、これまで取り組んできた練習の成果を存分に発揮し、悔いが残らないよう頑張ってきてください。健闘を祈っています。

【中高】ももクロプロジェクト 感謝状の贈呈式

7月27日に佐野市市役所内で感謝状の贈呈式があり、プロジェクトのメンバー代表3名と青柳校長、主幹教諭が出席してきました。
ももクロプロジェクト(6月17日に佐野市で開催された「ももいろクローバーZ」のライブに合わせた企画)の一連の活動を通して、佐野市のシティプロモーションに大きく貢献したということで、金子裕市長から感謝状をいただきました。

プロジェクトの企画の一つである「デジタルスタンプラリー ~めぐるんさ佐野市~」の報告もありました。
スポットは佐野市の主な観光地を含む7か所で、ライブ目的で佐野市を訪れた人だけでなく、ライブに参加していないモノノフにも佐野市回遊に誘導することができ、スタンプラリー利用者数は合計377名になりました。

金子裕市長から一人ずつ感謝状をいただきました。もちろんメンバー全員の感謝状をいただきました。

感謝状にはももクロのクローバーも印刷されていました!

その後の懇談、記者会見の様子です。

 

なんと最後に金子裕市長からのプレゼントとして、市長の机に座り、市長気分を味わうことができました!

【高校】「#アップサイクルTOCHIGI」経過報告

「#アップサイクルTOCHIGI」とは

7月15日、東武鉄道が新型特急「スペーシアX」を発表、下野新聞でも紹介されました。運用は来年7月ですが、その導入に合わせて進められているのがプロジェクト「#アップサイクルTOCHIGI」です。本校以外に、東京上野にある岩倉高等学校が参加しています。岩倉高校は、鉄道員を養成する「運輸科」を備える学校です。

 この壮大なプロジェクトに集まった有志は以下の10名。何れも2年生です。

 班長:田部田春香

小熊優衣、大鷲真依、栗林莉子、小松原千楓、青柳妃砂、蓮沼萌衣、平川柚葉、山口美礼、渡辺将有

 

7月25日(月)午後、パートナーである東京上野の岩倉高校さんが来校し、対面での交流会が開かれました。

この日は顧問の開・松本両先生引率のもと、運輸科19名の岩倉高生が来校しました。

何と!岩倉高校さんは午前中、日光までの鉄道旅を実体験すべく、浅草からスペーシアに乗って日光まで行ってきたとのこと。その甲斐あって、プロジェクトに繋がる様々な気づきがあったそうです。

お迎えするにあたって、メンバーの蓮沼さんと平川さんが、ネームホルダーに入れる名刺を全員分作ってくれました。一枚づつ手描きの力作です。

 

 

 

 

会の進行は、班長である田部田さんと小熊さんの両名にお任せ。二人のアイデアで、先ずはお互いの緊張をほぐすために、伝言ゲームを交えての自己紹介を行いました。

続いて、お互いの現況報告。当プロジェクトでは、本校が「新しい栃木の旅」を、岩倉高校さんが「新しい鉄道の旅」を十代の目線で企画し、東武鉄道さんに提案することになっています。

お互いのアイデアを共有した上で3グループに分かれ、それぞれの提案に対して意見交換を行いました。最初のぎこちなさなど感じさせない、活発な話し合いがどのグループでも交わされました。

両校、今回の刺激をふまえた上で、それぞれのアイデアの質を高め、一月後に再び交流会を持つことを約束して解散となりました。今度は本校が岩倉高校さんを訪問する予定です。

帰りの列車の都合上、1時間半の交流会でしたが、今後に向けた有意義な会となりました。やむなくオンライン化が進む昨今ですが、直に対面することで生まれるものもあるのだと、改めて確認できる会でもありました。

翌26日(火)、課外終了後、早速、次の交流会に向けて話し合いがもたれました。「とちぎ文化班」と「とちぎ食材班」とに分かれ、企画を練り直した上で、次の交流会に臨みます。

当プロジェクト活動の様子は、とちぎテレビでも随時紹介してくれる予定です。一回目は7月22日(金)の「イブ6プラス」で紹介されました。25日の交流会の様子も取材を受けたので、放送日が分かり次第、ご案内します。

今後の活動に、是非、応援宜しくお願いします。
                                            (顧問・石田和紀)

 

【中高】「生徒の主体的な活動」の紹介

本校Webサイト内の「Sanoグローカル構想」 - 「生徒の主体的な活動」に生徒が主体的に活動したものの一部が紹介されています。ぜひご覧ください。このリンクから観ることができます。

※PDFファイルのサイズが大きいため、通信環境のよい状態で閲覧ください。

【中高】賞状伝達式・壮行会・出発式・1学期終業式

賞状伝達式・壮行会・出発式・1学期終業式がオンラインで行われました。

 

令和4年7月20日(水)、新型コロナウイルス感染防止対策と暑さ対策に取り組みながら、校長室から各教室にオンライン配信する方法で賞状伝達式・壮行会・出発式・1学期終業式を実施しました。

 

活動のようす

 

<賞状伝達式>

 

 

<壮行会>

※関東・全国大会の出場を果たした選手、部活動を対象に実施

高校:囲碁将棋部(全国大会出場)

高校:陸上競技部(全国大会出場)

高校:ボート部(全国大会出場)

高校:化学部(全国大会出場)

高校:全国高等学校総合文化祭[弁論部門](全国大会出場)

中学:テニス部[女子](関東大会出場)

中学:囲碁将棋部(全国大会出場)

中学:Sano.G.クラブ[日本語ディベート](全国大会出場)

 

関東大会、全国大会の出場権を獲得した生徒の皆さん、おめでとうございます。皆さんが活躍されることを心から祈っています。

 

<トビタテ!留学JAPAN 出発式>

 

<1学期終業式(校長式辞)>

 

 

<中高学習指導部から>

高校:学習指導部長

中学:学習指導主任

 

 

<中高生徒指導部から>

高校:生徒指導部長

中学:生徒指導主事

 

明日から8月25日まで夏休みとなります。皆さんにとって、この36日間の夏休みが中身の濃い、充実した時間となることを願っています。心も体もリフレッシュして8月26日に会えることを楽しみにしています。