文字
背景
行間
活動の記録
【高校】卒業生との交流会
8月18日(木)
本校OB・OGの大学生が、大学での研究や、現在の学生生活、佐高時代の生活について、在校生に話をしてくれました。大学生は1年~4年生55名程度、在校生希望者は、1年~3年生100名程度が参加しました。
教育・国際・経済・法・理工・医療・農などの分野ごとに教室を分け、更に細かい系統に分かれて、大学生1人につき在校生3名程度で、じっくりと話を聞くことができました。来校してくれた先輩達、ありがとうございました。
【中3】つくばフィールドワーク②
午後の部を終え、帰路に着くところです。
予定していた行程に加えて、バスに乗りながら筑波大学をドライブスルー見学してきました。
※帰校予定は17:30ですが、高速道路が途中通行止めになっているとのことなので、帰りが遅くなる可能性もあります。
【中3】つくばフィールドワーク①
本日中学3年生は、茨城県つくばにフィールドワークに行っています。現在1号車はJICA、2号車はJAXAの見学を終えました。
それぞれの場所を真剣に見学しながら楽しんでいます。
令和4年度 一日体験学習
8月19日(金)、3年ぶりに、本校を会場として一日体験学習が実施されました。
中学3年生約200名・保護者約150名が来校し、教室において、リモートによる全体説明と、本校在校生による対面での説明により、本校の教育活動や学校生活について紹介しました。
本校職員からの説明に加え、メーキングルールプロジェクト、ももクロプロジェクト、sano.Gクラブなど、「本校ならではの活動」について、在校生が自分の言葉で発表しました。どの教室も熱心に聞いてくださり、ありがとうございました。有意義な一日体験学習になってもらえたら嬉しいです。
職員・生徒とも、皆さんをお待ちしています!
生徒受付
リモートによる学校長挨拶
リモートによる諸活動の発表
熱心に聞き入る生徒・保護者
本校生による対面での説明
【高校】全国高等学校将棋竜王戦(2日目)
8月18日、竜王戦の2日目、決勝トーナメントです。
決勝トーナメントの対戦表です。決勝トーナメントに残る生徒は2勝以上している強者です。
全国の強豪が集まるなか予選を突破するだけでも大変なことです。
結果は、・・・
最後にお伝えします。最後までお付き合いください。
1回戦は広島大学附属福山高等学校の生徒との対局でした。昨日同様、会場全体が緊迫したなかで対局が始まりました。
初戦を無事に勝利することができました!
2回戦は滋賀県の立命館守山高等学校です。どっちが勝ってもおかしくない戦況でしたが、接戦をモノにすることができました。これでベスト8です!
3回戦は東京都にある國學院高等学校の女子招待選手です。
女子は苦手と言っていましたが、無事に勝てました。
これで目標であったベスト4以上確定です!
準決勝で対局する相手は宮城県仙台西高等学校です。
厳しい対局でしたが、勝利をもぎ取ることができました!
そして決勝戦では、奈良県の東大寺学園高校です。
今年の総文祭の団体戦で予選、決勝トーナメントで対戦した相手で、予選では勝ちましたが決勝トーナメントでは負けてしまいました。そして総文祭の団体戦で優勝したのがこの東大寺学園高校です。竹熊くんは今回対戦する生徒とは、これまで直接対戦していないようです。
決勝戦は個室で行い、大部屋で大盤解説となります。よくテレビでやるような感じです。
個室では日本将棋連盟会長の九段である佐藤康光棋士が対局を見守り、そして大部屋では八段中田功棋士と七段豊川孝弘棋士に解説していただきました。
さて、結果は……準優勝でした。
最後まで粘りましたが、惜敗でした。
前回のリベンジとはなりませんでしたが、素晴らしい成績に感動です。
本当によく頑張りました!
表彰式後に竹熊君は、読売新聞社からインタビューを受けていました。
その内容の一部を紹介します。
「これまでの成績では、小学6年と中学3年の時の全国ベスト8が最高だったので、今回の竜王戦は、それ以上を目指して臨みました。また、3年ぶりの大会ということで、自分の今の実力を試したいと思いました。」(高校での総文祭では、昨年、今年と団体戦でベスト16が最高)
「決勝戦では、相振(お互いに振り飛車)は、あまり得意な形ではなく、中盤以降から苦しい展開になってしまい、粘ったが押し切られてしまいました。この展開の知識がまだ足りなかったので、これからも勉強して挑戦していきたいと思っています。」
「竜王戦では、持ち時間の設定が短いため、対局では、時間に余裕を持つように意識して指しました。初めて強い人と対戦するのが楽しみで、感想戦で話ができることが勉強になります。今回、目標を達成できたので、この結果には満足しています。」
「これからは、大学でも活躍し、アマチュア大会で優勝したいと考えています。」
【高校】全国高等学校将棋竜王戦(1日目)
高校囲碁将棋部からの報告です。
今年の全国高等学校総合文化祭では、将棋部門団体戦においてベスト16という結果を残すことができました。
そして今回、8月17日18日に福岡市で開催される全国高等学校将棋竜王戦に、栃木県代表として、囲碁将棋部の竹熊柊くん(3年)が参加しました。
この大会は今年で35回を迎えますがコロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。
審判委員長は、竜王の藤井聡太棋士です。
1局目は沖縄県立北谷高等学校、2局目は鳥取県立米子東高等学校の生徒との対局でした。
無事に2連勝して、明日は決勝トーナメントに出場することができました!
明日も頑張ってもらいたいですね。
【中高】「生徒の主体的な活動」の紹介
本校Webサイト内の「Sanoグローカル構想」 - 「生徒の主体的な活動」に生徒が主体的に活動したものの一部が紹介されています。ぜひご覧ください。このリンクから観ることができます。
※PDFファイルのサイズが大きいため、通信環境のよい状態で閲覧ください。
学校紹介動画を公開しました!
施設や授業風景を観ることができます。
こちらをクリックしてください。
【中学】「科学の甲子園」に向けた学習会
8月27日(土)に行われる「科学の甲子園ジュニア栃木県大会」に向けて、参加生徒が学習会を行っています。
科学の甲子園ジュニアは筆記競技と実技競技が行われ、本校からは2年生のAチームと1年生のBチームが栃木県大会に出場します。
8月10日(水)には、実技競技に向けた作戦会議を行いました。今年度の実技競技の課題は「ストローを使って1m以上のタワーを作成し、タワーの最上部にLEDの光を灯すこと」です。
それぞれのチームに分かれて、どのようにタワーを作ればよいのかを試行錯誤していました。ただ一つの答えに向けて特定の生徒が引っ張るのではなく、チーム全員で意見を出し合いながら最適解を模索する姿が印象的でした。
(2年生のAチーム。左端は応援に来てくれた3年生です。)(1年生のBチームです。試行錯誤の跡がよく分かります。)
※2年生が作成しているタワーは、機密事項ということで撮影禁止でした。
夏休み中ということもあり、自宅からリモートで参加した生徒もいました。また、昨年度に県大会で優勝した中学3年生も、忙しい合間を縫って後輩の指導に来てくれました。
これまで考えたこともないような問いに対して、チーム全員で協力して楽しみながら課題に挑んでいました。今月末の県大会でもチーム一丸となって頑張ってください。
【高校】宮城県南三陸町訪問
8月5日から6日にかけて行われた社会科学領域フィールドワーク研修に、学年を越えて8名の生徒が参加しました。
訪問したのは宮城県南三陸町。「3.11」から十年以上が経ったいま、被災時の様子と町の「いま」を見聞きすることで、各自がそれぞれの考えを深めてきました。
今回、お世話になったのは「南三陸まなびの里いりやど」さん。こちらは「南三陸研修センター」も兼ねていて、様々な学習プランを提供してくれています。
昼食を済ませた後、コーディネーターの松村さんに解説をして頂きながら、ビデオ視聴を通して東日本大震災に関する事前学習を行いました。
今回、当時の様子を自身の経験を交えながらお話してくれたのは、「語り部」の佐藤慶治さん。見ての通りイケメンです。被災当時は高校2年生でした。
バスは南三陸町旧戸倉中学校へ。高台にあるこの場所をも津波が襲って犠牲者が出ました。低地から浸入した津波はあろうことか、中学校が建つ高台をぐるっと周る形で、中学校の裏手から突如、現れたそうです。津波は校舎の1階を水没させ、ここなら大丈夫だろうと校庭から海側を見ていた人たちの中には、避難が遅れて流されてしまった人たちも多数いました。佐藤さんは当時、所属する陸上部の合宿に参加していて、旧戸倉中の先にある公民館で過ごしていたそうです。公民館には続々と避難してきた人たちがやってきて、佐藤さんたち生徒は顧問の先生と公民館の職員の方たちとともに、避難住民へのサポートにあたりました。帰宅することも叶わず、情報も遮断されて家族の安否が分からない不安の中、懸命に活動していた生徒たちの心境を想うと、胸が詰りました。参加生徒は皆、「自分ならば…」を想像しながら佐藤さんのお話に耳を傾けていました。
低地から浸入した津波は…
高台にある中学校の裏手から浸入
次に訪れたのは志津川地区の復興祈念公園。震災直後、よく目にした旧防災対策庁舎がそこにはありました。何と、庁舎が建っている場所が当時の町の平地。いまは町全体を8メートルほどかさ上げをし、そこに道路が走り、商業施設が並んでいます。因みに、海に面している町の平地に、いまは住宅を建てることは防災上、禁止されているそうです。震災前のようにまちをつくり直すとしたら、湾内に大きな堤防を造る必要があったでしょう。しかしそれでは、景観や海に生きる生物への影響が懸念される。全てを生かすために、町の人たちは高台へと移住する道を選択しました。決して過去を忘れてはいけないけれども、過去に囚われているばかりではなく、町はしっかりと未来を向いて歩んでいるという佐藤さんのお話が、とても印象的でした。
佐藤さんは現在、「いりやど」のある入谷地区に使用されていない古家を借りていて、若者たちが交流することができる居場所づくりを進めています(冒頭の集合写真はその家の前で撮影)。実はこの日の夜、怪談会が開催されるということで、有志3名の生徒とともにお邪魔しました。メンバーには林業や農業、ワイナリーに携わる町の若者たちの他、その活動に魅力を感じた学生などが集まっていました。その活動の姿からも、確かに南三陸町は未来を向いて進んでいるのだな、と感じました。
「語り部の方のお話からも、これからどうするかを考えて、町全体で復興をしてきたということが伝わりました」
「自分のこれまでの知識は浅はかなものだということを痛感し、現地に足を運んで実感することの大切さを学んだ」
「佐藤さんのような行動力を自分も身につけたい」
「自然を受け容れながら前へ進む、自分たちの経験や新しく生まれた環境を次世代にしっかりと伝達する、という気持ちが町全体から伝わりました」
短い時間ではありましたが、参加生徒はこの夏、今後の生き方にも繋がる大切な発見をしたようです。
佐藤さんをはじめ、企画の段階から丁寧に対応し、温かく迎えて下さった「いりやど」の皆さん、有意義な時間をつくって頂き本当に有難うございました。また、わざわざ仙台から足を運んでくれた東北大学文学部2年の若林大耀さんと同薬学部2年の上岡駿吾さん、夜のOB交流会は大変お世話になりました。この場をかりて、全員の方に改めて感謝申し上げます。
(文責:石田)
特にありません。