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水産科掲示板
サケの採捕採卵を実施しました。
11月17日(木)
水産科3年生がサケの採捕採卵実習を行いました。今回の調査は実習場横の武茂川で、投網と釣りを用いて行いました。
ここ数年は、武茂川ではサケの遡上がほとんど確認できておらず、昨年の採捕採卵実習では1匹もサケを捕獲することはできませんでした。しかし、今年はサケの遡上を数匹確認することができ、1匹のサケを捕獲することができました!
今回はメスを捕獲することができなかったため捕獲したオスは馬頭高校名物の魚醤に加工する予定です。
ここ数年サケの遡上があまり確認されていないので、来年度からは河川環境の改善に力を入れていきたいと思います。
大田原高校SSH中間発表会におけるポスター発表
11月8日(日)
栃木県立大田原高等学校からSSHの中間研究発表会のご案内と発表参加のご依頼をいただき、本校水産科2年生半田大輝さんが参加してきました。
半田さんは過日行われた校内水産科生徒と研究発表会で2位となりました。1位のグループが県代表として関東東海地区大会に出場することもあり、本校代表として半田さんに白名の矢があたりました。
半田さんの研究は「栃木県における微小貝類の採集と観察」というタイトルで、県内のいたるところで採集してきた小型の腹足類について、研究・観察をしてきたことをまとめたものです。
発表は予め作成・送信していたポスター資料を事務局に掲示していただき、見学者が自由に閲覧に回り、各ポスターごとに発表者が説明するという形式でした。
半田さんは何度も訪れる見学者に対し、ポスター以外のことにも触れながら丁寧に説明していました。また、実際にさまざまな種類の貝殻を展示し、見学者に直接触ってもらいながら臨場感を持たせるように工夫していました。
さらに、大田原高校の生徒さんの研究は極めてバリエーションや個性に富んでおり、普段水産科では感じることのできない研究熱のようなものも感じでいました。今後の半田さんのさらなる研究に生かしてほしいと思います。
最後に半田さんのコメントを紹介して報告とします。
「こんなにしゃべったのは記憶にない。明日声が出ないかも。」
水産科2年生、海に行く
場所は、茨城県ひたちなか市平磯海岸です。
ちょうど11時に干潮を迎え、しかも-7センチという絶好のコンディション。
なかなか広大に干出した岩場で、水質調査と生物調査を行いました。
時間の都合上、生息を確認した生物は写真に撮り、水質調査の結果とともに後日まとめることになっています。
予想以上の大収穫で、みんな大いに興奮していました。やっぱり、海はすごい。
羽田ミヤコタナゴ生息地で小学生との交流学習を実施しました
今年度初めての交流学習ということもあり、まずは「お互いを知る」ことからはじめました。オリエンテーションで行った「私は誰でしょう?」というゲームでは、自分の背中に表示された生き物の名前を、友だちにヒントをもらいながら当てるゲームです。高校生は児童たちに分かりやすくヒントを出したり、優しく話しかける姿があり、とても頼もしく、普段の学校生活では見ることのできない3年生の姿に感動してしまいました。その後、羽田沼とミヤコタナゴ生息地に棲む水生昆虫や植物の採集を行い、身の回りの自然の豊かさを改めて確認することができました。
今年度は全5回の実施を予定しています。小学生との交流を通して、生徒たちの今後の成長に期待します。
水産クラブ総会を実施しました
水産クラブは3年生15名、2年生20名、1年生11名の計46名から構成されます。
昨年度50周年記念式を無事終え、新たな水産科を築いていくため、水産への思いと少人数ならではのチームワークを生かして、楽しく過ごしていきたいと思いました。
水産クラブ役員の皆さんです。
水路清掃を行いました
地元水利組合の方にもお手伝いいただき、水路に溜まった泥をひたすら上げました。1年間で溜まった泥はすさまじく、日々の管理の重要性を実感する良い機会となりました。
本校卒業生 本年度東京海洋大学合格
この入試は専門科高校卒業生を対象とした選抜で、高度な知識・能力が問われる厳しい選考試験を突破し、本校卒業生として初めて国立大学法人東京海洋大学に合格しました。今後の活躍を大いに期待しています。
「沼にハマってきいてみた サーモン沼」再放送決定!!
詳細は以下の通りです。見逃した方は是非ご覧ください。
なお、小林君の「しもつかれの研究」は、関東・東海地区生徒研究発表会で見事3位となりました。
2022年1月3日(月)18:55〜19:25
NHK Eテレ 「沼にハマってきいてみた サーモン沼」
冬のご馳走できました。
12月13日にキャビアの採卵実習を行いました。
本校ではオオチョウザメとコチョウザメの交配種であるベステル種というチョウザメを飼育し、採卵しています。
採卵方法は腹を切開し、卵巣ごと取り出します。取り出した卵巣から卵を分離させ、不純物を取り除き、岩塩を加えます。塩分は9%程度加えるのがメジャーですが、本校では3%で行っています。一般的に流通しているキャビアは低温加熱・高塩分(8~9%)で処理されたパストライズキャビアですが、本校では非加熱・低塩分のフレッシュキャビアとして販売します。今回の実習では約12kgの個体から約1.5kgのキャビアの採卵に成功しました。
キャビアは本校の目玉商品の1つのため、今後も研究を継続してより効率的な養殖方法を模索したいと考えています。そして、もっとたくさんの人が気軽にキャビアやチョウザメも魅力を知ってもらえるように努力してまいります。
ありがたいことに出来たキャビアは、県内のホテルに出荷予定で、すでに完売となりました。興味のある方は、ぜひ「ホテル四季の館那須」や「日光金谷ホテル」に足を運んでみて下さい。
加工に協力してくれた水産科3年生の皆さん、本当にありがとうございました!
キャリア形成支援事業・・・鮎のオイル煮のピザづくり
本校では、鮎を使った食品を商品をいくつか製造しており、同時にその商品を使ったアレンジレシピを考えています。その中で鮎のオイル煮をピザに使ったらおいしいのではないかと考え、今日の実習製品である鮎のオイル煮を使ったピザ作りを行いました。
ピザ作りでは、地元貢献でピザ作りを行っている地元企業の株式会社鈴木建設さんにご指導をしてもらいました。鈴木建設さんが持ってきてくださったピザ窯は、大谷石で作られたとても本格的なものでした。鮎のオイル煮を使ったピザは、鮎のオイル煮のハーブ、オリーブオイルがピザとの相性がよく、とても美味しく焼き上がりました。
生徒の中には、オリジナリティ溢れるピザを作っている者もいました。