ウエイトリフティング部(男女)

ウエイトリフティング部について

第72回国民体育大会

第72回国民体育大会ウエイトリフティング競技会少年の部85kg級スナッチ競技で、瀬出井海英(3S1)が7位入賞しました。また、トータルも8位入賞しました。
8月のインターハイにおいて13位だった瀬出井は、国民体育大会での雪辱を誓い、9月は猛練習の末、大いに記録を向上させました。練習記録のスナッチ111kg、クリーン&ジャーク138kgは上位進出を狙える記録であり、補助種目のラックジャークや台上クリーンでは全国トップクラスの150kgを挙げるまでに成長しました。
大会ではスナッチの1本目104kgは危なげなく成功。2本目は107kgで8位入賞を確定しに行きましたが、これを失敗。上位進出の賭けに出て3本目は109kgに挑戦し、これを成功しました。この記録は栃木県高校新記録です。ライバル達の動向により7位が確定しました。
クリーン&ジャークは1本目132kgを成功。2本目は137kgで8位入賞を確定しに行きましたが、これを失敗。上位進出の賭けに出て3本目は140kgに挑戦し、これを失敗しました。11位でした。
トータルは241kgで、大会での最高記録を大幅に更新し8位入賞しました。
スナッチ、クリーン&ジャークともに2本目を失敗する苦しい展開でしたが、賭けに出た3本目をしっかりと取れたスナッチのみよい結果となりました。雪辱も半分だけ晴らせた感じです。
高校最後の大会は入賞の喜びとともに課題も残った試合内容でした。大学では課題を克服し、優勝争いができる選手に成長して欲しいです。