家政科ニュース

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キャリア教育の日


6月3日キャリア教育の日に、2年5組38名で学校見学に行って参りました。

午前中は、埼玉純真短期大学にて、保育分野の「音楽」と「制作」の体験授業に参加しました。
音楽の授業では「子どもの楽しい音楽活動」をテーマに、手遊びや歌での自己紹介、ハンドベルなどを行い、音楽を通じた子どもとのコミュニケーションの図り方や手足の発育を助長させるための動きなどについて、歌いながら楽しく学ぶことができました。

制作の授業では、折り染めと切り絵を取り入れたうちわの作成を行いました。指先を使って様々な感覚を味わう体験をさせていただき、出来上がった個性溢れる作品に、高校生でも大盛り上がりの様子でした。
   

午後は、高崎健康福祉大学に移動し、各学科の説明を聞き、施設見学をさせていただきました。初めて大学を訪れた生徒も多く、広い校内と充実した設備に非常に驚いている様子でした。大学生が学ぶ姿を実際に見せていただくことができ、充実した時間となりました。
 

感染症の影響でなかなかオープンキャンパスに参加出来ない中で、短大と大学の違いや学びの様子、校内の雰囲気などを肌で感じることができ、実り多い1日になったようでした。
今後の進路選択に役立てていってもらいたいと思います。



家庭クラブ総会 実施

5月9日(月)に令和4年度の家庭クラブ総会が行われました。
総会では、成人会長である校長先生や家庭クラブ会長の挨拶、前年度の事業・決算・監査報告や今年度の事業計画・予算案などの議事が行われました。
その後の役員紹介では、3学年合わせて30名の役員が紹介されました。
1年間、役員を中心に活動していきますのでよろしくお願いします。

  

  

キャリア形成支援事業 和菓子講習会

家政科3年5組の生徒を対象としたキャリア形成事業で、
四季彩菓 扇屋さんの店主、石倉 大先生を講師にお招きし、和菓子講習会を実施しました。

石倉先生ご指導の下、四季の上生菓子「紅葉」と「菊香」、ゆずの香まんじゅうを実習しました。

  

見た目以上に難しく、慣れない繊細な作業に苦戦する場面もありましたが、
季節感溢れる良い香りのゆずまんじゅうと、各々の個性が光る、素敵な練り切りを完成させることができました!

  


今回の講習会を通して、非常に繊細で奥深く華やかな和菓子の魅力を改めて知ることができました。
これからの生活の中でも、これまで以上に日本の食文化に興味を持ち、大切に考えていってもらいたいと思います。

家政科1年 ファッション造形基礎

 本日のファッション造形基礎の授業では、現代の衣生活が与えている環境負荷やそれに関する課題について、特にサスティナブルファッションやリメイクについての認識を深めるための授業を行いました。
 まず、ファッション業界におけるサスティナブルへの取り組みについて各自がタブレットを活用して情報を収集したのち、意見交換を行いました。
 今後、生徒の皆さんにはサスティナブル社会の実現に向けてできるところから取り組んでいただきたいと思います。

  

家政科3年生 課題研究の取り組み

 家政科3年生の課題研究の授業で作品製作を行う人の中に夏休みにも関わらず一生懸命にウエディングドレス作りに汗を流す人たちの姿が見られました。
 日に日に形となっていくところに喜びを感じ、各自が精一杯取り組んでいました。皆さん、最後まで頑張ってください。


 

2年生 子どもの発達と保育


2年生「子どもの発達と保育」では、
1学期に家庭科保育技術検定3級を受験しました。

 
↑「乳幼児の衣服の着脱」の練習の様子

 
↑「折り紙と描画を用いた平面の場面構成」

他にもピアノ演奏や歌唱、
紙芝居の読み聞かせの実習をしました。

子どもの気持ちになって
それぞれが工夫をして実習に取り組んでいましたが、
童心にかえって楽しんでいる様子でした。

保育分野への進学を考えている生徒も多くいる中で、
家庭科保育技術検定の受検を通して様々な技術を身につけることができました。

今後の生活でも生かしてほしいと思います。

課題研究(被服) 本縫い


型紙が完成し、仮縫いで形を確認したら、
いよいよ本縫いです!

それぞれが生地を選択・購入し、
生地の裁断・しるし付け・本縫いと製作を進めていきます。

 

 

 

授業だけでは製作時間が足りないので、
夏休み中も登校して製作を進める生徒がほとんどです。

完成が楽しみですね!

課題研究(被服) 仮縫い・試作


型紙が完成したら、
シーチングを使って実寸大で仮縫い・試作をします。



トレンチコートのそで山と後ろ身ごろに
ギャザーを入れることにしたYさん。

どのくらいのボリュームが出るか、襟の大きさはどのくらいになるか
実寸大で試作をしてデザインを確認します。



まだそではついていませんが、後ろ身ごろのギャザー分量は
ちょうど良かったようです。

仮縫い・試作をすることで、
デザインはイメージ通りにできているか、サイズは自分に合っているか、
確認することができます。

いよいよ形が見えてくると
さらに製作意欲がわいてきますね!

課題研究(被服) 型紙作り


課題研究の被服分野では、
自分でデザインした衣服を型紙から製作します!

「型紙って何だろう?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
今回はどうやって型紙を作っているのか、一部の例をご紹介します。



こんなドレスを製作しようとしているKさん。
スカートの上に被せているヒラヒラをどうやって作ろうか考えています。

こんな時は!4分の1縮尺定規を使って
ミニサイズで試作をするとイメージが湧きやすいです。



こんな感じでウエストの周囲と裾線の長さを変えて
2パターン作ってみました。

デザイン画を見ると、前スカートは
前中心が短くわきにかけて長くなっているので、


↑このように裾線を書いて切ります。

試作してみたものが、こちらです!
 
↑①これはウエスト周囲は小さく、裾線を長くしたもの。

 
↑②これはウエスト周囲は大きく、裾線を短くしたもの。

微妙な違いではあるものの、
製作する上では重要な違いになってきます!

2パターン試作した結果、
①のほうが裾がヒラヒラしていてウエストがタイトになっているため、
①のパターンで実寸大で型紙を製作していくことになりました!

生徒がつまづきがちな型紙製作ですが、
衣服の形を決める重要な工程なので、
時間をかけて慎重に製作を進めていきます。

理想のドレスの完成が楽しみですね!

刺繍ポーチ製作(家政科)

 
3年生ファッション造形の授業では、
ジャケット製作で使用したウール生地の端切れを利用して
「刺繍ポーチ製作」をしました!

 


刺繍は冬期休業の課題にしましたが、力作揃いです!

 
 
 
 
 

思い出に残る素敵なポーチができました!



ポーチは裏地付きに仕立ててあり、
「まつり縫い」、「星止め」、「中とじ」など
ジャケット製作でも使った技法を応用して製作しました。

3年生ファッション造形では1年間を通して
総裏ジャケット製作、女物ひとえ長着製作、刺繍ポーチ製作を行い、
家政科入学時はミシンの使い方もままならなかった生徒たちが
卒業するまでにここまでの力をつけることができ、3年間の成長を実感します。

被服関係に就職・進学しない生徒も、
この3年間で身につけた力を生かして豊かな生活を送ってもらいたいです。