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2015年11月の記事一覧
SSHクラブの最近の活動
〇日本学生科学賞 栃木展覧会 結果報告
SSHクラブ物理班が研究している「圧電素子による発電」が、最優秀賞(県議会議長賞)を受賞しました。圧電素子を使った音波発電機や床発電機の研究に取り組み、高評価をいただきことができました。なお、この作品は東京で行われる中央審査に進み全国の舞台で評価されることになります。全国で入選できるように現在準備を進めているところです。
〇とちぎ協働まつりへの参加
SSHクラブ物理班の三名が、10/25(日)に開催された「とちぎ協働まつり」に参加してきました。キッズワークエリア内で科学実験教室を行い、18名の小学生に楽しい科学実験を体験していただきました。今年は、「分光器」「水笛」「トルネードボトル」を小学生に作ってもらい実験するという内容でした。
〇科学の甲子園 栃木県予選
11/1栃木県総合教育センターで開催された、科学の甲子園 栃木県予選に参加してきました。生徒たちは、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報)、実技競技(パラシュートの落下競技)に取り組みました。結果は11月下旬に発表されます。
第3回栃木高校SSH科学実験教室
第3回栃木高校SSH科学実験教室
本校では24年度から文部科学省よりSSH事業の指定を受け、
様々な科学関連の事業を企画・実施しています。今年度もその
一環として、主に科学に興味を持つ中学生を対象に、
「第3回栃木高校SSH科学実験教室」を
11月7日(土)9:30~12:00に開催しました。
講座担当の本校生徒はSSHクラブに所属する21名です。
・日程は次のように行われました。
9:00~ 受付
9:30~ 開会式 日程の説明
9:50~ 移 動 本校生が各会場へ誘導します
10:00~ 科学実験教室 開始
11:40 アンケート記入
11:50 講堂へ移動後閉会式
12:00 科学実験教室終了
・中学校の参加生徒数です。
1.圧電素子 19名
2.LEDライト 1 名
3.分子模型 3名
4.イシクラゲ 5名
5.呼吸基質 2名
合計 30名
講座の様子を紹介します。
受付 ポスター
開会式 SSH部長挨拶 校長挨拶
○実験講座1 圧電素子による発電器の製作
本校のSSH物理班では、圧電素子を使って、踏むことで発電できる発電床
音波 をぶつけることで発電できる音波発電の研究を行っています。今回は、
その研究内容の紹介と圧電素子を使ってLEDを光らせることができる発電器
を製作しました。
○実験講座2 LEDの電圧-電流測定とLEDライトの製作
電球に代わってどんどん広まっているLED。この講座では、LEDに加える
電圧と流れる電流との関係を調べ、LEDの特徴を学んだ後、まとめとして
LEDライトを製作して、お土産として持ち帰ってもらいました。
○実験講座3 分子模型をつくろう
水や二酸化炭素、アミノ酸、etc。わたしたちの身のまわりにはたくさんの
分子が あふれています。色をつけた発泡スチロールを使って様々な分子
をつくってみました。
○実験講座4 イシクラゲ(ネンジュモ)の観察と培養
栃高の校庭には、シアノバクテリアの仲間のイシクラゲが豊富に繁殖
しています。私たちは、この生物を研究しています。今回は、顕微鏡を
使った観察と培養方法の実験を行いました。
○実験講座5 呼吸基質を調べよう
私たちは、呼吸により食べたものを分解しそのエネルギーを利用して
います。 脂肪の燃焼にこれが良いとか、あの運動が良いとかいいます
が、脂肪と炭水化物の利用状況を測定してみましょう。
閉会式の様子です。生徒代表がお礼のあいさつをしました。
最後に集合写真を撮りました。
栃木県立
栃木高等学校
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