日誌

県ジュニア第5位入賞!【柔道部】

 5月15日(土)、栃木県武道館において、栃木県ジュニア柔道体重別選手権大会(関東ジュニア柔道体重別選手権大会栃木県予選会)が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 この大会は、15歳から20歳のジュニアを対象とした大会(U-20)で、出場選手も非常に高いレベルであり、栃農柔道部は日ごろの腕試しを兼ねて出場しました。栃農柔道部は、男子においてはすべての選手が初戦敗退であったものの、女子においては第5位入賞という成果を収めました。

 この大会は先にも述べたとおり、出場選手のレベルが非常に高いため、県内の強豪私学高校が多くを占めています。そのような中で戦うこと自体が大きなプレッシャーであり、試合前の控室やウォーミングアップのプレッシャーはそれ以上となります。さらには、荷物の管理も含めた身の回りのこともすべて自分たちで行わなければなりません。

 そのような中でしたが、誰から指示を受けたわけでもなく、生徒自身の行動によって、日ごろ合同練習を行っている県立宇都宮高等学校の選手とともに、ウォーミングアップや荷物の管理、試合の応援などをしている様子が見られました。競技力向上だけに主眼をおくのではなく、他校との交流を通して心の成長も図ることを主眼とした練習会の成果が少しずつ現れてきたように思います。先日の県総体の成果もそうですが、この練習会の中から、今大会においても強豪私学選手に勝利し、第4位(関東大会補欠)に入賞した選手も誕生しました。試合成績のみならず、それらすべての行動は大変微笑ましい光景でした。

 最後になりましたが、今大会の開催自体が非常に困難を極めたにもかかわらず、栃木県柔道連盟安全委員会・強化委員会・競技委員会の先生方を中心に運営が行われました。また、出場選手の負傷の際は栃木県柔道整復師会の先生方による的確な処置をしていただきました。この場を借りて関係者の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。