食品化学科日誌

アイスクリーム実習を行いました♪[食品化学科」

今日は黴雨らしい天気になってしまいましたが、
アイスクリーム実習としては気温が低くて助かりました!
( 黴雨 かび・あめ と書いても「ばいう=つゆ」と言います。)

今日は「キャリア形成支援事業」という職業観を養うプログラムの1つとして「地域から外部講師を招き、
知識や技術を学ぶ」ことを目的にアイスクリーム実習を行いました。

お招きした講師は、道の駅思川内にある「アイス工房カウベル」さんから店長の野口様にお越しいただきました。

野口様はご自宅では酪農を営み、さらに牛乳をアイスクリームに加工して販売する「6次産業化」に取り組まれている方でもあります。

実際にお店で使用しているアイスクリームミックスをご提供いただき、お店ではフリージングマシンで
製造しているところを、「氷と食塩」を使用した「凝固点降下法」でご指導いただきました♪

通常水は「0℃」で凍結し、「100℃」で沸騰・・・ということで習いますが、
食品などのように様々な成分が「不純物」として溶け込んでいる場合にはこの温度が変化します。

氷に食塩を混ぜ込むと凝固点が降下し、実習中の実測値では「-15℃」程度までは下がっていました。

ご提供いただいたミックスをボールに入れ、氷と食塩を1:3で混合したものを使用して温度を下げていきます。
ミックスの品温に注意しつつ、さらにボウルの側面に凍り付いたアイスを剥がしつつ混ぜ続けること30分程度、
無事アイスクリームが完成しました♪できたアイスクリームは融けナウうちにおいしくいただきましたよ♪

野口様、本日はお忙しい中貴重な授業をありがとうございました。

道の駅思川内 ↓「アイス工房カウベル」↓