動物科学科の活動

切らずに牛の中身(サシ)を見る!

 

9月24日(水)の授業でアイミートを実施しました。

農業振興事務所や畜産酪農研究センターの方の協力を得て実施しました。

(アイミートを行う機械は高額すぎて購入できません。)

 

今回は第9回和牛甲子園の出品牛を選定する基準の1つとして行います。

和牛は枝肉(屠畜して処理した状態)にしないとサシの入り具合がわかりません。そのため外貌や血統で判断していましたが、今は超音波を用いて牛が生きている状態でお肉のサシや厚みを測定することで枝肉にしなくても出品牛を決めることができるようになりました。

方法は出品候補牛を保定し超音波が出る機械を牛に当てます。その際、空気の層を無くすために油(食用)を当てる場所に塗ります。超音波で画像を撮影し、肉のサシ、厚みの具合を見て判断する。といった流れです。

後日、資料が届くのでその資料を活用して出品牛判断となります。楽しみです。

以下、実施の写真です。