動物科学科の活動

動物管理基礎実習①【動物科学科】

夏休みが明け、最初の実習を行いました!!

 今回は、モルモットの保定とシリンジを使用して薬を飲ませる実習でした。健康な子たちに行うので、今回の実習では薬ではなく青汁を使用して行いました。

 

青汁を使用するもう一つの理由として

小動物は臆病な性格であることが多いため、初めて見るものには警戒してしまいます。強引にシリンジで薬を飲ませようとすると暴れて飲めないことがあるので、健康なときから青汁や果実ジュースなどを使用してシリンジに馴らしておくと、緊急時でもすんなり薬を飲んでくれるようになります。

 

この実習で初めてシリンジを見るつむじちゃんです。

やはり最初は警戒して暴れてしまったため、ゆっくり口元にシリンジを近づけて青汁の味を確認させていきます。味を確認し、安全だと分かれば後は簡単です。

 

保定の練習もかねて、このまま薬(青汁)を少しずつ動物のペースに合わせて飲ませていきます。

この保定ができるようになると爪切りや健康観察に役立ちます。ちらっと見えるおなかがかわいいですね。

 

青汁が気に入って必死にシリンジにかじりつくパンダちゃんです。馴れてきた子は催促までしちゃいます。草食動物なので苦い青汁でもおいしいみたいです。

 

実際に動物が体調を崩してしまったときには生徒のみなさんにもやってもらうので、しっかり覚えてくださいね!