食品科学科の活動

2年生総合実習【食品科学科】

2年生の総合実習が始まりました!

本校の総合実習は食品科学科の三本柱である
食品製造」「食品化学」「微生物」の3つに分かれて実験実習を行います。

今回は食品製造についてご紹介します。
本日の実習テーマは「イチゴジャムの製造」

ジャムは果実中のペクチンが糖と酸の作用によってゼリー化したものです。
ペクチン、糖、有機酸の量が一定の割合を保つことで、ペクチンが凝固してゼリー化します。
そのため、「ペクチン」「」「有機酸」をゼリー化の三要素といって、
ジャムを製造する上で重要な役割を担っています。

今回は原料であるイチゴの重量に対して、
ペクチンが0.8%、砂糖が60%、クエン酸が0.3%の割合で製造しました。
プレザーブスタイル(ジャムの中に形が残った果実や果肉が入っているもの)の
イチゴジャムを製造したため、食べ応えのある美味しいジャムが出来ました!