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校長室より(New!)
「防災」ということを知っています
本校防災委員長(高3)の言葉です。防災避難訓練後の、宇都宮市東消防署の消防士の皆様への謝辞でした。経験則から判断し、正常性バイアスにとらわれがちな私たちに、防災の意味を再認識させてくれました。
武道で競う女子中学生 ~中学校県新人大会観戦記~
私が観戦した弓道女子団体で宇東附属中はベスト16の成績を残しました。予選の序盤は不調でしたが、次第に調子を上げ、6射目から7射目は全員的中。団体戦の持っている個の力を引き出す「流れ」を感じました。
県北体育館で開かれた女子剣道も観戦しました。県大会出場の二人は、残念ながら2回戦に進めませんでしたが、「攻め」の姿勢での敗戦だったことが必ず今後の糧となると思います。
先生は高校生 ~教育実習体験
教育実習をしているのは、本校の卒業生・・・ではなく、本校の高校3年生です。中高一貫教育校ならではの風景です。
オールイングリッシュで英語の授業。
解剖実習の支援もします。
道徳の話し合いで意見を引き出します。本職の教師のよう。
宇東高附属中授業風景
9月中旬から、教頭先生と二人で、附属中学校の授業を参観しました。それぞれの教室には、主体的に取り組む生徒たちの学びの姿と、知的好奇心や思考力等を育もうと工夫を凝らす先生方の姿がありました。
同じ正解 t=2 に至る3通りの解き方。18人の少人数授業ならではの「考える数学」。
デジタル機器の活用、グループワーク。これなら気兼ねなく「英語で」話せます。
社会科でも、積極的に自分の「解釈」を発言します。
構造的な板書で、文章の構造を読む(国語)
二人が横を向くだけですぐに始まれる凸字のグループ(国語)
オリジナルのパワーポイント教材は効率化のため? いいえ、「理科的に考えるため」です。
互いに英語でインタビュー
どこかに、この文に合う「to 不定詞」はない? みんなで言葉の宝探し。
話し合って発表。 さっきの試合をメタ認知。
習ったフェイクで抜き去って、シュート! 外れても、さっき練習したリバウンドでもう一回。 習得した技術が積極的なシュートへの意識を生む。
「劇的」に変貌する/海をイメージして ~うつのみやジュニア芸術祭
第20回うつのみやジュニア芸術祭に参加した、本校中学生たちの演技・演奏を鑑賞しました。場所はともに宇都宮市文化会館です。
「劇的」に変貌する ~学校演劇祭
宇都宮東高校演劇部の中学生たちは、「皆殺しのレイチェル」を演じました。これまで高校生とともに活動して来た中学生たちでしたが、今回は、中学だけによるコンクールへの挑戦です。
3週間前の宇東祭で見た劇と同じものだとは思えないほど、文字通り「劇的」に変貌していた劇が舞台上にありました。稽古の中で、そして同時に稽古場の外でも成長を続ける中学生たちの可能性の大きさを実感させられた舞台でした。
海をイメージして ~学校音楽祭
学校音楽祭には、合奏部門に宇東高附属中の音楽部が参加しました。曲目は、吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」です。波の音から始まったその演奏は、しっかりと海をイメージして奏でられていたことを感じさせてくれました。
心を引き継ぐ ~JRC 高校県役員会
自然災害の多かったこの夏でしたが、ようやくJRCも新しい体制でスタートしました。第1回の県役員会にあたり、旧役員から新役員への引き継ぎが行われました。それぞれが、不慣れな役員としての仕事に臨んだときの体験、JRC活動を通じての関係性の大切さなどを語る中で、共通して語られたのが、自らの成長の軌跡に対する自覚でした。
副議長の役職を全うした宇都宮東高校社会部の3年生も、新役員の後輩たちに心を込めて思いを伝えていました。
日がな一日球と戯る ~高校球技大会~
9月7日、高等学校の球技大会が開催され、生徒たちは、日がな一日、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の各競技でで競い合いました。それぞれのクラスの団結も強まったことと思います。
総合順位は、さすが3年生が上位を占めました。3年生の皆さんにとっては、卒業式を除くとこれが高校生活最後の大きな学校行事であり、いよいよ本格的な受験モードに入ります。受験もこの団結力で乗り切って欲しいと思います。
蒼穹のその頂点へと秋津飛ぶ ~宇河地区新人大会観戦記~
14日から開かれた宇河地区新人大会では、教頭先生と手分けをして各会場を回りました。弓道男子団体、女子団体、女子個人、競泳男子個人、剣道男子団体、男子個人、女子個人において県大会への出場権を得ました。
以下、私が観戦した試合における生徒たちの活躍をリポートします。
宇東高附属中野球部10人の奮闘
わずか10名の本校野球部。全員が「戦力」です。
初戦は立ち上がりから守備に堅さも見られ、計6点を失いましたが、中盤以降は引き締まった展開になったと思います。最後まで結束して食らいついたその姿勢は、今後の成長につながるはずです。
白き道着の剣士たち
白い道着を身につけて臨んだ女子団体は、残念ながら2回戦で敗退しましたが、強豪校を相手にして、先手先手と、臆せず攻め続けたその敢闘精神に対し、惜しみない拍手を送りたいと思います。
剣道男子個人はベスト8での県大会出場です。
決して笑顔を忘れずに(バレーボール)
女子バレーボールは雀の宮中学校体育館を会場に開催されました。リーグ戦で勝利を得ることはできませんでしたが、どんなピンチでも笑顔を忘れずに互いを励まし合う姿勢は、このチームの成長の基盤として育てていって欲しいと思います。
連合チームだからこそ(サッカー)
宇東高附属中サッカー部の新チームは、部員不足により、宇都宮大学附属中学校と連合を組むことになりました。1回戦は9-2で勝利。2回戦は、シード校相手に0-0の白熱した試合を展開しましたが、最後PK戦で涙を飲みました。
連合チームだからこそ、一人一人が成長するとともに、チームとしての連携を意識して一層の組織力の向上を図って欲しいと思います。
白球を追って(ソフトテニス)
ソフトテニスは、雨で順延した関係で、女子個人戦だけの観戦となりました。
選手たちはそれぞれにペアの選手との意思疎通を図り、必死に白球を追っていました。その白球の先に、一つ上のステージが見えてくるはずです。
PTA交通安全指導実施
生徒は手作りの看板を掲げるなどして、特に自転車登校の生徒の安全意識高揚を図りました。
百花繚乱の宴の後で
8月31日(金)のオープニングイベント、そして9月1日(土)の一般公開。二日間の「宇東祭」を体験して、「多様性」つまり、まじめな研究発表から少々はっちゃけた企画までの振幅の大きさこそ、宇東祭の特徴なのだと感じました。
さて、一般公開の入場者数ですが、3年前が約1800人、一昨年が2000人強、昨年度が2300人強、そして今年度は、PTA・同窓会のスタッフ・来賓の方を除いても、2824人という、たくさんのお客様がご来校くださいました。
中学・高校それぞれ多種多様な企画を成功させた皆さん一人一人の頑張りの成果だと思います。特に、実行委員、生徒会役員の皆さんお疲れ様でした。そのほか、ご指導くださった先生方、PTA、同窓会の関係者の皆様、そして宇東祭を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
4日(火)からは、また褻(ケ)の時間、日常の時間が戻ってきます。ただ、カーニバルにせよ、フェスティバルにせよ、フェアにせよ、ハレの時間(非日常)の最大の機能は、「褻の時間(日常)の活性化」ということであります。
学校祭という夢のようなハレの時間を通り過ぎたことで、生徒の皆さんの日常の学校生活は、宇東祭の前とほんの少し違った表情を見せ、ほんの少しだけより過ごしやすい空間になっているはずです。