日誌

校長室より(New!)

それぞれの学び・それぞれの未来 ~高1・高2 大学講座~


 高校の1・2年生を対象として、11月16日(金)、本校を会場に高大連携「大学講座」が開かれました。生徒たちは、自分の進路や興味・関心に応じて、9つの講座に分かれて受講しました。生徒たちにとって、一人一人の自己形成につながる時間となりました。
 高大接続改革と新指導要領への移行の同時展開という激流の中にある高等学校ですが、ALにせよ何にせよ、生徒一人一人の知的好奇心をかき立てること無くして新たな教育というものはあり得ないのではないかと思います。
 講師を務めてくださったのは、全国の大学からおいでくださった御高名な研究者の先生方です。御自身の研究に割くべき貴重な時間を、高校生の未来ために御提供いただきました。ありがとうございました。
 

がんと向き合う ~高1 保健体育研究授業~

 11月14日(水)、高校1年生を対象に、保健体育の研究授業があり、県内のすべての県立高校や私立高校から保健体育の先生方が本校に集まりました。
 本年度、本校は「がんの教育」の研究を行っていますが、これは、文部科学省からの委託事業として、次期学習指導要領における保健体育の授業を開発する実践研究です。研究授業はその一環として実施されました。
 現在の日本では、二人に一人ががんで亡くなっており、がんの予防、がんの克服だけではなく、がんと向き合う、患者と寄り添う、といった視点まで含めての主体的で奥深い学びが求められる分野です。
 生徒たちは、想定された状況の中で、家族にどのような治療を選択させるべきなのか、真剣に話し合い、自分たちの考えを堂々と発表していました。
  

附属中学校へ 県教育委員会学校訪問

 10月17日(水)、指導担当の柳田主幹をはじめ学校教育課を中心に県教育委員会から18名の先生方、佐野、矢板東の両県立高校附属中から5名の先生方にご来校いただく「学校訪問」がありました。この行事は、1時間目の教育課程実施状況説明から始まり、2・3・4時間目の研究授業と5・6時間目の教科別分科会をメインとして、放課後の全体会まで丸一日がかりの大規模なもので、3年に1度実施されています。
 研究授業・教科別分科会は、一部に高校籍の先生方の授業も含め、中学校の先生方全員の授業が研究の対象となります。それぞれに工夫を凝らした授業が展開され、指導主事の先生方からの貴重なご指導・ご助言もいただき、価値ある一日となりました。高等学校の多数の先生方も熱心に中学校の授業を参観していました。
 こうした成果を活かして、本校のスローガンである「授業第一」を一層推進していきたいと思います。
 
鉄球を自由落下させて・・・測ってエクセルに入力。 (理科)
 

さっきは簡単に折れた同じ材料が・・・ 今度はどうだろう?(技術・家庭)
 
人物になりきって演じて・・・どんな思いだったかを考える。(道徳)
 
相似形を切り抜いて・・・重ねて、比べて、考える。(数学)
 
その職業の魅力を付箋紙に・・・のぞきに来た他班の皆に説明。(総合的な学習の時間)
 
北方領土について勉強し・・・未来の在るべき姿を考える。(社会)

北方領土は、地理、歴史、公民を包括する社会科としての総合的なテーマ。廊下にも、高校や他教科の先生方の姿。
 
おなかに手を当てて歌う。 ピアノを減らしていくと・・・アカペラに近づく。(音楽)

 

それぞれの出汁はどんな香りと味わいだろう・・・合わせてみるとどうだった? (技術・家庭)

 
一点透視図法は難しくない。でも・・・立方体が移動しちゃうとどうなる?(美術)

ベゴニア・ブルーサルビアから、パンジーの季節へ

  整備委員による花壇の植え替えがありました。体育館と昇降口の間にある校章をかたどった花壇です。夏の間、整備委員の草取りや水やりによって美しく保たれてきたベゴニアやブルーサルビアも、季節の変わり目を迎え、冬から春の花壇を飾るパンジーへと植え替えられます。