お知らせ

2022年11月の記事一覧

サイエンス カルチャーダイアログ

11月7日(月)、大学の先生方を講師に迎え、文系4分野、理系2分野の講義をしていただきました。
講師の先生方の在籍される大学の話や専門の研究内容など、参加した1年次生にとっては、2年次に向けた文理選択、大学進学後の学びなど、将来の職業につながるイメージを持てたのではないでしょうか。

◆文系講演◆

【古典文学を読み直す】 【少年法は甘いのか】

【国境を超える人々と
現代社会の形】

【行動神経科学(実験心理学)への招待
脳と心の関係を学ぼう】

筑波大学
比較文化学類人文社会系 教授

早稲田大学
法学部 教授

筑波大学
社会学類人文社会系 教授
筑波大学
心理学類人間系 教授
石塚 修氏 小西 暁和氏 明石 純一氏 山田 一夫氏

 ◆理系講演◆

【ユビキチン化によるアクアポリン2の輸送制
御機構の研究】
【イネの根の栄養屈性の分子機構の解明】
東京医科歯科大学 高等研究院

東京大学/大学院農学生命科学研究科

Dr. Andrej PALUDA (Mr.) Dr. Md. Nashir UDDIN(Mr.)

数学講演会(UJOKOZA)

11月5日(土)、サイエンスナビゲーター桜井進氏による数学講演会があり、1年次生と2学年希望者(約330名)が参加しました。
今回のテーマは「微分とは勢い 中学生からはじめる微分方程式入門 人を数学する」です。

富士山の稜線、ラジオの仕組み、恋愛に至るまで、数式で表現できることを美しい映像とともに丁寧に解説していただきました。この理論は全て、世界中の科学者によって提唱されているものだそうです。普段目にしている風景や人の心の動きまで数式で表せることに大変驚き、感動しました。

生徒から「現実はもっと複雑で難しいのに、こういった事象について、どうして数学者は数式をたてるのでしょうか」と質問がありました。
桜井氏から「難しいいからこそ、一歩でもその仕組みに近づきたいという思いがそうさせる」との回答があり、これこそが探究心の根源であると感じました。

「世界は数学でできている」
桜井氏のこの言葉の本質を体験できた貴重な講演会でした。

 

創立記念式典 アーデル基金講演会

10月21日(金)、PTA会長、操会会長、PTA役員、操会役員の皆様のご臨席を賜り、創立記念式典、及びアーデル基金講演会が行われました。

校長先生から、宇都宮女子高等学校創立147年の歩みについて講話がありました。
宇女高の歴史は、女子教育の歴史そのものであると感じました。

アーデル基金講演会では、ロバート キャンベル氏に「感染症から読み直す日本の古典」というテーマで講演をしていただきました。
当時の書籍には、文字だけでなく挿絵が描かれているものも多くあり、植物学や医学などについて直感的に情報を得ることができるよう工夫がなされていたそうです。
また、日本には古来から感染症が蔓延した時期が多くありました。書物にも当時の様子が描かれており、人々の感染症に対する考えや対処方などを知ることができました。

キャンベル氏は現在、国文学研究資料館(東京都立川市)の館長をされています。膨大な古い文献がデジタル化され、オンラインでその情報にアクセスできるそうです。これらの書物には新型コロナウイルス感染症によって、今私たちが直面している危機を乗り越えるためのヒントが隠されているのかもしれません。

本日は貴重なお話を頂きありがとうございました。

生徒たちは、今後も様々な危機を乗り越え、宇女高の伝統を引継ぎ、充実した高校生活を送っていこうと心新たにしていました。

陸上部大会結果報告(関東新人戦結果)

令和4年度 第26回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会結果

   100m  予選 第6位  2年 大図 

  200m  予選 第3位  2年 大図

  400m  予選 第8位  2年 池田

  走高跳   決勝 記録なし 1年 熊木

  三段跳   決勝 第13位  2年 大森

  4×400mR  予選 第7位  山川・清水・石崎・菅井 

 関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会が、10月22日(土)・23日(日)に神奈川県の相模原ギオンスタジアムで行われました。

 第77回とちぎ国体の補助員協力等で練習ができない中、参加者全員は健闘し来年に繋がる大会となりました。