日誌

水産科掲示板

アユの串刺し&塩焼き実習

馬頭高校水産科ならではの実習が行われました。

本校では行事や催事の時に、本校で養殖したアユの塩焼きを提供しています。これは生徒が串に刺し、炭で焼いたものです。

そこで水産科1年生も、来年度に向け串刺しと塩焼きを練習しました。

アユが泳いでいるように体をくねらせ、串を刺す・・・とても難しいです。先生方の指導を受けながら、手を動かす。

真剣な面持ちで、黙々と作業に取り組みました。

炭でじっくりと焼いていきます。並べ方や焼き上がりのポイントなどを聞き、注意しながら焼いていきます。

焼きたてのアユの味はいかがでしたか?言葉を聞かずとも、生徒たちの笑顔がおいしさを物語っていました。

来年からは、即戦力として活躍してくださいね!期待しています!

 

水産科1年生が日光中禅寺湖視察に行ってきました

さかのぼること11月1日(水)

例年であれば、9月の下旬に日光市にある中禅寺湖漁業協同組合のご協力のもと「ヒメマス採卵実習」を行っていたのですが、今年もヒメマスの遡上が確認できず、実習ができませんでした。

そこで今年も中禅寺湖の現状を把握するため、「水産研究・教育機構 中央水産研究所 日光庁舎」山本様にご協力いただき、講話をしていただきました。

中禅寺湖の環境や生息している魚類の話を伺いました。食や釣りとして需要の高いにも関わらず、近年減少傾向であるヒメマスやホンマスの現状についてお話をしていただきました。他魚種による食害や環境、病気など様々な要因について研究・調査を実施しており、とても貴重なお話を聞くことができました。

その後、雄大な中禅寺湖で昼食。寒さに耐えながらも、色づく木々たちと、生徒たちの楽しそうな姿に元気をもらいました。

午後は「日本両棲類研究所」の篠崎所長にご協力いただき、講話と見学をさせていただきました。

篠崎先生が実際に行っているアカハライモリの再生能力の研究を通して、「研究することとは?」という大きな課題をいただきました。来年度から始まる課題研究に向けて、生徒にやる気が注入された気がしました。

水産科1年生にとっては、ここでしか学ぶことのできない、有意義な時間になったこと間違いなしです!

山本様、篠崎先生、お忙しい中ご対応いただき本当にありがとうございました!

 

商品の自主回収に関するお詫びとお知らせ(一括表示の欠落)

平素より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 2023年10月28日に本校文化祭で販売いたしました「あゆ魚醤」および「さけ魚醤」の一括表示の欠落があることが判明しました。つきましては、一括表示のない商品を自主回収いたします。なお、商品の品質および安全性には問題ございません。

 当該商品をお買上げのお客様にはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、誠に恐れ入りますが、下記窓口までご連絡をくださいますようお願い申し上げます。

 

 

 【対象商品】「あゆ魚醤」「さけ魚醤」

 【価  格】 410円   150円  (税込み)

 【内  容】「一括表示の欠落」

 【販売期間】2023年10月28日

 【販売本数】5本以下

 

 今後はさらに商品管理体制を強化していく所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 【お問合わせ窓口】

 栃木県立馬頭高等学校 水産科 0287-92-2009  担当:長山

 受付時間:月~金曜日 9:00~16:55

 

日本学生科学賞優秀賞授賞式に参加しました

令和5年10月30日(月)

 栃木県総合教育センターにおいて、第67回日本学生科学賞栃木県大会表彰式が行われ、水産科2年茂垣麻莉愛さん、緑川瀬羅さん、水産科3年廣田晃さんの3名が研究した「さくら市の淡水海綿について」が優秀賞を受賞しました。

 3人は水産科実習場の飼育池で淡水海綿を発見したことをきっかけに関心を持ち、水産科生徒が自然の河川で偶然見つけた淡水海綿について研究を進めることにしました。

植木鉢の破片にびっしりと付着した海綿

 1年間研究を続け、結果として、カワカイメンであることがわかりました。しかしながら、生活史や形態など、不明なことばかりです。これからも研究を深めていき、更に解明していきたいと思います。

表彰式の様子

全国産業教育フェアに参加してきました

令和5年10月28日(土)

 福井県福井市で開催された全国産業教育フェア「さんフェア福井2023」に全国水産高校の代表として水産科3年大山弘貴さんが参加しました。この全国産業教育フェアは、産業教育に関係する9つの分野の教科が一堂に会して学習や研究の成果を発表するイベントで、今年で33回目を迎えます。9つの教科とは、農業・工業・商業・水産・家庭・看護・情報・福祉・総合学科です。大山さんは8月に行われた全国水産海洋高等学校意見体験発表会において見事全国1位となり、水産部門を代表して発表することとなりました。

 全体の4番目に発表した大山さんは、水産の全国大会から2か月程度ぶりの発表であったことを感じさせないくらい堂々と発表しました。各教科いずれも選ばれた代表生徒ばかりの中で、緩急を織り交ぜながら、時には熱く、時にはしっとりと情感を込めながら壇上から語りかける姿は、ほぼ満員の会場の皆さんの心をひと際惹きつけたように感じました。

 発表会の最後に行われた表彰式は、9つの教科を代表して、大山さんが賞状を受け取りました。理由は「一番信頼性が高いから」とのことでした(笑)。

 福井県からバトンを受け、来年は栃木県において全国産フェアが開催されます。水産分野も馬頭高校が担当になります。来年度に向けて、準備を進めていく予定です。

全生徒を代表して賞状を受け取りました

産フェア福井実行委員会と全国産業教育振興中央会の2つの奨励賞です

全国の各水産高校の展示を視察しました

水産感謝祭を開催しました

10月20日(金)に本校実習場にて水産物の収穫を祝うとともに、学年間の交流を図り、水産科生徒の親睦を深めることを目的に水産感謝祭を開催しました。

お昼にふるまうカレーや鮎の塩焼きの準備は3年生が行います。普段の実習やイベント運営の成果からか、慣れた手つきで滞りなく準備を行うことができました。

   

学年対抗マッチでは、金魚すくいや釣り、ニジマスのつかみ取りのほか、池上押し相撲が行われました。

 

〈金魚すくい〉3年生が70匹の金魚をすくいあげ、圧倒的な強さを見せました。

   

〈釣り〉 3年生が14匹、2年生が7匹、1年生が14匹のニジマスを釣りました。

 

〈押し相撲〉 11試合が行われました。生徒同士の試合のほか、生徒対教員の試合も行われました。池に落ちた生徒のためにお風呂が用意されました。

 

イベントを通して、生徒同士の親睦を図ることができました。学校祭で水産科共同での出店を行うため、水産科のチームワークを活かしてほしいです。

 

10月18日(水)水産科1年生による河川調査 

 10月18日(水)1年生水産科は那珂川の大松橋右岸で河川調査を実施いたしました。

 まず初めに、川の様子や水質調査を行いました。水質調査記録用紙に生徒たちは水の色やにおい、川にごみがあるか、川底の感触など調べ、記入しました。検査キットを用いて、phやCODなどの水質分析も行いました。

  

 後半は実際に川に入り、生き物調査を実施しました。ヒラタドロムシ類やタニガワカゲロウ類、シマイシビルなど様々な生物を発見することができた生徒たちはとても嬉しかったのではないでしょうか。

 生徒はとても一生懸命に活動を行い、いい調査ができたと感じます。来年に控えています、課題研究への1つの材料として今回の調査が役に立てばと思います。

     

水産科1年生が海洋実習で茨城海洋高に行ってきました

9月28日から29日にかけて、水産科1年生が海洋実習を実施しました。

海洋実習は茨城県立海洋高等学校の協力のもの行っている行事で、新型コロナウイルスの影響もあり、4年ぶりの実施となりました。

いつもとは違う海での実習ということもあり、生徒は期待と不安の表情でいっぱいでした。

1日目の午前中は「カッター」とい手漕ぎのボートで、クラスが2艇のカッターに分かれ、海洋高校の生徒と一緒に、12名で漕ぎました。グリップの握り方や漕艇方法など何も分からない中でのスタートでしたが、海洋高校の先生や生徒さんが丁寧に教え、励ましてくれることで、最後までやり遂げることができました。

午後は海洋高校さんが所有する小型船舶に乗船し、イルカを見に行きました。その道中にも、船の装備や安全管理について教えていただき、船酔いに耐えながら楽しい時間を過ごすことができました。

2日目は、ダイビング実習です。

海洋高校には日本の高校でも珍しい水深10mの潜水プールがあります。ダイビングの基本的な技術の復習をし、素潜りでいざ水深5mへ!普段の学校生活では目にすることのできない光景に、生徒は大喜び!またダイビング機材を背負って、水深10mまで行かせていただきました!

実習が終わった後に生徒に感想を聞いてみると、みな口を揃えて「楽しかった!」とこれまでにない表情で答えてくれました。

2日間の実習を通して、安全管理や集団行動、そして諦めずに取り組むことの大切さを学んだ生徒たち。今後の活躍を期待するしかありません。

今回の実習にあたり、ご協力いただきました茨城海洋高校の先生、そして生徒のみなさん。本当にありがとうございました!

チョロンチーノ活動報告~缶詰完成しました編~

9月26日(火)

私たちチョロンチーノが試作を重ねてきた、「チョウザメペペロンチーノソース缶詰」を、水産科3年生の力をかりて製造しました。

今回の缶詰を作るにあたり、県内でチョウザメ養殖を行っている「渡辺正弘」さん「株式会社加藤工業所」さんから加工する身をご提供いただきました。本当にありがとうございます。

また調理の過程でキーポイントとなる玉ねぎは、本校で農業を教えてくださっている「平石厚夫先生」からご提供いただきました。

感謝しかありません。

予定していた時間を過ぎてしまいましたが、無事に缶詰が出来上がりました!

9月27日(水)

チョウザメペペロンチーノのラベルが完成し、中荒井先輩が届けてくれました!

私たちがイメージしたものが、想像以上のかたちになって完成したことに感動しました。

中荒井先輩、本当にありがとうございました。

また先日取材に来てくれた「ちゃんねる鰐」さんのYouTubeに私たちの取り組みがアップされました!

とても素晴らしい内容に編集されていますので、ぜひ足を運んでみてください!

https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO

先輩方、また多くの方の力をかりてこの缶詰が出来上がりました。

大会まであと1週間、全力で走り切ります!

水産科1年生の実習でスケッチを行いました!

9月27日(水)

本日水産科1年生が実習で取り組んだ内容は「スケッチ」!

講師に本校卒業生の瀧澤大倭さんをお迎えして、スケッチの基礎を教わりました。

瀧澤さんは、在学中に課題研究の授業で「リバーマップ」を作り上げた生徒で、水産科創設50周年のイラストなども手がけてくれました!

瀧澤さんが手がけたイラストを見て、驚きを隠せない生徒たち。今日はとてもよい実習ができそうな予感がします。

今回は「ギバチ」という魚をグリット線を用いてスケッチすることになりました。

生徒たちはホワイトボードに映る瀧澤さんのスケッチを参考に取り組んでいきます。グリット線があることによって、どのくらいの大きさで、どこから書き始めるのが良いのか、生徒たちは何の抵抗もなく書き始めている様子でした。私たち教員にとっても、とても参考になる時間でした。

生徒たちはとても真剣に取り組み、とても素晴らしいスケッチが完成しました。

今回学んだことを活かして、今年度のスケッチコンテストにチャレンジしてみようと思います。

瀧澤さん、ありがとうございました。