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水産科掲示板
水産クラブ総会を実施しました
水産クラブは3年生15名、2年生20名、1年生11名の計46名から構成されます。
昨年度50周年記念式を無事終え、新たな水産科を築いていくため、水産への思いと少人数ならではのチームワークを生かして、楽しく過ごしていきたいと思いました。
水産クラブ役員の皆さんです。
水路清掃を行いました
地元水利組合の方にもお手伝いいただき、水路に溜まった泥をひたすら上げました。1年間で溜まった泥はすさまじく、日々の管理の重要性を実感する良い機会となりました。
本校卒業生 本年度東京海洋大学合格
この入試は専門科高校卒業生を対象とした選抜で、高度な知識・能力が問われる厳しい選考試験を突破し、本校卒業生として初めて国立大学法人東京海洋大学に合格しました。今後の活躍を大いに期待しています。
「沼にハマってきいてみた サーモン沼」再放送決定!!
詳細は以下の通りです。見逃した方は是非ご覧ください。
なお、小林君の「しもつかれの研究」は、関東・東海地区生徒研究発表会で見事3位となりました。
2022年1月3日(月)18:55〜19:25
NHK Eテレ 「沼にハマってきいてみた サーモン沼」
冬のご馳走できました。
12月13日にキャビアの採卵実習を行いました。
本校ではオオチョウザメとコチョウザメの交配種であるベステル種というチョウザメを飼育し、採卵しています。
採卵方法は腹を切開し、卵巣ごと取り出します。取り出した卵巣から卵を分離させ、不純物を取り除き、岩塩を加えます。塩分は9%程度加えるのがメジャーですが、本校では3%で行っています。一般的に流通しているキャビアは低温加熱・高塩分(8~9%)で処理されたパストライズキャビアですが、本校では非加熱・低塩分のフレッシュキャビアとして販売します。今回の実習では約12kgの個体から約1.5kgのキャビアの採卵に成功しました。
キャビアは本校の目玉商品の1つのため、今後も研究を継続してより効率的な養殖方法を模索したいと考えています。そして、もっとたくさんの人が気軽にキャビアやチョウザメも魅力を知ってもらえるように努力してまいります。
ありがたいことに出来たキャビアは、県内のホテルに出荷予定で、すでに完売となりました。興味のある方は、ぜひ「ホテル四季の館那須」や「日光金谷ホテル」に足を運んでみて下さい。
加工に協力してくれた水産科3年生の皆さん、本当にありがとうございました!
キャリア形成支援事業・・・鮎のオイル煮のピザづくり
本校では、鮎を使った食品を商品をいくつか製造しており、同時にその商品を使ったアレンジレシピを考えています。その中で鮎のオイル煮をピザに使ったらおいしいのではないかと考え、今日の実習製品である鮎のオイル煮を使ったピザ作りを行いました。
ピザ作りでは、地元貢献でピザ作りを行っている地元企業の株式会社鈴木建設さんにご指導をしてもらいました。鈴木建設さんが持ってきてくださったピザ窯は、大谷石で作られたとても本格的なものでした。鮎のオイル煮を使ったピザは、鮎のオイル煮のハーブ、オリーブオイルがピザとの相性がよく、とても美味しく焼き上がりました。
生徒の中には、オリジナリティ溢れるピザを作っている者もいました。
羽田ミヤコタナゴ生息地の生き物調査を実施しました。
今年はコロナウイルスの影響もあり、9月にリモートで顔合わせをしただけでしたので、羽田小学校4年生12名と馬頭高校ミヤコタナゴ班3名は初対面でした。小学生の元気に助けられ、自己紹介もスムーズに進みました。3班に分かれ、いざ調査開始です。
「ここに水路があるんだね」
「水路の横、歩けるんだ」
「こんな大きな魚がとれたよ」
小学生はここには書き切れないほど、たくさんの”発見”があったようでした。残念ながらミヤコタナゴの姿を見ることができませんでしたが、多くの生き物が観察でき、生き物だけではなく、羽田生息地についても知ってもらうことができたと感じています。
来年度以降も継続して交流、調査を行う予定です。羽田の地にミヤコタナゴが帰ってくるまで、がんばります!
しもつかれ講演会
私達も、地域活動を積極的に行い地元や水産科をもっと盛り上げたいとインスピレーションを受けました。
馬頭中学校の1年生が実習場に来てくれました!
11月18日に馬頭中学校との交流活動を行いました。
馬頭中学校の1年生の皆さんに実習場に来ていただき、実習池やビオトープ、武茂川の説明をしました。中学生は、普段見ることの無い生物に興味津々で楽しく見学していただく事が出来ました。武茂川では、サケの遡上も確認でき、那珂川町の豊かな自然を再度認識してもらうきっかけになったと感じています。
また、しもつかれの研究とピラルクーの研究(21世紀を切り開く新たなる挑戦)の2班による課題研究の紹介も行いました。
新型コロナウイルスの影響もあり、久しぶりの交流活動となりましたが、馬頭高校水産科の魅力をしっかりと伝える事が出来てよかったです。水産科は特色のある学科ですが、地元からの進学者は減少傾向にあります。そのため、地元の小中学生にもっと水産科の魅力をPRし、馬頭高校に通いたいと思ってもらえる様に努力したいです。
3年水産クラブ 小林
サケの採卵実習
生徒は、許可が下りているルアーや投網を手にしてサケを漁獲しに武茂川に行きました。しかし、今年のサケの遡上量が少なかったことや、河川工事による水の濁りであまり姿を見ることはできませんでした。数匹確認できることはできましたが、漁獲することはできなかったため、今回採卵実習をすることはできませんでした。
採卵はできませんでしたが、幸い遡上しているサケを確認することはできたので自然産卵に期待したいと思います。