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水産科2年生矢又川調査行いました!

5月16日(木)、3年生がカヌー実習のため、バスが使えない2年生が校門前の矢又川を調査しました。出発前に田中先生から矢又川の環境の特殊性とそこに生息する生物の特徴について説明を受けました。矢又川は多くの堰で区切られている事から閉鎖性が高く血統的に貴重な純血種が多く生息している可能性や下流から遡上出来る種が限られている事を学びました。矢又川ではシマドジョウやホトケドジョウ、カジカ、アブラハヤ、アカハライモリサワガニ、ヒキガエルのオタマジャクシ、ヤゴ(オニヤンマギンヤンマハグロトンボ等)ヌマエビ、カワムツ等採捕しました。天気も良く、身近な河川の環境について学ぶ良い機会となりました。同定作業ではマメシジミを発見、ハブタイモノアラガイやカワリヌマエビ類等の外来種の発見がありました。2メートル以上の堰で始まり多くの堰で区切られている矢又川には新たな発見がありました。データの蓄積も3年目となり、今後も有効な調査なると思います。