行事等

　12月22日（月）終業式の放課後、本校弓道場において弓道部アーチェリー部交流戦を行いました。コロナ禍で大会等が中止になったことがきっかけで、令和２年度に第１回が行われ、昨年度復活し、今回が第３回となります。弓道ルールに基づき１人４射の的中制で行いました。緊張感のある接戦を制したのはアーチェリー部でした。本校を代表する２つの部の交流を今後も深めていきたいと思います。

　12月22日（月）に令和７年度２学期終業式を、感染症対策のためリモートで行いました。

　校長より、まず２学期は百周年記念式典という大きな行事があり、参加者の方々より、鹿沼高校らしい重厚な式典となり、在校生の式典中の様子や生徒会長挨拶、校歌斉唱が素晴らしかったとお褒めに預かったことをご報告がありました。 

　また、２学期始業式では、「問いを立てることから学ぶが始まり、問いを持つ人が学びを深められる」という話をしましたが、２学期はどのように過ごせたでしょうか。冬休みのまとまった貴重な時間を大切にし、よい年を迎えるようにしてくださいと、お話がありました。

　終業式後には、進路指導部長、生徒指導部長よりお話がありました。

　進路指導部長からは、ラグビー日本代表の2019年ワールドカップの活躍の裏では、３年かけて「One Team」がつくられたという紹介があり、高校生のみなさんも３年かけて、自らの目標や成果にたどり着けるように取り組んでもらいたいとお話がありました。

　生徒指導部長からは、現代社会では競争意識が乏しくなっていると言われているが、いざ競争にさらされれば、本気でなければ最後まで戦えず、人より抜きん出るためには心に火を自分自身でつけなければならない。だからこそ、自分自身でよく考えて規範意識なども高めてもらいたい、とお話がありました。

　終業式を前に、２学期表彰式・表彰伝達式が行われ、多くの生徒の表彰が披露されました。長かった２学期でしたが、本校生徒が校内外問わず様々な場面で活躍することができました。以下、紹介いたします。

アーチェリー部

　栃木県選手権大会

　　RC女子の部第２位

　　70Mの部女子個人の部第２位、３位

　　50M・30Mの部男子個人第１位、女子個人第２位

弓道部

　全国高校選抜大会栃木県予選会女子個人第５位

陸上競技部

　鹿沼市駅伝競走大会一般の部準優勝

囲碁将棋部

　関東地区高校将棋大会栃木県予選　女子個人優勝

　全国高校文化連盟将棋新人大会栃木県予選

　　女子個人優勝、男子個人優勝

音楽部合唱団

　栃木県総合文化祭総合音楽祭優秀賞

　栃木県合唱コンクール

　　銅賞、女子個人金賞

音楽部管弦楽団

　栃木県総合文化祭総合音楽祭優秀賞

書道部

　栃木県高校書道展秀作賞２名

放送部

　栃高文連放送部会放送コンテスト新人大会

　　アナウンス部門優良賞、朗読部門優良賞２名

 栃木県高校英語弁論大会　優勝、栃木県知事賞

関東甲信越地区英語弁論大会　第３位

税の作文コンクール

　鹿沼税務署長賞２名、税務関係団体連絡協議会会長賞

全国青少年読書感想文コンクール

　高等学校の部課題図書　優良賞

下野書道展　銀賞２名、銅賞４名

校内の部

　創立100周年記念事業（キャッチフレーズ、ロゴマーク）

　校内読書感想文コンクール

　ビブリオバトル大会

　３年多読賞

　３年校内漢字テスト最優秀賞

　12月19日に栃木県総合文化センターで、とちぎ探究活動・課題研究発表会が実施されました。これは、県立高校において実施されている総合的な探究の時間（本校ではクリエィティブ・フォーラム）での成果発表会です。

　本校からは今年度の校内発表会における上位２班である、「鹿沼市を防災市にしよう」、「鹿沼revolution(鹿沼市お試し移住プロジェクト)」をテーマとした班が参加しました。

　午前中は”DXの現在と未来を知る”をテーマにした講話を聞き、午後からはポスターセッションを行いました。緊張もあった中、１年間調べた内容を端的にまとめ、発表後の質疑応答においても毅然とした態度で答えることができていました。また、発表時間以外では他校の発表を聞き、百者百様の内容に驚きやわくわくが止まらない様子でした。

　残念ながら入賞とはなりませんでしたが、今回を機に、さらに深い学びに繋がっていくことを期待しています。

　11月から12月にかけて、１・２年生の体育では、長距離走を行いました。男子1500メートル、女子1000メートルの記録アップを目指し、様々な練習に励みました。

　１年生は、ウォーミングアップの仕方や、フォームチェック、グループでラップタイムを設定したタイム走など、様々な角度から記録向上を目指しました。２年生は、昨年の経験を活かし、練習メニューやウォーミングアップを自分で作成し、実施しました。誰一人手を抜かず、自分の力を出し切ろうとする姿が印象的でした。また、自分は走れなくても、練習する仲間の記録を測定したり、ストレッチを手伝う献身的な生徒の姿も見られました。最後の記録会では、担任の先生も駆けつけて大きな声援を送り、多くの生徒が自己記録を更新することができました。

　自分だけでなく、仲間の記録向上のために歯を食いしばり、汗を流すことのできるひたむきな鹿高生の姿を見ることができました。