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校長室便り
【中3】ロボコンの魅力
12月7日(水)放課後、「第22回 アイディアロボットコンテスト関東甲信越大会」(4日)に出場した4名が報告に来てくれました。そこで、ロボコンの魅力と製作したマシンに込められた思いについて、教えてもらいました。
(左から)「佐附中Team横山」の丸山凱君と横瀬康晃君(以上3-1)、「佐附中Team金沢」の楳沢虎治郎君と金谷祐希君と(以上3-2)
ロボコンには、「基礎部門」「応用部門」「制御部門」があり、本校は「制御部門」に2チーム出場(初出場)しました。11月に行われた県大会では「佐附中Team横山」が優勝、「佐附中Team金沢」が4位で、12月4日の関東甲信越大会に出場しました。
関東甲信越大会はさすがに強豪ぞろいで、全国大会に突破することはできませんでしたが、ロボコンに本校から初出場した4名から、ロボコンの魅力や自分たちで製作したマシンのコンセプトや大変だったこと、などを聞きました。来年度は、是非、後輩たちにチャレンジして欲しい、という思いも伝わってきました。
栃木市立大平中学校を会場として行われました。
まず、「佐附中Team横山」のマシンから紹介してもらいました。
制御部門は、制限時間内に、ロボットが障害物を超えながら、いかにたくさんのボールを持って帰ることが出来るかによって、点数化されます。「全自動」ロボットでエントリーすると、途中でマシンに手を触れることができません。思い通りの動きができなかった時は「再スタート」しなければなりません。
「佐附中Team横山」のマシンは、障害物を回避しながらボールを取り、再び、障害物を回避しボールを陣地に放出し、次のボールに向かう、この一連の動作を詳細にプログラムに書き込む戦略を採用しました。
こんなふうに、書き込んだプログラムの行数は1000を超えました。これらを一から、本を読むなどして組み上げました。かなり高性能のマシンだそうです。
↑プログラムの最後の行です。
このプログラムによって、作動するマシンがこれです。左側のアームでボールを掬い取ります。
材料もすべてオリジナルで、アクリル板やタイヤ、電子機器など、自分たちで調達して組み上げました。複雑な配線も、考えて作られています。
丸山君
「初出場だったので、何も知識がない状態から挑戦しました。実際にやったことがある人が本校にはいなかったので、人に聞くことが出来なかったのがつらかったです。そのため、マシンが完成した時の嬉しさは半端なく、やってよかったと思いました。」
横瀬君
「最初は不安でした。しかし、どうしても勝ちたいと思い、ネットで調べまくって情報を集めました。制限時間内にボール7個取り、42点とるのがこのプログラムでの理論値(=目標)でしたが、途中で「再スタート」することもあり、理論値を達成できなかったのが残念です。」
*非常に完成度の高いプログラムを作り、それが完璧に作動できるよう微調整する戦略でしたが、現実の壁にぶち当たりました。しかし、この戦略を貫き通し、結果として敗退したことから学んだことは大きいと思いました。
次は、「佐附中Team金沢」のマシンの登場です。
こちらは、先ほどの「佐附中Team横山」のマシンと比べると、かなりシンプルです。パーツもすべて授業で使ったものをそのまま使っています。
プログラムも、授業で使ったものをベースにしており、一つ一つの動作がボックス化されています。また、スタートしたらマシンに手を触れられない「全自動」ではなく、1個ボールを取ってきたら、手で方向転換して、次のボールを取りに行かせる「半自動」でエントリーしました。(その分、ボール1個あたりの点数は低くなりますが、動きはよりシンプルで、速くなるメリットがあります。)
金谷君
「一番苦労したのはアームの形状です。いろいろ考え、試行錯誤して、この形にたどり着きました。このマシンは、比較的単純なプログラムを使っており、マシンもシンプルなので、「佐附中Team横山」のように、マシンが完成した、という達成感はありませんでしたが、現場での最終調整が勝負、というように考えていました。」
楳沢君
「私は、金谷君に誘われて途中からチームに加わりました。金谷君がなんとかしてくれるだろう、くらいに考えていましたが、始めたらハマりました。このマシンが制限時間内でボールを獲得できる理論値(=目標値)は6個で30点でしたが、本番では完璧にうまくいき、理論値の30点を取ることが出来ました。県大会の10点から仕上げてきた成果がでて嬉しいです。」
*「佐附中Team金沢」のマシンは、「佐附中Team横山」とは正反対のコンセプトで、動きの大枠のみ決めておき、最後は勢いで勝負するような「潔さ」さえ感じました。両チームとも、放課後、夢中になって取り組み、持てる力を最大限に発揮したことは間違いありませんが、結果として、緻密に計算されつくした「佐附中Team横山」のマシンよりもシンプルな「佐附中Team金沢」の方が高得点だったことは、生徒たちにとって多くの学びがありました。個人的には「これも人生じゃないの」というしみじみとした感慨もありました。まさに、これこそがロボコンの魅力の一つでもあるように感じました。
最後に、4人のチャレンジ精神を称えます。よく頑張りました。
PS:現在、両チームのプロモーション動画をそれぞれ制作中とのことです。完成したら、このHPでアップする予定です。ご期待ください。
【中高】よみうりタイムズ「マラソン・ウォーキング大会」掲載
12月9日(金)、本日発行の「栃木南版よみうりタイムス」4面に「校内マラソンウォーキング大会」の記事が掲載されましたので、紹介します。
【中2】全国小中学校作文コンクール「県優秀賞」
12月8日(木)昼休み、読売新聞社主催「全国小中学校作文コンクール」の栃木県での審査で優秀賞(2位)を受賞した中学2年2組の田中さつきさんが、報告に来てくれました。
作文を読ませてもらいましたが、あまりの素晴らしさにびっくりしました。是非、皆さんにもその作文を読んでもらいたいなと思っています。(調整中)
【高2】アンサンブルコンテスト「金賞」
12月8日(木)昼休み、3日(土)に行われた県南地区アンサンブルコンテストに「打楽器3重奏」で出場した3名が報告と応援のお礼に来てくれました。「打楽器3重奏」は、見事、金賞を獲得し、12月26日(月)に、栃木県総合文化センターで開催される「栃木県アンサンブルコンテスト」への出場を決めました。おめでとうございます。
(左から)チームリーダーの小松原千楓さん、植木愛咲さん、坂田公希君(以上、2-1)、
審査員からの講評として、「自分たちだけで演奏するだけでなく、どうすれば観客へアピールできるか。それによって、観客の心をつかむことが出来るか、ということを心がけて演奏するとよい」というアドバイスをいただいたそうです。
県大会では、さらに観客にアピールする演奏にチャレンジしてみてください。応援しています。
【高校】生徒会「六校会」開催
12月8日(木)放課後、今年は佐野高校が幹事校となり、Zoomを使ったオンラインで、生徒会の「六校会」を開催しました。六校の内訳は、宇高、宇女高、栃高、栃女高、佐高、そして、今年はゲスト校として、足高が参加しました。
生徒会長の亀田君が司会を務めました。
今回は、5つの分科会に分かれて議論しました。
議題1:生徒会として取り組んできた、また、今後取り組む予定の活動について
議題2:生徒や地域に向けての生徒会活動の広報について
議題3:生徒会や学校としての地域との関りについて
議題4:生徒会活動におけるICTの活用について
議題5:コロナ禍における生徒会活動や学校行事の取組について
分科会終了後、全体会で、各分科会の報告や今後の六校会の在り方について、議論されました。
*どういう経緯で、六校会が作られたのかはわかりませんが、素晴らしい取組、伝統だと思いました。すべて生徒たちの力で、やり遂げたことは、大きな意味があったと思います。
【高3】おいしい顔の饗宴(フードデザイン、保科先生)
12月8日(木)3・4限目、高校3年3組の理Ⅱ「フードデザイン」の授業(選択者7名、保科先生)を見学しました。今日は、ローストチキン、カレーピラフ、サイダーフルーツポンチの3品でした。出来栄えと味に、皆、大満足でした。
「おいしい顔」をしてもらいました。
<ローストチキン>
ローストチキンにかける「ブレービーソース」を作ります。
<カレーピラフ>
生のコメを炒めるところから始めます。かなり本格的です。
コンソメのスープを計量して炊飯器に入れます。
最後に炒めた「むきエビ」を入れて、炊けば出来上がりです。
<サイダーフルーツポンチ>
白玉粉(米の粉)を牛乳でこねて、耳たぶくらいの硬さの玉にします。
中火で3分、玉が浮いてきたら1分。あとは冷水に入れます。
これで「白玉」の出来上がりです。
用意した材料を全部投入し、フルーツの缶詰の汁とサイダーを入れれば出来上がりです。
<試食タイム>
この笑顔が、おいしさと満足度を物語っています。
来週は、それぞれが自分の好きなメニューを作ります。どんな料理が出てくるのか、楽しみですね。
【中学】ビブリオバトル1回戦
12月8日(木)8:20~8:35、今日は「ビブリオバトル」の1回戦が行われました。3から4人の班で、一人ずつ、2分間で、推しの本の紹介をしました。終了後、班の代表を決めました。代表に選ばれた人は、2回戦に進みます。
どの学年、クラスでも、熱心なプレゼンが繰り広げられました。
面白そうな本が目白押しでした。
各クラスの図書委員が運営してくれていました。
身近な風景 ~朝日に輝く紅葉②
12月7日(水)朝、校庭の紅葉の鮮やかさが最高潮に達しています。
カメラマンは、鈴木教頭先生です。
↓8日(木)朝の投稿です
【中2】エコバック制作(家庭科、保科先生)
12月7日(水)6限目、中学2年2組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は、布製のエコバック制作の1日目でした。
このようなエコバックを作ります。
今日はまず、本体に取り付ける「ポケット」の制作から始めました。
ここまで完成すると、先生にみてもらい、OKなら自分でハンコを押します。
少しずつ、ステップを踏んで完成させます。
わからないところは、友達に教わったりします。
先生に教わることもできます。
皆、黙々と作業を進めています。生徒に感想を聞いてみると、とても楽しいそうです。誰一人、手を休めることなく集中していました。あと数時間かけて、完成させるそうです。冬休みには、お買い物用に使えますね。
【中1】スクモ作り(藍プロジェクト)
12月7日(水)昼休み、1年2組の生徒たちが、藍染めの「スクモ」を作るための作業を行っていました。藍の葉を発酵させるため、毎日、葉をほぐして酸素が行きわたるようにしています。
藁の袋の中に、乾燥させた藍の葉を入れ、温かくして発酵させています。
温度を計測しています。一見すると、ただの土のような感じです。
手でよく揉みほぐし、酸素が行きわたるようにしています。
ほぐしたら、再び袋の中に入れて、毛布で包み、倉庫の中で寝かしておきます。
これを毎日繰り返しています。
大変な仕事ですが、誰に言われるわけでもなく、皆、当たり前のようにやっていました。自分たちが何のためにこの作業をやるのか、よくわかっているからできるんだと思います。いい「スクモ」ができるといいですね。
【高3】”輝くとちぎ人”の集い
12月3日〈土)14時~、栃木県庁の隣にある「栃木県公館」(迎賓館のような場所)で、栃木県で今年活躍した人が招待される「”輝くとちぎ人”の集い」が開催されました。県内各地・各分野から55名の招待者(全国大会等で3位以上の方の中から選考)のうち、本校から3名が招待されました。大変、名誉なことだと思います。
ボート競技・女子ダブルスカル全国3位の藤倉望妃さん(代表)、全国高校将棋竜王戦準優勝の竹熊柊君、そして、この写真を撮影した石井勝尉先生(ラグビー女子栃木県選抜代表)の3名が招待されました。
【中学】アンサンブルコンテスト報告
12月6日(火)昼休み、4日に行われたアンサンブルコンテストに出場した吹奏楽部の代表が、報告とお礼に来てくれました。
木管8重奏と金管6重奏に出場した本間さん、田名網さん、今瀬さんです。3人からは、アンサンブルコンテストの結果報告と当日、応援に来てくれたお礼の言葉がありました。
2年生はこれからの吹奏楽部をしょって立つリーダーですので、頑張って下さい。12月25日(日)に「佐野市こどもの国」で開催される「クリスマスコンサート」も楽しみにしています。
【中学】ビブリオバトル開幕!
12月6日(火)8:15~8:30、今日から、生徒会主催による「ビブリオバトル」が始まりました。初回の今日は、まず、ビブリオバトルがどのようなものか、生徒会制作の動画がオンラインで配信されました。
昨年度、ビブリオバトルを初めて発案した「ビブリオ紗季」さん(左端)も登場しています。
実際に、本の紹介のお手本を見せてくれました。
いよいよ、ビブリオバトルの1回戦は、今週の8日(木)から始まります。
【中高】高1から中3への学習アドバイス
12月5日(月)朝8:15~8:30、中学3年の教室で、高校1年生から中学3年生に向けて、学習アドバイスを行いました。
高校での勉強や高校生活について、アドバイスがありました。
中3生からの質問もたくさんありました。勉強についていけるか心配、勉強と部活動の両立はできるのか。などに、高校1年生が丁寧に答えてくれました。
こうした取り組みは、中高一貫ならではのものです。中3生は高校生活も視野に入れながら、あと数か月の中学校生活を有意義にすごしてください。
【高2】オーストラリアから体験入学②
12月5日(月)、今日からオーストラリアの高校生「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんの体験入学が始まりました。16日(金)までの10日間、高校2年3組で一緒に学校生活を送ります。朝の職員室に続いて、HRで自己紹介をしてくれました。
最初は、かなり緊張していましたが、すぐにクラスメートから声がかかり、輪の中心にいました。
朝の職員室
HRでの紹介
【中3】ロボコン関東甲信越大会
12月4日(日)、今日は「ロボコン関東甲信越大会」が開催されました。本来であれば、東京を会場に対面で競技する予定でしたが、新型コロナの影響で、各都道府県の会場をオンラインでつないで行われました。
栃木県は栃木市立大平中学校が会場でした。本校は「制御部門」に、「佐附中Team横山」(横瀬君と丸山君)、「佐附中Team金沢」(金谷君と楳沢君)の2チームが出場しました。
開会式もオンラインで行われました。
試合は「佐附中Team横山」が栃木県のトップバッターです。
まずは、自分たちのマシンの特徴などをアピールします。
そして、いよいよ競技開始です。
健闘しましたが、決勝に進むことはできませんでした。
続いて「佐附中Team金沢」の出番です。
まずはマシンのプレゼンタイムです。
かなり余裕ですね。
「佐附中Team金沢」は自己ベストの30点をたたき出しました。しまし、グループCを2位通過で、決勝進出はなりませんでした。
*ロボコンは、本校からは初出場でしたが、2チームとも、初めてとは思えない成果を残してくれました。
これも、二人のチャレンジ精神の賜物だと思います。2チームともよく頑張りました。
【中学】県南地区アンサンブルコンテスト(2日目)
12月4日(日)、葛生アクトプラザで、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」の2日目が行われました。
今日は佐附中吹奏楽部から3チームが出場しました。
2年生14名、3年生6名、計20名が演奏しました。
佐附中の3チームは、Fブロック(11時40分~13時10分)で出場しました。
トップバッターは、2年生の「木管8重奏」です。木管楽器だけでなく、弦楽器や打楽器も含まれています。曲目は「マイ ホームタウン」でした。
メンバーは、◎大山汐音さん、山中美桜さん、本間琴星さん、中原悠水さん、渡邉壮莢さん、田中さつきさん、恩田政宗君、谷野蒼太君の8名です。
チームリーダーの大山汐音さんに感想を聞いてみました。
「やはりステージで演奏するのは、練習と違って緊張しました。しかし、うまく曲に表情を付けることができたので、練習の成果は出し切れたと思います。今は、ほっとしています。」
→木管楽器、弦楽器、打楽器の「いいとこどり」をしたような演奏でした。それぞれの持ち味がうまくブレンドされ、演奏や音色がきらきらと輝いていました。素晴らしい演奏だったと思いました。
お疲れさまでした。
2番手は、同じく2年生の「金管6重奏」です。曲目は「あの坂の向こう」でした。
メンバーは、◎田名網梨花さん、渡邉若葉さん、今瀬友里さん、内田絵理子さん、岩崎友杏さん、田名網航太君の6名です。
こちらもチームリーダーの田名網梨花さんに感想を聞いてみました。
「練習時間が短く、曲を仕上げられるか不安でしたが、短い中で自分たちにできることをやりました。ミスしたところもありましたが、みんなで演奏を楽しむことが出来たのは良かったと思います。」
→演奏は出だしから元気があり、思い切りが良かったです。確かにミスしたような個所はあったかもしれませんが、失敗を恐れることなく、やり切った演奏には、清々しさと伸びしろを感じました。とても良かったと思いました。
お疲れさまでした。
ここで、2年生チームは、いったん解散しました。
達成感が感じられる表情が印象的でした。皆、前向きなところが素晴らしいです。
さて、いよいよ3年生6名全員による「管楽6重奏」です。曲目は「白のトワイライト」です。
メンバーは、◎尾花彩葉さん、今井里歩さん、藤倉彩矢さん、藤浦夏帆さん、原碧希君、村田桜彩さんの6名です。
3年生は、この6名で演奏するのはこれが最後です。一人一人に感想を聞いてみました。
尾花さん(部長)
「3年生6名だけでステージに立ったのは、これが最初で最後でした。6人が一緒にステージに立てたことがとにかく嬉しいです。練習時間が短く、個人的にはうまくいかなかったところもありましたが、チームとして演奏できたことは私の宝物です。良い仲間に恵まれました(涙)。」
今井さん(副部長)
「今までで一番の出来、とまではいきませんでしたが、3年生はたった6人という数に負けず、努力とチームワークでここまでこれました。一人一人が練習でやってきたことが、一つのアンサンブルになり、今までやってきて良かったと思いました。」
藤倉さん(学指揮、木管セクションリーダー)
「6人という少ないメンバーで、良くここまでこれたなと思いました。最初は大変なこともありましたが、そうしたことを乗り越えたからこそ、今日という日があったと思います。一緒に演奏できて、本当に嬉しかったです。」
原君(学指揮、金管セクションリーダー)
「6人の中で男子は自分一人でしたが、自分もみんなもあまり意識せずにやってこれたのが良かったです。それが一番印象に残っています。このコンテストでは、金管と木管が混じったアンサンブルをみんなでやりたかったので、この曲を演奏できて良かったです。」
藤浦さん(楽譜係)
「この曲は編成が特殊だったので、演奏するのが難しかったですが、緊張した中で、一体感を感じることができ、達成感を感じました。この6人でやれてよかったです。」
村田さん(楽譜係)
「この曲は、ネットで演奏を聞いて選びました。とにかく6人全員で演奏できる曲ということで、楽器の種類が指定されていない曲を選びました。それだけに、実際に演奏してアンサンブルにするためには、難しいところもありましたが、みんなで良いものを作ろうという気持ちから協力できたのが良かったです。みんなの吹奏楽部への愛の強さを感じました。」
*皆さん、お疲れさまでした。6人それぞれの熱い思いを聞かせてもらいました。実際に演奏を聞いた感想としては、さすがに3年生の演奏はうまいなと思いました。力強さとメリハリがあり、ノッテいる感じがしました。また、個々の練習に裏付けられた自信があることが伝わってきたので、安心して聞くことができました。パンチのある素晴らしい演奏だと思いました。また、この6名は現在、早期入部で高校の吹奏楽部で活動しているそうです。今日の無念(があったとしたら)は、ぜひ高校で晴らしてください。素晴らしい先輩たちが待っています。
なお、今日は佐野高校の吹奏楽部員20名がスタッフとして、会場の運営をしていました。
舞台裏でも楽器の出し入れなどの力仕事も担当していました。
皆さん、お疲れさまでした。
【高2】県南地区アンサンブルコンテスト(1日目)
12月3日(土)「葛生アクトプラザ」を会場として、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」が始まりました。1日目は、高等学校の部に「打楽器アンサンブル」の3名が出場しました。
(左から)坂田公希君、小松原千楓さん、植木愛咲さん(以上、高校2年1組)
本校の演奏は、17時8分開始でしたので、生徒たちは15時過ぎから会場入りしました。「打楽器アンサンブル」は、マリンバやヴィブラフォン、ドラムやシンバル、ウインドチャイムなどの大掛かりな楽器を使います。
演奏中の写真撮影等は禁止されていますので、どんなふうに演奏していたのか、どんな演奏だったかをお伝えすることは難しいですが、打楽器チームのパートリーダーである小松原さんを中心に息がぴったりと合っており、演奏から高いテンションと集中力を感じました。3人の演奏が重なり合うことで、うねりのあるリズムの波が繰り返し押し寄せ、身を任せて聞き入りました。約5分間があっという間に過ぎました。素晴らしい演奏でした。
3人は演奏後、楽器を楽屋裏にかたずけた後、ロビーに出てきました。顧問の小林先生と鶴見先生からも「すごく良かった」という声がかけらました。3人の表情からもやり切った感、満足感が感じられました。
業者による写真撮影では、もう何も思い残すことはない、といった吹っ切れた表情が感じられました。
3人の感想です。
小松原さん「緊張しましたが、演奏中、お互いの音を聞き合うことが出来たことが良かったです。」
坂田君「途中、ちょとしたハプニングはありましたが、落ち着いて対処できました。演奏のできは、今までで一番良かったです。」
植木さん「間違ったところもありましたが、練習の成果が発揮できたことが嬉しいです。今までやってきて良かったです。」
*皆さん、お疲れさまでした。「葛生アクトプラザ」はアンサンブルコンテストのような小編成の演奏では、とても音の分離が良く、純粋に素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。アンサンブルコンテストには指揮者がいませんので、お互いに音を聞き合うことがとても重要ですが、3人の演奏では、それが良くできていたと思いました。お互いに聞き合うことが、音楽の楽しさ、であることを改めて感じさせてくれました。
この後、楽屋裏では、トラックに楽器を積み込みました。荷台の中で、楽器が動かないようにしっかり固定しました。体が自然に動き、流れるような手慣れた作業は、もはや職人技で、見ていて飽きませんでした。
今回のコンテストでは、出演した3名だけでなく、裏方として、吹奏楽部の2年生7名が助っ人に来てくれていました。普段の部活では打楽器アンサンブルの演奏を他の楽器のチームが聞くことはあまりないそうですが、こんな凄い演奏だったのかとびっくりしていたようです。部長の須貝さんも「すごく良かった!」と感動していました。こんな所にも部員の仲の良さやチームワークの素晴らしさを感じました。
助っ人に来てくれたのは、白シャツの3人を周りで囲んでいる7人です。2年1組の岩下君、須貝さん、2組の山﨑さん、3組の五十嵐さん、澁江さん、4組の小黒君、田所君です。
これも青春の1ページなんでしょうね。素晴らしいです。
PS:明日(4日)は、佐附中吹奏楽部から3チームが出場します。
【中学】日本語ディベート甲子園「関東甲信越地区予選」
11月27日(日)東京の広尾学園を会場として、日本語による「第26回関東甲信越地区中学秋季ディベート大会」が行われました。附属中は2年生の「新チーム」で参加し、2勝1敗と大健闘しました。
新チームのメンバー(2年生7名)
試合結果は以下の通り、2勝1敗でした。
第1試合:佐附中 VS 昭和秀英中 (勝利)
第2試合:佐附中 VS 小石川中等 (勝利)
第3試合:佐附中 VS 開成中 (敗退)
コミュニケーション点の差で、16チーム中「7位」となりました。よく頑張りました。
副部長の池田さんによる今大会の総括
「第1試合は緊張していたので思い通りの試合はできませんでした。第2試合は正直負けたと思っていましたが、勝つことが出来て良かったです。第3試合は負けはしましたが、全員が楽しく試合ができました。自分たちの成長が感じられる試合でした。」
<全員の感想です>
池田清子さん(2-3)
仲江川千聖さん(2-3)
大山汐音さん(2-1)
若林千悠さん(2-2)
小泉凛央さん(2-3)
中原悠水さん(2-3)
田中さつきさん(2-2)
それぞれ、初出場の大会で手ごたえを感じていたようでした。
7名のメンバーには「表彰カード」を差し上げました。
【高2】オーストラリアから体験入学
11月29日(火)、オーストラリアのメルボルンから、本校で体験入学する「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんが、ご両親と挨拶に来られました。期末試験明けの12月5日(月)から12月16日(金)までの10日間ですが、高校2年3組(清水クラス)で、一緒に学びます。
校長室で、教科書を渡しました。
「彩(あや)」さんは、オーストラリアのビクトリア州にあるメルボルンから、日本にやってきました。お父さんが佐野市出身であるため、現在、家族で佐野に里帰りをしています。その間、特別に、彩さんの祖父の母校でもある「佐野高校」で体験入学をすることになりました。
彩さんは、ビクトリア州立の「John Monash Science School ジョン モナッシュ サイエンス スクール」の高校2年生です。この高校は、世界大学ランキング57位のモナッシュ大学とビクトリア州によって、2010年に開校した最先端の科学を学ぶ高校だそうです。オーストラリア中から生徒が集まってきています。そこでは、世界中の語学を選んで学ぶことが出来るので、彩さんは「日本語」を勉強しています。そのため、日本語は普通に話せます。
John Monash Science School
彩さんは、日本のアニメが大好きで、特にバレーボールをテーマにした「ハイキュウ」が好きだそうです。そのため、体験入学では「女子バレーボール」部に参加したいと話していました。また、「英語ディベート」も一緒にやってみたいそうです。理科は生物を選択していて、科学部のサンショウウオにも興味を示してくれました。将来は医者を目指しているそうです。
短い期間ですが、日本の高校生活を楽しんでいってください!
特にありません。