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校長室便り
【中3】「ロボコン」県大会初出場、関東大会へ
11月6日(日)、大平中学校を会場として、「第22回創造アイデアロボットコンテスト栃木県大会」が開催されました。本大会には、「基礎部門」「応用部門」「制御部門」があり、本校は「制御部門」に2チーム出場(初出場)しました。試合の結果、「佐附中Team横山」(横瀬君と丸山君)が1位、「佐附中Team金沢」(金谷君と楳沢君)が4位で、ともに12月に本県で行われる関東大会出場を決めました。おめでとうございます。
今日は朝8時50分から開会式がありました。大会に参加する4名の生徒は、修学旅行明けの昨日(8時から17時)、ようやくマシンの最終調整までたどり着きました。
10時まで、会場のコースでのテスト走行を繰り返し、微調整をしていました。パソコン上でプログラムを書き換えていきます。
本来なら、ここで、それぞれのチームのマシンを紹介したいところですが、関東大会に出場する他県のライバルチームが有利になってしまう可能性があるので、紹介することはできません。
試合に先立ち、「プレゼンテーションタイム」があります。ここで、自分たちの考えたマシンの特徴を審査員にアピールします。これも評価の一部になっているそうです。まずは、「佐附中Team横山」です。
続いて、「佐附中Team金沢」です。
いよいよ試合が始まります。制御部門のテーマは、「ドキドキ!ロボット収穫祭 ~「スマート農業」に挑戦!~」です。コースの端に並べられたボールを果実に見立て、ロボットで反対側のエリアに運び入れます。1分30秒間で、何個運べるかによって点数化されます。試合は2回行い、良い方の点数がとられます。
ボールをマシンが運んでいるところです。「佐附中Team横山」のマシンは全自動型で、スタートしてから人の手が触れることなく、次々にボールを運びます。
こちらは「佐附中Team金沢」です。こちらのマシンはセンサーは使わず、ボールを1個取ってきたら、手で再スタートさせる半自動です(全自動だと得点が加算されます)。
「佐附中Team横山」は2回目のトライで、3個運んで18点で1位になり、「佐附中Team金沢」も2回目のトライで2個運んで10点で4位となりました。2チームとも、12月に同じ会場で行われる関東大会に出場できることになりました。良かったですね。関東大会までに、さらにマシンの磨きをかけ、全国を目指してください。応援しています。
【高2】「足クラふぇすた」大盛況!
11月5日(土)15:00~19:00、足利の「鑁阿寺」北側の住宅地の中にある「@蔵風土」(くらふと)で、佐高生4人組(佐高SGクラブ、足利研究班・アシ×アシ隊(明日も足利))が企画運営した「足クラふぇすた」が開催されました。夜も更ける中、「八木節女前Japan」の奏でる音楽に、大勢のお客さんの踊りの輪が広がりました。空には月が輝き、妖しい光を放っていました。大成功、おめでとうございます。
「足クラ ふぇすた」を企画・運営した佐高生4人組(左から、坂田君、若林君、大山君、清水君)。最後の主催者メッセージで、4人は大きな拍手を浴びました。
「足クラ ふぇすた」のチラシ(清水君が作成)
蔵の内部の装飾もすべて4人が企画しました。
今日は学校で模試がありましたが、終了後に大勢の佐高生が来てくれました。
主催者の4人は、ばっちり着物でお出迎えです。
蔵の2階は、足利銘仙を使った飾り付けがされています。
外では「足利シュウマイ」も売られていました。できるそばから売れていました。
18時半を回り、いよいよ最後の大トリとして、蔵の前で「足利八木節女前Japan」のコンサートが始まりました。
アンコールの声をきっかけにして、会場はさらに盛り上がりを見せました。会場のお客さんも踊りの輪に加わりました。
こうして、祭(ふぇすた)は、最高潮のうちに幕を閉じました。
主催者の代表として、坂田君が感謝の挨拶を行うと、さらに盛り上がりを見せ、主催者の佐高生4名は、ステージ上へと上げられました。ついに、一人一人がマイクを握って語り始めました。まずは、若林君。
そして、大山君。
最後は、清水君です。4人は足利出身であったり、縁があったりで、感謝の言葉や抱負など、これからの足利をしょって立つ気構えを見せてくれました。素晴らしい挨拶だったと思います。聞いていた大人たちも、大きな歓声で応えていました。
こうして、大団円の内に、「足クラ ふぇすた」は終了しました。
この後、かたずけなど、20時くらいまで作業をし、残りは明日、ということで、名残惜しく帰途についたようです。
ここまで、周到な準備を重ね、イベントを大成功させた4人の佐高生の皆さん、お疲れさまでした。みんな、輝いていました。
【中学】「県駅伝競走大会(男子)」10年ぶりの出場
11月5日(土)那須野が原公園特設周回コースで、「令和4年度 第75回栃木県中学校駅伝競走大会」が行われました。男子チームが10年ぶりの出場を果たしました。
大会にエントリーした9名(3年生3名、2年生6名)
当日は、朝6時くらいにバスで出発しました。特に、3年生は昨日まで修学旅行でしたので、大変だったと思います。しかし、一人も遅れることなく集合しました。
会場である「那須野が原公園」のプール付近に学校のテントを張りました。
立澤先生から、本日の出走メンバーと走る区間の発表があり、それぞれにゼッケンが渡されました。
「那須野が原公園」は紅葉がまさに見頃を迎えていました。修学旅行先の京都や奈良でも、ここまでの紅葉は見られませんでした。
大会には、補助員として、2年生の大塚さんと1年生の関口さんがついてきてくれました。
テントでは、各自、調整をしていました。皆、徐々に集中力を高めていました。
3年生の河村君、西君、星野君です。
2年生の橋本君、荻原君、高野君、川上君、太田君、渡邉君の6名です。
ユニフォームに着替え、気合十分です。
いよいよレースが始まります。
13時ちょうどに発走しました。
1区の高野君は素晴らしいスタートを切りました。
コースの終盤では、大塚さんと関口さんの応援を受けながら、走り抜けました。
2区の荻原君です。
3区の西君です。
4区の川上君です。
5区の星野君です。
6区の橋本君です。
チームの6名は必死に走り切り、見事タスキをつなぎ、ゴールすることが出来ました。
レース終了後、顧問の立澤先生から、選手全員の健闘を称える言葉がありました。
また、本日引率してくれた菊地先生、小林先生、校長からもそれぞれ、よく頑張ったこと、ここまで支えてくださった多くの方々への感謝を忘れないこと、この大会に出て初めて見える世界があったこと、などのお話がありました。
最後に、今日一日お世話になった競技場に一礼し、会場を後にしました。
*3年生は修学旅行明けで十分な練習ができなかった中でも、生徒たちは最後まで諦めず、力を出し切り、タスキをつなぎ切りました。これは大きな自信になったと思います。佐附中の代表としての誇りを持って走っている姿に感動しました。素晴らしい生徒たちです。これは引率していた3名の先生方共通の思いでした。生徒の皆さん、引率の先生方(全員、修学旅行明けです。)、たいへんお疲れさまでした。
【中3】修学旅行~京都大学研究室訪問
11月3日(祝)修学旅行3日目、この日はタクシーを利用した「班別自由行動」がありました。私は、本校の科学部から京都大学理学部に進学した小松原君(大学2年生)の案内で、爬虫両生類研究室を訪問する予定でしたが、京都大学を見学場所に入れていた班があったので、一緒に行かないか誘ってみました。その結果、中学3年生4名との京都大学の研究室訪問が実現しました。
(左から)京都大学2年生の小松原君、中3生の松葉君、丸山君、神田さん、森田さん(1組6班)
目指す研究室は、京都大学の吉田南構内の「人間・環境学研究科棟」にあります。この日は祝日ということもあって、大学構内に大学生の姿はあまり見かけませんでした。(逆に、高校生対象の模擬試験が行われており、高校生の姿は見かけました。)
広い構内を5分くらい歩いて、ようやく、研究室にたどり着きました。
京都大学爬虫両生類学研究室「西川研」です。西川完途(にしかわ かんと)准教授の研究室です。
「西川研」のHP →かなり斬新です!https://nishikawalab.h.kyoto-u.ac.jp/
西川研は、京都大学大学院「人間・環境学研究科」などに所属しており、総勢30名の学生がいる大所帯です。大学院ですので、京都大学だけでなく、他大学や海外からも、両生類や爬虫類を研究したい学生が集まってきます。むしろ、京都大学から進学する学生は少数派(数名程度)だそうです。
主な研究テーマは、東・東南・中央アジアの爬虫両生類および小型動物の系統分類学、種多様性、生物地理学、保全生物学です。西川先生個人のテーマは、「小型サンショウウオの分類学」ということでした。
また、「西川研」は総合人間学部にも所属しており、そこで「総合フィールドワーク演習」(ボルネオ演習、2016年)の参加者を募集したところ、以下の写真のように大勢が参加者しました。
↑「西川研」のHPに掲載されていた写真です(「演習最終日にアミメニシキヘビと記念撮影」とのこと)
活気がありますね。「西川研」は、我が国の両生類や爬虫類にかんする最高峰の研究室、と言っても過言ではありません。
また、京都で生息しているオオサンショウウオの保全・外来種との交雑問題の対策も大きなテーマとして取り組んでいます。オオサンショウウオ調査合宿も行っており、小松原君もこの合宿に参加して、西川先生と知り合ったそうです。
こうした活動を普及啓発するため、オオサンショウウオの着ぐるみをつくったり、ぬいぐるみを作ったりもしているそうです。近年、在来のオオサンショウウオに加えて、中国から移入されたチュウゴクオオサンショウウオが繁殖しており、さらには、両種の雑種(ハイブリッド)も増えてきています。そこで、その3種類の違いが分かるよう、3種類のぬいぐるみを作成したそうです。
体色が濃いのが、在来のオオサンショウウオで、一番薄いのが、外来種のチュウゴクオオサンショウウオ、その中間が、ハイブリッドです。
私は、在来種のオオサンショウウオを購入しました!(校長室に置いてあります)
また、本校の科学部が研究しているトウキョウサンショウウオの分類にも関わっており、この8月には、茂木町に生息する個体群は新種「イワキサンショウウオ」と命名されています。つまり、科学部の研究とも深い関わりを持った先生でもあります。
ところで、30名の研究室の学生の内、女性は約7~8割を占めているそうです。なぜ、そんなに多いのか聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「昔は、女性がカエルやヘビに興味を持つことに世間は否定的だったが、今は、男女を問わず、誰もがやりたいことをやれる時代になってきたのが、まず第一だと思います。また、カエルやヘビを研究しても飯が食えるのか、という不安は男女を問わず、今もあると思いますが、女性は自分の得意な分野を活かして起業する人もたくさんいます。研究室のHPのイラストもその学生によるものだし、両生類の解剖などを教材化し多くの高校に売り込んでいる学生もいます。学問は、もはや理系、文系、と明確に分かれているものではなく、世の中の課題やニーズに対応できる柔軟な発想が必要とされています。そのためには、中学生、高校生から、様々な探究的な活動に取り組むことが重要だと思います。そういった活動で培われた力は、あとで必ず役に立ってきます。」といったお話を中学生たちにしてくださいました。
中学生の松葉君から、「ボルネオなどで調査を行うそうですが、サンショウウオは北方に生息している生物なのではないでしょうか?」という実に的を得た質問もあり、西川先生は、いろいろなお話をしてくださったばかりか、地下の標本室を見ていきませんか、と案内してくださいました。
この樽の中に、採集したチュウゴクオオサンショウウオや雑種のオオサンショウウオの標本がぎっしり入っていました。この研究室で捕獲された雑種のオオサンショウウオで状態の良いものは「京都水族館」に提供されるそうです。
骨格標本も見せてくださいました。
在来の生物がいつどこで生息していたか、という情報(標本や記録)は、実は日本の領土を主張する際にも重要なエビデンスになっている、というお話も印象的でした。
こうして、予定していた20分を大幅に超え、1時間近く、案内をしてくださいました。本当にありがとうございました。西川先生は、明日、学会のため沖縄に旅立つそうで、忙しい時間を割いて、私たちのためにお話してくださいました。
生徒たちは、次の見学先にタクシーで移動しました。素晴らしい体験だったと思います。
PS:私たちが帰った後、西川先生は小松原君に「すごくいい学校ですね。」と言ってくださっていたそうです。
【中3】修学旅行〜平和を祈る心
11月1日(火)修学旅行1日目、広島での平和学習を行いました。広島平和公園での平和祈念式典、平和記念資料館での見学を行いました。
原爆の子の像で、千羽鶴を奉納しました。
中学3年生は、修学旅行の事前学習として、毎年、広島から「語り部」の方に来ていただき、お話を聞いていましたが、今年は、それに加えて、高校2年生の青木藍花さんによる平和に関するワークショップを行いました。生徒たちは、真摯な思いを胸に、今日の日を迎えました。
生徒代表の言葉 立川君
原爆慰霊碑での「平和宣言」 鶴見さん
「献花」 山口さん
平和祈念式典や原爆資料館見学の感想を聞きました。
立川璃空君(生徒代表の言葉)
→「英語の授業で佐々木貞子さんのことを知りましたが、実際に、原爆資料館で禎子さんに関する詳しいことがわかり、原爆の子の像には、全国からたくさんの千羽鶴が奉納されているのを見て、本当にあったことなんだと思い、胸が痛くなりました。原爆で亡くなられたすべての方々の思いを伝えていかなければならないことを感じました。」
笹沼樹威君(千羽鶴奉納)
→「今まで意識したことのない雰囲気の中で、自分たちで作った千羽鶴の持つ重みを改めて感じました。一人一人が気持ちを込めて鶴を折ったように、それぞれが向き合っていかなければならないと思いました。」
鶴見碧衣さん(平和宣言、修学旅行実行委員長)
→「原爆慰霊碑を前にした時、衝撃を受けました。テレビで見た広島の「平和祈念式典」と同じ場所で、自分が平和宣言をすることの重さを痛感しました。最初は、用意した「平和宣言」を読みあげればいいか、と考えていましたが、そんなことはできないと思いました。富永先生から「自分の言葉で伝えればいい」と言われ、原稿を見ないで、平和宣言をしました。ここで自信をもって宣言することは、自分たちが作っていく未来にとって、大切なことだと思いました。最後に噛んでしまいましたが、責任を果たすことができたと思いました。」
*生徒の皆さんの心のこもった祈念式典に感動しました。特に、高らかに、自信をもって平和宣言をした鶴見さんには、周りにいた多くの一般の方からも尊敬のまなざしが注がれました。
・原爆資料館では、一つ一つの展示に付けられた解説を食い入るように読み、すすり泣いている多くの生徒たちの姿が、目に焼き付きました。一人一人が、広島でなければできない体験ができたことをうれしく思いました。
【高1】ウルグアイからの留学生
10月31日(月)今日から、ウルグアイからの留学生「弥生・レジーナ・レイ・ウエダ」さんが、高校1年4組のクラスで一緒に学びます。朝7:50頃、ホストファミリーの吉田華菜さんと、校長室に挨拶に来てくれました。
(左から)吉田さんと弥生さん。日本語がとても上手です。「ヤヨイ」と呼んでくださいと言ってました。
弥生・レジーナ・レイ・ウエダさんは、お父さんがウルグアイ人(レイさん)、お母さんが日本人(ウエダさん)で、母国語のスペイン語と日本語が話せます。日本語は、家庭で小さい時から話していたそうです。
弥生さんは、お母さんの母国であり、アニメや映画などで知った「日本」で、日本の文化を学びたいという強い思いを持っています。剣道、茶道、囲碁将棋などの部活動にも参加したい、と話してくれました。日本に来る直前に18歳になったそうです。
1年4組のクラスに籍を置くことになり、SHRで、日本語で挨拶をしてくれました。とても上手な日本語で、全く違和感はありませんでした。コミュニケーション力は抜群です。
席は、一番後ろです。
担任の長谷部先生によると、今日は他の生徒と全く同じように授業を受けていたそうです。
弥生さんは、11月25日(金)までの短期の留学です。
弥生さんを見かけたら、話しかけてみてください。たぶん、喜んで答えてくれると思います。
身近な風景 ~「かこさとしの世界」展(館林美術館)
10月30日(日)、群馬県館林市にある群馬県立館林美術館で、「かこさとしの世界」展を見学しました。日本を代表する絵本作家である「かこさとし」の絵本の原画などが特別展示されています。まさに、「大人も絵本を楽しむ」ことができました。
美術館へと続く道は、紅葉が見頃でした。
美術館の全景です。広い空間の中に広がっています。
黄色い看板が印象的です。
(↑ 群馬県立館林美術館のHPから、上記チラシをダウンロードできます)
「日本を代表する絵本作家であるかこさとしは、32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』(1959年/福音館書店)を出版して以来、「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズといった物語絵本から、『かわ』、『地球』、『海』といった科学絵本、美術や歴史の絵本にいたるまで多岐にわたる著作を生み、現在でも子どもたちをはじめ多くの人々に親しまれています。」(群馬県立館林美術館のHPより引用)
かこさとし(加古里子)さんは、東京大学工学部応用化学科卒業の工学博士でもあります。「海」「地球」「宇宙」といった科学絵本だけでなく、さまざまな著作から、科学的な視点が感じられ、人間の可能性、人間性を信じる前向きな生き方がストレートに伝わってきました。大人だからこそ味わえる「絵本の世界」があることを感じました。12月25日まで開催していますので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
館内での写真撮影はできませんが、下のスペースだけは、撮影可となっています。大人から子供まで楽しめる展示です。
PS:家にも、「かこさとし」さんの絵本が何冊かありました。
海、人間、宇宙、地球、などです。子どもが読んでも、大人が読んでも、楽しめます。
また、館林美術館のミュージアムショップでは、「かこさとし」さんの絵本だけでなく、「鈴木まもる」さんの絵本が販売されていました。「鈴木まもる」さんは、「かこさとし」最後の絵本「みずとはなんじゃ」の絵を手がけたことで知られています。「鈴木まもる」の最新刊「鳥は恐竜だった」を購入しました。
鳥の巣研究家でもある鈴木さんの研究論文に匹敵する読み応えです。それを子供たちにもわかるように、噛み砕き、絵の力で説得力のある内容になっていました。これは本当に素晴らしい絵本です。まさに、「大人が楽しむ絵本」なのかもしれません。
【中3】「大人も絵本を楽しもう!!」(読み聞かせボランティア)
10月27日(木)昼休み、中学3年1組の小倉優佳さんと三田莉央奈さんが、10月16日に行われた「はじめよう 読み聞かせボランティア」に参加した報告にきてくれました。
左から、小倉さんと三田さん
「はじめよう 読み聞かせボランティア」を企画された「城北小学校 地域コーディネーター」の大久保様から、本校から参加した二人のとても熱心で積極的な姿勢に、講師の先生をはじめ、他の大人の参加者も感銘を受け、大いに刺激を受けたと、感謝のお手紙と写真が学校に届きました。それがきっかけで、本人たちからの報告となりました。
二人は、教室の壁に貼ってあった「はじめよう 読み聞かせボランティア」のチラシを見て応募したそうです。二人とも、本が大好きという共通点があり、お互いに読んでいる本のことを話したりしていたので、一緒に参加してみよう、ということになったそうです。
今回の講座は「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマで、読み合いサークル「こころ」代表で、絵本セラピストの永島典子先生によるワークショップでした。
ところで、「絵本セラピー」という言葉を聞いたことがありますか。絵本は子どもが読むものと思われがちですが、絵本セラピーの対象者は大人です。絵本の読み聞かせやグループディスカッションを通して、自分の本当の望みや意思を見つめ直し、気持ちを前向きにするサポートを行います。また、子どもに読み聞かせをしているつもりでも、知らず知らずに、読んでいる大人の心も癒されることもあるそうです。子どもを含めた「誰かの心を楽にしたい」という願いが、今回の「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマに込められているのではないかと思いました。
このワークショップでは、まず、「絵本」という言葉から、どんなことが連想されるか、想像を広げます。例えば、こんなふうに‥
そして、グループ内で、それぞれの思いを共有します。人それぞれに違っているのがいいところです。もちろん、正解はありません。
続いて、「絵本の読み合い」を行いました。ここでは、自分が大好きな絵本を持ち寄り、それを使って、読み合いを行いました。
二人も、小さい頃から、読み親しんできたお気に入りの一冊を持参しました。幼稚園の頃から読んでいる絵本だそうです。
読み合いでは、絵本を持つ位置、支え方、めくり方、声の大きさ、読む速さなどを学びました。親子での読み聞かせとは異なり、声色を変えたり、抑揚をつけたりする必要はありません。たんたんと読んでいくことが大切だそうです。
こうした「読み合い」から感じたことをグループで話し合いました。
子どもはよく絵を見ている。絵は感情を表現しているので、最後までしっかり絵を見せる。言葉の力は大きく、子どもに読んでいるつもりでも、大人に届いていたなど、大切なことを学んでいました。
コロナ以前は、本校生は小学校に「読み聞かせボランティア」に行っていましたが、ここ数年は途絶えてしまったようです。今回の二人の報告を聞き、また復活できるといいなと思いました。
【高校】祝!関東新人陸上競技大会「男子200m」優勝
10月22日(土)・23日(日)、神奈川県「相模原ギオンスタジアム」で行われた「第26回 関東高等学校選抜 新人陸上競技選手権大会」で、高校1年3組の若菜敬君が「男子200m」で堂々の優勝を果たしました。おめでとうございます。
表彰台の真ん中に立つ若菜君
10月28日(金)の昼休み、若菜君が、関東大会等の報告に来てくれました。
大会1日目(22日)、「男子100m」に出場し、会心の走りで自己ベスト10秒82をマークしました。しかし、わずか0.003秒差で9位となり、決勝に進出することが出来ませんでした。とても悔しい思いがしたそうです。
大会2日目(23日)、「男子100m」での悔しさをバネに「男子200m」を走りました。予選2位通過で、決勝に進みました。気温25℃で走りやすく、若菜君のコンディションも良かったので、顧問の川田先生から「決勝ではタイムが出るぞ」と言われていたそうです。
電光掲示板に若菜君の名前が映し出されています(下の写真)。そして、決勝のレースがスタートしました。
若菜君は、先頭を争っています(緑のユニフォーム)
どんどん加速し、トップに躍り出ました。
ぶっちぎりの1位で優勝しました。21秒34で自己新記録をたたき出しました。
おめでとうございます!
次の目標は、
①佐野高校陸上競技部の歴代記録(21秒20)を超えること
②来年のインターハイで、決勝のレースを走ること
以上の2点を上げてくれました。
若菜君なら、できると思いました。
頑張ってください。応援しています。
【高校】「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況!
10月28日(金)JR足利駅北口広場で、高校生が企画運営する「続・キッチンカーフェスティバル」が開催されました。この企画のチームリーダーは、高校2年2組の清水健成君です。普段は閑散としている駅前広場は、JR足利駅を利用する高校生たちの熱気に包まれていました。15:30~19:30の時間帯、高校生たちの夢が花開きました。
この企画を立ち上げた「アシモリ隊」の清水健成君と坂田公希君
「続・キッチンカーフェスティバル」は、足利を盛り上げようと集まった「アシモリ隊」の高校生だけで、企画・運営されました。会場には、不思議なくらい大人の姿は見かけません。写真を撮影した瞬間だけでも、百人以上の高校生たちが、キッチンカーの前に長い列を作っていました。
今日は、松井先生と2人で、会場を訪れました。
「菊ちゃんラーメン」のキッチンカーで、ラーメンと餃子を買って食べました。
佐野ラーメンとは違いますが、屋台で食べるラーメンには格別のおいしさがありました。
佐野高校の生徒たちも、このイベントの事を知り、大勢来てくれました。清水君たちに声をかけていました。
清水君は「誰も来なかったらどうしようと思っていましたが、まさかここまでたくさんのお客さんが来てくれるとは!嬉しいです。」と喜んでいました。
足利駅の敷地内には、「アシモリ隊」の活動拠点である「アイダッコ」というスペースがあります。
普段は、電車を待つ高校生の自習などにも使われています。
今回の「続・キッチンカーフェスティバル」のチラシもここで配布されていました。
「高校生が放課後の駅前でどんなものを食べたいか」アンケート調査を行い、出店するキッチンカーを選定し、オーナーと交渉することなども、高校生だけで行いました。
今日は、この「アイダッコ」を運営している足利市の地域創生課のスタッフも多数、応援に駆けつけていました。応援と言っても、手を出すわけではなく、ただ、見守っているだけです。しかし、まちづくりを進める大人の先輩たちから学びながら一緒に活動する、絶妙な「距離感」から、お互いに信頼し合っていることを感じました。
このような活動が、さらに広がるといいなと思いました。
「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況(大成功)おめでとうございます。
そして、お疲れさまでした。
【中高】全国大会入賞者の横断幕(第一陣)
10月27日(木)放課後、学校の東側のフェンスに、今年度の全国大会で活躍した生徒の「横断幕」(5枚)が掲示されていました(第一陣)。
「横断幕」は本校の同窓会によって、作成していただいています。他校では、全国大会に出場しただけで横断幕が貼られるところもありますが、本校は、全国大会に出場しただけでは「横断幕」は作られません。
全国大会で入賞(8位以上)が条件です。本校で「横断幕」で紹介されるということが、どんなに凄いか、おわかりいただけると思います。
今回の新作「横断幕」(第一陣)に加えて、「国体でのボートの7位入賞」、「中学の全国英語ディベート大会4位入賞」の「横断幕」は、完成次第、掲示いたします(第二陣)。全部で7枚、これだけの枚数になることは、初めてです。皆さんの頑張りが、一般の方にも、目に見える形でお示しできることは、とても嬉しいです。もちろん、全国入賞まで行かなくても、皆さんの様々なチャレンジは、本HPでも、どんどん紹介していきたいと思います。
今回は、歩道沿いで低い位置に貼りましたので、凄く目立ちます。目の前を走っている東武線の電車からも良く見えるそうです。
さっそく、以下のような写真も届きました。
これは本人たちが写っています。こんな写真がとれるところもいいと思います。
今後、本人が写っている写真も撮って、紹介したいと思っています。
【中1】1500mタイムトライアル(体育、石井先生)
10月27日(木)7限目、中学1年1・2組の「体育」の授業(石井先生)を見学しました。この時期は、来月の「マラソン・ウォーキング大会」に向けて長距離走を行っており、本時は「1500mタイムトライアル」が行われていました。
長距離走の授業は、以下のような活動計画に基づいて進められています。
つまり、ただ走って終わりではなく、自分の走るペースを知ったり、目標タイムを意識するなど、科学的なトレーニングのもとに、長距離走にチャレンジしています。毎回、ペアになっている生徒同士で、1500m走のラップタイムなどを記録し、目で見える形で、現在の自分の走りを分析しています。また、気づいたこと、工夫した点、よかったことなどを毎時間、ふり返っています。長距離走学習にも、探究学習の手法が取り入れられているところが凄いですね。
自分のラップタイムの変化をグラフ化しています。
授業の最後の振り返りでは、前回よりも記録が伸びた生徒(手を上げている生徒)が大勢いました。
担任の柾木先生や中條先生なども、一緒に走ってくれたりしています。
こうしてみると、体育も「サイエンス」だなと、改めて感じました。
「マラソン・ウォーキング大会」が楽しみですね。
【中1】図形の面積の変わり方を調べる(数学、山田先生・柾木先生)
10月27日(木)6限目、中学1年3組の「数学」(山田先生、柾木先生)の授業を見学しました。「身の回りの問題を関数を使って解決しよう」というテーマのもと、「図形の面積の変わり方を関数で表す」ことにチャレンジしていました。授業は、単元ごとに、出席番号の奇数組(柾木先生)と偶数組(山田先生)に分かれて、少人数授業(グループワーク)を行っています。
山田先生の授業の様子です。生徒たちはわからないところを友達や先生に質問しています。
すごく難しい、という生徒もいれば、数学は得意!、という生徒もいます。わからないところを教えたり、教わったりすることで、理解が深まり、身についていきます。
得意な生徒は、どんどん教えてくれています。また、自分のペースでもくもくと問題を解いている生徒もいます。自分に合った勉強の進め方がだんだんと身についてきているようです。
今日は何を学び、何ができるようになったか、そして、どこが分からなかったかを、毎回「振り返りシート」に記入して提出します。みなさん、きっちりと書いていますね。
こちらは、柾木先生の奇数組です。授業は、山田先生の偶数組とまったく同じ進度で進んでいきます。
振り返りシートに書ききれない場合は、付箋を貼って質問などをする生徒もいます。先生からは、必ず、回答がコメントされていたり、直接、質問に答えてくれたりしています。
生徒同士でワイワイと話し合いながら、みんなができるようになっていくところが素晴らしいと思いました。
【中2】刺激に反応する時間の測定(理科、菊地先生)
10月26日(水)5限目、中学2年3組の「理科」の授業(菊地先生)の一部を見学しました。本時は、生物分野の「刺激を伝えたり反応したりするしくみ」の導入で、刺激を受け取ってから反応するまでにかかる時間を測定しました。
反応時間を測定する方法は以下のとおりです。まず、生徒たちが手をつないで一列になります。端の一人がストップウォッチを押すと同時に、隣の生徒と繋いだ手を握ります。その刺激を感じた生徒が隣の人の手を握ります。これを順繰りに続けていき、列の最後の生徒の手が握られた瞬間に「はい!」と声を出し、それを聞いてストップウォッチを止めます。ここまでで何秒かかったかを計測し、それを人数で割ると、手を握られるという刺激を受けてから握り返すまでに要した時間が求められます。
授業では、男女別に横一列になって実験しました。
始めは練習をしますが、握られた手をまた握り返して、刺激が逆方向に伝わってしまうケースも出てきたりして、とても楽しい雰囲気で実験が行われました。
最初は、5秒くらいかかる時もありましたが、慣れてくると、2秒を切ったりしてきました。仮に、15人で2秒かかったとすると、一人あたりが反応に要した時間の平均は、0.13秒ということになります。このように、ある程度の人数で計測し、何回かの平均をとることで、より正確な数値が得られます。この0.13秒の中では、「手が握られた刺激が神経細胞を伝わって脳に到達し、脳からの、反対側の手を握る、という命令が神経細胞を伝わり、それを受けた手の平の筋肉が収縮する」まで道のりを電気信号が駆け巡っています。
簡単な実験ですが、この実験で何を測定しているのか、それを考えることは、これからの学習の大きな動機付けになると思います。楽しい実験が、興味関心、そして深い理解につながるよう、頑張って欲しいと思います。
【中3】卒業アルバム集合写真撮影
10月26日(水)昼休み、中庭で「卒業アルバム用の学年集合写真」の撮影がありました。岩佐写真館さんが、管理棟3階の窓から撮影しました。
昼休みの短時間でしたが、いろいろなポーズを取ったり、ジャンプしたりして撮影しました。
太陽がまぶしかったですが、みんなノリノリでポーズをとっていました。
どんな写真が撮れているのか、楽しみですね。
【中学】栃木県学校音楽祭中央祭
10月25日(火)、宇都宮市文化会館で「第50回 栃木県学校音楽祭中央祭」が開催されました。附属中の吹奏楽部は、佐野市の代表として出場しました。中学3年生にとって最後の大会となりました。
曲目は交響詩曲「西遊記」。今まで聞いたことがないような素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
本校の演奏時刻は14時10分頃なので、午前中に最後の音出しを行い、楽器をトラックに積み込みました。
重い打楽器はみんなで協力してトラックの荷台に積み込みます。
打楽器の台などは、通称「棺桶」と呼ばれる黒い箱に入れて運びます。
1時間くらいかかって、積み込みが終わりました。
生徒たちの表情は明るかったです。ピりピりとした緊張感はあまり感じませんでした。「やることはやった」練習に裏付けられた自信のようなものを感じました。
学校音楽祭は、夏休みに行われたコンクールとは異なり、金賞、銀賞、銅賞などの順位付けはありません。その分、自分たちの力を出し切ることが出来たか、音楽を楽しむことが出来たか、などを目標にしているように感じました。
会場では写真撮影はできませんでしたが、2Fの保護者席の最前列で演奏を聞きました。
小林先生をはじめとして、そこにいることを多くの生徒が気づいていたそうです。そうとは知らずに聞いていました。
さて、本校の演奏の感想ですが、最初の一音から、今まで聞いていた佐附中の音とはまるで違っていました。佐野市の大会でも同じ曲を演奏していましたが、まるで別の曲のように聞こえました。力強さと伸びやかさがうまく合わさり、聞いていて心地よい緊張感が、最後の一音まで続いていました。小林先生の指揮にピッタリと合った音が出ており、「これぞ音楽」という満ち足りた空間がありました。生徒たちも、上手く吹こうとか、失敗しないようにしよう、という感じではなく、練習した成果をそのまま出すことに専念している感じでした。ここまでできれば、言うことはありません。このような素晴らしい演奏で3年生の最後の演奏会を締めくくることが出来て、本当に良かったと思いました。
演奏会終了後の集合写真です。
ここからは、学年別です。3年生は6名で頑張りました。この少人数で、よく部を引っ張ってきてくれました。お疲れさまでした。
2年生です。明日からは、2年生が吹奏楽部のリーダーになります。頑張ってください。
そして1年生です。これからが本番ですので、こちらも頑張ってください。
皆、満足して会場を後にします。
小林先生から、今日の演奏についてお話がありました。最後の数日の練習で「みんなが、音楽が何なのかをわかってきたことを感じた」といった内容でした。おそらく最高の誉め言葉ではないかと思いました。
素晴らしい締めくくりでしたね。
左から、副部長の今井里歩さん、部長の尾花彩葉さん、右端が、新部長の田名網梨花さんです。
最後に、3人からのコメントです。
尾花部長「最後の大会を一番いい形で終わることが出来て、本当に良かったです。ここまで支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。」
今井副部長「この曲は半年間かけて仕上げてきました。今日はこの半年間の集大成という気持ちで演奏しました。その気持ちを形にすることが出来て嬉しいです。今後も、吹奏楽部を応援してください。ありがとうございました。」
田名網新部長「先輩たちが築いてきたものを引き継いでいきます。私たちも、今日のような演奏ができるように頑張ります。」
*今日が素晴らしい一日になったことを嬉しく思います。
明日から、新体制での練習、頑張ってください。応援しています。
身近な風景 ~秋の「みかも山」
10月23日(日)午後、「みかも山」の登山道やハイキングコースから、秋の風景を楽しみました。
三毳神社から関東平野が一望できます。
三毳山公園の東口駐車場付近では、少しずつ、色付き始めています。
コスモス畑が満開でした。
東口駐車場付近の公園では、サザンカの花が咲いており、花の周りをハチのような昆虫が飛びまわっていました。
しかし、よく見ると、ハチではなく、「オオスカシバ」という蛾の仲間で、「ハチドリ」のようにホバリングしながら、花の蜜を吸っていました。実際に「オオスカシバ」が、花の蜜を吸っているところを見たのは初めてでした。
*三毳山の周遊コースは、約7kmのコースですが、季節ごとに発見があります。今日は「オオスカシバ」で出合えたことが、一番の収穫でした。
【高1】佐野市民文化祭邦舞部門
10月23日(日)佐野市文化会館小ホールで「第16回佐野市民文化祭邦舞部門」が開催されました。高校1年3組の相田潤乃さんが舞う歌謡舞踏「十五夜ばやし」を見学しました。若柳双潤(相田さん)と若柳八重さんの二人が、十五夜のウサギに扮した舞踊です。
左が若柳八重さん、右が若柳双潤さん(相田さん)です。
「日本舞踊」と聞くと、なんとなく堅苦しいイメージがありましたが、歌謡曲に合わせて振りを付けて舞っているので、とても親しみを感じました。2匹のウサギが、十五夜にうかれて踊ったり、餅をつく様子をうまく表現しており、見ていると、本当にウサギのように見えてきたのが不思議でした。二人が繰り返し練習して身に付けた芸に魅了されました。見ている観客を楽しませ、堂々と舞い切った姿に感動しました。
歌謡舞踊「十五夜ばやし」終了後、佐野ケーブルテレビのインタビューを受けていました。
左が、若柳双潤(相田さん)、右が若柳八重さんです。
(若柳八重さんにも、本校HP掲載の許可をいただきました)
【高校】全国ラグビー大会栃木県予選(1回戦)
10月22日(土)國學院大學栃木高校ラグビー場で、「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会栃木県予選」1回戦が行われました。本校は、足利大学附属高校との合同チームで、宇都宮工業高校と対戦しました。接戦の末、敗退しましたが、最後まで諦めないという本校の持ち味を見せてくれました。これで、3年生は引退となりました。お疲れさまでした。
最後まで頑張った3年生のメンバー
対戦相手の宇都宮工業高校は、佐野高校、足利大学付属高校といつも一緒に練習したり、合同チームを組んだりしている気心の知れた仲間同士でもありました。お互いに手の内を知り尽くしているだけに、やりにくさや戸惑いもあったかもしれません。しかし、試合は試合ですので、勝つために、足利大学附属高校のラグビー部員と、何度も合同練習を重ねてきました。
赤いユニフォームが合同チームで、白い短パンを履いているのが佐野高校です。
以下、佐野高校生の活躍を紹介します。
何度も素晴らしいトライを見せてくれました。(以下はその連続写真です)
そして、キックも決めてくれました。
再びトライです。
以下もトライの瞬間の連続写真です。
前半の終盤から後半にかけて立て続けにトライを決め、怒涛の追い上げを見せましたが、前半の失点が響き、力尽きて惜敗しました。
試合終了後、合同チームのミーティングが行われました。
続いて、学校ごとのミーティングが行われました。
コーチの松島先生からのあたたかい言葉がありました。
顧問の川俣先生からも、ねぎらいの言葉がありました。石井先生の下でラグビーがやれたこと、そして、ご両親を初めとして、いろいろな方の支えがあって、初めてこの日が迎えられたことを感謝しよう、という言葉に、生徒たちも頷いていました。
最後に、石井監督から、今日の試合に関する振り返りや思いが話された後、みんなとここまで一緒にラグビーをやってきて、この試合ができたことを誇りに思っていること、そしてみんなもこのことを誇りに思って欲しい、という言葉が贈られました。
最後に、3年生、一人一人と握手を交わし、これまでの頑張りをねぎらってくれました。
最後の記念撮影では、みんなの笑顔が見れて良かったです。
3年生は、それぞれ、次のステップ(大学受験)を目指して頑張ってください。応援しています。
【中学】駅伝でつながった「一本のタスキ」
10月22日(土)に開催された「佐野市駅伝競走大会」の結果については、速報で報告しました。ここでは、出場した選手の頑張りを紹介したいと思います。駅伝には、タスキをつなぐ、という特別な思いが込められています。生徒一人一人が、懸命に「一本のタスキ」をつなぐ姿に、「チーム佐附中」の素晴らしさを改めて感じました。
各選手が、タスキを受け取ってから、次の走者に託すまでを紹介します。
天気は曇りでしたが、走るにはちょうど良いコンディションでした。紅葉も進んでいました。
<女子Aチーム:発走9時30分>
1区:中村ゆきの(3年)
2区:大塚心晴(2年)
3区:林 優菜(2年)
4区:関口紫月(1年)
5区:佐山ひなた(3年)
*全員が安定した走りをしており、一つにまとまったチーム力を感じました。よく頑張りました。
<男子Aチーム:発走10時40分>
1区:橋本京弥(2年)
2区:髙野蒼空(2年)
3区:荻原惇綺(2年)
4区:川上嗣苑(2年)
5区:西 晃熈(3年)
6区:星野正宗(3年)
*見事、準優勝を果たしました。おめでとうございます。正直、想像を絶する速さに、ただただびっくりしました。もともと、力のある生徒たちの頑張りと、短期間でチームをまとめ、パワーを全開させた立澤監督のお力も大きかったと思います。
<男子Bチーム:発走10時40分>
1区:河村應一(3年)
2区:太田睦葵(2年)
3区:小林大河(2年)
4区:塚田悠生(2年)
5区:渡邉佑真(2年)
6区:関根淳斗(1年)
*最後まで諦めずに走り切りました。よく頑張りました。
全体を通して、誰一人として諦めず、タスキをつないでくれたことが、素晴らしかったです。「チーム佐附中」の底力を実感しました。選手やこれまで一緒に練習してきた駅伝チームの皆さん、顧問や係員等の関係者、応援に来てくださった保護者の皆様、お疲れさまでした。今日はゆっくり休んでください。
特にありません。