家政科ニュース

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キャリア形成支援事業 和菓子講習会

家政科3年5組の生徒を対象としたキャリア形成事業で、
四季彩菓 扇屋さんの店主、石倉 大先生を講師にお招きし、和菓子講習会を実施しました。

石倉先生ご指導の下、四季の上生菓子「紅葉」と「菊香」、ゆずの香まんじゅうを実習しました。

  

見た目以上に難しく、慣れない繊細な作業に苦戦する場面もありましたが、
季節感溢れる良い香りのゆずまんじゅうと、各々の個性が光る、素敵な練り切りを完成させることができました!

  


今回の講習会を通して、非常に繊細で奥深く華やかな和菓子の魅力を改めて知ることができました。
これからの生活の中でも、これまで以上に日本の食文化に興味を持ち、大切に考えていってもらいたいと思います。

家政科1年 ファッション造形基礎

 本日のファッション造形基礎の授業では、現代の衣生活が与えている環境負荷やそれに関する課題について、特にサスティナブルファッションやリメイクについての認識を深めるための授業を行いました。
 まず、ファッション業界におけるサスティナブルへの取り組みについて各自がタブレットを活用して情報を収集したのち、意見交換を行いました。
 今後、生徒の皆さんにはサスティナブル社会の実現に向けてできるところから取り組んでいただきたいと思います。

  

家政科3年生 課題研究の取り組み

 家政科3年生の課題研究の授業で作品製作を行う人の中に夏休みにも関わらず一生懸命にウエディングドレス作りに汗を流す人たちの姿が見られました。
 日に日に形となっていくところに喜びを感じ、各自が精一杯取り組んでいました。皆さん、最後まで頑張ってください。


 

2年生 子どもの発達と保育


2年生「子どもの発達と保育」では、
1学期に家庭科保育技術検定3級を受験しました。

 
↑「乳幼児の衣服の着脱」の練習の様子

 
↑「折り紙と描画を用いた平面の場面構成」

他にもピアノ演奏や歌唱、
紙芝居の読み聞かせの実習をしました。

子どもの気持ちになって
それぞれが工夫をして実習に取り組んでいましたが、
童心にかえって楽しんでいる様子でした。

保育分野への進学を考えている生徒も多くいる中で、
家庭科保育技術検定の受検を通して様々な技術を身につけることができました。

今後の生活でも生かしてほしいと思います。

課題研究(被服) 本縫い


型紙が完成し、仮縫いで形を確認したら、
いよいよ本縫いです!

それぞれが生地を選択・購入し、
生地の裁断・しるし付け・本縫いと製作を進めていきます。

 

 

 

授業だけでは製作時間が足りないので、
夏休み中も登校して製作を進める生徒がほとんどです。

完成が楽しみですね!

課題研究(被服) 仮縫い・試作


型紙が完成したら、
シーチングを使って実寸大で仮縫い・試作をします。



トレンチコートのそで山と後ろ身ごろに
ギャザーを入れることにしたYさん。

どのくらいのボリュームが出るか、襟の大きさはどのくらいになるか
実寸大で試作をしてデザインを確認します。



まだそではついていませんが、後ろ身ごろのギャザー分量は
ちょうど良かったようです。

仮縫い・試作をすることで、
デザインはイメージ通りにできているか、サイズは自分に合っているか、
確認することができます。

いよいよ形が見えてくると
さらに製作意欲がわいてきますね!

課題研究(被服) 型紙作り


課題研究の被服分野では、
自分でデザインした衣服を型紙から製作します!

「型紙って何だろう?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
今回はどうやって型紙を作っているのか、一部の例をご紹介します。



こんなドレスを製作しようとしているKさん。
スカートの上に被せているヒラヒラをどうやって作ろうか考えています。

こんな時は!4分の1縮尺定規を使って
ミニサイズで試作をするとイメージが湧きやすいです。



こんな感じでウエストの周囲と裾線の長さを変えて
2パターン作ってみました。

デザイン画を見ると、前スカートは
前中心が短くわきにかけて長くなっているので、


↑このように裾線を書いて切ります。

試作してみたものが、こちらです!
 
↑①これはウエスト周囲は小さく、裾線を長くしたもの。

 
↑②これはウエスト周囲は大きく、裾線を短くしたもの。

微妙な違いではあるものの、
製作する上では重要な違いになってきます!

2パターン試作した結果、
①のほうが裾がヒラヒラしていてウエストがタイトになっているため、
①のパターンで実寸大で型紙を製作していくことになりました!

生徒がつまづきがちな型紙製作ですが、
衣服の形を決める重要な工程なので、
時間をかけて慎重に製作を進めていきます。

理想のドレスの完成が楽しみですね!

刺繍ポーチ製作(家政科)

 
3年生ファッション造形の授業では、
ジャケット製作で使用したウール生地の端切れを利用して
「刺繍ポーチ製作」をしました!

 


刺繍は冬期休業の課題にしましたが、力作揃いです!

 
 
 
 
 

思い出に残る素敵なポーチができました!



ポーチは裏地付きに仕立ててあり、
「まつり縫い」、「星止め」、「中とじ」など
ジャケット製作でも使った技法を応用して製作しました。

3年生ファッション造形では1年間を通して
総裏ジャケット製作、女物ひとえ長着製作、刺繍ポーチ製作を行い、
家政科入学時はミシンの使い方もままならなかった生徒たちが
卒業するまでにここまでの力をつけることができ、3年間の成長を実感します。

被服関係に就職・進学しない生徒も、
この3年間で身につけた力を生かして豊かな生活を送ってもらいたいです。

ファッション造形


ファッション造形の授業では、
2学期に製作した浴衣を用いて着付けを行いました!


最初に着付けの流れを知るため、教員の手本を見ながら一緒に1回、
そしてもう一度最初から、最初に着たときよりも綺麗に着られるように1回、
最後に何も見ずに自分で着られるように1回、
合計3回着付けの練習をしました。

自分一人で着付けをするには腕や肩回りを大きく動かすため、
練習後はかなり疲れている様子でした。

 

綺麗に着付けできるようになるためには
まだまだ時間がかかりますが…

手作りの浴衣を自分で着ることができ、
とても嬉しそうな様子でした。

浴衣を着て、夏祭りに行けるといいですね!

家政科課題研究発表会


1月14日木曜日、第1体育館にて家政科課題研究発表会を実施しました。

(1)家庭クラブによる研究発表
 ・松桜ランチの開発
 ・接触冷感マスクの開発・寄付
 ・大豆ミートを使った黒唐揚げの開発


(2)情報・色彩分野による研究発表
 ・色彩の流行と嗜好変化の研究
 ・パーソナルカラーについての研究
 

(3)食物分野による研究発表
 ・苦手な野菜を克服するスイーツの研究
 ・和菓子と洋菓子を融合したスイーツの研究
 

(4)保育分野による研究発表
 ・エプロンシアターの発表
 ・パネルシアターの発表
 
   【エプロンシアター】        【パネルシアター】

(5)被服分野によるファッションショー
 
   
  

どの分野も非常に完成度が高く、見応えのある発表でした!

新型コロナウイルス感染症の拡大によって
発表の場を設けることができるか見通しのつかない中、
自分たちにできることを精一杯取り組み、
これまで努力してきた成果だと思います。

1・2年生はこの発表を見て、
来年以降さらに素晴らしい発表をしてくれることを期待しています。

3年生の皆さん、お疲れ様でした!