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視聴覚 福祉講演会を行いました

本日、体育館にて福祉講演会を行いました。


本日の教材は、聴覚障害者の人生のさまざまな喜びと悩みを当事者の目から描く人間ドラマ「ゆずり葉」という作品です。

放映中、普段から慣れ親しんでいるテレビや映画とは違い、「声」の情報が少なく、「手話」や「字幕」で作品が進んでいく状況に、生徒たちは見入っていました。

当たり前のように感じている「音」。しかしその「音」が生活の中に存在しない方々の視点をこの「ゆずり葉」が教えてくれました。

両の手をひらひらと振る仕草。これは「拍手」を意味するもので、普段の仕草1つをとっても知らないことが多かったと思います。

作品中にはたくさんの「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しさ」が盛り込まれ、心打たれる生徒がたくさんいました。

この作品を通して、これまで気付かなかったことにも目を耳を傾けて、今よりももっと気付ける人として成長してくれればと思います。