学校日誌

令和4年度 短期海外研修③

第4日 英語クラス2日目

 本日は英語クラス2日目のプログラムを実施しました。疲れが溜まってきたせいか、体調を少し崩した参加者もいましたが、全員プログラムに参加できました。午前中の英語クラスでは、カナダの食事や店での買い物の仕方について学びました。カナダでよく食べられる食材や人気のあるレストラン・カフェに関する話を聞き、また、買物時の紙幣や硬貨の支払い方について実践的に学びました。午後は、ショッピングセンターに移動し、実際に各自で買い物をしました。紙幣や硬貨の種類が多く慣れないと難しいのですが、ショッピングセンターや隣のスーパーマーケットで、財布の中から必要な紙幣や硬貨を滞りなく取り出して支払いができるようになっていました。アボッツフォードはこの時期、雨が続くことが多いそうですが、これまでは好天に恵まれた中で、様々な活動に取り組めています。

 

 

 

令和4年度 短期海外研修②

第3日 英語クラス1日目

 本日は、朝からスタディセンターに集合して英語クラス1日目のプログラムを実施しました。

 昨日は、各自ホストファミリーと休日を過ごし、ショッピングに出かけたり、市内の名所に連れて行ってもらったり、雄大な自然の中を散歩したりと各々楽しく過ごすことができたようです。

 本日の英語のレッスンは、参加者の自己紹介に始まり、カナダの概要やお金の使い方を学んだり、昨日おこなったことの発表をしたりしました。講師の先生とやり取りする機会が多い授業で、時折笑い声も聞こえて、参加者は終始明るい雰囲気で学習に取り組んでいました。

 午後は、特別講師を招いて、カナダの先住民についての講話をしていただいたり、ドリームキャッチャーという先住民族のお守りの作り方を教えていただいたりしました。作り方について、自分でよくわからない点を自ら積極的に質問する参加者もおり、英語の生活環境に慣れ始めている様子でした。

 

 

令和4年度 短期海外研修①

第1日 カナダ アボッツフォード到着

 3年ぶりの実施となった本校のカナダ短期海外研修が出発を迎えました。多くの方々に見送られて学校を出発し、成田空港より空路バンクーバーへ。順調に旅程は進み、現地時間の9:45にバンクーバー空港へ到着しました。その後は専用バスでの移動となり、途中、郊外のショッピングモールで昼食休憩をとったり、敷地内にアメリカとの国境線がある公園を散策したりした後、16時過ぎにアボッツフォードのスタディセンターに到着しました。そこで、迎えに来てくれたホストファミリーと対面し、全員無事にホームステイ先へと移動しました。

 移動のバスの中では、現地ガイドの方からホームステイを成功させるコツをお話しいただき、参加生徒は皆真剣に聞き入っていました。バスの中で緊張が高まっていた生徒もホストマザー、ホストファザーにリラックスした雰囲気で優しく迎え入れられ、全員笑顔で約2週間に渡るホームステイを開始させました。

 明日は、1日ホストファミリーと過ごす休日となります。慣れない環境で緊張したり、時差ぼけもあるかと思いますが、ぜひ積極的に多くのことにトライして実り多い研修にしてもらいたいと思います。 

 

 

第1学年 総合的な探究の時間「成果発表会」開催

2月3日(金)、2月10日(金)の7時間目を使い、本校第一体育館において、ポスターセッション形式で1学年の総合的な探究の時間の「成果発表会」を開催しました。

 

今年度、1学年は前期(5月~10月)に「なぜ今、探究なのか?」「探究のサイクルを学ぼう」などのガイダンス、および個人探究としてレポート作成・ポスター作成を行いました。

後期(11月~)は生徒が各々の興味のある学問カテゴリー(国際・教育・ビジネス・地域・理工・食・環境・スポーツ)を選び、さらにその中で4~5人程度のグループを作って、グループ探究を行いました。

 

今回の成果発表会では、formsを利用しての傍聴者による評価投票も行いました。発表者は自身の探究が他者からどのように評価されるのかを知るいい機会になったのではないでしょうか。

今年度の探究で得た「気づき」や「問い」を日々の学習活動、および次年度以降の総合的な探究の時間にぜひ生かしていってほしいと思います。

 

<評価の高かった発表テーマ>

・「里山の分解者による循環」

・「応援によって400m走のタイムはどのように変化するのか」

・「どの種類のキノコが水耕栽培に適しているのか」

・「振動の可能性~体育館の振動で発電できるのか~」

・「C(lean)-1 グランプリ~菌滅の刃~」     など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度卒業式

 令和5年3月1日(水)、全日制・定時制合同の矢板東高等学校卒業式が行われました。今年度は、平成30年度以来4年ぶりに在校生(高校1・2年生、附属中学生)を交えての卒業式となりました。過去3年間は卒業生とその保護者1名のみが参列する卒業式でした。久々に在校生にも見送られ、全日制136名、定時制2名の合計138名の卒業生が本校を巣立っていきました。

校長式辞の中で、杣保男校長はネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability)についてお話しになりました。ネガティブ・ケイパビリティとは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」のことです。この能力を発揮して、今後の予測不能の世界を高い志をもって強く生き抜いてほしいと校長先生はじめ職員一同願っております。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。138名の卒業生一人ひとりの将来に幸多からんことを。

卒業証書授与                        校長式辞

 

在校生送辞                         卒業生答辞