足南通信

2024年11月の記事一覧

校則改訂に向けた生徒会としての取り組み

昨年度3学期より生徒会役員が中心となって、校則の見直しについて、話し合いや活動を続けてきたおかげで、12月より「腕ゴムの着用」を認めてもらえることになりました。

4月に全校生徒対象のアンケートを実施し、いくつかの提案をまとめ、生徒指導部の先生方との話し合いを何度も行っていました。ネクタイ・リボンの件、腕ゴムの件、ソックスツーポイントの件、体育着で下校する件など、様々なご意見をいただきながら、検討を重ね、まず、第一歩として、腕ゴムの件で進めていくことになりました。

11月5日より、その腕ゴムお試し週間を行いました。生徒みなさんと協力をして認めてもらえるよう、生徒会役員は朝のマナーアップ週間へ参加、声掛けを行いながら、校内へのポスター掲示、校内放送による啓発活動をしました。

 

  

 

そして、職員会議にて、生徒会から改めて、ご提案と御協力を呼びかけ、ついに腕ゴムを認めてもらえるようになりました。小さな一歩かもしれませんが、校則を改訂が実現したことで、今後、生徒会役員を中心によりよい学校改革の突破口になると感じています。

 

 

 

グランドレーキ贈呈式

栃木県立足利工業高等学校の生徒4名が課題研究にて、グラウンド整備で車などで引くグランドレーキを制作し、本校に寄贈していただきました。11月26日(火)に本校グラウンドで、贈呈式を行いました。

今後、主に野球場のグランド整備で使用させていただきます。大切に使用していきます。足利工業高校の生徒・職員のみなさま、この度は本当にありがとうございました。

 

 

 

美術Ⅱ 足利市立美術館と連携 鑑賞授業

11月26日(火)に、足利市立美術館から作品をお借りして、鑑賞の授業が行われました。普段は教科書の写真やタブレットを使ったデジタルでの鑑賞授業ですが、今回は足利市立美術館から作品をお借りし、本物の作品を目の前に鑑賞をしました。お借りした作品は、足利市ゆかりの美術家「長重之」さんのビニール袋に3重に入れられた布のポケットが入った作品です。美術館ではこんなに近い距離では見られない美術作品に穴が開くほど見て、感じて、会話をしながら、みんなで意見の共有をしました。作者がこの作品に込めた思いを、生徒たちがそれぞれの言葉で表現をしている姿を見て、生徒たちの感性とその表現に深まりを感じた授業となりました。

次の時間には、足利市立美術館の学芸員さんから、作品や長さんの裏話、美術館のお仕事などについてお話しいただきました。自分たちで感じたことや考えたことについて話し合う視点とはまた違った学芸員だからこその新しい視点でのお話がとても興味深く、視野が広がりました。

長重之さんは、足利市立協和中学校出身ということもあり、協和中の門を入ってすぐのところに作品があります。地元の美術家、長さんの作品を知るいい機会となりました。

文化部発表会

11月20日に文化部発表会が行われました。文化部発表会は学校祭が行われない年度に、文化部の発表の場として2年に1度行われています。

ステージ発表では演劇部・吹奏楽部・フォーク部の発表が行われました。ステージ上では普段の活動を見てもらうべく各部の生徒たちは一生懸命演じたり、演奏していました。鑑賞している生徒たちも歓声をあげたり、手を振ったりと大盛り上がりでした。

 

 

 

 

 
第2体育館では美術部・写真部の展示が行われました。それぞれの感性で描かれた絵画や撮られた写真などに対して生徒たちは「すごい!」などと言いながら作品を眺めていました。

 

 

 

令和6年度 後期生徒総会

11月18日、後期生徒総会が開かれました。

総会に先立ち、前期生徒会役員の退任式及び後期生徒会役員の任命式が行われました。前期生徒会役員として校則改定向けて生徒指導部の先生とともに議論を重ね、全校生徒に協力を仰いできました。また体育祭の運営や募金活動を行ったりと様々な活動をしてきました。1年間お疲れさまでした。

そして後期生徒会役員もこれから様々な活動を行っていく予定です。特に来年度は青南祭もあります。これからの生徒会役員の活躍に期待しています。

 

 

 

  

後期生徒総会では今年度9月までの生徒会会計中間報告や体育祭会計の決算報告、前期生徒総会での協議事項の経過報告、各団体からの要望の協議などが行われました。新生徒会役員を中心により良い学校にするために全校生徒一丸となって頑張っていってほしいです。

 

 

 

 

 

マラソン大会

11月15日(金),第6回足利南高校マラソン大会が開催されました。

天候が心配されておりましたが,早朝に降っていた雨も集合時間前には止んでおり,予定通り実施することができました。開会式,ラジオ体操を終え,午前10時にスタートの号砲が鳴りました。渡良瀬川沿いのグリーンプラザを出発し,渡良瀬サイクリングロードを福寿橋・川崎橋・岩井橋とめぐってゆく11kmのコースとなります。

体育の時間に一生懸命走ってきた成果を発揮し,12時半までには全生徒が大きなけがもなく無事にゴールすることができました。

地域の皆様には,さまざまなご協力をいただきまして,誠にありがとうございました。

完走した生徒たち,補助員として支えてくれた皆さん,上位で走り切った校長先生,たいへんお疲れ様でした!

石川県能登半島大雨災害義援金募金

11月6日から8日にかけて、生徒会中心に石川県能登半島大雨災害義援金の募金活動を行いました。朝の放送で呼びかけをし、昼休みには各クラスを回って、協力を呼びかけていました。皆さんの御協力のおかげで3万6,874円の義援金が集まりました。このお金は日本赤十字社を通して、被災地の石川県に送らせていただきます。

 

進路ガイダンス(2学年)

11月11日(月)5・6時間目,2学年の生徒を対象に進路ガイダンスが行われました。

 進学希望者は各教室に移動し,自分が希望する大学・短大・専門学校の先生のお話を,資料を見ながら聞いていました。2部に分かれているため,系統や分野が同じでも異なるカリキュラムをもつ学校を比較することができました。

 公務員希望者も,公務員試験対策の講演を聴き,真剣にメモをとっていた様子でした。

 就職希望者は,業界研究会としてさまざまな企業の方にきていただき,直接お話を聞くことができました。

2学年も半ばを過ぎ,3学年となるのを前にして,進路に真剣に向き合ってほしいと思います。

保育実習

 11月6日、保育実践(3年選択者)の授業で、今年度2回目となる保育実習に行ってまいりました。

 前回6月の訪問では、保育の様子を観察することがメインでしたが、今回は授業中に指導案を作り、それにそって保育を実践してきました。発達段階や、クラスの様子など、1回目のことを思い出しながら各クラス素晴らしい指導案を作ることができました。また、教材作りは授業時間だけでは終わらないものもあったので、放課後も使って準備しました。

 実際実習をしてみると、緊張してしまったり、うまくいかなかったりと苦戦している様子も見られましたが、一人ひとりが一生懸命幼児と向き合い、実りのある保育実習になったと思います。

 特に、保育系の短大・大学への進学が決まっている生徒にとっては、とてもいい経験となりました。この経験を自信につなげ、よりよい保育者になれるよう、今後も頑張っていってほしいと思います。

 

 

 

総合避難訓練

11月5日(火)1時間目に総合避難訓練が実施されました。

 

授業中に訓練の緊急地震速報が鳴ると,生徒たちは地震が来る前に机の下に隠れ,頭を守ることができました。

 

つづいて火災を知らせるベルが鳴りましたが,落ち着いて指示を守り,全員速やかに校庭へ避難を図りました。

 

河南消防署の方からも,話し声が少なく,5分程度の適切な時間で避難できていたとのご講評をいただきました。そして,「正常性バイアス」や「釜石の奇跡」,消防団の重要性などのお話を,生徒たちも真剣に聞いていた様子でした。

 

最後に,消火器を用いての消火訓練が行われました。2年生代表・3年生代表の生徒がそれぞれ消火器の使い方の説明を受けて臨みました。両名とも,緊張した様子でしたが正確に的に当てることができました。

 

率先して防災や,いざというときの避難ができるように,今回の機会を生かしてほしいと思います。