日誌

水産科掲示板

第21回ジャパンインターナショナルシーフードショー

8/22(木)・23(金) 2日間にわたって、東京ビッグサイトで行われた標記のイベントに目的は水産科のPRとして水産科2年生6名が参加してきました。

インターナショナルという名前の通り、思っていた以上にかなり大きなイベントで3万3千人を超える方が来客されたそうです。その巨大なイベントにブースの一角をお借りして、キャビア、魚醤や缶詰、そして僕たちの活動についてPRすることができたことは本当に貴重なことだと思いました。様々なお客様がお越しになり、びっくりするくらいお褒めの言葉をいただきました。とても自信になったと同時に、これからもたくさんのイベントに参加していこうと思いました。

鮎とマスのつかみ取り


8月11日(日) 那珂川町那珂川橋址付近にて

     鮎とマスのつかみ取り

のお手伝いをしてきました。

馬頭高校の生徒は、8名が参加し、ため池への鮎やマスの放流や監視員、金魚すくいの催し物のお手伝いをしました。

那珂川町の人たちと交流を深めることができたり、鮎やマスといった魚に触れられたりと魅力的な町であることを感じたようでした。

 
 

普通科水産科合同生物調査

7月22日月曜日、水産科実習場の隣接ビオトープにて、普通科水産科合同企画を行いました。
以下に、その報告を記します。


普通科・水産科合同生物調査~水産科実習場隣接ビオトープにおける小型貝類の調査~

1 目的

① 水産科で継続的に行っている那珂川水系における水辺の生物の生息データの蓄積

② 普通科生徒に自然観察や生物調査を体験させること

③ 水産科生徒が普通科生徒に観察や調査の支援を行うことで、主体性や自己有用感を喚起し、また、普通科生徒と水産科生徒の交流を図ること

2 調査場所  馬頭高校水産科実習場隣接ビオトープ  那珂川町久那瀬

3 調査日時  令和元年722日(月)9001200

4 調査内容  微小貝類の生息調査を中心に、付随して採集できた生物についての観察を行う

5 対象生徒  普通科有志者 水産科有志者

6 参加者  普通科2-1 2名 2-2 2名 水産科2-F 5名 1-F 6名 計15

7 採集結果

①ハブタエモノアラガイ


 今回の調査で2個体発見。いずれも農水路のコンクリート壁で採捕されたが、1個体は水底基底、1個体は飛沫域(水面よりも上部)であった。

北米原産の外来種であるが、栃木県内では幅広い場所で生息が確認されているようだが、調査からは生息数はそれほど多くない。

形はモノアラガイより殻径が狭く、螺塔と体層との比率はモノアラガイが19くらいで殻高の大半が体層となる一方、ハブタエモノアラガイは37くらいとなり螺塔が三角形に尖る。

また、個体差も大きいもののモノアラガイは貝殻表面にやや大粒の斑紋が多くあらわれるが、ハブタエモノアラガイはより黒色で模様に乏しい。

 那珂川町として、初の標本となるとみられている。

② ナガオカモノアラガイ

 

 今回の調査で稚貝から成貝まで10個体以上採捕した。マコモダケを中心に、水草の水面から上部の茎に付着していた。

本種の同定(種特定)においては、オカモノアラガイとの違いがポイントとなる。細長い形状からナガオカモノアラガイと判断したが、正式には博物館ならびに遺伝子の情報をもって結論付けられるものである。

 また、栃木県においては黒羽地内において唯一採捕データが存在し、それ以外については全く存在しないことから今回の採捕は極めて重要な意味があったと判断できる。

 採集地点は、かつては水田であったところにマコモダケを移植したことで形成されたビオトープであり、ナガオカモノアラガイがどのように定着したかについては定かではない。マコモダケは周年性植物であり、秋になり収穫を終えると、刈り取りが行われる。翌年まで個体群を維持する機構については不明であるが、成貝や仔稚が何らかの方法で越冬し、または卵などのかたちで次のシーズンを待ち、数年にわたって定着しているものと考えられる。ビオトープの保存が求められる。 

③ その他の貝

 今回の調査でターゲットの一つに加えていたヒメモノアラガイおよびカワネジガイ等については見つけることができなかった。今後は、これらの貝に採捕対象を絞って、適地を選定し、採集を試みることが必要と言える。

8 事後処理

  サンプルの①②については、栃木県立博物館に寄贈する。

  生徒の活動については、この報告書とともにポートフォリオに記録させる

9 懇親会
 せっかく普通と水産科、そして学年の枠を超えて一緒に調査を行ったので、すべての作業終了後に流しそうめんを 行い、雨の中みんなで食べました。とても楽しいイベントとなりました。今後もこのようなイベントを開催したいと思いますので、今回参加しなかった人も含め、次回の参加を心待ちにしております。


 

サバからマグロ!?


7/4 馬頭高校にて、宇都宮大学バイオサイエンスセンターの松田勝先生による「生殖幹細胞移植」についての講話が行われました。
タマネギのDNA抽出実験も取り入れていただき、遺伝子について優しく、時に専門的にハイレベルな内容を教えていただきました。
東京海洋大学で成功した「ヤマメから産まれたニジマス」の話をして下さり、生徒は興味津々。専門用語が飛び交う中、何とか理解しようと奮闘する生徒の姿が印象的でした。
希少種の保護や養殖の簡易化のために行われている事を知り、生徒達の興味・関心は更に広がったのではないでしょうか。
松田先生、貴重なお話ありがとうございました。


水産・海洋系高等学校意見・体験発表会に参加してきました。

真珠で有名な三重県鳥羽市。
この地で水産科3年生の嶋﨑由海くんが馬頭高校の代表として発表をしてきました。
タイトルは「アガりたかったら賽をふれ」
中学生の時に参加した留学の経験や学校代表として参加した商談会、1人旅の経験を経て、将来の自分を夢見て、実現するための挑戦に関する話でした。
しっかりと自分の言葉で、堂々とした発表でした。
結果は見事「優秀賞」!
お疲れ様でした。

水産科交流会(ドッジボール)大会


6月19日(水) 天候にも恵まれて、水産クラブ主催水産科交流のドッジボール大会が行われました。

各学年の水産科の生徒で合同チームを4組作り戦いました。
どのチームも優勝を目指し、白熱した試合がみられました。

優勝したチームは、水産科の先生方のチームとドッジボールを行いました。

1年生は初めてのドッジボール大会で、先輩が投げるボールに怖がりながらも交流を深めることができました。どの学年の生徒も楽しんでいる様子でした。



 
 

水産科定例総会を開催


 今回、1年生には初めての定例総会でした。定例総会は今年度の行事や予算を決めたり、昨年度の振り返りをします。総会の中盤には水産科クラブ副会長の言い間違いが多発する事態が発生!?でも、無事に最後までしっかりと読み終えていました。今回の総会では、全て滞りなく承認されました。今年は、3学年合同のレクリエーションが計画され、水産科全体の親睦を深められたら、いいなと思います。
 水産科2年、後藤晴希、添田悠史、永田旭でお送りしましたー。




【今年度の総会資料表紙】 水産科3年 瀧澤大倭くんの作品

カヌー実習

 水産科3年は、5月16日~17日の2日間、カヌー実習を行いました。今年度のスタートは渇水の影響もあり大松橋!1日目は矢沢のやなで食事をとり、そこからふるさとセンター茂木へカヌーで下り、1泊しました。多くの保護者の方も見に来てくれ、心も体も温まる豚汁を作ってくれました!とてもおいしかったです!ありがとうございました!
 2日目は、宿で朝食をとり、カヌー実習のゴール「道の駅桂」を目指し、先生と話したりそれぞれ楽しく下りました。何度か沈没した生徒もいましたが、けがもなく全員でゴールすることができました。
 本日の担当は水産科3年 石田洸希 本澤章斗でした。



水産科2年生矢又川調査行いました!

5月16日(木)、3年生がカヌー実習のため、バスが使えない2年生が校門前の矢又川を調査しました。出発前に田中先生から矢又川の環境の特殊性とそこに生息する生物の特徴について説明を受けました。矢又川は多くの堰で区切られている事から閉鎖性が高く血統的に貴重な純血種が多く生息している可能性や下流から遡上出来る種が限られている事を学びました。矢又川ではシマドジョウやホトケドジョウ、カジカ、アブラハヤ、アカハライモリサワガニ、ヒキガエルのオタマジャクシ、ヤゴ(オニヤンマギンヤンマハグロトンボ等)ヌマエビ、カワムツ等採捕しました。天気も良く、身近な河川の環境について学ぶ良い機会となりました。同定作業ではマメシジミを発見、ハブタイモノアラガイやカワリヌマエビ類等の外来種の発見がありました。2メートル以上の堰で始まり多くの堰で区切られている矢又川には新たな発見がありました。データの蓄積も3年目となり、今後も有効な調査なると思います。


新水産クラブ役員が決定しました

クラブ役員           クラブ役員の紹介
・クラブ長   水産科3年 本澤章斗         釣り師     
・副クラブ長 水産科2年 添田悠史         笑顔が素敵
・書   記   水産科3年 石田洸希         筋肉痛が快感
・会  計   水産科2年 永田旭           爬虫類フェチ
・監  事   水産科3年 藤原鼓太郎                  メダカと共に生きる男
・監  事   水産科2年 後藤晴希           農業入魂

今後の記事は水産クラブ役員が担当します。
個性豊かな役員が水産科を盛り上げていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。
本日の担当は、本澤と石田でした。