校長室便り

校長室便り

【高校】空手道新人大会優勝!

11月7日(日)、宇都宮商業高校を会場として「令和3年度 栃木県高等学校 空手道新人大会」が開催されました。高校1年3組の柳澤央祐君が、「男子 個人組手 -55kg級」で優勝しました。おめでとうございます。

柳澤君は、小学校1年生から、佐野市堀米町にある全日本空手道「正友会」という道場で、「松濤館流(しょうとうかんりゅう)」の空手道を続けています。

松濤館流は空手道の四大流派の一つで、オリンピックの競技にもなっている流派です。
また、空手道には「型」と「組手(くみて)」があり、柳澤君が出場した「組手」は相手と対戦して勝敗を競います。

今回の新人大会では柳澤君は55kg以下の階級で出場し、参加者11人によるトーナメント戦で、4回勝ち上がって優勝しました。試合時間2分間の中で、技が決まるごとにポイントが加算され、ポイントが多い方が勝者となります。4試合とも相手にポイントを与えない完勝だったそうです。

Q1:空手道の魅力は何ですか?
→「格闘技ではありますが、本気で相手を倒すわけではなく、寸止めといって、思い切り当てる寸前で止めます。その際、いかにきれいに技を見せるかが重視されます。また、相手によって、どんな技を仕掛けていったらよいか、という戦略を瞬時に判断しなければなりません。このような、「技の切れと戦略(駆け引き)」が、空手道の魅力でもあります。また、県外にも空手道の仲間がたくさんおり、各県で開催される試合で対戦できることも楽しみの一つです。」

Q2:普段、どのくらい練習しているのですか?
→「週に2,3回のペースで、道場で練習しています。主に、木曜日と土曜の19時30分から21時30分の2時間で練習しています。」

Q3:県大会で優勝しましたが、さらに上の大会はあるのですか?
関東大会が、来年の1月22・23日に、千葉県の印西市で開催されます。階級ごとに、各県の上位2名×7都県で、計14名が出場します。このうち、8位以内に入れば、全国大会に進めます。全国大会は3月に実施されます。



Q4:目標は何ですか?
→「関東大会以上に出場するのは今回が初めてですが、関東大会で3位以内に入賞し、全国大会に出場することを目標としています。」


*柳澤君の空手道にかける思いが伝わってきました。今後、さらに技の切れに磨きをかけ、全国大会の舞台に立てることを祈っています。

【高1】1学年フィールドワーク「ポスター展示」

11月5日(金)、体育館に「1学年フィールドワーク」(10月21日実施)のポスターを展示しました。本日の午後に「1学年保護者会」があり、保護者の皆様にも披露しました。

1学年フィールドワークは、生徒の希望により、4コースに分かれて実施し、終了後に有志生徒によって、「ポスター」が制作されました。来週からは教室棟で展示するそうです。

①吉川油脂・関塚農場


②茂木町 ~里山


③県立博物館等


④JICA筑波 

【中学】「科学の甲子園ジュニア」下野新聞で紹介!

11月5日(金)、本校中学生のチームが12月に開催される「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」への出場することが、本日付けの下野新聞で紹介されました。


(11月5日付け下野新聞、許可を得て掲載しています)
科学の甲子園ジュニア 下野.pdf

全国大会出場は、佐附中始まって以来の快挙です。

今大会は、コロナの影響で分散開催(オンライン開催)となりましたが、持てる力を発揮してくれることを期待しています。

【中3】修学旅行第4日(最終日)

11月4日(木)、今日で修学旅行最終日となりました。京都の天気は晴れです。
今日は、午前中、1,2組は保津川下り、3組は伏見稲荷大社、清水寺、です。
保津川方面は、7時50分には宿を出ますので、朝早くから朝食が始まりました。揃った部屋ごとに食べ始めます。全員、元気に朝食を食べていました。今日はパン食でした。










先発隊は7時40分ごろ、バスに向かって出発しました。




宿の若女将がお見送りです。



バスの窓から、「八坂の塔」の姿が見えました。


1、2組は、保津川下りです。今は水が少なく、1時間50分かかります。














途中、トロッコ列車に出会いました。




今日は流れが穏やかだったせいか、希望する生徒は舟をこがせていただきました。








嵐山の下船前に売店の舟から、みたらし団子やイカ焼きを買っていました。生徒は競うように注文し、味わっていました。保津川下りを終えて食べる、みたらし団子やイカ焼きの味は、忘れられないものとなるでしょう。




嵐山では、買い物の時間がありました。




1組


2組


3組は、伏見稲荷大社と清水寺です。



















清水寺の参道では多くのお店が並んでいます。生徒たちは思い思いにお土産を買ったり、食べ物を食べたりしていました。






3組


京都駅です。


予定通り13時33分発の新幹線に乗れました。
東京には16時12分に到着予定です。
これからお弁当です。








生徒たちは、修学旅行の最後の余韻をしっかり楽しんでいました。








予定通りに東京駅に着きました。
これからバスで佐野に向かいます。


バス(2号車)の中では、生徒のリクエストで映画鑑賞が行われました。「君の名は」を鑑賞しました。ちょうど、学校に到着する10分前に、エンドロールとなり、もう思い残すことなく、バスを降りました。


これで、修学旅行の本編は終了です。本当に素晴らしい体験でした。このことを通して、それぞれが一回り大きく成長したことを感じています。来週の月曜日(11月8日)、元気な姿で登校してください。今後作成する「修学旅行記」を見せてもらうのを楽しみにしています。

【中3】修学旅行第3日

11月3日(祝)文化の日、今日は修学旅行3日目です。京都での班別行動になります。4日間の修学旅行の中でも、自由度が高い班別行動はとても人気があります。
今日に備えて、昨日はぐっすり寝ていたようです。朝食の集合時間7時の30分も前に、準備万端スタンバイしていた部屋もありました。

会場に入るときは、手指の消毒をします。




朝食に先立ち、今日の班別行動に関するお話がありました。


朝食が始まりました。今日は、湯豆腐とシャケなどで和食です。




おかわりをしたいときは、声を出さないで手を挙げて指で合図するシステムになっています。みなさん、朝からおかわりの手がたくさん上がっていました。




出発時間は8時30分でしたが、8時25分にはすべての班が出発していました。
タクシーに乗り込む前に、一人一人の服装をチェックしています。



生徒たちは班ごとの行動ですので、どこで出会うか分かりませんが、教員も生徒が行く場所を訪問しました。たまたま、中村先生たちが金閣寺の駐車場で本校生に出会いました。


まだ時間が早いせいか、金閣寺には観光客の姿は多くはありませんでした。


しかし、好天に恵まれ、金閣寺は太陽の光を受け、まさに金色に輝いていました。






午後の時間帯には、柾木先生と高野先生が、金閣寺で生徒たちと出会いました。


銀閣寺です。


銀閣寺でも別の班と出会いました。


北野天満宮です。学業成就のお札やお守りを買う参拝客が多かったです。
学業成就のお札を買いました。


龍安寺の有名な庭園です。あまり観光客がいなかったので、静かな雰囲気の中で鑑賞できました。







いろいろな体験をした生徒もいました。

さて、4時15分頃から、生徒たちが宿舎に戻ってきました。生徒たちは「楽しかったです。最高でした。」などと口にし、ハイテンションです。






















生徒のリクエストに応えてくださった先生方もありがとうございます。
誰だかわかりますか?




さて、今日は夕食前に大きなイベントが待ち受けていました。
「舞妓さん」鑑賞です。若女将から、舞妓さんに関する基礎知識の話がありました。






生徒からの質問コーナーがありました。


最後は、記念撮影がありました。
1組


2組


3組


最後の10分間は、生徒とのフリータイムになりました。待ってましたとばかりに順番待ちの列ができました。














舞妓さんの「ふく凪」さんから頂きました。


やっと夕食になりました。今夜は大広間で舞妓鑑賞を行ったため、夕食は部屋食となりました。







何でも願いを聞いてくれる神様だそうです。


今日の最後は、室長会議です。委員長や各係長さんは、ひな壇の上に座って会を進行しています。


実行委員長や係長が、積極的に会議をリードするとともに、室長からもどんどん発言がありました。自分たちで、修学旅行を作っていくんだという強い意志が伝わってきました。


委員長の中埼さんは、毎回、よくやってくれています。



明日は、修学旅行の最終日です。ぜひ、有終の美で最後を締めくくりましょう。

【中3】修学旅行第2日

11月2日(火)、修学旅行第2日、今日は広島で朝を迎えました。生徒は6時起床、6時45分から朝食、8時半から広島駅に向かってホテルを出発します。新幹線で新大阪まで行き、そこからバスで3コースに分かれて活動します。
1号車:道頓堀・奈良じっくりコース、2号車:京都もつまむコース、3号車:国宝拝んでならまちコースです。今日も素敵な一日になることを期待しています。

宿舎「ザ ロイヤルパークホテル 広島リバーサイド」の部屋の窓から見た朝の広島市内

ロイヤルパークホテル(東京、日本橋)は、映画「マスカレード・ナイト」の撮影場所となったホテルです。フロントは「マスカレード・ナイト」一色でした。

朝の健康観察カードの提出です。養護教諭によって、一人ひとり、健康状態をチェックしています。




朝食会場です。一人一人が間隔を取って、黙食をしています。


みんな元気そうです。今日の朝食はパン食です。








歩いて、広島駅に着きました。










新幹線はグリーン席です。




10時39分に軽食が出ました。おにぎり2個です。もちろん、これでお昼ということはありません。お昼にかけて約1時間バスに乗りますので、遅いお昼をとることになると思います。








11時30分、新大阪に着きました。ここからは、3コースに分かれて行動します。
<1号車です>



<2号車です>


<3号車です>


午後はコース別の行動です。道頓堀から回るコースでは、おきまりのポーズを決めていました。








こちらは奈良公園から回るコースです。遷都君は人気者です。


奈良公園や東大寺では、ガイドさんの気合の入った解説に引き込まれました。










興福寺です。五重塔は修復工事が始まるので、来年からは見ることができません。ちょうど良いタイミングでした。


興福寺は、緊急事態宣言終了直後から修学旅行生がどっと押し寄せているそうです。
今日も10校くらいの学校を見かけました。






奈良公園といえば、シカです。シカと戯れる生徒たちが楽しそうでした。










平等院鳳凰堂を見学したコースもありました。


3コースとも、宿には6時過ぎに戻ってきました。今回はどのコースもかなり歩いたようです。奈良公園、東大寺、興福寺、ならまち散策のコースは、午後だけで15000歩以上歩きました。

宿では、お楽しみの夕食が待っていました。今日は大広間での全員での夕食になりました。すき焼きがメインで、おいしくいただきました。









ご飯のおかわりをしながら、お腹いっぱい食べていました。

フロント付近です。生徒は大浴場での入浴の時間です。


各部屋での様子です。
なお、写真はマスクを外して撮影しています。以下同様です。










今日最後の活動の室長会議が21時20分から始まりました。
実行委員長の中埼さんから「7つの注意点」の話があり、その後、各室長から今日の反省点が述べられました。また、各係からの連絡などもあり、盛りだくさんの内容でした。




今回も委員長の中崎さんが頑張ってくれました。
明日の班別行動が有意義なものになるよう、今日はしっかりと睡眠をとってください。


これで、今日の更新は終わりです。おやすみなさい。

【中3】修学旅行第1日

11月1日(月)、今日から4日(金)まで、広島、京都、奈良方面の修学旅行が行われます。今朝は6時20分、小山駅集合でした。時間までに全員が集合しました。皆さんの意気込みを感じました。

実行委員長の中崎さんと中村先生です。


両毛線の始発は、ほぼ佐附中生で貸し切り状態でした。朝早くから元気いっぱいです。


小山駅からの新幹線の車窓から富士山がきれいに見えました。今日からの修学旅行を見守ってくれているようです。




いよいよ東京駅から新幹線に乗りました。後は広島まで、おやつタイムだそうです。


静岡に入ると、突然、富士山が姿を現しました。さすがに大宮で見た富士山よりも大きく、リアルです。生徒たちも富士山に見入っていました。

車内は、トランプやウノなどのカードゲームが人気なようです。
(注:新幹線では、カードゲームで遊ぶことはOKです。)














10時にお弁当を配りました。今日は朝が早かったので、生徒たちはお腹が減っているようです。すばやく配ってくれました。














11時44分、予定通り、新幹線は広島駅に到着しました。




これからバスで宮島に向かいます。


途中、広島城が見えました。


路面電車もお出迎えです。




宮島口に到着しました。ここからフェリーで宮島にわたります。












大鳥居は、現在、改修中でした(2年後まで)。








焼きたての「もみじ饅頭」はとりわけおいしかったです。これで、みなさんの食欲に火が付きました。


















こうして、「(食欲の)秋の宮島」を後にしました。
次は、本日のメインイベントである広島平和公園です。




平和宣言をしました。


献花


ボランティアの方によるグループ別の解説ツアーがありました。





この後、平和記念資料館で見学しました。生徒たちにとって、衝撃的な展示だったようです。

こうして、一日の行程が終わり、ホテルに到着しました。


添乗員の高橋さんです。


そして、待ちに待った夕食です。









みんな、とても元気です。

いよいよ本日最後のイベントである室長会議が21時から行われました。
室長から、今日の反省点として、一般客に迷惑をかけないことや、5分前行動をすることなどが出されました。また、生活班の各係長から連絡がありました。
実行委員長の中埼さんの司会によってテンポよく進められました。












司会ご苦労様でした。


この後、21時40分から最後の健康観察を行い、22時には消灯です。
今日一日、お疲れさまでした。

これで、本日のHPの更新は終了とします。

【高校】ボート部、関東大会5位入賞!

10月31日(日)、7時50分から「女子ダブルスカル」の準決勝があり、佐野A(藤倉、堀越ペア)が決勝進出しました。決勝戦は10時22分から行われ、佐野Aは5位入賞を果たしました。おめでとうございます。

今日も湖面は静かです。

【高校】ボート部「女子ダブルスカル」準決勝進出!

10月30日(土)、関東高等学校選抜ボート大会1日目、女子シングルと女子ダブルスカルの予選が行われました。

朝早くの湖面には霧が立ち込めているようです。

女子シングルは予選敗退しましたが、女子ダブルスカルのAチーム(2年生の藤倉、堀越ペア)は、予選で全体2位の好タイムで通過し、Bチーム(1年生の福地、高瀬ペア)は敗者復活戦で、準決勝進出を決めました。






【高校】ラグビー部、國學院栃木から会心の2トライ!

10月30日(土)栃木県総合運動公園ラグビー場で「第101回全国高校ラグビー大会栃木県大会」の準決勝が行われました。本校は、全国レベルの強豪校「國學院栃木」と対戦し、10対90と敗れはしましたが、後半に会心の2トライを奪う大奮闘で、3位となりました。

試合は12:15ちょうどにキックオフ。本校は期間限定部員(助っ人)6名を含む15名で試合に臨みました。






<前半>
キックオフライン、アウトからの攻撃という作戦がうまく機能し、國學院栃木を苦しめました。















あと一歩でトライ、という場面が何度もありましたが、なかなか思い通りにはプレーさせてくれません。
前半は、相手に6トライ、3キックを決められ、0対36で終了しました。



後半に向けて、再度、作戦の確認が行われました。とにかく「念願の1トライ」を目指して、モチベーションを高めました。

<後半>
國學院栃木は大幅にメンバーを入れ替えてきましたが、本校は15名全員が後半戦に臨みました。



後半開始早々、立て続けにトライを奪われ、じりじりと点差を広げられますが、決して緊張が途切れることなく、懸命に食らいついていく姿勢は変わりません。じっと耐えながら、チャンスをうかがいました。

そして、とうとう、その瞬間がやってきました。後半15分、「國學院栃木からトライを奪うならこれしかない」と練習を重ねてきたサインプレーが見事に決まり、岩上航君が「会心の、起死回生のトライ」を決めました。その様子を以下の写真でご覧ください。


























続いて、後半20分。興奮冷めやらぬ中、動揺する國學院栃木の一瞬のスキを突き、3年生の田崎和寛君が、インターセプト(攻撃している相手からボールを奪って攻撃)で、一気に抜け出し、鮮やかにトライを決めました。これも、以下の連続写真で見てください。



















衝撃的な2トライ目でした。会場は大興奮に包まれました。なにしろ、あの國學院栃木から2トライを奪ったのですから。これはもう歴史的なトライです。




試合は、後半、2トライ(10点)を奪うも、相手は8トライ、7キックで、10対54でした、前後半合わせて、10対90で敗退しました。しかし、「オール佐高」で挑んだ戦いで、勝ち負け以上の大きな金字塔を打ち立てました。


<表彰式>
試合終了後、3位の表彰式が行われました。主将の小倉悠輝君が代表で表彰を受けました。会場からは、健闘を称える惜しみない拍手が送られました。







応援に来てくれた保護者への挨拶です。


小倉君の言葉
「中1から6年間、附属中と佐高でラグビーを続けてきました。その間、佐野日大高や國學院栃木高に、佐高はことごとく0点に抑えられてきているのを目にしてきました。今日の試合で、2トライ(10点)取れたのは、自分たちの頑張りはもちろんですが、先輩たちの悔しい涙を見てきたからこそだと思います。また、助っ人として力を貸してくれた仲間たちがいたからこそ、この舞台に立つことが出来ました。石井監督をはじめ、顧問や学校の先生方、保護者の皆様には感謝しています。」

<終了後>
最後に、ラグビー部の顧問から、頑張った部員たちにねぎらいの言葉がかけられました。

中学校から6年間、一緒に練習してきた柾木先生。


生徒たちを優しく見守ってくれた川俣先生。


そして最後は、石井監督から健闘を称える言葉がかけられました。

「國學院栃木から10点取った佐野高校。これはそう簡単に出来ることではない。こんな素晴らしい試合をしてくれたみんなを頼もしく、そして、誇らしく感じた。2トライは、何物にも代えがたい勲章である。全国のチームも頂点に立つ1校以外は、それが全国大会であろうと、県大会であろうと、必ず負ける。負けた時の悔しい涙は、これまで一生懸命やってきたものだけが味わうことが出来る宝物である。それが今回だったに過ぎない。素晴らしい試合をありがとう。」

5名の3年生に一人一人握手し、これまでの頑張りをねぎらっていました。
















<校長より>
*今日の試合での皆さんの頑張りは忘れることができません。佐高の歴史の中でも燦然と輝くことでしょう。こんな素晴らしい場面に立ち会うことが出来て、本当に嬉しいです。特に、目の前を駆け抜けていった2つのトライの衝撃は大きかったです。粘り強く、あきらめなければ、必ずチャンスが訪れる。そして、そのチャンスをつかみ取ることができたのは、幸運だけでなく、普段の練習で培った実力です。そうした皆さんのモチベーション、ポテンシャルの高さを感じました。石井監督の下で、ラグビーを続けることができる皆さんは、幸せだと思います。今日は、本当によく頑張りました。ご苦労様でした。

【中3】英語の授業見学(ALTクロイ先生)

10月29日(金)5限目、中学3年2組の「英語」の授業(ALTのクロイ先生)を見学しました。3年生の英語は2分割の少人数クラスで行っていますが、大和先生のクラスに、ALTのクロイ先生が出るのは今日が初めてでした。

今日の授業は、クロイ先生の自己紹介から始まりました。

アメリカで住んでいたところや趣味など、スライドを使って説明してくださいました。
その後、生徒からクロイ先生への「質問コーナー」となりました。




生徒からの質問で、日本では特に「北海道」に行ってみたいことや好きな日本食は「ラーメン」、大好きなディズニーキャラクターは「くまのプーさん」など、フレンドリーに答えてくれました。


また、クロイ先生が作ってくれたクイズに答えることで、新たな質問を考えます。隣の生徒同士で、こんな質問をしようと話し合っています。


生徒からの質問には丁寧に答えるとともに、勇気を出して質問してくれた生徒へは全員で拍手を送りました。質問した生徒は、頑張って質問して良かった、と思ったことでしょう。とても和やかな雰囲気で授業が進みました。


授業後、生徒にクロイ先生の第一印象を聞いてみました。
「とても優しそうです。」「丁寧で分かりやすい発音です。」「とても素敵な女性だと思います。」といった声に溢れました。

一方、クロイ先生からみた生徒の第一印象は、
「とてもまじめで礼儀正しいです。とてもシャイですが、今日はたくさん質問してくれて嬉しかったです。」といった感じでした。

お互い、これからの授業が楽しみですね。

クロイ先生は、主に中学生の授業にTTで参加していますが、昼休みなどは高校生の英語の原稿の指導などもしてくれています。



(マスクをはずしてもらって写真を撮りました)

クロイ先生が、日本にALTとして来日することになったきっかけは、アメリカのウィスコンシン州の大学生の時、青森県から来ていた留学生がいて、その子に英語の家庭教師をしているうちに、日本の文化に強く惹かれたそうです。大学でTESOLTeaching English to Speakers of Other Languages)という資格を取っていたので、ALTとして日本で英語を教えることになりました。

*とても素晴らしいALTが来てくれたと思います。生徒の皆さんも、中高生を問わず、気軽に声をかけてみてください。きっと、笑顔で応えてくれるはずです。

【中3】卒業アルバム写真撮影

10月29日(金)昼休み、中庭で、中3の卒業アルバム用の写真撮影が行われていました。


管理棟の3階から撮影しています。





ポーズをとったり、ジャンプをしたり、いろいろなカットを撮りました。
どんな写真に仕上がるのか楽しみです。(当然ながら、中3生だけが見ることができます。)

【高校】関東高校選抜ボート大会~山梨県河口湖

10月29日(金)朝6時50分、明日から「山梨県富士河口湖町 河口湖漕艇場」で開催される「令和3年度関東高等学校選抜ボート大会」に向けて、佐野駅前からバスで出発しました。

参加する生徒は、1年生4名、2年生4名、計8名です。

<2年生>
・藤倉望妃さん、藤倉麻妃さん、青木瑛久君、堀越紅羽さん
<1年生>
・福地琴美さん、高瀬綾乃さん、津久井美音さん、船田佳祐君


佐野東高のボート部と一緒に行動します。


9時くらいには、河口湖に着くそうです。

13時過ぎに写真が送られてきました。↓
今日は配艇練習が行われていますが、富士山からの吹き下ろしが強く苦戦しているそうです。



湖ですが、風の影響で、波がありますね。

明日が予選、あさってが決勝だそうです。
全国大会目指して、頑張ってください。応援しています。

【高1】高校英語弁論大会南部地区予選

10月25日(月)、「第80回栃木県高等学校英語弁論大会南部地区予選」の結果が届きました。黒田紗良さん(1-1)が優勝青木藍花さん(1-2)が5位入賞し、11月17日栃木県総合教育センターで開催される県大会への出場が決定しました。おめでとうございます。

英語弁論大会は、栃木県の北部、中部、南部の各支部で予選が行われました。今回はビデオ撮影したものを提出し、審査が行われました。

優勝した黒田さんのスピーチのタイトルは、Easy   and caring   Japanese」(やさしい日本語)でした。私たちが外国人に何かを伝えようとする場合、普通は、英語やその人の母国語でないと伝わらない、と考えがちですが、逆に、「やさしい日本語」を使う方が相手に伝えることができる、ということをアピールしました。例えば、火事が起こった時、「火災が発生しました。」というより「火事だー!」と言った方が、伝わりますよね。こうした取組に着目した黒田さんは、JICAの熊倉さんに取材し、スピーチをまとめたそうです。

一方、青木さん「For   Peace」(平和のために)というスピーチを行いました。青木さんは、1954年、ニューヨークの国連本部に梵鐘「平和の鐘」を寄贈した石川千代治さんについて書かれた本を紹介し、平和のために自分たちに何ができるか、平和って何だろう、というテーマでスピーチしました。

今回の受賞について、黒田さんは「まさか優勝できるとは。とても嬉しいです。やるからには、県大会で優勝することを目指して頑張ります。」と語ってくれました。

一方、青木さんは「昨年、ALTのクシャール先生に発音がいいとを褒められましたことがきっかけで、弁論大会に出てみようと思いました。とにかくやってみよう、というノリで出場したので、県大会に出場できることを聞いた時、本当にびっくりしました。」と語ってくれました。

県大会の11月17日に向けて、原稿をブラッシュアップして、頑張ってください。応援しています。

【高校】全国高校ラグビーフットボール大会栃木県予選

10月23日(土)県総合運動公園ラグビー場で、「令和3年度 第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会栃木県予選」の1回戦が、10時キックオフで行われました。本校チームは、足利大学附属高校と対戦しました。

試合は、本校が9トライ、7コンバージョンゴールで、59対0で快勝しました。
本大会は3年生にとって最後の大会です。ラグビー部以外にも助っ人(テニス部、サッカー部、剣道部、科学部、ディベート部、全部で7名)の協力を得て、佐野高校単独チームとして出場しました。

*得点は以下の通りです。
前半 
    6分:トライ(本村円、3年)
    8分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
11分:トライ(小倉悠輝、3年)
28分:トライ(春山憂來、2年)
29分:ゴール(岩崎虹冴、2年)

後半
10分:トライ(岩上航、2年)
11分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
16分:トライ(岩上航、、2年)
20分:トライ(飯塚遥人、科学部、1年)
20分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
23分:トライ(小倉悠輝、3年)
24分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
25分:トライ(飯塚遥人、科学部、1年)
26分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
28分:トライ(家富真広、3年)
29分:ゴール(岩崎虹冴、2年)










































































*ラグビー部と助っ人が、見事にワンチームとなって、戦い抜きました。
果敢にトライを重ね、ゴールキックを確実に成功させたことが、59対0という結果に繋がりました。素晴らしい試合でした。

*主将の小倉悠輝君に次の対戦(国学院栃木との準決勝)への意気込みを語ってもらいました。

「コロナの影響で9月中はタックルの練習はあまりできませんでした。10月からは助っ人に加わってもらい、全体での練習がやっとできるようになりました。十分な練習はできませんでしたが、今日の試合では、それぞれ個人の持てる力を発揮できたことが勝因だったと思います。次の試合は、国学院栃木高という強敵ですが、負けが決まっているわけではありません。勝てる可能性が0%でない限り、1点でも多く点を取り、思い切り戦います。」

【中学】「合唱コンクール」オフショット集

10月22日(金)、「合唱コンクール」が開催されました。通常、DVDなどでは目にすることのない「オフショット」を紹介します。早くから準備している裏方さんの頑張りやコンクール終了後の笑顔こそ、「合唱コンクール」を支えてきた原動力ではないでしょうか。

今年は、学年別発表会でしたので、1番バッターの1年生は文化会館で昼食を食べました。ただし、ここでも黙食でした。




一方、ステージ上では、実行委員や生徒会の生徒たちが舞台を設営しています。








その頃、ロビーでは1年生の練習が始まっていました。







次は、各学年の発表終了後の学年主任の講評と集合写真などのオフショットです。
まずは1学年です。


各クラスの実行委員の挨拶がありました。


1年1組


1年2組


1年3組


次は、2学年です。


実行委員です。


2年1組


2年2組


2年3組


最後は、3学年です。


3年1組


3年2組


3年3組


どのクラスもとびっきりの笑顔でした。見事に練習の成果を出し切りました。

そして、最後の後片付けです。




*裏方の仕事をしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。こうしたことをやってくれる生徒がいてくれるから、合唱コンクールは開催できました。

【中学】明日は「合唱コンクール」です。

10月21日(木)、明日はいよいよ「合唱コンクール」当日です。今日の放課後は、最後の練習に気合が入っていました。月曜日に見て回った時に比べて、どのクラスも明らかにうまくなっていました。さすがです。
明日は練習の成果を発揮してください!

各クラスの練習風景です。

1年1組


1年2組


1年3組


2年1組


2年2組


2年3組


3年1組


3年2組


3年3組

【中学】放課後の「合唱」の練習

10月18日(月)放課後、中学生は「合唱」の練習に熱が入っています。「合唱コンクール」は今週の22日(金)。練習できる日はあと4日です。しかも、練習の終わりの時間は16:45ですので、練習時間は正味30分程度しかありません。しかし、限られた時間の中で、集中して効率よく練習していました。

2年3組


1年1組


1年2組


1年3組


2年1組


2年2組


3年1組


3年2組


3年3組

【高1】保健体育の授業見学(吉永先生)

10月18日(月)7限目、高校1年2組の「保健体育」の授業(吉永先生)を見学しました。今日の授業は「欲求と適応機制」について、須黒愛望さんと竹松詩乃さんが、調べた内容を発表しました。

保健体育の授業は、3人程度のグループが、教科書の単元が割り当てられており、まず、生徒が調べてきた内容をもとに発表をします。グループによっては、寸劇風にしたり、クイズを取り入れたり、工夫して説明します。その後、先生がその内容をフォローしたりして理解を深めていきます。

今日の授業では、須黒さんが「適応機制」について説明し、竹松さんが「葛藤」について説明しました。教科書には載っていない内容や身近な事例などを交えて、わかりやすく説明していました。




他の生徒たちは、真剣に2人の説明を聞いており、しっかりとメモをとっていました。




また、生徒たちによる「発表の評価」を行っています。
発表内容、発表方法、協力性、理解度の4つの項目について、5段階で評価し、コメントを記入します。この評価シートは、発表者に提出します。


一方、発表者は、この発表のために調べてきたことを板書できるように整理したりしています。


そして、発表者も自分たちの発表を自己評価することで、理解を深めたり、どうすれば、言いたいことが伝わるかを検証します。



二人には、拍手が送られました。


発表者の須黒さんと竹松さん。「調べて発表することで、内容がよく理解できた。勉強になった。」と話してくれました。二人の発表を聞いていると、これが大事なところで、このことをみんなに知ってもらいたい、という意思が明確に伝わってきたことが、とても素晴らしいと思いました。まるで、教育実習生が授業をやっているようにも見えました。

【中3】被爆体験伝承講話

10月12日(火)6・7限目、中学3年生は「総合的な学習の時間」に「被爆体験伝承講話」を実施しました。講師は、広島平和文化センターが委嘱している被爆体験伝承者である「今石 克久(いまいし かつひさ)」様でした。

被爆体験伝承者とは
被爆者の高齢化が進み、被爆体験をお話しされる方が少なくなってきている中、被爆者の体験や平和への思いを語り継ぐ者として、広島市が平成24年度から養成しています。3年間の研修を修了後、平成27年度から活動しています。

伝承者が受け継いだ被爆体験証言者の被爆体験と平和への思い、被爆の実相(戦時下の人々の暮らし、原爆被害の概要、原爆の人体への影響など)、伝承者としての平和への思いなど60分間の講話です。
(以上、広島平和記念資料館のHPより引用)

被爆体験伝承者「今石 克久」様

今石さんは、被爆体験伝承者として、「新宅 勝文(しんたく かつふみ)」さんの被爆体験を伝えています。新宅さんは1925年12月12日生まれで、現在96歳とご高齢です。新宅さんの被爆体験を伝え聞いたお話を、今石さんが私たちに語ってくださいました。

新宅さんは、被爆当時19歳で、爆心地から1.5kmの自宅で被爆されたそうです。



6時限目から、約1時間の講話が行われ、7時限目の残りの時間は、生徒からの質問に答えてくださいました。


当初は貴重な機会ですので、3、4人は質問して欲しいと考えていたそうですが、どんな質問にもお答えしますということから、次々と手が上がりました。全部で15人が質問し、最後は時間切れで打ち切りました。
主な質問としては以下のような内容がありました。
「伝承者になろうとしたきっかけは何か」
「伝承者になるためには資格が必要なのか」
「伝える時に大切にしていることは何か」
「原爆ドームはなぜ残すことになったのか」
「なぜ人間は原爆を作ってしまったのか」
「実際には体験していないことを伝えることの意味は?」
「小学生や外国人に伝えた話が信じてもらえないとき」
「どうやって新宅さんからお話をお聞きすることが出来たのか」
「原爆ドームの実物を見ることの意味は何か」
「壊滅的な被害を受けた広島が復興するのにどのくらいの時間がかかったのか」
「核兵器の廃絶について」
「核兵器の抑止力について」
「日本は世界にどんなことを伝えればよいのか」
「今石さんにとって平和とは何か」

*生徒たちの真剣に質問に、今石さんは丁寧に答えてくださいました。
*お帰りになる際、校長に「これだけ正面から講話を受け止めてもらえたのは、とても嬉しいです。生徒の皆さんが平和について真剣に考えてくれていることがよくわかりました。こんな素晴らしい生徒さんたちに出会えたのは初めてです。」と言ってくださいました。
*今石さんには、3年生全員の感想や今石さんへのメッセージを送るそうです。
*11月1日からの修学旅行で、広島での体験が、さらに有意義なものになることを期待しています。

*最後に、「今石さんへのメッセージ」のいくつかを紹介します。
今石さんへのメッセージ.pdf