日誌

冬休み中の活動を通して学んだこと【柔道部】

 令和3年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、高校柔道においての冬休みは、他校との合同稽古等が集中的にでき、多くの相手と実践的に稽古をすることで、自力を付けられる絶好の機会です。前半の12月中は、他校との合同稽古や、他競技の選手による指導、そして剣道部と合同での納会などが行われました。

 他校との合同稽古では、「柔道仲間を増やそう」を合い言葉に、県立高校が数校集まり、柔道を通した交流と競技力向上に向けた稽古をすることができました。県立宇都宮高等学校、県立宇都宮北高等学校、県立石橋高等学校、そして県立宇都宮南高等学校の皆さん、大変ありがとうございました。

 また、柔道経験があり、女子相撲日本代表で活躍している久野愛莉選手(日本大学)が来校され、柔道でも応用できる体幹トレーニング等を指導していただき、交流を行いました。久野選手、大変ありがとうございました。今後の御活躍をお祈りいたします。

 年末に行った剣道部との合同納会では、大掃除をした後に、令和2年の反省と令和3年の抱負等を発表し、同じ道場で活動している仲間同士で激励し合いました。納会に際してお世話になりました教職員の方々へ心から感謝申し上げます。

 ところが、年が明け、大会に向けて本格的スタートを切ろうとした矢先、新型コロナウイルスの感染拡大により、合同稽古等の中止のほか、大幅な活動制限が加わることとなりました。現在は、各種ガイドラインを遵守し、最大限の予防策をとり、内容の工夫をしながら活動している状況です。

 この冬休み、柔道を通して多くの方々と交流を深めることができ、柔道の素晴らしさ、仲間の大切さを学ぶことができた一方、依然として立ちはだかるウイルスの手強さを痛感することとなりました。

 今年もこの先どうなっていくかわからない状況ですが、下がることなく前を見据えて、ルールをしっかり守り、「精力善用・自他共栄」、そして「力必達」の精神で活動を進めていきたいと思います。

 本年も栃木県立栃木農業高等学校柔道部への御指導と御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。