食品化学科日誌

今日の製パン実習[食品化学科]

ここ近年は、食パンブームが到来中!!
そんなブームが来る前から食品化学科の製パン実習でも「食パン」を実施しています。

菓子パンや総菜パンのように、あんやフィリングに頼らず、デニッシュやクロワッサン生地のように多量の油脂にも頼らずに作られる食パンは、
生地の配合や製造工程によって、おいしさが左右される非常に難しいパンの1つです。

栃農の食パンは、フタを閉めて焼成する四角の食パン「角型食パン(角食)」で、上部が山状に膨らんでいる「山型食パン(山食)」と違い、
型に詰める生地量や発酵具合で仕上がりに大きく影響するので難しいのです。

今日は3年生の選択授業で食パンを製造しました。できあがった三斤棒を見ると、角もしっかりでていて、焼き色も綺麗で良い仕上がり♪
実習室は焼成中から漂っていた良い香りが、窯出しの瞬間から一層香ばしい香りで包まれました♪