食品化学科日誌

お菓子と発酵食品 ※写真追記[食品化学科]

今日、食品化学科2年生が1日かけて工場見学をしてきました。
お伺いしたのは、
群馬県にある「ガトーフェスタハラダ本社工場」さん、
埼玉県にある「ヤマキ醸造」さんの2カ所にお邪魔させていただきました。

学校の授業で、菓子類や味噌の勉強もしていますが、普段の実習では手仕事での小規模な生産となってしまうので、
先進的な施設のオートメーション化した大規模生産を見学研修できることは非常に大切です。


ガトーフェスタハラダさんでは、映像でラスクができるまでの流れを見てから実際の製造ラインの見学をしました。
工場内は白を基調とした綺麗な環境でした。
包装ラインだけが調整中でしたが、目の前でラスクができるのは新鮮でした。


この後昼食休憩の後、埼玉県のヤマキ醸造さんに向かいます。

ヤマキ醸造さんでは、醤油絞り体験をさせていただきました。
醤油は「大豆」「小麦」「塩」「水」から作られており、それが混ざった状態のものを「醪(もろみ)」と呼びます。
1年ほど発酵熟成させたものを絞って製品にしているとのことで、今回はその醪をいただき、絞り体験をさせたいただきました。

醪の状態では「お味噌?」と思えるほどドロドロしていますが、ろ布で濾すと赤みを帯びた綺麗な醤油が出てきます。
通常はこのあと「火入れ」と呼ばれる殺菌を行うのですが、今回はそのままの「生醤油」でいただきました。
味噌の製造実習は行いますが、醤油製造に触れたのは初めてだったので、良い経験ができたことと思います。



群馬県 ガトーフェスタハラダ様HP
埼玉県 ヤマキ醸造様HP