農業クラブ活動

環境(タンポポ)調査【農業クラブ】

4月下旬から5月初旬にかけて、1学年すべての生徒に「タンポポ調査」の宿題を課しました。

これは、日本学校農業クラブ連盟からのもので、「在来種を探そう」というテーマのもと行いました。

この調査を行うことで、その場所や地域の『自然度』(昔からの自然が残っている)がわかります。

○在来種(カントウタンポポなど)を確認した場合
農村的自然・・・長年にわたって同じ景観を保ってきた畑や果樹園、社寺などに多く、人間活動と自然の働きあいによってつくられた自然。

○外来種(セイヨウタンポポ)を確認した場合
都市的自然・・・近年、著しく人の手が加えられた環境(舗装道路、グラウンド、造成地など)で、急激な開発によりうまれた自然。

よって、在来種を調査することによって「昔ながらの景観や自然がどれほど残っているのか?維持されてきたのか?」という、ひとつの判断をすることができます。

昨日は、回収した調査用紙をもとにデータ入力を行いました。今月末に、栃木県の農業クラブに提出し、その後、日本学校農業クラブ連盟に提出されます。