日誌

水産科掲示板

しもつかれを世界に ~Eテレ放送あり~

 3年水産科の小林君の課題研究テーマである「しもつかれの缶詰の制作」が取材を受けました。

 小林君は栃木県の郷土料理「しもつかれ」を世界の人に知ってもらいたいという思いで缶詰にして発売しようと考えたそうです。

 「しもつかれ」とは、鮭の頭と大豆、根菜、酒粕などを煮込んだ料理です。高校の近くの那珂川にはサケが遡上するためサケの有効活用ができないかと考えたのがきっかけだったそうです。

 詳しくは、以下で放送されますので是非ご覧ください。

 NHK Eテレ「沼にはまってきいたみた」 (サーモン沼)
 10月6日(水) 午後6時55分から放送予定


  

水産科2年生がインターンシップに行ってきました。

 新型コロナウイルスが更なる猛威をふるう少し前、7月の話になります。水産科2年生16名が、インターンシップを行いました。
 学校では決して学ぶことのできない、現場での体験を通して少しばかり成長したようにも見える16名です。また来年度の進路選択において貴重な体験となりました。
 新型コロナウイルスの心配がある中で、生徒を受け入れ、ご指導してくださった企業の方々、本当にありがとうございました。





水産科3年 課題研究紹介 第1弾~ウナギ完全養殖~

 今回から本校で行っている課題研究の紹介を行います。

課題研究 ウナギの完全養殖
 本校では、過去に3回ウナギの孵化に成功させた実績を元に研究を進めています。
 研究では、ウナギの雌雄判別や成熟試験を行ったり、これからはウナギが孵化した際のために、好適環境水を用いた成長速度実験を予定しています。ウナギの雌雄判別では、ウナギの雌雄が外見の特徴から判別出来ないことから実験個体にホルモン剤を投与し成熟させることで雌雄判別をし、ペアを作る行程です。成熟試験は、メスの個体に脳下垂体を投与して成熟させる行程です。
 以上がウナギの完全養殖の研究です。

三川又用水路の調査(6月)

6月23日(金)

 水産科2年生が水路の調査を行いました。1回目は5月で、今回の調査は2回目です。この用水路は営農のために使用されている水路で、1年中水が流れている訳ではありません。そのため季節ごとに生物相や環境が変化するので、その様子を観察するために調査を行いました。
 1回目の調査は、水路の水を引いたばかりで魚類はあまり確認できませんでしたが、水路に水を引いて1ヶ月、生物相に変化が見られました。今月は「ドジョウ祭り」と言わんばかりに、様々なサイズのドジョウが観察されました。その他にもコイやオイカワ、ナマズの稚魚などを見ることができました。この先も月ごとに調査を行って行く予定です。
 この先どのように変化するのかとても楽しみです。

↑ガサガサ中

↑ガサガサ中②

↑採集した生き物を調べています

ドジョウの採卵実習

 6月18日は、ドジョウの採卵実習を行いました。昨年はコロナウイルスの影響で採卵実習を行うことが出来ず、今回が初めての実習でした。
 最初は採卵の仕方があまり分からず苦戦しましたが、実習を行ってる内に作業に慣れていき上手く採卵することが出来ました。実際に採卵したドジョウは無事ふ化することが出来ました。
 初めての体験で嬉しかったです。ふ化したドジョウが無事に成長することを願います。
 

↑前日ホルモン剤を投与したメスから卵を絞り出し、精子をかけているところです。

↑授精させた卵です。