日誌

水産科掲示板

大田原市善勝川自然観察会にアドバイザーとして参加しました

 水産科2年 岡本・橋本・平山・星の4名が、10月5日(日)、大田原市ふれあいの丘自然観察館および大田原市理科クラブ主催の自然観察会にアドバイザーとして参加しました。

 このイベントは、大田原市民を中心に一般の希望者を対象として、湧水と引用水からなる善勝川の生物調査を行う恒例行事です。参加者は大人から小学生までの10名で4つのグループに分かれ、私たち4名がそれぞれグループに入り、一緒に水生生物の採集を行いました。時には採れた生物の名前、種類、生態などを話しながら、大田原市の素晴らしい自然や生命に触れ、素敵な時間を過ごすことができました。

 最後には、理科クラブの先生や僕たちから採集生物と善勝川についての解説を行い、大田原市の自然について振り返りました。普段授業で勉強しているときとは逆の状況で、人前で解説することの難しさを知りました。今度はより幅広い観点から詳しい説明ができるように、もっともっと勉強しようと思いました。

1年生 海洋実習

9月30日(火)に、水産科1年生が海洋実習を実施しました。

海洋実習は茨城県立海洋高等学校の協力のもと行っている行事で、何十年も前から行われている歴史ある行事の一つとなっています。

 

午前中は「カッター」という手漕ぎのボートで、クラスが2艇のカッターに分かれ、各班12名で漕ぎました。オールは1本4m以上、重さは10kg以上あり、それぞれが持つだけでも大変でしたが、海洋高校の先生方に教えていただきながら漕ぎ方を学び、最後の方はみんなで息を合わせて漕ぐことができるようになりました。

     

 

午後はダイビング実習でした。初めはダイビング機材のセッティングの仕方を教えていただきました。実際に使ってみると普通に空気を吸える感覚に驚いたようでした。その後は、実際にプールに入り、素潜りにチャレンジしました。水深10mの場所は水面から見るだけでも恐怖心をあおられるものでしたが、なかなか体験できないことにどの生徒も興奮している様子でした。生徒の中には素潜りで水深5mに到達できた生徒もおり、充実感に満ちていました。

   

 

実習が終わった後はどの生徒も全身がきつい様子でしたが、もっとやりたかったという声もあり、帰るのが名残惜しそうな様子でした。

今回の実習にあたり、貴重な体験をさせていただきました茨城海洋高校の皆様、本当にありがとうございました!

にっこり 那珂川大感謝祭に参加しました!

9月14日(日)

なかがわ水遊園で行われた那珂川大感謝祭に、水産科で出店してきました!

多くの方が足を運んでくださり、実習製品は見事完売!

また卒業生がたくさん声をかけてくださり、皆様に支えられていると感じる機会となりました。

足を運んでくださった皆様!ありがとうございました!

鉛筆 2回目の羽田小学校との交流学習を行いました!

9月12日(金)

6月に引き続き、羽田小学校5・6年生と交流学習を行いました!

2回目となる今回のテーマは、「羽田沼の水源を見に行こう!」です。

大田原にある羽田沼。今年は2年ぶりに「池干し」が行われ、8月中旬から水抜きを開始しました。そのため、期間限定で羽田沼の水源である湧水部を見学することができます。また今回は、地元ミヤコタナゴ保存会の方々も参加してくださり、保存会の活動目的や活動内容についてお話してくださいました!

高校生から「池干し」の目的や効果について、手作り紙芝居で勉強していきます。なかなかうまく話すことができない場面もありましたが、高校生の話をしっかりと聞いてくれる羽田小学校のみんなの姿に救われました、ありがとう!

説明後は水源へ移動!

水源に到着すると「すごい」「きれい」「冷たい」など、湧水量と透明度の高い水に驚きの声がたくさん聞こえてきました。水底の様子も観察することができ、池干しの大切さをより理解してくれたように感じました。

←水が噴き出している様子

最後に今日の学習内容を振り返るクイズを行い、終了です。最後にはハイタッチをしながら、大きな声で「バイバイ」と挨拶をしました。

次の交流学習は10月です。小学生も高校生も楽しみな様子でした。次回もよろしくお願いいたします! 

オニテナガエビ取り上げました!

今日行われた水産科3年生の実習。

それは水産科実習場の片隅の池で約4か月粗放的に養殖してきたオニテナガエビの取り上げです。

5月に「株式会社 GEO NOTES」さんからいただいた5cmほどの稚エビ。

いったいどれほど成長しているのか、ドキドキしながら池の水を抜きました。

 

初めは全くオニテナガエビの姿が見えず、「え、本当にいるの?」「失敗したんじゃない?」など生徒から不安そうな声が・・・

その時、25cmほどに成長したオニテナガエビが姿を現しました。

「立派になられて」と声をかけたくなるたたずまい。

取り上げられた個体数は決して多くはありませんでしたが、どれもビックサイズ。水槽で育てている個体とは比較にならないほど、大きく育っていました。中には抱卵した個体も多く見つかりました。ここからは種苗生産に向けてがんばりたいと思います。

一日でも早く安定した養殖ができるよう、そして皆さんにこの美味しいオニテナガエビを食べてもらえるよう、頑張りたいと思う一日でした!