日誌

水産科掲示板

大田原高校SSH中間発表会におけるポスター発表

 

11月8日(日)

栃木県立大田原高等学校からSSHの中間研究発表会のご案内と発表参加のご依頼をいただき、本校水産科2年生半田大輝さんが参加してきました。

半田さんは過日行われた校内水産科生徒と研究発表会で2位となりました。1位のグループが県代表として関東東海地区大会に出場することもあり、本校代表として半田さんに白名の矢があたりました。

半田さんの研究は「栃木県における微小貝類の採集と観察」というタイトルで、県内のいたるところで採集してきた小型の腹足類について、研究・観察をしてきたことをまとめたものです。

発表は予め作成・送信していたポスター資料を事務局に掲示していただき、見学者が自由に閲覧に回り、各ポスターごとに発表者が説明するという形式でした。

半田さんは何度も訪れる見学者に対し、ポスター以外のことにも触れながら丁寧に説明していました。また、実際にさまざまな種類の貝殻を展示し、見学者に直接触ってもらいながら臨場感を持たせるように工夫していました。

さらに、大田原高校の生徒さんの研究は極めてバリエーションや個性に富んでおり、普段水産科では感じることのできない研究熱のようなものも感じでいました。今後の半田さんのさらなる研究に生かしてほしいと思います。

最後に半田さんのコメントを紹介して報告とします。

「こんなにしゃべったのは記憶にない。明日声が出ないかも。」

 

 

水産科2年生、海に行く

7月15日(金) 水産科2年生が磯調査に行きました。
場所は、茨城県ひたちなか市平磯海岸です。
ちょうど11時に干潮を迎え、しかも-7センチという絶好のコンディション。
なかなか広大に干出した岩場で、水質調査と生物調査を行いました。
時間の都合上、生息を確認した生物は写真に撮り、水質調査の結果とともに後日まとめることになっています。
予想以上の大収穫で、みんな大いに興奮していました。やっぱり、海はすごい。




羽田ミヤコタナゴ生息地で小学生との交流学習を実施しました

 6月10日、大田原市立羽田小学校5年生の皆さんと本校水産科3年生との交流学習が行われました。この交流学習は今年で5年目を迎えます。この交流を通して、羽田生息地の環境を見つめ直し、いずれはミヤコタナゴを野生復帰させる計画を立てています!
 今年度初めての交流学習ということもあり、まずは「お互いを知る」ことからはじめました。オリエンテーションで行った「私は誰でしょう?」というゲームでは、自分の背中に表示された生き物の名前を、友だちにヒントをもらいながら当てるゲームです。高校生は児童たちに分かりやすくヒントを出したり、優しく話しかける姿があり、とても頼もしく、普段の学校生活では見ることのできない3年生の姿に感動してしまいました。その後、羽田沼とミヤコタナゴ生息地に棲む水生昆虫や植物の採集を行い、身の回りの自然の豊かさを改めて確認することができました。
 今年度は全5回の実施を予定しています。小学生との交流を通して、生徒たちの今後の成長に期待します。
 
  

水産クラブ総会を実施しました

4月27日(水)水産クラブ総会を実施しました。無事、前年度の各種報告と新年度の計画案が承認されました。
水産クラブは3年生15名、2年生20名、1年生11名の計46名から構成されます。
昨年度50周年記念式を無事終え、新たな水産科を築いていくため、水産への思いと少人数ならではのチームワークを生かして、楽しく過ごしていきたいと思いました。


水産クラブ役員の皆さんです。

水路清掃を行いました

 4月14日に水産科3年生が、実習場に水を引いている水路の清掃を行いました。
 地元水利組合の方にもお手伝いいただき、水路に溜まった泥をひたすら上げました。1年間で溜まった泥はすさまじく、日々の管理の重要性を実感する良い機会となりました。

 

本校卒業生 本年度東京海洋大学合格

 1月18日、令和4(2022)年度東京海洋大学海洋生命科学部海洋生物資源学科の学校推薦型選抜の合格者の発表が行われ、本校水産科卒業生1名が見事合格しました。
 この入試は専門科高校卒業生を対象とした選抜で、高度な知識・能力が問われる厳しい選考試験を突破し、本校卒業生として初めて国立大学法人東京海洋大学に合格しました。今後の活躍を大いに期待しています。

「沼にハマってきいてみた サーモン沼」再放送決定!!

 水産科3年小林優作君が取材対応し出演した 「沼にハマってきいてみた サーモン沼」が正月に再放送されることが決定しました。
 詳細は以下の通りです。見逃した方は是非ご覧ください。

 なお、小林君の「しもつかれの研究」は、関東・東海地区生徒研究発表会で見事3位となりました。

 2022年1月3日(月)18:55〜19:25
  NHK Eテレ 「沼にハマってきいてみた サーモン沼」

冬のご馳走できました。

1213日にキャビアの採卵実習を行いました。
 本校ではオオチョウザメとコチョウザメの交配種であるベステル種というチョウザメを飼育し、採卵しています。

採卵方法は腹を切開し、卵巣ごと取り出します。取り出した卵巣から卵を分離させ、不純物を取り除き、岩塩を加えます。塩分は9%程度加えるのがメジャーですが、本校では3%で行っています。一般的に流通しているキャビアは低温加熱・高塩分(89%)で処理されたパストライズキャビアですが、本校では非加熱・低塩分のフレッシュキャビアとして販売します。今回の実習では約12kgの個体から約1.5kgのキャビアの採卵に成功しました。 
 キャビアは本校の目玉商品の1つのため、今後も研究を継続してより効率的な養殖方法を模索したいと考えています。そして、もっとたくさんの人が気軽にキャビアやチョウザメも魅力を知ってもらえるように努力してまいります。


 ありがたいことに出来たキャビアは、県内のホテルに出荷予定で、すでに完売となりました。興味のある方は、ぜひ「ホテル四季の館那須」や「日光金谷ホテル」に足を運んでみて下さい。
 

加工に協力してくれた水産科3年生の皆さん、本当にありがとうございました!


キャリア形成支援事業・・・鮎のオイル煮のピザづくり

 12月9日、キャリア形成支援事業の授業で、馬頭高校水産科で製造・販売をしている「鮎のオイル煮」を使ったピザを作りました。
 本校では、鮎を使った食品を商品をいくつか製造しており、同時にその商品を使ったアレンジレシピを考えています。その中で鮎のオイル煮をピザに使ったらおいしいのではないかと考え、今日の実習製品である鮎のオイル煮を使ったピザ作りを行いました。
 ピザ作りでは、地元貢献でピザ作りを行っている地元企業の株式会社鈴木建設さんにご指導をしてもらいました。鈴木建設さんが持ってきてくださったピザ窯は、大谷石で作られたとても本格的なものでした。鮎のオイル煮を使ったピザは、鮎のオイル煮のハーブ、オリーブオイルがピザとの相性がよく、とても美味しく焼き上がりました。
 

 生徒の中には、オリジナリティ溢れるピザを作っている者もいました。

羽田ミヤコタナゴ生息地の生き物調査を実施しました。

 11月25日、羽田小学校との交流授業も今年で3年目となりました。
 今年はコロナウイルスの影響もあり、9月にリモートで顔合わせをしただけでしたので、羽田小学校4年生12名と馬頭高校ミヤコタナゴ班3名は初対面でした。小学生の元気に助けられ、自己紹介もスムーズに進みました。3班に分かれ、いざ調査開始です。
 「ここに水路があるんだね」
 「水路の横、歩けるんだ」
 「こんな大きな魚がとれたよ」
 小学生はここには書き切れないほど、たくさんの”発見”があったようでした。残念ながらミヤコタナゴの姿を見ることができませんでしたが、多くの生き物が観察でき、生き物だけではなく、羽田生息地についても知ってもらうことができたと感じています。
 来年度以降も継続して交流、調査を行う予定です。羽田の地にミヤコタナゴが帰ってくるまで、がんばります!
 
 

しもつかれ講演会

 本日は、「しもつかれブランド会議」の代表である青柳様に講演を行ってもらいました。講演では、しもつかれの魅力や地域活動などの様々な話をしていただきました。「しもつかれブランド会議」は、しもつかれを栃木県の代表とするサステナブル文化として世界に発信することを目標としている団体です。講演を通して、しもつかれの良さを発見することができました。
 私達も、地域活動を積極的に行い地元や水産科をもっと盛り上げたいとインスピレーションを受けました。

馬頭中学校の1年生が実習場に来てくれました!

 11月18日に馬頭中学校との交流活動を行いました。

 馬頭中学校の1年生の皆さんに実習場に来ていただき、実習池やビオトープ、武茂川の説明をしました。中学生は、普段見ることの無い生物に興味津々で楽しく見学していただく事が出来ました。武茂川では、サケの遡上も確認でき、那珂川町の豊かな自然を再度認識してもらうきっかけになったと感じています。

 また、しもつかれの研究とピラルクーの研究(21世紀を切り開く新たなる挑戦)の2班による課題研究の紹介も行いました。

 新型コロナウイルスの影響もあり、久しぶりの交流活動となりましたが、馬頭高校水産科の魅力をしっかりと伝える事が出来てよかったです。水産科は特色のある学科ですが、地元からの進学者は減少傾向にあります。そのため、地元の小中学生にもっと水産科の魅力をPRし、馬頭高校に通いたいと思ってもらえる様に努力したいです。


3年水産クラブ 小林

 

サケの採卵実習

 本日は、サケの採卵実習を行いました。馬頭高校水産科では、毎年この時期になると県からサケの採卵許可をいただき採卵実習を行っています。採卵し人工授精した卵は、孵化させ翌年の春ごろに武茂川に放流します。
 生徒は、許可が下りているルアーや投網を手にしてサケを漁獲しに武茂川に行きました。しかし、今年のサケの遡上量が少なかったことや、河川工事による水の濁りであまり姿を見ることはできませんでした。数匹確認できることはできましたが、漁獲することはできなかったため、今回採卵実習をすることはできませんでした。
  採卵はできませんでしたが、幸い遡上しているサケを確認することはできたので自然産卵に期待したいと思います。
 

水産科創設50周年記念式典

 11月5日、快晴。本日本校体育館において水産科創設50周年記念式ならびに水産科実習場において記念行事を行いました。
 本来であれば、卒業生を多数お招きしてみんなでお祝いしたかった創設記念行事でしたが、コロナウイルス感染症予防という止むにやまれぬ事情により、校内のみの開催となりました。それでも、草創の時期から水産科職員としてご尽力くださった旧職員の皆さんにご来賓としてお越しいただくことができ、本当にうれしく思いました。
 記念行事の内容を以下に示します。
  記念式典   国歌静聴 校長式辞 同窓会長祝辞 水産クラブ長挨拶 校歌静聴
  記念講演会  講師 国立研究開発法人 水産研究教育機構中央水産研究所
            内水面研究センター漁場研究グループ研究員 坪井潤一 氏
         題目 『個性を未来へSDGs』
  記念感謝祭  会場 水産科実習場 会食・交流イベント

『水産科創設50周年記念式典』

記念式典 同窓会長祝辞
 
来賓一覧 左から大金会長 佐藤元校長 笹沼前校長 吉田元教頭  鈴木碧海 水産クラブ長あいさつ
        大金先生 鈴木先生 岡先生  講師坪井氏

『水産科創設50周年記念講演会』

国立研究開発法人 水産研究教育機構中央水産研究所
内水面研究センター漁場研究グループ研究員 坪井潤一氏 講演

 式典に引き続き、かねてより本校水産科に様々なかたちでご支援をいただいている日光支所の坪井先生を講師として記念講演会を開催しました。坪井先生は水産科創設50年という節目に、2030年までの到達目標であるSDGsへの取り組みをキーワードにして、「これからの50年はあなたたちが築いていくのです」という
本校生徒に向けた強いメッセージを下さいました。同時にそれは馬頭高校水産科が今後進むべき50年についての命題ともいえるのではないかと私たちの心に突き刺さるものでもありました。
 先生がこれまで取り組まれてきた多数の研究活動の中から魚釣りを題材にした研究の内容を取り挙げ、水産科生徒が夢中になっているブラックバスや渓流魚の釣りが学術的にも注目され、社会的な意義があること、釣られる魚にも個性があることなどを詳細な研究データをもとにご解説されました。『個性を未来へ』を標榜する
SDGsにおいて人と違っていたとしても胸を張り、一人ひとりできることを行っていくことが未来をつくっていくのだと訴えかけられました。軽妙な語り口の中にユーモアが散りばめられ、何より先生ご自身が自然やご家族を愛し、楽しみながら研究を継続されてきたことが伺える内容でした。そして先生の自然や地球や生き物への関わり方こそ、目指すべきSDGsへの取り組みなのではないかと痛感させられました。
 先生のご希望もあり講演後に行われた質疑応答では、予定された時間いっぱいまで質問が途絶えることなく続きました。生徒が示した質問の数と熱量こそ、坪井先生が生徒たちに投げかけていただいた言葉へのリアクションそのものだと感じました。式典の大金同窓会長のお言葉通り、この50周年記念式典に立ち会った本校生徒にとって新たな行動に向けた出発点となることを願ってやみません。坪井先生、本当にありがとうございました。

 

『記念感謝祭』
 水産科実習場に場所を移し、記念感謝祭を開催しました。
 旧職員の方々にもお越しいただき、みんな待ちに待った昼食です。今回は50周年記念ということで地元那珂川町薬利に6月オープンした本校卒業生が営むレストラン「
Lighten up and Switch 136」のランチボックスをチョイスしました。わがままを言って本校水産科で育てたチョウザメを食材として取り入れていただきました。快くご承諾いただき、素敵なお祝いメッセージ付きのメニュー表をアレンジして下さったLighten up and Switch 136スタッフの皆さま、心より感謝申し上げます。また、本校水産科OBである神山様からブランドマス「頂鱒」を無償で頂戴しました。この素晴らしく贅沢なご馳走を、なんとご来賓で来られた元校長で元水産科主任の佐藤道夫先生がお刺身にしてくださいました。淡水の「マス」とは思えないくらい本当に美味しく、大好評でした。神山先輩、佐藤先生、本当にありがとうございました。

  
 本校生産チョウザメと地元の食材の贅沢ランチ      OBご提供頂鱒(いただきます)の刺身
                             (神山先輩ありがとうございました!!)   
 
本校水産科で育てたアユの塩焼き     なんと、15匹も食べた生徒も!!

 記念会食が終わり、いよいよ水産科交流イベントの時間です。例年はニジマス釣りとつかみ取りを行いますが、今年は記念感謝祭ということで水産クラブの役員が種目を決め、多くの時間をかけて準備・製作し、3つのイベントを用意しました(下記写真)。結果は大盛況。1年生から3年生まで学年の垣根を超えて、水産科が一つになりました。長年那珂川町広報課からお越しいただいている広報誌の取材の方から「過去最高に素晴らしい感謝祭だった」とお褒めの言葉をいただきました。表彰式では際立った活躍をした生徒には各賞が授与されましたが、3年小林君の保護者の方から賞品を作製・贈与いただきました。皆さん、本当にありがとうございました。

 
第1種目 竹渡りスピードコンテスト    
第2種目 池10メートル誰が早く渡れるかコンテスト
(撮影者↑:小池校長先生ベストショット!)
 
最終種目 丸池押し相撲横綱決定戦    MVP決定!! F3金井くん 世界で一つ手作りトロフィー授与
                            (F3小林君のお父さん作 感謝感謝)













炙ってうまし!!馬頭高校水産科の一夜干し

 開きにした鮎を(馬頭高校水産科で製造した)鮎魚醤ベースの調味液にて味付けを干したものになります。魚醤の風味と香ばしさがあり、とてもおいしく出来上がっています。
 まだ販売については決まっていませんが気になった方は、お目にかかった際には是非お買い求めください。

校内課題研究発表会が行われました

 1015日に校内課題研究発表会を行いました。課題研究発表会では、23年生が課題研究の授業時間や放課後の時間を活用し研究した内容について発表します。

 ウナギ養殖や魚の「味変」などの飼育研究、河川の調査、PR動画撮影などのフィールドワーク、しもつかれ缶詰やピラルクーバーガーなどの食品開発等、様々な班がありました。

 各班ともに工夫されたスライドを用意しており、「どうすれば伝わるのか?」と考え抜いた結果であると感じました。質疑応答も盛んに行われ意見交換の機会にもなりました。

 1,2年生は来年以降にも課題研究の授業や発表会がありますので、今年の研究を参考にしてよりよい発表にして欲しいと考えています。

                       3年 水産クラブ一同

 

〈結果〉

1位 しもつかれの研究
 『栃木県の郷土料理であるしもつかれを全国区へ!』という目標を掲げ、地元のしもつかれブランド会議と連携しながら、しもつかれ缶詰やしもつかれアレンジ料理に挑戦した内容でした。


2位 ミヤコタナゴの保全活動
 先輩から引き継いでいるこの保全活動も今年で4年目となりました。ついに羽田ミヤコタナゴ生息地内にビオトープを設計し、3年後のミヤコタナゴ放流に向けて動き出しました。


3位 武茂川の漁場改善プロジェクト~僕たちの悲しき奮闘記~
 実習場横を流れる武茂川で石を積み、竹束を沈めアユや多くの魚類たちのために漁場改善に取り組んだ内容でした。今年度は河川工事の影響を大きく受けながらも、奮闘を重ねた取り組みでした。


 第1位になりました水産科3年小林くんは関東・東海地区課題研究発表会へ出場します。今年度も新型コロナウイルスの影響でDVD審査となります。昨年に引き続き全国大会へ出場できるよう、健闘を祈ります。

 この写真は、開会式で水産クラブ長のかけ声で「気合い」を入れているところです。小林くん、Fight!!

チョウザメの雌雄判別 実習


 馬頭高校で作っているキャビアは、実際に馬頭高校で飼育しているチョウザメから採卵しています。キャビアを作るためには、雌のチョウザメを確保する必要がありますが、チョウザメは外見で雌雄を判断する事が困難なため、腹部を切開する方法で確認します。

 今回は、比較的大きな個体を実習池から取り出しFA100を使用して麻酔をし、腹部を切開して生殖腺を直接観察する実習でした。チョウザメの皮膚はサメ肌のように硬く、皮下組織が肉厚なためうまく刃がとおらず、苦戦しました。そして、切開した部分は縫合しなければなりません。合計で5匹切開しましたが、それぞれの個々を違う生徒が担当したため、皆硬い皮膚、厚い皮下組織に苦戦していました。しかし、非常に有意義な経験ができたと思います。雌雄判別をした個体には、識別のためにマイクロチップを埋め込みました。

 今回雌雄を確認した個体は、34年後に抱卵し、キャビア用として加工されます。今年もキャビアの季節がやってきます。果たして今年の出来栄えはいかがなものでしょうか。



水産科3年生 水産クラブより

水産科2年生 アユの魚醤漬干し

 総合実習で、水産科2年生がアユの魚醤干しを作りました。今年度本校で育てたアユを背開きにし、鮎魚醤にさっと漬け込んで、軽く燻製にしたものです。
 久しぶりの食品実習でしたが、生徒達は楽しそうに、またしっかりと作業をしました。味はいかがだったでしょうか!?感想を聞かせて下さい!


↑背開きの方法を学習中

↑練習中

↑上手く背開きができました!

↑これから乾燥機にかけます

食品製造 鮎の缶詰作り

 3年水産科の食品製造の授業で鮎の缶詰作りを行いました。

 鮎を捌く工程では最初苦戦するも最後は上手に捌けるようになりました。生徒たちがテキパキ動いてくれたおかげで、たくさんの缶詰ができることと思います。

 生徒たちが一生懸命作った缶詰が販売されますので乞うご期待ください。


 

しもつかれを世界に ~Eテレ放送あり~

 3年水産科の小林君の課題研究テーマである「しもつかれの缶詰の制作」が取材を受けました。

 小林君は栃木県の郷土料理「しもつかれ」を世界の人に知ってもらいたいという思いで缶詰にして発売しようと考えたそうです。

 「しもつかれ」とは、鮭の頭と大豆、根菜、酒粕などを煮込んだ料理です。高校の近くの那珂川にはサケが遡上するためサケの有効活用ができないかと考えたのがきっかけだったそうです。

 詳しくは、以下で放送されますので是非ご覧ください。

 NHK Eテレ「沼にはまってきいたみた」 (サーモン沼)
 10月6日(水) 午後6時55分から放送予定