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白布ヶ丘点描
白布ヶ丘知恵袋~渋い鍵には鉛筆を~
毎日の生活で使わない人は殆どいないであろう鍵。近年は玄関や車もオートロックやスマートキーなどが普及し、差し込むタイプの鍵を使う場面は減ってはきていますが、まだまだ鍵といえば多くは差し込むタイプだと思います。もちろん真岡高校でも大半の鍵が鍵穴のある一般的な鍵や南京錠など、差し込むものを使っています。そして学校ということで色々な場所に鍵がかかっているのですが、ほぼ毎朝HP係が開けている正面玄関の鍵が、最近非常に渋くなっています。差す時も引っ掛かってなかなか大変なのですが、抜く時はさらに一苦労。今朝は特に抜けず、滑り止めの軍手をして何とか引き抜きました。ここ数日寒くなってきて毎朝こんなことで苦労するのはたまったもんではないので、鍵メーカー公認のちょっとした裏技をやってみることにしました。
まず用意するのはこれ。

鍵となるのはBの鉛筆。この鉛筆の芯に含まれる黒鉛。これを削って粉状にして鍵に塗ります。

こんな感じ♪
あとはこのまま鍵穴に差し込んで、数回抜き差しするだけです。すると今までの引っ掛かりが嘘のようになくなり、何も知らないと油でも差したのではと勘違いするほど。でも、黒鉛は塗ってもOKですが、間違っても油類は絶対厳禁です。錆びついたものに使う潤滑油スプレーなんて使おうものなら鍵穴の中で油分が悪さをして逆に症状が悪化してしまいます。鍵穴専用のパウダースプレーなども市販されていますが、身近なものですぐに解決したい場合はこの鉛筆を使ったワザが有効的です。生活の知恵というか身近な科学といった感じですね。
というわけで、この裏技、非常に効果的でした。鍵が引っ掛かるようになったなと思ったら是非お試しを。ビックリするくらい効きますよ!!ちなみに粉にするのなんて面倒という方は、鍵に直接鉛筆の芯を擦り付けて芯を付着させるだけでも十分効果があるようですよ。それから鉛筆はBより濃いものがオススメです。
あまり書くと鍵屋さんの仕事が減っちゃうのでこのあたりでやめときます・・・(笑)
まず用意するのはこれ。
鍵となるのはBの鉛筆。この鉛筆の芯に含まれる黒鉛。これを削って粉状にして鍵に塗ります。
こんな感じ♪
あとはこのまま鍵穴に差し込んで、数回抜き差しするだけです。すると今までの引っ掛かりが嘘のようになくなり、何も知らないと油でも差したのではと勘違いするほど。でも、黒鉛は塗ってもOKですが、間違っても油類は絶対厳禁です。錆びついたものに使う潤滑油スプレーなんて使おうものなら鍵穴の中で油分が悪さをして逆に症状が悪化してしまいます。鍵穴専用のパウダースプレーなども市販されていますが、身近なものですぐに解決したい場合はこの鉛筆を使ったワザが有効的です。生活の知恵というか身近な科学といった感じですね。
というわけで、この裏技、非常に効果的でした。鍵が引っ掛かるようになったなと思ったら是非お試しを。ビックリするくらい効きますよ!!ちなみに粉にするのなんて面倒という方は、鍵に直接鉛筆の芯を擦り付けて芯を付着させるだけでも十分効果があるようですよ。それから鉛筆はBより濃いものがオススメです。
あまり書くと鍵屋さんの仕事が減っちゃうのでこのあたりでやめときます・・・(笑)
珍客~ヤマシギ~
ホームページに載せる写真を撮りに昇降口へ行く時に、中庭をみると珍しい鳥に出会いました。

枯葉や土と同系色でわかりづらいですが、写真中央の、ウズラのような丸みのある鳥です。ヤマシギという野鳥で、実物を見たのは初めてでした。植え込みの中を茶色いクチバシの長い鳥がガサガサと歩く姿は、少し不思議な感じでした。

サツキの茂みに隠れた所を接写しました。目の位置が他の鳥よりも後方にあるのが特徴でクチバシも長く独特な顔つきです。地中のミミズなどを捕食するそうです。夜行性で、昼間は見かけない鳥です。昔フランスではジビエ料理の食材として人気があったそうです。乱獲により今では禁猟になっています。日本でも食材として狙う人がいるようです。多くは条例で捕獲禁止になっています。
想定外の、貴重な出会いでした。真岡高校の中庭のレアキャラです。ホームページのネタ探しに校内を歩き回るのは、リアルポケモンGOです。見た当初は不思議な感じでしたが、眺めていると可愛く見えてくるものですね。想定外の鳥に出会ったので、今日載せるはずだった内容はまた後日。
枯葉や土と同系色でわかりづらいですが、写真中央の、ウズラのような丸みのある鳥です。ヤマシギという野鳥で、実物を見たのは初めてでした。植え込みの中を茶色いクチバシの長い鳥がガサガサと歩く姿は、少し不思議な感じでした。
サツキの茂みに隠れた所を接写しました。目の位置が他の鳥よりも後方にあるのが特徴でクチバシも長く独特な顔つきです。地中のミミズなどを捕食するそうです。夜行性で、昼間は見かけない鳥です。昔フランスではジビエ料理の食材として人気があったそうです。乱獲により今では禁猟になっています。日本でも食材として狙う人がいるようです。多くは条例で捕獲禁止になっています。
想定外の、貴重な出会いでした。真岡高校の中庭のレアキャラです。ホームページのネタ探しに校内を歩き回るのは、リアルポケモンGOです。見た当初は不思議な感じでしたが、眺めていると可愛く見えてくるものですね。想定外の鳥に出会ったので、今日載せるはずだった内容はまた後日。
モミジの絨毯
12月に入り校内の広葉樹は大半が落葉しました。欅に残る僅かな葉も茶色に枯れたものです。中庭には1本だけ綺麗な葉を残した木があります。

モミジです。既に落葉は始まってはいるものの、まだ綺麗な葉が残っています。木の下には苔むした石と落ち葉の絨毯が錦絵のコントラストを描いています。

ここだけは12月という季節を感じさせない空間が広がっていました。
モミジです。既に落葉は始まってはいるものの、まだ綺麗な葉が残っています。木の下には苔むした石と落ち葉の絨毯が錦絵のコントラストを描いています。
ここだけは12月という季節を感じさせない空間が広がっていました。
ストーブ解禁
今日から12月。ストーブ使用が始まりました。

本校ではこのような灯油のストーブが設置されています。暖房器具を使い始める季節で、Yahoo!のトップページに灯油のポリタンクに関するトリビアが掲載されていました。東日本は赤いポリタンク、西日本は青いポリタンクが主流だそうです。栃木県内では大半は赤色のポリタンクですね。本校は赤と半透明の白いポリタンクを使用しています。JIS規格では色に関して定められていないようです。昔は白が一般的だったそうです。白だと非常用に備蓄している水と間違えやすいことから、現在で色付きが一般的になりました。東日本では“危険なもの=赤”ということから赤色のポリタンクに、西日本は、昔は赤色の顔料が高価だったため、コストを抑えて青色になったそうです。ストーブを使用する際は換気を忘れずに。
本校ではこのような灯油のストーブが設置されています。暖房器具を使い始める季節で、Yahoo!のトップページに灯油のポリタンクに関するトリビアが掲載されていました。東日本は赤いポリタンク、西日本は青いポリタンクが主流だそうです。栃木県内では大半は赤色のポリタンクですね。本校は赤と半透明の白いポリタンクを使用しています。JIS規格では色に関して定められていないようです。昔は白が一般的だったそうです。白だと非常用に備蓄している水と間違えやすいことから、現在で色付きが一般的になりました。東日本では“危険なもの=赤”ということから赤色のポリタンクに、西日本は、昔は赤色の顔料が高価だったため、コストを抑えて青色になったそうです。ストーブを使用する際は換気を忘れずに。
朝のキジバト
朝の中庭。だんだんと厳しくなる冷え込みに、ハトも寒そうに首をすぼめていました。

これはキジバトで、昇降口付近でよく見かけるのはカワラバトです。羽にある模様がキジの雌ににていることが由来です。
ハトの体温は41度前後です。体感温度は人間以上に寒いのでしょうか。鳥の体温が高いのは、飛ぶために必要なエネルギーを確保するために新陳代謝を上げる必要があり、そのために体温を高くしているそうです。ドローンも冬場はバッテリーの温度を上げてから飛行させるようにとかかれています。バッテリーが冷えていると飛行に必要な本来の性能が発揮できないからです。
人間も動物も、機械もこたえる寒さが続きます。2学期末試験まであと1週間。風邪などひかないよう衣類の調節などをし、エネルギーを蓄えて万全の体調で臨みましょう。
これはキジバトで、昇降口付近でよく見かけるのはカワラバトです。羽にある模様がキジの雌ににていることが由来です。
ハトの体温は41度前後です。体感温度は人間以上に寒いのでしょうか。鳥の体温が高いのは、飛ぶために必要なエネルギーを確保するために新陳代謝を上げる必要があり、そのために体温を高くしているそうです。ドローンも冬場はバッテリーの温度を上げてから飛行させるようにとかかれています。バッテリーが冷えていると飛行に必要な本来の性能が発揮できないからです。
人間も動物も、機械もこたえる寒さが続きます。2学期末試験まであと1週間。風邪などひかないよう衣類の調節などをし、エネルギーを蓄えて万全の体調で臨みましょう。
白布ヶ丘紅葉セレクション
今朝は今シーズン一番の冷え込みで、霜も降りました。霜月という名の通り、週間予報もこの先最低気温5℃以下が続き、連日霜が降りそうです。
厳しい冷え込みもあって、紅葉も一気に進み、早いものは葉が茶色く枯れ始まってきました。トチノキはもう枯葉がわずかにある程度です。来週は紅葉も落葉が始まりそうなので、校内の紅葉を撮ってきました。特に綺麗だったものを載せてみます。
ヤシオツツジ。



春の淡いピンク色の花も綺麗です。紅葉も綺麗で、花同様、上品な色づきが目を惹きます。赤でも黄色でもない、夕焼けの空の色に染まっています。
ヤシオツツジの隣にあるのがガマズミ。

さび(寂)を感じさせています。錆色の部分もあれば臙脂色もあり、一部虫に食われた痕があったり。赤い実は果実酒にも使えます。
校長室南側にあるドウダンツツジ。

鮮やかな紅色にそまっています。濃い紅色のことを唐紅(からくれない)といいます。今年の4月に上映された人気アニメ映画のタイトル「から紅の恋歌(ラブレター)」の色です。告知のポスターにこの色が多く使われていました。
三者三様の白布ヶ丘の紅葉です。
厳しい冷え込みもあって、紅葉も一気に進み、早いものは葉が茶色く枯れ始まってきました。トチノキはもう枯葉がわずかにある程度です。来週は紅葉も落葉が始まりそうなので、校内の紅葉を撮ってきました。特に綺麗だったものを載せてみます。
ヤシオツツジ。
春の淡いピンク色の花も綺麗です。紅葉も綺麗で、花同様、上品な色づきが目を惹きます。赤でも黄色でもない、夕焼けの空の色に染まっています。
ヤシオツツジの隣にあるのがガマズミ。
さび(寂)を感じさせています。錆色の部分もあれば臙脂色もあり、一部虫に食われた痕があったり。赤い実は果実酒にも使えます。
校長室南側にあるドウダンツツジ。
鮮やかな紅色にそまっています。濃い紅色のことを唐紅(からくれない)といいます。今年の4月に上映された人気アニメ映画のタイトル「から紅の恋歌(ラブレター)」の色です。告知のポスターにこの色が多く使われていました。
三者三様の白布ヶ丘の紅葉です。
窓から、心字庭
日光・那須の紅葉シーズンも終わり、平地の木々も秋の深まりを感じさせる色合いになってきました。真岡高校の中庭にあるヤマボウシやナツツバキ、欅、ヤシオツツジなども赤や橙色に染まってきました。今朝は朝露でヤマボウシの赤い葉がいつも以上に艶やかに感じます。

写真は職員室前廊下から。窓枠の手前から眺めると、格子と紅葉が“床もみじ”で有名な実相院のような雰囲気です。この窓越しから眺めるのもなかなかの景観です。朝露は秋の季語です。暦では昨日が立冬でした。季節の変わり目の時期です。ハロウィンも終わり、もうじきクリスマスムードへと変わっていきます。2学期も後半に入りました。良い終業式を迎えられるよう1日1日を大切にしていきましょう。
写真は職員室前廊下から。窓枠の手前から眺めると、格子と紅葉が“床もみじ”で有名な実相院のような雰囲気です。この窓越しから眺めるのもなかなかの景観です。朝露は秋の季語です。暦では昨日が立冬でした。季節の変わり目の時期です。ハロウィンも終わり、もうじきクリスマスムードへと変わっていきます。2学期も後半に入りました。良い終業式を迎えられるよう1日1日を大切にしていきましょう。
プールに青い宝石
今朝7時前に、プールに珍客が現れました。

赤い矢印の先に何かいます。もっとズームしてみましょう。

なんと青い宝石と称されるカワセミが!!何度かプールにダイブしていました。残念ながらここには何もいません。カワセミを宝石と呼ぶくらい綺麗な背中は、構造色という発色現象によって輝いています。微細な羽毛によって複雑に発色し、モルフォ蝶の青い輝きも構造色によって出現しています。近年この構造色の原理を利用しモルフォテックスと呼ばれる繊維が開発されたり、車の塗装にも応用されたりしています。手芸用品の人工オパールもこの原理を利用して複雑な色を再現しているものです。現代の科学で再現できるようになってきました。美しさは自然のものにまだ勝てません。プールでカワセミを見かけることは滅多にありません。もし見かけたらじっくり観察してみましょう!!
赤い矢印の先に何かいます。もっとズームしてみましょう。
なんと青い宝石と称されるカワセミが!!何度かプールにダイブしていました。残念ながらここには何もいません。カワセミを宝石と呼ぶくらい綺麗な背中は、構造色という発色現象によって輝いています。微細な羽毛によって複雑に発色し、モルフォ蝶の青い輝きも構造色によって出現しています。近年この構造色の原理を利用しモルフォテックスと呼ばれる繊維が開発されたり、車の塗装にも応用されたりしています。手芸用品の人工オパールもこの原理を利用して複雑な色を再現しているものです。現代の科学で再現できるようになってきました。美しさは自然のものにまだ勝てません。プールでカワセミを見かけることは滅多にありません。もし見かけたらじっくり観察してみましょう!!
プールに映ったアーク
今日の午後15時30分頃の真岡市の空の写真です。

プールの水面に鮮やかな虹色が見えました。環水平アークです。

プールの水面に鮮やかな虹色が見えました。環水平アークです。
冬支度
昨日のプロ野球日本シリーズは、接戦の末ソフトバンクが3連勝としました。第4戦の今日で決まってしまうのでしょうか。今から43年前の1973年11月1日は巨人がV9を達成した日です。当時のスターティングメンバーは名前の知っている有名な選手ばかりです。
日本シリーズが終わるとオフに入り、契約更改やトレードの話題が飛び交う季節になります。ちょうどストーブを使い始める時期と重なることから、この契約更改などのことをストーブリーグと呼びます。本校でもストーブの準備が始まりました。

試運転を含め可動させるのはもうしばらく先になります。朝はそろそろストーブが恋しくなる季節です。
日本シリーズが終わるとオフに入り、契約更改やトレードの話題が飛び交う季節になります。ちょうどストーブを使い始める時期と重なることから、この契約更改などのことをストーブリーグと呼びます。本校でもストーブの準備が始まりました。
試運転を含め可動させるのはもうしばらく先になります。朝はそろそろストーブが恋しくなる季節です。
記念館のモミジ
10月31日はハロウィン。男子校の真岡高校では全くそんな雰囲気はありません。共学や女子校ではきっと「Torick or Trea(トリックオアトリート)」というワードがあちこちで聞こえていることでしょう。天気も良いので落ち葉の様子みながら、校舎の周りを回ってみました。普段はあまり行かない記念館の裏にも行ってみると、モミジが綺麗に色づきはじめていました。

昔ながらの雰囲気の記念館とモミジの相性もなかなかです。透き通るような秋空と赤、橙、緑のモミジとのコントラストが素敵な景観を醸し出しています。眺める時はこのアングルがオススメです。
昔ながらの雰囲気の記念館とモミジの相性もなかなかです。透き通るような秋空と赤、橙、緑のモミジとのコントラストが素敵な景観を醸し出しています。眺める時はこのアングルがオススメです。
秋の芝桜
曇り空の涼しい昼下がり、学校周辺を散策していると季節外れの芝桜が咲いていました。

天候や気温などの条件で稀に咲いてしまうことがあるようです。本校の東に位置する根本山はこれから桜の季節を迎えます。狂い咲きではなく、シキザクラという秋から冬にかけて咲く桜が植えられています。関東では群馬県の藤岡市に冬桜の名所があります。関東でも冬に咲く桜は珍しいので、根本山に行ったらひっそりと咲く小さな桜の花を探してみて下さい。来月校内駅伝大会が実施される予定です。根本山のすぐ脇を走ることになっています。ちょうどその頃根本山のシキザクラも見頃を迎えます。
天候や気温などの条件で稀に咲いてしまうことがあるようです。本校の東に位置する根本山はこれから桜の季節を迎えます。狂い咲きではなく、シキザクラという秋から冬にかけて咲く桜が植えられています。関東では群馬県の藤岡市に冬桜の名所があります。関東でも冬に咲く桜は珍しいので、根本山に行ったらひっそりと咲く小さな桜の花を探してみて下さい。来月校内駅伝大会が実施される予定です。根本山のすぐ脇を走ることになっています。ちょうどその頃根本山のシキザクラも見頃を迎えます。
種なしスイカの素を含んだコルチカム
家庭科棟の近くの校舎裏でコルチカムがひっそりと咲いています。別名イヌサフラン。サフラン(クロッカスの仲間)に似た姿形をしています。

先月載せたヒガンバナと同じく、花が咲いた後に葉が出てくるちょっと変わった植物です。写真にある葉は雑草なので、コルチカムのものではありません。おそらく株元の周囲に茶色く枯れた葉がおそらく昨シーズンに出た葉だと思われます。
コルチカム、球根にアルカロイドの一種のコルヒチン(C22H25NO6)を含んでいます。アルカロイドを含有するという点もヒガンバナと共通しています。このコルヒチンは種なしスイカを作り出すのに使用されます。発芽した後のスイカの芽にこのコルヒチンを処理し成長させ、果実から種子(子)を取り、その種子からさらに種子(孫)を取り、さらに代を重ね玄孫の代で種なしスイカができます。孫の代では雄花に生殖能力が無くなるので、何も処理をしていない通常のスイカの雄花で受粉させる必要があります。
コルチカムは土から花だけを出す面白い植物です。来年もまた人目の触れぬこの場所でひっそりと花を咲かせてくれることでしょう。
先月載せたヒガンバナと同じく、花が咲いた後に葉が出てくるちょっと変わった植物です。写真にある葉は雑草なので、コルチカムのものではありません。おそらく株元の周囲に茶色く枯れた葉がおそらく昨シーズンに出た葉だと思われます。
コルチカム、球根にアルカロイドの一種のコルヒチン(C22H25NO6)を含んでいます。アルカロイドを含有するという点もヒガンバナと共通しています。このコルヒチンは種なしスイカを作り出すのに使用されます。発芽した後のスイカの芽にこのコルヒチンを処理し成長させ、果実から種子(子)を取り、その種子からさらに種子(孫)を取り、さらに代を重ね玄孫の代で種なしスイカができます。孫の代では雄花に生殖能力が無くなるので、何も処理をしていない通常のスイカの雄花で受粉させる必要があります。
コルチカムは土から花だけを出す面白い植物です。来年もまた人目の触れぬこの場所でひっそりと花を咲かせてくれることでしょう。
マラソン大会下見
10月に入り衣替えです。朝は涼しくなり、秋も深まっていきます。走るにはちょうど良い季節になり、校内マラソン大会が予定されています。マラソン大会の際にドローンを使って撮影をするため、下見に行ってきました。

畑の一部をお借りして撮影を予定しています。写真奥が井頭公園の駐車場で、そこがスタート・ゴール地点です。撮影は当日の天気と風次第ですが、条件が揃えばいつもとは違った動画や写真でマラソン大会を記録することがます。
畑の一部をお借りして撮影を予定しています。写真奥が井頭公園の駐車場で、そこがスタート・ゴール地点です。撮影は当日の天気と風次第ですが、条件が揃えばいつもとは違った動画や写真でマラソン大会を記録することがます。
たまに猫
この猫をたまに見かけます。

今月2度目の遭遇です。まだら模様の顔が個性的。今回は職員駐車場の横にあるサルスベリの下でバッタリ出会いました。9月29日は「929ー来る福」という語呂合わせから「招き猫の日」に制定されています。本校にも是非福を運んできてほしいです。
今月2度目の遭遇です。まだら模様の顔が個性的。今回は職員駐車場の横にあるサルスベリの下でバッタリ出会いました。9月29日は「929ー来る福」という語呂合わせから「招き猫の日」に制定されています。本校にも是非福を運んできてほしいです。
金木犀と銀木犀
先日の金木犀の蕾の紹介は、どうやら金木犀ではなく、銀木犀だったようです。木のすぐ脇のキンモクセイの樹木プレートを確認しましょう。満開の時の銀木犀がこちらです↓

明らかに金木犀に比べて花色が白です。只今満開に咲いているのが金木犀。体育館の前に巨大な金木犀が植えられ、見事に咲いています。甘い香りも放っていて、この時期窓を開けると、室内にまでその香りが漂ってきます。

金木犀の花言葉は「謙虚」、「陶酔」、「初恋」。「謙虚」はその強い香りに対して花が小さく控えめなところから、「陶酔」は人を惹きつける甘い香りから、「初恋」は印象強い甘い香りが散った後も忘れられないというのが由来です。甘い香り漂う準備室から金木犀の話題をお届けしました。
明らかに金木犀に比べて花色が白です。只今満開に咲いているのが金木犀。体育館の前に巨大な金木犀が植えられ、見事に咲いています。甘い香りも放っていて、この時期窓を開けると、室内にまでその香りが漂ってきます。
金木犀の花言葉は「謙虚」、「陶酔」、「初恋」。「謙虚」はその強い香りに対して花が小さく控えめなところから、「陶酔」は人を惹きつける甘い香りから、「初恋」は印象強い甘い香りが散った後も忘れられないというのが由来です。甘い香り漂う準備室から金木犀の話題をお届けしました。
台風の忘れ物
日曜の夜から月曜の夜にかけて台風が通過しました。本校でも落ち葉や枝があちこちに散乱し、風の強さを物語っています。通過した月曜日や昼休みにはサッカー部や野球部、陸上部の部員たち、清掃の時間には美化委員も参加して落ち葉掃きが続けられていますが、落ち葉と枝はまだまだ残っています。

明日も片付けに追われそうです。
明日も片付けに追われそうです。
彼岸花横を駆け抜ける
先週はまだ地上10㎝ほどだった彼岸花の蕾が一斉に咲き出しました。



今日は雲一つ無い秋晴れで、彼岸花の燃えるような赤と澄んだ青空が正門周辺に広がっています。正門横の土手だけでなく、グランド南側にも少ないですが彼岸花が咲いています。その横を体育の授業で生徒たちが走っていました。来月はマラソン大会、駅伝大会が控えています。彼岸花の横を走る「スポーツの秋」らしい風景です。
「大塚実みどりの基金」は本校同窓生で人工芝校庭の寄付者でもある大塚商会創業者、大塚氏の以前の寄付を基金として本県全県的に学校緑化を進める運動としたものです。

秋の彼岸花、花言葉は「情熱」、「あきらめ」、「思うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」と哀愁漂うものです。死や不吉の象徴ともされてきた彼岸花は「家に持ち帰ると火事になる」とか「彼岸花を摘むと死人が出る」などという迷信もあるようです。彼岸入りくらいまでは真っ赤な花を見ることができます。
今日は雲一つ無い秋晴れで、彼岸花の燃えるような赤と澄んだ青空が正門周辺に広がっています。正門横の土手だけでなく、グランド南側にも少ないですが彼岸花が咲いています。その横を体育の授業で生徒たちが走っていました。来月はマラソン大会、駅伝大会が控えています。彼岸花の横を走る「スポーツの秋」らしい風景です。
「大塚実みどりの基金」は本校同窓生で人工芝校庭の寄付者でもある大塚商会創業者、大塚氏の以前の寄付を基金として本県全県的に学校緑化を進める運動としたものです。
秋の彼岸花、花言葉は「情熱」、「あきらめ」、「思うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」と哀愁漂うものです。死や不吉の象徴ともされてきた彼岸花は「家に持ち帰ると火事になる」とか「彼岸花を摘むと死人が出る」などという迷信もあるようです。彼岸入りくらいまでは真っ赤な花を見ることができます。
金木犀の香り
掃除も終わった昼下がり、栃の実を片付けながら校内に戻ろうとしていたところに、心地よい風とともに素敵な秋の香りが漂ってきました。その香りの元は正門の先にある金木犀。まだ開花はしておらず、全て蕾の状態でしたが、既に強い香りを放っていました。

秋の訪れを感じさせてくれる好きな香りです。1990年代前半くらいまではトイレの芳香剤の匂いとしてこの金木犀の香りが使われ、人によってはトイレを連想するようになってしまったのが残念です。早朝の秋晴れ、正門を入ると澄んだ空気と混じり合う金木犀の甘い香りと可憐なオレンジ色の花、そんな秋の風物詩です。
秋の訪れを感じさせてくれる好きな香りです。1990年代前半くらいまではトイレの芳香剤の匂いとしてこの金木犀の香りが使われ、人によってはトイレを連想するようになってしまったのが残念です。早朝の秋晴れ、正門を入ると澄んだ空気と混じり合う金木犀の甘い香りと可憐なオレンジ色の花、そんな秋の風物詩です。
彼岸花開花
正門南側、“大塚実みどりの基金”により整備された土手に今年も彼岸花が咲きました。

ここだけ成長が早く、彼岸よりだいぶフライングして咲いたようです。彼岸花の学名は“Lycoris radiata”。ホームセンターの球根売り場で見かけるリコリスはこの彼岸花を改良した園芸品種です。“Lycoris”の由来はギリシャ神話に出てくる海の精“Lycorias”から。日本では縁起の悪い花というイメージもあります。この彼岸花は日本には自生していなかった花で、いつ日本に入ってきたのか、またなぜ日本に入ってきたのかなどの正確な情報がわかっていない史前帰化植物とされています。今では群生地が観光地化されるほど写真家などに人気を集めています。近年の“インスタ映え”ブームにもピッタリな花で、あちこちで見かけるかもしれません。日本では彼岸花の他に別名で曼珠沙華(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)と呼ばれ、山口百恵の曲のタイトルとしても有名です。地方名として地獄花、死人花、幽霊花など多数の呼び名があります。有毒植物であることや墓地に植える花のイメージから縁起の悪い花というのが定着してしまいました。現代のように派手な花や奇抜な園芸種のなかった時代、真っ赤で奇妙な形をした花が不気味に見えたのかもしれません。
正門南側の土手にはこの後の彼岸に合わせて咲くのを待っているかのように、数日前から蕾が土の中から出てきています。もう少ししたら赤い花を咲かせてくれるでしょう。
ここだけ成長が早く、彼岸よりだいぶフライングして咲いたようです。彼岸花の学名は“Lycoris radiata”。ホームセンターの球根売り場で見かけるリコリスはこの彼岸花を改良した園芸品種です。“Lycoris”の由来はギリシャ神話に出てくる海の精“Lycorias”から。日本では縁起の悪い花というイメージもあります。この彼岸花は日本には自生していなかった花で、いつ日本に入ってきたのか、またなぜ日本に入ってきたのかなどの正確な情報がわかっていない史前帰化植物とされています。今では群生地が観光地化されるほど写真家などに人気を集めています。近年の“インスタ映え”ブームにもピッタリな花で、あちこちで見かけるかもしれません。日本では彼岸花の他に別名で曼珠沙華(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)と呼ばれ、山口百恵の曲のタイトルとしても有名です。地方名として地獄花、死人花、幽霊花など多数の呼び名があります。有毒植物であることや墓地に植える花のイメージから縁起の悪い花というのが定着してしまいました。現代のように派手な花や奇抜な園芸種のなかった時代、真っ赤で奇妙な形をした花が不気味に見えたのかもしれません。
正門南側の土手にはこの後の彼岸に合わせて咲くのを待っているかのように、数日前から蕾が土の中から出てきています。もう少ししたら赤い花を咲かせてくれるでしょう。