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活動の記録
【中1】総合的な学習の時間 発表
10月11日(火)6、7校時、1年1組で「日本一面白い学校を作る方法」についてのプレゼンテーションが行われました。
前回から引き続き、「日本一面白い学校を作る方法」として、グループごとにアイデアを出し合い、班で企画にまとめ、プレゼンテーションの準備を進めてきました。
今回のプレゼンテーションは、「最もすごい!(驚き)」「なるほど!(納得)」と思えた企画を考え発表した班がグランプリに選ばれます。持ち時間は約2分。「聞き手に分かりやすく魅力的に伝えること」を目標に、皆真剣に取り組みました。
いよいよ発表です。
10班がそれぞれの企画について、そのメリット・デメリットを交えながら発表しました。「ドリンクバーがある学校」「自由に時間割が決められる学校」「フリースクール」「好きな服を着ていくことができる学校」など、この他にも目から鱗の企画が数多く提案され、生徒達の柔軟な発想力に驚かされました。
また、「聞き手にわかりやすく魅力的に伝える」点についても、どの班も、話し方や間の取り方、笑いをとるための工夫などがあり、堂々としたプレゼンテーションができていたと思います。
すべての班の発表が終わったあとは、お互いの企画の素晴らしかったところを評価シートに記入し、相手の班に渡しました。お互いの取組やアイデアについてほめ合ったことで、それぞれの自信につながったことと思います。皆さん、楽しい企画をありがとうございました。いつかどこかで採用されるといいですね。
【高3】留学生Gabriele君の出身地紹介(追加情報)
10月7日(金)6時限目、高校3年生の「英語研究」の授業(久保田先生)で、AFSの交換留学生である Gabriele Ravioli (ガブリエル→周りからは「ガブくん」と呼ばれています)による出身地(シチリア島)の紹介(日本語によるプレゼン)を見学しました。
ガブくんは、イタリアのシチリア島出身です。
日本に来てまだ4ヶ月ちょっとですが、日本語で丁寧に発表してくれました!
歴史ある教会の一つである聖ロザリアの礼拝堂やバレルモ大聖堂、
音楽家である両親がよく通っているマッシモ劇場、
普段、新鮮な食材を購入できるカーポ市場、
ガブくんが通っている古典を専門的に学ぶ高校など
写真を見せながら詳しく紹介してくれました。
質問タイムでは、タコを生で食べたり、学校の校則は日本と比べると軽い
ということなども分かりました!
もっといろいろと教えてほしかったのですが、時間がきてしまいました。
最後に皆で記念写真を撮りました。
<追加情報>ガブくんの放課後 (by 校長)
ガブくんは、放課後、英語演習室で活動している「英語ディベート班」と一緒にいることが多いです。
とは言っても、「英語ディベート」に加わっているわけではありません。机をくっつけた端っこが、ガブくんの定位置で、あることをやっています。
一体、何をやっているのでしょうか。
何かを読んでいます。
なんだか、細かい文字や書き込みがぎっしりです。
ガブくんは、生徒に毎日配られている「朝読 (新聞の)コラムを読んで意見を書こう」を読んでいます。漢字がたくさん混じっていますが、ほぼほぼ間違いなく声に出して読んで見せてくれました。しかも、書かれている内容を理解しています。以下は、天声人語の「夫婦別姓」に関するコラムですが、イタリアではこうで、日本とはどこが違うかをちゃんと説明してくれました。
それだけではありません。ガブくんは、シチリアで古典を学ぶ高校に通っていますが、日本の古典にも興味を持っています。徒然草の「猫また」は、「とても面白い」そうです。
また、伊勢物語の「芥川」も読んでいました。
言葉の読みかたや意味も、日本語でコメントを書き込んでいました。
現代の日本語と古典では、文法や言葉の使い方が違うので、混乱しないかを聞いてみたら、日本語がどのように変化していったのかを知ることが出来て面白い、今度は「漢文」にも挑戦したい、と話してくれました。国語の先生が聞いたら泣いて喜ぶのではないかと思いました。
ガブくんは、シチリアに帰ってからも、日本の古典を読み続けたいそうです。さすがはシチリアで「古典を専門的に学ぶ高校」で学んでいるだけのことはあると思いました。また、それだけでなく、好奇心やコミュニケーション能力も凄いと思いました。
よく、海外では、「日本の文化」を研究されている外国人の研究者がいることを聞いたことがありますが、まさに、ガブくんのような高校生が、そうなっていくんだろうなと思いました。
交換留学生という形で、ガブくんと知り合えた生徒は、日本に居ながらにして、国境のない「グローバル」な世界を垣間見ることができるのではないかと思います。皆さんの中には、将来、海外で仕事をすることがあるかもしれません。ガブくんのような「日本の文化」大好き、という外国人に出会うこともあるでしょう。そんな時、多少なりとも話が合わせられる教養を身に付けておくことは必要ではないかと思いました。
ガブくんは、本当に素晴らしい留学生だと思います。
【高2】「#アップサイクルTOCHIGI」経過報告・企業向けプレゼンテーション
参加生徒2年生10名
大鷲真依、栗林莉子、小松原千楓、田部田春香、青柳妃砂、小熊優衣、蓮沼萌衣、平川柚葉、山口美礼、渡辺将有
10月4日、企業向けプレゼンテーションに臨みました。
来夏に予定されている東武鉄道「新型スペーシアX」の導入に合わせ、「新しいとちぎの旅」を高校生が提案するこの企画。これまで、お互いに往き来をしながら交流を重ね、アイデアをともに練ってきたパートナー校である岩倉高生との共同発表です。
8月の岩倉高校への訪問後、両校生はLINEなどを通じて企画を温めてきました。
お互い、文化祭などの学校行事と同時並行の作業でもあったので、大変だったようです。
また、その過程では、普段、対面して話し合うことが出来ない難しさから、意思疎通にズレが生じるなど、生徒の間にはもどかしさもあったようです。
先月下旬、Zoomにて共通理解を図る機会を持ち、改めて資料作成の役割分担等も確認しました。プレゼン当日まで日がないところでしたが、不安を解消する好機となりました。
プレゼン前日、まとめ役である株式会社XPJPの渡邉さんを交えて、練習会を開きました。予定している20分枠を大幅に超えて60分近くにもなるなど、克服すべき課題がいくつかあがりました。
プレゼン当日。両校が作成したパワポ資料を一つにまとめてスリム化を図ったり、発表の順番を入れ替えたりして、出来得る修正をした上で臨みました。
当初は東武鉄道本社で直に、という案もありましたが、オンラインにて開催。東武鉄道をはじめ、東武トップツアーズやクラブツーリズム、HISなど名だたる旅行会社の方々も参加してくれました。
当然、緊張はあったかと思いますが、佐高生も岩倉高生も、落ち着いて堂々と説明していたのが印象的でした。結果として30分かかりましたが、スムースな展開に両校生の連携が良く現れていたかと思います。
(内容は、それこそ企業秘密なので未だ明かせません)
プレゼン後、参加して頂いた企業の方々からコメントを頂きました。
温かいお言葉を添えて下さる一方、当然のことながら、プロ目線での厳しいご意見も頂戴しました。
プレゼン終了後、早速、指摘して頂いたことに基づいて、活発に話し合いをする生徒の姿に頼もしさを覚えました。意欲は倍増したようです。
今回提案した企画を、頂いたアドバイスをもとにより洗練させるため、今後も話し合いを進めていくことになりました。
当プレゼンの様子は、後日、とちテレでも紹介される予定です。
今後も応援よろしくお願いします。
(顧問:石田)
【高1】総探 フィールドワーク研修(大学での講義受講)
高1生は、9/29(木)に高崎経済大学(文系希望者)、帝京大学(理系希望者)に出向いて、フィールドワーク研修を行ってきました。
帝京大学では、
まず、理工系における最先端の研究内容の1つとして「ドロ-ンから始まる電気飛行機の未来」という題目で同大の米田 洋先生から70分の予定を上回る90分以上の講義をしていただきました。最後には1万円台で買うことのできるドローン(カメラ付き)を教室内で飛ばしていただくパフォ-マンスもあり、生徒は大いに盛り上がりました。
また、後半はキャリア教育の専門家である同大の横山 明子先生から「私の夢を実現しよう -大学進学に向けて-」という題目で「働くこと・学ぶことの意味」「大学進学に向けてどう取り組んでいくべきか」などについてお話をしていただきました。
いずれもわかりやすく充実した内容で有意義な時間を過ごすことができました。
高崎経済大学では
「課題研究のススメ」として同大経済学部の三富 悠紀准教授より、ご講義いただき、その後、「学部生の生活」「学内施設見学」と、実際に大学生になったときの生活をシミュレーションするような時間を過ごすことができました。
【中3】伝統音楽教室
中学3年生を対象に伝統音楽教室が行われました。
9月28日(水)、中学3年生を対象とした伝統音楽教室が行われました。3名の講師の先生をお招きし、3会場(総合文化室・総合創作室・凌樟寮)に分かれ、日本古来の楽器である箏、三味線、尺八についてご指導をいただきました。生徒はそれぞれ希望したコースに分かれ、楽器に触れながら日本の伝統音楽について理解を深めていました。
箏の学習では「春の海」が、三味線の学習では「さくら」が課題曲として与えられ、生徒は限られた時間の中で真剣に練習に励んでいました。練習後にはクラス内で発表会が行われ、箏や三味線の音色が部屋全体に響き渡りました。生徒一人一人、心豊かな時間を過ごすことができたようでした。尺八の学習については、飛沫による新型コロナウイルスの感染を防ぐため生徒の演奏は行いませんでしたが、尺八の起源や音の出し方を学んだり、曲を聴いたりしながら、尺八に関する多くのことを学ぶことができていました。
伝統音楽教室のようす
<講師の先生方による模範演奏>
<箏の学習>
<三味線の学習>
<尺八の学習>
<発表会>
「さくら」の演奏
「春の海」の演奏
一人一人が真剣な態度で学習に取り組んでいる姿に、講師の先生方もとても感心していました。
講師の先生方には、今日一日、熱心に御指導くださいまして本当にありがとうございました。
【中1】ソーシャルチェンジ(総合的な学習の時間)
9月20日(火)6、7校時の総合的な学習の時間に、1組と3組は「ソーシャルチェンジ」の授業がありました。
これは、生徒が自ら社会課題を見つけ、その解決に取り組むプログラムです。困っている人の問題を自分のこととして捉え、チームで企画を考えプレゼンテーションをするという体験を通して、社会に当事者として係わっていく主体性や社会性を育みます。
まずは活動班を決めます。本校はさまざまな地域から通学しているので、地域ごとにグループを作りました。その中で役割を決めていきます。
今日の活動は「話し合ってみよう」ということで、「日本一面白い学校を作る方法」という課題に向けて、グループでアイデアを出し合います。
この授業のポイントは、
1「他人の意見を否定しない」
2「自分の意見を否定しない」
3「何でも言ってみる」ことです。チームワークを大切にすることで、多様なアイデアがどんどん出てくるようになりました。
現実にはありえないような斬新なアイデアがたくさんあり、おもわず笑顔がこぼれます。
今日は、各班で出たアイデアをひとつにしぼり、次回はそのアイデア実現のための企画をたててプレゼンテーションをする準備を行います。どんなプレゼンになるでしょうか。とても楽しみですね。
【中1】伝統文化教室(1の2茶道)
9月20日(火)6,7校時に、中学1年2組の「伝統文化教室(茶道)」の授業が行われました。今日のお菓子はお彼岸が近いということで「菊の花」でした。
今日の目標は、「茶道の歴史を理解することができる」です。「袱紗(ふくさ)」、「なつめ」、「茶しゃく」の使い方を習いました。袱紗のたたみ方を先生の手元を見ながら覚えます。
自分たちでお茶を点てるのは今日が2回目。緊張しつつも、美味しいお菓子とお茶をいただいて、あっという間に2時間が過ぎました。
「お菓子をどうぞ。」「頂戴いたします。」茶道の所作を通して、相手への気遣いを学ぶ貴重な2時間となりました。
【職員】「学力向上」教員研修2
9月15日(木)6・7限目に、本校教職員が「学力向上」教員研修を実施しました。
東京医科大学教授である、西 研 先生をお招きして、学力向上を目的とする校内研修を行いました。
先生の講義を拝聴し、グループに分かれて哲学対話(討論)を行い、教育の本質について、哲学的な視点から改めて考える経験をさせていただきました。
先生方は、明日からの授業に役立てようと熱心に討論していました。
西先生、本日はありがとうございました。
西 研 先生
略歴
鹿児島県出身。ラ・サール中学校・高等学校を経て、1982年、 東京大学教養学部教養学科相関社会科学専攻卒業、86年、同大学院総合文化研究科修士課程修了。駿台予備学校論文科講師、和光大学講師、京都精華大学人文学部助教授、和光大学現代人間学部現代社会学科教授を経て、東京医科大学教授。
著書
『実存からの冒険』 毎日新聞社 1989年 / ちくま学芸文庫、1995年
『ヘーゲル 大人のなりかた』 日本放送出版協会 「NHKブックス」、 1995年
『哲学のモノサシ』 日本放送出版協会、 1996年。 川村易 絵
『自分と世界をつなぐ哲学の練習問題』 日本放送出版協会、1998年 / 「哲学の練習問題」 河出文庫 2012年
『哲学的思考 フッサール現象学の核心』 筑摩書房、2001年/ ちくま学芸文庫 2005年
『大人のための哲学授業「世界と自分」をもっと深く知るために』大和書房、2002年 / 「集中講義これが哲学! いまを生き抜く思考のレッスン」河出文庫 2010年
『ニーチェツァラトゥストラ 「100分de名著」 ブックス』 NHK出版 2012
『ルソー エミール 「100分de名著」 ブックス』 NHK 出版 2016
『カント 純粋理性批判 「100分de名著」 ブックス』 NHK出版 2012
『哲学は対話するプラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉』 筑摩選書 2019
『しあわせの哲学』 NHK 出版 2021
他多数
【中3】紙漉き・藍染め フィールドワーク
今年度から、附属中の卒業証書が佐野市で作られている飛駒和紙になります。
9月10日(土)の午前、飛駒和紙の理解を深めるために、中学3年生の有志9名で根古屋森林公園を訪れ、紙漉き体験をしてきました。
飛駒和紙は一枚一枚手作業で漉かれており、一日に多くても100枚程しか生産できないとのことです。佐野市内の小中学校のために年間2500枚の和紙を用意しているそうです。そのような多忙の中、本校の趣旨を御理解くださり、卒業生のために卒業証書を作っていただけることになりました。快諾していただき本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
午後には、1年生の時に藍染め学習でお世話になった藍絽座の風間幸造さんを訪問し、名草にある足利市民交流センターで藍染め体験を行ってきました。この日体験した藍染めは「生葉染め」という染め方で、1年生の時とは異なる藍染め体験をすることができました。染めたシルクのストールを近くの川ですすぎましたが、暑い日の川はとても気持ちよく、さわやかな気持ちになりました。
【中学】合唱コンクールに向けた活動
9月22日(木)に行われる合唱コンクールに向けて、合唱練習や実行委員の準備が進んでいます。
昼休みや放課後になると、中学の教室から合唱の歌声が聞こえてきます。
どのクラスもパートリーダーや実行委員の生徒を中心として、一生懸命に合唱練習に励んでいます。
昨年と同様に、3つのパートを教室と廊下で分け、マスクを着用したままで歌うなど、感染症対策に気を配りながら練習に取り組んでいます。
また、イラスト・スローガンの代表作品や学年ごとの発表順も決まり、曲名の「めくり」も完成するなど、実行委員会による準備も着々と進んでいます。
【イラストの代表作品】
【スローガンの代表作品(2人の合作)】
『 史上最響! 百歌繚乱!! ~咲き乱れる私たちの歌声~ 」
合唱コンクール当日、佐野市文化会館に美しい歌声が響き渡ることを楽しみにしています。
特にありません。