お知らせ

2014年10月の記事一覧

「とちぎ協働祭り」にSSHクラブ員参加

      10月26日(日) 「とちぎ協働祭り」栃木市総合運動公園
 

  私たちは「キッズワーク」を担当しました。ここでは、子供たちがお仕事体験をします。
看護婦、歯科衛生士、警察官、消防士、車販売、新聞記者などいろいろ体験ができます。
私たちは「科学研究所」をやりました。生物班が「顕微鏡を使ったネンジュモの観察」、
物理班は「光の回折を利用して模型を作り、虹を見てみよう」です。
  60分で参加者は小学生です。1回目6名、2回目5名の参加数でした。
  では、その様子を見てみましょう。まずは、生物班です。
      説明を聞いています。        お母様方も見守っています。
     
          顕微鏡で観察しています。
     
      物理班の様子です。          光の説明をしています。
     
     完成した模型で虹を見ています。    作製中。
                 
   小学生たちは熱心に取り組んでいました。終了後に集合写真を撮りました。
     

第3回群馬大学実験講座

           SSHサイエンスラボラトリー  第3回群馬大学実験講座

   平成26年10月4日(土)群馬大学と本校において行われました。
 参加者は1年生の希望者です。
  1.キレート滴定 2.金属の引張試験 3.ペーパクロマト 4.プログラミングは、群馬大学で
  5.顕微鏡観察は本校で実施しました。 
  実験内容と実験の様子です。
       
 1.(キレート滴定)   キレート滴定法を用いて水の全硬度を算出し、データーの整理・
   グラフの書き方等を行いました。参加生徒 7名

         
 2.(金属の引張試験)   引張試験を行い金属の変形過程を観察するとともに強度を
    調べました。  また電子顕微鏡を用いて破断面を観察しました。 17名
  
                 
          
                      
 3.(ペーパークロマトグラフィー による物質の分離と解析)
  抽出法の違いによるRf値の違い等の比較を行いました。  4名
                
             
 4.(Flashを使ったプログラミング体験)  Flashを使った未完成のプログラミングを
  完成させるというスタイルでプログラミングを体験しました。  3名
        

                
 5.(顕微鏡でのぞくミクロの世界)  顕微鏡を用いて花粉や水の中の生物を観察・
  考察しながら、顕微鏡の取り扱いの基礎を学びました。   18名
        実験の様子               コスモスの花粉
        
      水中の藻類                  水中のワムシ
        

自治医科大学 学問探究講義

10/24(金),自治医科大学から 黒尾誠(くろおまこと)先生 をお招きし,
「アンチエイジングを科学する」と題して学問探究講義が開催されました。

黒尾先生は,抗老化(アンチエイジング)に関する世界的な研究者であり,先生の現在
追求されている最先端の研究内容について,生徒にも分かり易くお話しくださいました。
また,後半には科学の一般的な研究手法についてもお話くださり,SSHで「一人一研究」
に取り組んでいる生徒たちにとって多くの示唆を得ることができました。

生徒からも様々な質問があり,参加した生徒にとって貴重な体験となりました。

 ①  ③

この講演会は,「国民との科学・技術対話」の推進に関する事業として,自治医科大学の
特別授業として行われました。
このような機会を与えてくださいました自治医科大学の皆様に感謝申し上げます。

SSH授業「食材を使った動物の組織の観察」

            SSH授業「食材を使った動物の組織の観察」

  生物の授業において、身近な食材を使って実験を行いました。「手羽先を使った実験」
の第2弾です。今回使った食材は、1.若鶏のハツ(心臓) 2.豚 レバー 3.豚骨 
4.生ムキサメ(北海道・青森県沖)です。
  それでは、実験の様子を見てみましょう。(10月17日、3年理系生物クラス)
  食材一覧と、各自に取り分けている様子です。
        
  1.心臓を上から見ると血管の穴が確認できます。右は心臓の内部と取り出した血餅(黒色)。   
                
  タブレットで動画を見ながら解剖しています。右は心室を示しています。
         
 2.豚のレバーは、今回時間の関係で、色や感触を確かめ、血管を確認したのみでした。
                 
 3.豚骨は、のこぎりで切ります。全員で少しずつ切り、その硬さを実感しました。
  目的は骨髄の観察です。指を入れると柔らかく、骨の表面の穴から血が出てきたのには
  驚きました。写真下段の右が、骨髄を取り出した穴です。
      
       
  4.ムキサメは、アブラツノザメの筒切りで脊椎骨が観察できます。サメは軟骨魚類の
   代表です。モロは大型のネズミ鮫の切り身で骨はありません。脊椎骨の軟らかさを
   触って確かめ、そのまわりの筋肉を観察しました。
     

SS基礎研究

                     SS基礎研究

     「1年SS基礎研究」の生物分野の演習は「DNAの抽出実験」です。
    実験の様子を見てみましょう。
      タマネギをすりおろして、飽和食塩水を入れ、すり鉢でよく当たってから、
    がーぜで濾します。その液を試験管に分注します。
          
     実験の様子です。みんな熱心にやっています。
          
      シャーレの中の白いものが抽出したDNAです。このDNAを水で溶いて
    筆で字を書きました。酢酸カーミンで染色すると、DNAは赤く染まります。
         
      片付けも重要な活動です。最後にレポートを書いて提出です。