学校日誌

『令和3年度卒業式が挙行されました。』

  令和4年3月1日(火)、全日制・定時制合同の矢板東高等学校卒業式が行われました。

今年度は、全日制139名、定時制10名の計149名の卒業生が本校を巣立っていきました。校長式辞の中で、杣保男校長は、本校を旅立つ卒業生に二つのことをはなむけとしてお話しになりました。一つ目は「教養をそなえた人であって欲しい」ということ。哲学者の鷲田清一は、複眼、すなわち複数の視点をもって物事、状況をみることができるかが教養を身につけているかどうかにかかわると紹介しました。二つ目は「変化の激しい時代を生きるたくましさを持って欲しい」ということ。校歌三番にある「機に敏く広き世界にはばたかん」をぜひ実践して欲しいと述べました。

その後、PTA会長、同窓会長からの祝辞をいただきました。在校生代表からの送辞、卒業生代表からの答辞では、卒業生・在校生が互いにそれぞれへの感謝の意を述べました。

 今年の卒業式も、新型コロナウィルス感染症対策として、時間と規模を縮小した式となりました。参列者の数を制限させていただくため、特に保護者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、感謝式で杣校長が述べたとおり、心をこめた卒業式が挙行できるよう職員一同励みました。おかげさまで素晴らしい卒業式を挙げることができました。ご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

それでは、卒業生の皆さん、卒業おめでとう!矢東の教えを胸に、広き世界にはばたいてください。皆さんのますますのご活躍をお祈りいたします。

          卒業証書授与                               校長式辞                                在校生送辞

          卒業生答辞


第17回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト地域文化部門(団体)優秀賞

國學院大學・高校生新聞社主催の第17回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストにおいて、本校1年生による作品が地域文化研究部門(団体)で優秀賞を受賞しました。

「栃木県のサメ食文化の変容について」をテーマに、半年かけて研究した内容を論文として仕上げました。

125日に行われたオンライン表彰式では、今後の研究の進め方などの助言を頂くとともに、他校の研究内容を知ることができ、大いに刺激を受けました。来年度は、最優秀賞を受賞できるように頑張って研究に励んでいきたいと思っています。
 
      オンライン表彰式の様子                研究を行った生徒たち 

「NHK歳末たすけあい運動」を行いました

 1213日(月)~17日(金)までの5日間、高校生徒会は「NHK歳末たすけあい運動」を行いました。募金総額は12736円となりました。

 今回の募金活動はSDGsを達成するための1つの方法でもあり、「1 貧困をなくそう、2 飢餓をゼロに、3 すべての人に健康と福祉を、10 人や国の不平等をなくそう」の4つの項目に該当すると考えています。

 募金活動に協力して下さった皆様本当にありがとうございました。

 今後とも生徒会の活動に厚いご支援と協力をよろしくお願いいたします。
  
   

矢板東高等学校・同附属中学校 第2学期終業式

  令和3年12月24日(金)第2学期終業式を実施しました。今年度もコロナ対策として、高校1年生のみが東雲ホールに集まり、その他の中学生、高校2・3年生は各教室でZoom配信にて視聴しました。
 式に先立ち、高校生対象に賞状伝達式を行いました。表彰を受けたのは29もの個人・団体で、本校生が運動部、文化部、その他の様々な活動で活躍した証です。表彰を受けた皆さん、おめでとうございます。
 続いて、終業式では、杣校長が「複眼」「VUCA」「OODAループ」「サーバントリーダー」というお話をされました。それぞれのキーワードの詳細については、ぜひ各自で調べてみてください。また、進路部長が紹介した本のタイトルは何でしたか?
 約2週間という短い期間ではありますが、冬休みの間に、やるべきことを計画的にこなしつつも、しっかりリフレッシュしてください。それでは来年1月7日(金)の3学期始業式で元気にお会いしましょう。

    
                              2学期表彰伝達式                                                  終業式 校長式辞(東雲ホールにて)                                      各教室でZoom配信を視聴

矢板東高等学校・同附属中学校教員対象 医学部入試セミナー

  令和3年12月22日(水)15:30~16:50(80分)、本校東雲ホールにて、富士学院 校舎統括本部長 村田 慎一様を講師にお招きし、教員対象の「医学部入試セミナー」を開催しました。本セミナーは、県教育委員会より指定されている「教員指導力向上事業」の一環として、医学部入試に実績ある予備校の富士学院の先生の講話を拝聴することで、本校教員の授業改善・指導力向上を図ることを目的に実施しました。
 いざ講話が始まると、講師の村田先生は80分間ノンストップで話し続け、まずはその熱量に圧倒されました。さらに、先生のお話を伺うことで、医学部入試では全大学で面接試験が課され、その結果、学力点がトップでも不合格になること、医学部受験は就職試験の意味合いも含むこと、何よりも医師になるという自覚や覚悟が必要ということがわかりました。
 村田先生のお話の中に出てきた「読解力の重要性」「正しい自己分析」「志望動機だけでなく志望理由を語れること」などは、医学部入試だけではなく本校生の進路指導に還元できる内容であったと思います。本校生の中にも医学部志望の生徒がいることから、本セミナーを通して学んだことを今後の生徒指導に活かしていきたいです。
     
              本校東雲ホールにて実施                富士学院 校舎統括本部長 村田 慎一先生