日誌

水産科掲示板

チョロンチーノ活動報告~缶詰完成しました編~

9月26日(火)

私たちチョロンチーノが試作を重ねてきた、「チョウザメペペロンチーノソース缶詰」を、水産科3年生の力をかりて製造しました。

今回の缶詰を作るにあたり、県内でチョウザメ養殖を行っている「渡辺正弘」さん「株式会社加藤工業所」さんから加工する身をご提供いただきました。本当にありがとうございます。

また調理の過程でキーポイントとなる玉ねぎは、本校で農業を教えてくださっている「平石厚夫先生」からご提供いただきました。

感謝しかありません。

予定していた時間を過ぎてしまいましたが、無事に缶詰が出来上がりました!

9月27日(水)

チョウザメペペロンチーノのラベルが完成し、中荒井先輩が届けてくれました!

私たちがイメージしたものが、想像以上のかたちになって完成したことに感動しました。

中荒井先輩、本当にありがとうございました。

また先日取材に来てくれた「ちゃんねる鰐」さんのYouTubeに私たちの取り組みがアップされました!

とても素晴らしい内容に編集されていますので、ぜひ足を運んでみてください!

https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO

先輩方、また多くの方の力をかりてこの缶詰が出来上がりました。

大会まであと1週間、全力で走り切ります!

水産科1年生の実習でスケッチを行いました!

9月27日(水)

本日水産科1年生が実習で取り組んだ内容は「スケッチ」!

講師に本校卒業生の瀧澤大倭さんをお迎えして、スケッチの基礎を教わりました。

瀧澤さんは、在学中に課題研究の授業で「リバーマップ」を作り上げた生徒で、水産科創設50周年のイラストなども手がけてくれました!

瀧澤さんが手がけたイラストを見て、驚きを隠せない生徒たち。今日はとてもよい実習ができそうな予感がします。

今回は「ギバチ」という魚をグリット線を用いてスケッチすることになりました。

生徒たちはホワイトボードに映る瀧澤さんのスケッチを参考に取り組んでいきます。グリット線があることによって、どのくらいの大きさで、どこから書き始めるのが良いのか、生徒たちは何の抵抗もなく書き始めている様子でした。私たち教員にとっても、とても参考になる時間でした。

生徒たちはとても真剣に取り組み、とても素晴らしいスケッチが完成しました。

今回学んだことを活かして、今年度のスケッチコンテストにチャレンジしてみようと思います。

瀧澤さん、ありがとうございました。

 

令和5年度日本水産学会秋季大会高校生ポスター発表で日本水産学会大会委員長賞を受賞しました。

9月20日(水)に宮城県仙台市の東北大学で行われた令和5年度日本水産学会秋季大会の高校生ポスター発表に水産科3年生の廣田晃さんが参加しました。

 

「武茂川の堆積土除去工事に併せて実施された多自然川づくり」というタイトルです。

内容は近年の治水工事による河川環境の変化と水辺の生物がすみやすい環境を守るためにどのようなことに配慮して河川管理を行えばよいかについての調査、そして工事の際に出る巨石をどう残して自然らしい川を造るかという活動についてです。

令和元年から本校水産科の課題研究の河川環境班が取り組んできた内容も含めたものです。

 

残念ながら研究というほどのデータは取れていないのがこの研究の課題ですが、活動全体を通した注目度は高く、発表を聞いていただいた先生方からはおおむね良いお言葉をいただきました。

 

 

そして結果は、「日本水産学会大会委員長賞」をいただくことができました。(最優秀賞相当)

 

馬頭高校周辺の武茂川や那珂川のようなセグメントⅠにあたる中流河川の河川環境を保全するためには、一定割合以上の巨石が必要だと思います。護岸や砂防、床止め、ダムなどの影響により巨石の供給が減少し続けている状況ですので、河川工事で出てきた巨石は良い河川環境を作るためにも、治水の面でも効果的に残す必要があると思います。

 

良い河川環境が無ければ、魚など水生生物も減り、内水面漁業も元気を失います…。

 

SDGsな内水面漁業にするためにも、清流「那珂川」、「武茂川」を将来に残していけるよう、研究や活動を続けていきたいと思います。

 

研究や活動にご協力やアドバイスをいただきました、栃木県河川課や栃木県水産試験場、水産技術研究所の坪井さん、日本大学理工学部の安田先生、近自然河川研究所の有川さんをはじめたくさんの方々の御協力でこの研究が続けられたと思います。ありがとうございました。

今後ともご指導やご助言をよろしくお願いいたします。

チョロンチーノ活動報告~活動PR編~

本日も卒業生の力を貸していただくことになりました。

本校卒業生で、現在生き物系YouTuberの「ちゃんねる鰐さん」にチョロンチーノの活動をPRしてもらえることになりました。

お忙しい中、テレビ電話を活用して直接お話をさせていただきました。

フィッシュ缶グランプリの概要や作成しているチョウザメのペペロンチーノ風パスタソース缶の現状について説明しました。私たちの思いである「#キャビアだけがチョウザメではない」「#チョウザメの身のおいしさを多くの人に知ってもらいたい」を鰐さんの力を借りて発信してもらうとともに、私たちもフィッシュ缶グランプリで優勝できるよう、残り短い期間ではありますが、試作やラベル開発に力を注いでいきたいと思います。

私たちの活動の様子が今後アップされていくので、ぜひYouTubeやインスタに足を運んでみてください。

https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO

https://www.instagram.com/wanivspbao

また私たちチョロンチーノのインスタも開設していますので、のぞいてみてください。

https://www.instagram.com/choron.chino

チョロンチーノ活動報告~缶詰ラベルの作成編~

LOCAL FISH CANグランプリの決勝大会に向けて、試作を続けているチーム「チョロンチーノ」の3名。

この日は本校卒業生で、現在デザイナーとして活躍している中荒井先輩に来校いただき、ラベルのデザインについてアドバイスをいただきました。

中荒井先輩は、在学中に本校で製造・販売している魚醤のラベルを作成した方です。

アドバイスをいただく中で、魚醤ラベルのモチーフ(アユは清涼感を持たせるため寒色系に、サケは婚姻色をイメージさせる暖色系に)や手に取っていただくための工夫点(文字の大きさやフォント)について、高校生に分かりやすく教えていただきました。

現段階のイラストについても細やかなアドバイスをいただきました。

ターゲット層や価格に見合ったデザインなど、新たな視点も加えて直しているところです。書き直したデザインについて、今後も継続してアドバイスをしていただけるとのことで、本当に感謝です。

お客様に満足していただけるラベルになるよう、より一層頑張っていきたいです!

中荒井先輩、ありがとうございます。そして今後ともよろしくお願いします。